17.胸が締め付けられるような気持ちの痛みってのが、北野作品の好きなところなんですが、この映画ではあまり見られず残念です。過去2作のしがらみも多大に影響していたように思います。最初から最後まで通夜のような救われることのない雰囲気があり、北野作品独特の抑揚もありませんでした。俳優陣の演技も微妙で、どことなくVシネのような素人感が漂ってましたね。うーん、次回はしがらみなく好きなようにやって欲しいなぁ。 【Keytus】さん [DVD(邦画)] 6点(2018-07-03 22:53:37) |
16.《ネタバレ》 引き続き面白く拝見は致しましたが、3作品の中では間違いなく一番の凡作です。 あのラストは、大友のけじめということでは必要だったのかもしれませんが虚無感そのものでしたね。 カタルシスのあった前2作とはやはり違う。その辺の好みで評価が分かれそう。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2018-06-10 19:57:03) |
【なたね】さん [DVD(邦画)] 2点(2018-05-14 14:10:58) |
14.これ、本当にたけしが作りたくって作った映画なのか?そう思えてしまうほどやる気を感じられなかった。大友を最終的に自殺に追いやるためだけに作られた映画。はい主人公完全に死にました、これでいいでしょ。もうこれで作れないよ。そう、スクリーンの向こう側からたけし監督がうそぶいているように見えました(笑) |
13.《ネタバレ》 どうりで盛り上がっていなかったわけだ。納得。 遊び心が無くなってますよね 故に娯楽感が無くなってしまってますよね 相棒が大森南朋っちゃ それナンですか そんな安っぽくしてしまったキャスティングに大いに不満。 しかも、日本列島内での抗争だというのにマシンガンなんて持たせてしまったわけです。それではアメリカで頻繁に起こる銃乱射事件と一緒でただの狂気の世界となってしまうだけではないか ここは日本なんです 話にマシンガンを持ち込まないでいただきたい ちゃんと短銃一発に気持ちを込めて勝負をしている体でやっていただきたかったのですよね はぁ残念。しかも、その二人が返り討ち浴びることもなく死なないて。そこにツヤにスカした大森南朋のドヤ顔見せつけられるなんてさ ウッハ 安いよ 安っぽすぎてますってば 冷めた~。 しかし、最後に言うか言うまいか迷った末に言ってしまいますが、本作最終章において 残念でならないことの最大の一つとして挙げさせてもらいますならば、なんでシリーズエンドの最後において韓国ヤクザをのさばらせてしまったの 自国側だけ散々こねくり回してイジって笑いを取らせた挙げ句に惨めに晒して終わらせたくせして、なぜに韓国側だけクールに決めて終わらせる? そんな北野たけし脚本に少し失望しまったですよ。残念。 【3737】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-05-02 22:01:58) |
12.アウトレイジって感じはなかった。たけしとおなじみのメンバーが出てる程度であとは普通のVシネマの映画。 なんかたけし。西田さんの演技というか活舌がひどい。ゴースト~よりはましだったけど、ヤクザ役を結構無理してやってる感じがした。 個人的に松重さんの出番がほとんどないのが残念。唯一悪者じゃない人だからなのか・・・ 全員悪者って感じがしないし期待外れの最終章でした 【ラスウェル】さん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2018-04-29 20:06:40) |
11.《ネタバレ》 これはもう出涸らしというしかない映画でした。 脚本から何もかもが出涸らし。 公開当初の盛り上がりがあっという間に 失せたのも、その辺が原因だと思われます。 それも仕方がないと思える出来。 テレビ放映があったら見れば良いくらいの映画です。 【kirie】さん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2018-04-29 16:21:25) |
10.《ネタバレ》 「バカやろー、コノやろー」シリーズ最終章は世話になった韓国親分への義理を貫き通す闘い。子分のイチカワと共に散々に暴れて散る姿が潔い。大杉漣熱演の畑違いの新会長・ノムラの情けない最期。病んで痩せて威厳を失ったナカタ。前作までの濃いキャラたちがいなくなり、コメディになっちゃってバイオレンスの迫力や人物の重厚感が薄れてしまっている。良作なれど、何だか尻すぼみの印象でザンネンだ。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-01-27 22:25:03) |
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9.《ネタバレ》 初日、劇場は超満員だったので、みんな(私も含めて)期待していたことは間違いない。しかしながら、アウトレイジのシリーズとは思いたくない出来だったことも間違いない。カメラアングル、会話の間合い、役者の体調を考慮しての演出など、やはり不自然なシーンが多く、それが気になって色々と思いをはせて、作品にも集中が難しかった。決して役者さんが悪いわけではない。最終章を作るのが遅すぎたとしか言いようがない。とても残念です。。。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 5点(2017-11-12 01:35:17) |
8.《ネタバレ》 これはアウトレイジじゃないね。残念。 【センブリーヌ】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-10-29 03:46:10) |
