貞子vs伽椰子のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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貞子vs伽椰子

[サダコヴァーサスカヤコ]
Sadako vs Kayako
2016年上映時間:99分
平均点:4.83 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-06-18)
ホラーサスペンスシリーズもの小説の映画化3D映画
新規登録(2016-04-17)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-01-17)【イニシャルK】さん
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監督白石晃士
キャスト山本美月(女優)倉橋有里
玉城ティナ(女優)高木鈴花
佐津川愛美(女優)上野夏美
佐藤みゆき(女優)橘茜
三浦透子(女優)
森田想(女優)真来
田中美里(女優)高木史子
甲本雅裕(男優)森繁新一
安藤政信(男優)常盤経蔵
原作鈴木光司(世界観監修)
脚本白石晃士
撮影四宮秀俊
製作江守徹
KADOKAWA
配給KADOKAWA
美術安宅紀史
照明蒔苗友一郎
あらすじ
ある日、女子大生の倉橋有里(山本美月)と上野夏美(佐津川愛美)は、リサイクルショップで買ったビデオデッキに入っていた「呪いのビデオ」を観てしまい、山村貞子の呪いを受ける。他方で、女子高生の高木鈴花(玉城ティナ)は引越当初から心を奪われている「呪いの家」についに足を踏み入れてしまい、佐伯伽椰子・俊雄親子の標的となる。霊媒師の常盤経蔵(安藤政信)は、呪いを打ち消し彼女らを助けるために「呪いの家」で貞子と伽椰子を戦わせるという決死の作戦を実行する。
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12
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9.《ネタバレ》 題名からすると真面目な映画にはとても思えないが、既成キャラクターをネタにした悪ふざけに終わるわけでもなく、それなりにまともな邦画ホラーになっている。ストーリー自体が旧2作のハイブリッドだが、この2系列を最終的に統合するため白石監督オリジナルの「カルト」(2013)の要素を加えており、全体としては既存のホラー映画3つを組み合わせた形に見える。今回登場のハイパー霊能者は「カルト」の登場人物そのままでもよかったのではと思うが、そうすると真面目なホラーに見えないのでまずかったのかも知れない。
最後のぶった切り方は唐突かも知れないが、「カルト」からの連想でいえばこれも予想の範囲内とはいえる(どうせこんな感じだろうとは思った)。それにしてもこういう終わり方とすれば本体部分がよほど面白くないと困るわけだが、その本体部分が他からの借り物で独自性が感じられないことが自分としては不満足につながった。ちなみに問題のビデオがあまり凝った作りでなかったのは残念である。

ところで、この映画で両者の混合物ができてしまったのは個人的に喜ぶような話ではないが、VHSの衰退によって消滅の危機にさらされていた貞子が勢いを盛り返すためには、やはり今回のようなデジタルメディア化が必要だろうとはいえる。
ただ、これは伽椰子に関しても同じだが、これまでは呪われる条件を極めて限定的にしていたことで、その条件に合致してしまえば絶対逃げられない、という過酷さが成り立ち得ていた面がある。この映画のように野放図に動画が流れてしまうと人類が滅ぶとは言わないまでも、世間の反響が大きすぎてかえって拡散が妨げられる事態に至るのではないか。細く長く続けることが大事だろうと思うが、別に続編など期待しているわけではない。

[2019/2/2追記] 伽椰子編の主人公役は玉城ティナという人だが、どうもあまり可愛く見えるところがない。少なくとも「呪怨」シリーズは出演女優を魅力的に見せるというのが特徴の一つだったはずだが、この映画がその伝統を受け継いでいるように見えないのも不満足感につながっている。貞子編の方も、主演の山本美月という人はともかく佐津川愛美さんなどひどい顔ばかりである(本人がこれでよければ構わないが)。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2016-12-24 10:14:53)
8.《ネタバレ》 見えない糸に引き寄せられ、誰かを巻き込み、そして誰もいなくなった。人気キャラの○○vs●●という地点で、ギャグホラーとして期待はしていたけど、肝心の貞子と伽椰子の対決が終盤の数分のみでそこまで可笑しいほどでもないので肩透かし。お互いの呪いで打ち消し合うどころか、共通の目的で融合するラストは、双方の映画をよく知らない自分にしては「これで終わり?」程度にしか思えなかった。もっと笑撃的なものを想像していただけに残念だ。
Cinecdockeさん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2016-12-19 22:08:14)
7.《ネタバレ》 対決するまでは割と良かったです。貞子と伽梛子では貞子の方が話がスムーズで、貞子のキャラクターはよくできているなと再認識した次第。霊媒師?が出てきてから対決するまでは少し強引で、それでも対決を期待していたから目をつぶっていたけど、もう少しバトルを見たかったですね。最後ももうひとひねり欲しいところ。
Banjojoさん [映画館(邦画)] 6点(2016-11-14 23:51:54)
6.《ネタバレ》 拝啓、 山村貞子様、やっぱりあなたは強かった。
今回その真面目に強くて怖いお姿拝見いたしまして心底惚れ直しいたしましたよ ご苦労様です とにかくよかったですよ 前作みたく、カマドウマとかにならなくて。
でもそのぶん、俊雄クンが猫じゃのうてカエルになってしまってましたね げろげ~ろ。

