129.《ネタバレ》 「連合赤軍の前に戦わなければならない相手がいる」それは、田舎警察であり、上層部であり、マスコミであり、世論であり、そして、恐らくは自分自身。日本一有名な「あさま山荘事件」における警察のすったもんだを描いたこの作品、意外と評価が低いようだが、日本でもこういうタイプの映画が作られるようになったということを素直に喜びたい。連合赤軍の内情については一切描かないという思い切った脚本も素晴らしい(赤軍については若松監督の『実録・連合赤軍』等を観れば良い)。役所広司はじめ、キャスティングも巧い。「人事を尽くし、天命を待て!」 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-29 06:55:16) |
128.グダグダですね。これで人質が助かったのは奇跡に近いですよ。 【Yoshi】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-04-30 00:33:13) |
127.事件を知っていることが前提?犯人側の行動がほとんど描かれておらず、警察内部のごたごたを延々と見せられて正直退屈した。ただ、全体として豪華なキャストと重厚な作りは評価できる。 【mhiro】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2008-04-04 10:24:35) |
126.ヌルく牧歌的なシーンと緊迫感を持たせるシーンのバランスが絶妙で、中途半端な感情移入やお涙頂戴にならない所が好感。ドロドロしたどうでもいい派閥抗争やダンドリの悪いグダグダな突入シーンも、面白く観させる手管は見事。 当時は、母が胎教代わりにこの報道を観ていたらしい。そうか。私が中途半端に社会派好きな理由は、この胎教が原因なのかも? 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-13 22:55:29) |
125.狙いはわかるものの、こういった事件を扱うのに一方しか描かないのは如何なものか。 観客がこの事件を知っていることが前提になっている。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 2点(2007-11-20 15:30:21) |
124.《ネタバレ》 あさま山荘事件を警察サイドから、生々しく描いていて非常に面白かったです。連合赤軍以外にも、マスコミや世論、そして警察自身と戦わなければならなかった大変さが伝わってきました。しかし、これだけの大事件にも関わらず、縄張り意識やメンツ、肩書きなどに拘りまくっている警察組織の状況を見せられると非常に暗澹とした気分になってしまいますね・・・・・。 ちなみにこの作品には、連合赤軍の姿(人物・思想等)は殆ど出てきません(銃口くらい)。是非、逆に警察の姿が殆ど出てこない若松孝二監督の「実録・連合赤軍」と合わせて見ることをお勧めします。 【TM】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-11-04 20:32:46) |
123.日本の本物の役者が多数出演。リアルタイムにみていない世代なので点数は付け難いが、役者陣に7点。 【あるまーぬ】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-07-31 17:06:03) |
122.稀に見る無難さです。良いところを言えといわれても、特になかったし、それじゃあ悪いところは、といわれても、特になし。点数でいうと4だと低いし、6だと高い。だから5点を謙譲します。 ぶっちゃけて言いますと、某局のプ○ジェクトXで取り扱ってた方が面白かった。 【SAKURA】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-02-19 23:07:14) |
121.佐々さんの当時の記憶が、事実と違っているという証言が多いらしいが、これは佐々さんの記憶に基づいているのだから仕方ない。それにしても、期待外れ感が非常に大きい作品。もう少しシュミレーション的要素が強いと思っていたが、物語は淡々と進むし、何かNHKの出来の悪いドキュメンタリー番組を見ているような気分にさせられた。また、ぶつ切りされた不自然な編集も違和感ありまくり。せっかく大勢のエキストラを動員したのだから、もう少しそれを画面に生かせなかっただろうか。 【ドラりん】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-02-18 23:29:34) |
120.当時のことはよく知らないので勉強になりました。警官が死んだのは後藤田正晴の責任でしょう。 【doctor T】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-12-26 02:47:32) |
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119.なかなか見ごたえのある作品でした。当時は私は生まれていなくて、鉄球などの映像は記録映像やニュースなどでしか知らなかったので、「なるほどこういう作戦だったのか」と感じました。現場の緊迫感と混乱が生々しく描かれ、しかも警官同士のプライドと規則の板ばさみによる葛藤も見られて、外国の警官映画のようなヒーローというより、地に足のついた警官像が見られて興味深かったです。そして唸ってしまったのがこの台詞。「どいつもこいつも現場指揮官になった気でいやがる」…現場の事は現場の人しかわからないんですよね。 【次元転移装置】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-06-16 11:37:59) |