7.終わった、終わった、さぁ~次いこう 3作まで引っ張って、この内容かというのが率直な感想 なんだかテクニックばかり上手くなったので オープニングシーンなどは”来るぞ”感があるが 後は既視感のある話の連続、役者の頑張りによってのみ維持されている 本当に役者は素晴らしい、北野映画に対する思い入れがスクリーンを 通して伝わってくる、気合が違う 唯一、演技に問題があるのは、そう、たけしさんアナタです もう監督業に専念する方が良いと思います 永遠に支持はしますので、そろそろ初期数作の感覚を取り戻してほしい 【カーヴ】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-10-16 12:38:20) |
6.《ネタバレ》 独特の間はいつもの北野映画であった。この間こそが当該監督の個性であり、普通の映画(?)では絶対にありえない作風となっている。しかしなんだかんだ言っても北野武監督の暴力映画というのは強い集客力があるのだろう。自分も結局このトリロジーは全て映画館に観に行った口だ。やはりそれだけの監督が今他に日本にいるかと考えると、その重要さがわかる。作品自体がそこまで面白いかと問われると、うーんと唸ってしまうのだが(笑)人を土に埋めて、そこを車が通るっていうのは、昔お笑いウルトラクイズで観た気が・・・。 |
5.だめだ、つまらなかった。見終わってガッカリ感が半端なかった。ストーリーがいまいちなのは目を瞑るとしても、その他の過去2作で良かった部分もダメだった。これまでのアウトレイジ感がそぎ落とされてしまった。登場人物たちに今までのような迫力感がないし、新たな登場人物たちもインパクトがない。それと塩見さんが病み上がりで、頑張って演じられたようなのだが、これまでインパクトの半端ない役だったので、出番も多いだけに申し訳ないがどうもいろいろ気になってしまった。ただ、他の役者たちもなんだか演技が今回はおかしい感じがした。キャストの中では松重さんは安定していて、あの役でスピンオフでも見たいとも思った。 【スワローマン】さん [映画館(邦画)] 3点(2017-10-14 15:54:35) |
4.《ネタバレ》 相変わらず日本映画界の実力派による超豪華な学芸会ヤクザ映画。お話は陳腐でいい加減そのもの。 1作目と2作目はよく似ている雰囲気だったが今回は細部を色々変えてきてた。韓国マフィアとヤクザの雰囲気のコントラストがなかなか興味深い。スーツの着こなしや銃声、演技や演出のディテールを楽しむのが正解。タケシと西田敏行とピエール瀧がこの映画の中心なんやけどこの3人の演技が変。わざとなのかはわからないが周りを固める役者が素晴らしかったぶんちょっと不満。 【CBパークビュー】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-10-14 12:21:33) |
3.《ネタバレ》 前作が『ビヨンド』なら、常識的にいって本作は『ファイナル』か『フォーエバー』ですよね。何故に『最終章』だったのか。見終えてその謎が解けた気がします。それは監督からのメッセージ。“お前らの想像どおりには行かないよ”ということ。テンション高い「バカヤロー、コノヤロー祭り」を期待していた私としては完全に一本取られた心境です。でもちょっと嬉しいような。多分、正しい商業監督、あるいは職人監督なら、ちゃんと観客のニーズ通りの映画を撮ったでしょう。でも北野監督は、芸人であり、芸術家。同じコトの繰り返しでは満足しなかったものと推測します。前2作を前フリに使っての見事なスカシ。裏切りこそ笑いの神髄。痺れました。雰囲気激変の静かな『アウトレイジ』ではありますが、基本エッセンスは健在でした。会長、花田のエグ過ぎる殺され方。大友&市川のマシンガン襲撃。カタルシスは十分です。シリーズ映画完結作として、ケツの拭き方も見事なもの。ただ、大友が「なんだよ、お前ら信じちゃったのかよ。コレだよコレ」なんて台詞を吐きながら、トマトケチャップを差し出してきたら、拍手喝采したい気分ではありますが(笑)。(以下余談)それにしても役者「北野武」は全くもって大根だと再確認しました。いや正しくは味わい深いので“いぶりがっこ”でしょうか。好きな演技は塩見さん。印象に残ったのは原田泰造さん。あの小物感、テンパリ感はいいなと。大御所・名優・クセモノ揃いの俳優陣の中で、チョイ役ながらちゃんと輝いていたと思います。 【目隠シスト】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-10-13 23:59:12) |
2.《ネタバレ》 本シリーズの主要キャストでもある車の艶光りが初っ端から画面を彩り、年季の入った男たちの顔貌の凹凸と対照を為す。 真っ暗な車内に滲むように浮かび上がるビートたけしのどこか枯れた風情にはすでに死相が漂うかのようである。 罵りの科白もどことなくトーンダウン気味、動作もミニマルであるのも意識してのものだろうか。 大森南朋・ビートたけしと西田敏行がまみえる屋上駐車場の、海を遠望する俯瞰ショットなど、 一見ありふれていそうだが異質な世界観とスペクタクルを感じさせるロケーションが眼を引く。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-10-07 21:55:02) |
1.前2作に比べ派手さも遊びも抑え目。恒例の指詰めシーンはおろか、視覚的に痛いシーンが少ないので、そういうのが苦手な方にはおススメできる。 私みたいに今回はどんな残虐な処刑方法が見られるんだろうとわっくわっくしながら観に行くという間違った鑑賞方の人には物足りないだろう。 しかし、ヤクザ達のドラマは相変わらず緊迫感に溢れ、シリーズのファンには満足のいく出来だと思う。 映画館が混み混みで、かなり前の方で観た為、画面に所狭しと並ぶ怖い顔のオンパレードには息苦しくなるほどだった。それぐらい皆ヤクザにしか見えないし、気合が感じられた。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-10-07 18:46:37) |