そして、もう一方の雌、
拝啓、佐伯伽椰子様、 やっぱりあなたはいつも通りに気色悪かった。(あ、でも良い意味で。)
ただし、残念ながらあなたのことはどうにもこうにも やっぱりにっちもさっちも好きになれんところが痛いとこ。
だからやっぱりなんだかんだで生理的に受けつけんのであれなんですよね・・(とにかくさ 普通に立って歩いてよ 足はちゃんと生えてんだからさ)とさ、まあ 以上。
3737さん [映画館(邦画)] 7点(2016-09-19 22:07:25)
5.《ネタバレ》 公開前のYoutubeやInstagram等を使ったPRからネタ映画だと思っていましたが期待以上の面白さでした。脚本が正統派かつ丁寧なもので良かったです。貞子は長い髪の毛と邪眼を武器にした能力者で伽椰子親子はパワータイプで得意技は跳躍して標的の首をへし折る事と特に過去作品のファンでなくても分かりやすくて素敵ですが、肝心のバトルが物足りないです。伽椰子が獲物を捕らえた後に高速で下がる習性は何かの虫みたいで何度観ても凄く良いし、テレビに俊雄が吸い込まれたシーンは爆笑しました。皆の演技も良く水責めは印象的でした。美少女の悲痛な叫びで終わるのも伊藤潤二的で素晴らしかったです。大学の先生がビデオを観る時に、ビデオカメラを回して「私は〇〇です。〇時〇分、今から呪いのビデオを観ます」という記録映像を撮れば良かったと思います。ラストは結果的に倉橋有里を依り代としてしまったのかもしれないと納得のいくものでした。経蔵の「貞子!会いたかったぜ!」みたいなノリは大好きですが、すぐに気を失ってしまい連れの少女も腰を抜かしてしまうので、少女が小さな結界を張ったりして「お、ガキが意外に強い!」という展開があれば最後はもっと盛り上がったと思います。
DAIMETALさん [映画館(邦画)] 7点(2016-07-03 01:08:26)
4.《ネタバレ》 細かい事にツッコまなければ、ある意味お祭り映画として観たなら、かなり楽しめる出来なのではないだろうか。決して真面目に観るなかれ。
私はとにかく、あの2大ホラーのバケモノ同士がどうやって戦うのか気になってしょうがなくなり、観に行ったのだった。

まあ、対決の持って行き方はなかなか自然で良かったと思う。都合よく呪いの家の庭に井戸があったりするけど・・・そこは、まあ目をつぶろう(笑)
あとあの家、電気通っているんんですね。
あと、敏雄がいつにも増してアグレッシブだったのが良い!貞子と対決という事で気合入っていたのでしょうか。


【ここからネタバレ】
この手の映画のお約束で、結局どっちかが勝つという事はないのだが、あのラストはBAD ENDすぎだろう。
絶望感しか残らないという・・・。まあホラーとしては良い終わり方なのかな。

【追記】
↑上で、対決の持って行き方は自然で良いと書いたが、良く考えたら無理矢理感が凄かったです。だって、その為に貞子サイドの設定変えてますよね?貞子の呪い以外での死を許さないという部分・・・。対決させる為のご都合主義ですね。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 6点(2016-06-22 21:02:14)
3.《ネタバレ》 来〜るぅ きっと来る〜♪経蔵&珠緒スピンオフ〜♪

前半は、貞子、伽倻子それぞれの呪いの理屈を説明するので、
両シリーズ未見でも一応わかる作りになってるが、やっぱりJホラーを牽引してきた
シリーズだけあって、知っていた方が面白さは増すでしょう。