118.犯人と警察が対立して、「おっ」と思ったけど、それからはずっと似たようなシーンが続いて飽きる。そして物語の本体は、犯人との駆け引きより警視庁の理不尽さと長野県警の無様さのほうが詳しく描かれている。これじゃあ面白くないよ 【ラスウェル】さん [ビデオ(吹替)] 2点(2006-05-21 21:12:12) |
【k】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-24 22:39:33) |
116.この事件を直接知っているわけではないので、エンターテインメントとして見ました。緊張感、スケール感(日本映画には珍しい!)があって楽しめました。何かを考えさせられる、心に残るというものではなかったですけれど・・・ 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-30 23:55:33) |
115.《ネタバレ》 この作戦は失敗だったんじゃないか。最大の原因は、後藤田の最初の命令だな。あれもこれもと作戦目標がたくさんありすぎる。ミッドウェイとおんなじだ。まずい作戦のおかげで下っ端の警官がいっぱい殺されて、それで指揮官の誰かさんは、マイホームで家族と末永く幸せに暮らしましたってオチか? なんか、俺にはよくわかんねーよ、この映画。 【駆けてゆく雲】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-13 21:29:05) |
114.あの有名な、連合赤軍による人質立てこもり事件から30年も経ち何で今さらこの時期に、という感じもしなくはない。このように経過と結末がわかっている歴史的事件が題材だけに、どのような手法でもって観客を引き付けられるかが勝負でしょう。緊張感のあるドキュメンタリータッチの作品と思いきや、何とも苦笑を誘うコメディ風の演出。これは監督原田眞人の作風であり持ち味なのだろうか。それにしても、お役所仕事を絵に描いたような当時の長野県警のお偉いさんたち。実際のところ、こんな緊張感の欠ける職務ぶりだったのかは、いささか疑問に残らなくはないが。と言いつつも、当時の事を思い出しながら最後まで飽きずには見させてくれた。 【光りやまねこ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-23 23:10:00) |
113.この映画の主人公佐々淳行氏の原作を基にした映画化。この事件には興味があってさまざまな本を読み漁ってますから映像化は素直に楽しめました。あさま山荘事件における警察の裏話をコメディタッチで描いていて飽きさせません。問題は高圧放水という華の無いモノをクライマックスとして強調してしまったことですかね。それまでスピーディに展開してたのがあそこでブッツリですから、もう怒涛の流れのまま解決まで行ってもよかったと思います。低俗な犯人側の話を一切カットしてるのは英断。変態殺人集団については光の雨で。脚色だらけのお涙頂戴プロジェクトXにならなくて本当に良かった 【Arufu】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2005-08-28 07:52:38) |
112.《ネタバレ》 あさま山荘事件初の映画化作品。話題になった当時も見ているが、事件の対応に関わった元刑事が原作で、かつ東映作品ということもあってか、東映の映画を見慣れた今になって久しぶりに見てみるとヤクザ映画ではないが、どことなく実録もの映画に近い雰囲気で見ることができた。あさま山荘事件を徹底して警察側の視点で描いた社会派映画で、地元警察と警視庁の意地の張り合いや縄張り争い、メンツ云々が強調されて描かれているが、明るい音楽やコミカルな描写などで決して硬い映画とはなっていないのもいいし、日本の警察の実態を描いた映画としては志も完成度も高く面白いものとなっている。しかし、あまりにも警察内部の話に偏ったために、事件の背景が見えず、コトが起こって警察がゴタゴタやっているだけに見えて、あさま山荘事件という実際にあった事件が題材(一応、実話を基にしたフィクションであるというテロップが冒頭に出てはいるのだが。)なのにその題材自体がなんかもったいなく感じてしまい、これだったら事件は別にあさま山荘事件でなく、事件は完全フィクションでも問題なかったのではと感じてしまうのが残念だった。電話交換手を演じている街田しおんが良い味を出している。(2024年9月29日更新) 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 5点(2005-04-28 16:42:36) |
111.コメディ色が強いから、だいぶ脚色されたのだろうと思ったが、観ているうちに、これが真実なのだろうと思い直した。発砲には慎重な日本である。テポドンも見逃しちゃう日本。テロ対策もなってないだろう。30年以上も経ってるのに。そう思うと、当時、事件を乗り越えただけでも立派なもんかも。戦争じゃないってだけで、犠牲者が出たのにも関わらず、笑いを挿入しちゃってるのはどうかって気もするけど、でも、どんな過酷な状況でも笑える部分はあるのかもしれないし、そんな部分を振り返ってみて笑い飛ばせるような人だから、乗り越えることができたのかも(そんな人だから本を出しちゃうのかもしれないけど)。ドキュメンタリーとしても、映画としても観れる作品。役所さん、秀逸。 【日雀】さん 8点(2005-02-15 19:00:12) |
110.長野県警のあの描き方は、ひどすぎるだろう。県警から文句は来なかったのかね。またストーリー的に警察側の見方のみの非常に一方的なところは、警察官僚が描いた原作から考えればある種のリアルさ(あの事件における警察官僚の見解)を感じるが、この右極化する時代にこれを映画化することに薄ら寒さも感じる。作りもいかにも日本映画、もっとスケールの大きな演出は出来なかったのか。これがリアリティなのか。よくわからない。 【如月CUBE】さん 5点(2004-09-13 18:49:37) |