見所はやっぱり両者のバトル。各々の呪いの強さをしっかり披露するので
貞子と伽倻子が対峙するまでの期待感や高揚感を煽る演出はうまい。まぁ、大筋通りですが。

登場人物に関しては、ヒロインは地味な印象、見た目オーラ薄い、幸は...薄くて当然ですね(笑。
それから胡散臭い女霊媒もそうだけど、唐突に出番が回ってきたかのような安藤正信演じる常盤経蔵と相棒の珠緒、
白石監督っぽいというか、狙い?意図してるんか分かり難いですが、大根役者っすね。。特に、盲目の珠緒なんてセリフ棒読みだし、杖の使い方なんて素人丸出し、ちゃんと演技指導したのか?ってレベルで笑わせてもらいました。

あと、メジャー作品だから当然映像のクオリティは高いけど、演出はチープ感漂うっていうね。これまでの監督の経歴から仕方ないところかな。既視感はあるし、インパクトもなく大味な印象。単純にお祭り的な雰囲気の作品ですよね。
【※以下、激しくネタバレ】


ラストのハイブリッド化については、ある程度予想はしてたけど、
貞子も伽倻子も、時代の流行に乗ったって感じですよね。
あれなら間違いなく呪いの伝染率やスピード含めて効率UPやね。
シネマブルクさん [映画館(邦画)] 5点(2016-06-19 08:14:56)
2.《ネタバレ》 アメリカの「フレディvsジェイソン」に匹敵するといっても過言ではないこの組み合わせ。エイプリルフールのジョークネタと思っていたら本当に作るとは思いませんでした。 どうやって対決へもっていくのかと思っていたら、それぞれの呪いの法則や設定を変えて化け物二人を絡みやすくしていてお祭り映画用の別世界の物語になってますね。対決の場を整えるまでのドラマは丁寧に描写され良い感じに出来ていて、呪いの家に呪いのビデオを見た人間を行かせるというのもアリだと思う。でも遂に両雄が対峙!という辺りがピークで後はどんどん下がっていくだけだったかな。呪いのビデオは不穏な気配を感じさせないショボい画になっちゃってたのも残念だったし、「バケモノにはバケモノをぶつけんだよ!」といきなり出てきたくせに存在感アリアリな安藤政信演じる霊媒師の常盤経蔵が言ってましたが、食い合いせずに融合してより強力になったという落ちはかなり微妙だった。意気投合したのか合体してクトゥルーみたいになっちゃったのには萎えましたわ。それぞれのシリーズのファンはガッカリしたと思うな。オンリーワンな存在なのに一つにしてどうする、と。これだけの映画なので清水崇辺りに任せた方が良かった気がする。 まあ終盤が気に入らないけど全体的には嫌いじゃないですね。俊雄くんは大柄になってていつもより妙にアグレッシブだった気がするけどイジメっ子連中を持って行ったのは良かった。その後にイジメられっ子を伽椰子が持って行ったのは「勘弁してやれw」と思いましたけど。霊媒師の常盤経蔵と相棒で霊感のある盲目の少女珠緒はキャラが立ってたのでスピンオフを作ってもイケそうな気がしますね。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 6点(2016-06-18 21:27:24)
1.《ネタバレ》 このラストはないでしょう?せめて話はちゃんと終わらせてよ。受けたら続きを作るつもり?受けなかったらこれで終わりだよ。貞子と伽椰子を引っ張り出して単なるスピンオフドラマでも作ったつもりなんだろうか?その2人の扱いもひどいもので、もはや元の貞子、伽椰子、ついでに俊雄もカケラもありません。俊雄なんて完璧におバカキャラになってるし。これ以上書く気にならないが、これで終わりだと悲しすぎるんで女優陣を少しだけ評価すると、山本美月は優等生的で面白みに欠ける、玉城ティナはどこが良いのかさっぱり分からない、そんな中で佐津川愛美はあっちゃん似で小悪魔的キャラがなかなか良かったです。どっかで見たと思ったらヒメアノ〜ルのヒロインですね。あれも良かったしね。
映画自体はオチのひどさでこの点数で。
ぴのづかさん [試写会(邦画)] 3点(2016-06-18 16:44:53)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 4.83点
000.00%
113.45%
200.00%
3620.69%
4827.59%
5413.79%
6517.24%
726.90%
826.90%
913.45%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 3.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 2.66点 Review3人
4 音楽評価 3.66点 Review3人
5 感泣評価 1.66点 Review3人
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