26.《ネタバレ》 タイトルとジャケットを見て借りたんですけど、思ったよりも重いテーマでしたね。自分の人生がどうなろうとも母と一緒に暮らしたいと一身で犯罪に手を染めていく...誰も責めることが出来ないもどかしい作品でした。 【ビバ!ロック!】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-12-20 14:50:44) |
25.《ネタバレ》 小銭を稼いできた子供が、夢のために大金を稼ごうとする。単純なことなのに、観ていてとても哀しかったです。手に入れようとすればするほど、色んなものをどんどん失ってしまう過程が、まさに抜け出せないの一言に尽きます。やってることは全て犯罪でどうしようもないんだけど、目的が…。16歳から一人前の大人ということがテーマなんだけど、15歳のうちの、どうしたらいいのか分からないもどかしさみたいなのが脚本に上手く表れていたと思います。『大人は判ってくれない』とか、『リリィ・シュシュのすべて』を観たときのような少年期の脆さがあって、後味が悪いのにとても良い映画でした。 |
24.タイトルを見て借りたので、このつらい内容に少し、面食らいました。 悲し過ぎる・・・・。 【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-04 12:56:33) |
23.母のために犯罪はしないって誓っていたはずなのに(まぁクスリ売ってる時点で犯罪だけど)最後が母のために犯罪を犯してしまう。親友の家に行って顔を切り刻んだ時のリアムの言葉が心に染みた。役者が現代の若者のようにリアルに演じていて上手でした。ラストでの姉の電話で何も言わず「電源が無いから切るよ」というリアムのセリフが切なかった。余談…「ケス」の監督と同じなんだぁ~~雰囲気的になんとなく分かる気がする。 【アンナ】さん [地上波(字幕)] 8点(2005-07-12 18:15:38) |
22.イギリス社会の最下層に生きる少年が、更に転落していく様を描く青春映画。主人公は自暴自棄になってる訳でも、裏社会でビッグになりたい訳でも、小遣い稼ぎをしたかった訳でもない。しかも自分がジャンキーになるつもりはなく、他がやらなかった事業を始める才覚があり、大手と提携する交渉術も持つ非常にしっかりとした男。彼のモチベーションは「家族で一緒に暮らす」というささやかな希望だけ。15歳の少年は、自分達の置かれた境遇を金で解決できると思い込む。しかし問題は金ばかりじゃなかった…。これは“SWEET”と言うには余りにも“BITTER”な結末です、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 00:10:26) |
21.母親に固執する理由が曖昧。マザコンを理由に犯罪に手を染めるのも説得力無し。 |
20.真直ぐ過ぎる子供っぽさと、大人びた姿勢が混在している主人公が切なくてしかたありませんでした。切ないけどリアルな描写で考えさせられました。 【ジョー大泉】さん 8点(2005-01-11 18:16:18) |
19.主人公の母親と一緒に暮らしたい、というひたすらに一途な気持ちにグッときました。主人公たちを取り巻く環境について考えてしまうと、どうしても余計に切なくなりますね。素敵な映画でした。 |
18.切なかったぁ。。もうちょっと違ったラストを期待していたけど。憎しみ、愛情、友情、喜びなどたくさんの感情を垣間見れてよかった。ただ、15才であれだけやってたのにはさらに驚きで、誕生日にあれってのもまた・・・。切ない話だけど快作です! 【アンリ】さん 8点(2004-09-30 02:36:15) |
17.主人公は純粋といえば純粋。母親は自分勝手で都合のいいお調子者。そして主人公の姉だけまともでした。母親が一番ダメキャラでした。 【ばかぽん】さん 7点(2004-09-29 23:00:44) |
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16.ケン・ローチの映画はどれも好きですが、この映画ではすっかり同調してしまいました。一生懸命に尽くす子供に対して迷惑ばかりかける母親。個人的に他人事とは思えなくてはまってしまいました。面倒ばかりかける母親でも生をあたえてくれたことを思うと、一生縁は切れないのでしょうね。フィクション映画なのにどっぷり感情移入しました。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2004-09-25 06:43:56) |
【リーム555】さん 6点(2004-05-12 18:30:10) |
14.家族と一緒の当たり前の暮らし。それを手に入れる為に15歳にして大人のように振る舞うことを余儀なくされたリアムの痛みが辛かった。ほんの少しの運命の違いで、私がリアムだったかもしれない。あるいはピンボールだったかも。大人がしっかりしなくちゃダメだよな、ホントに。 【黒猫クロマティ】さん 8点(2004-03-15 14:12:54) |
13.母と一緒に暮らしたい、家族を守りたい主人公、母である前にオンナである母親、母に愛想をつかし憎しみすら抱き、子供を愛する姉、みんな幸せな生活を望んでいるのだけだが、現実にはそんな甘いハッピーエンドなど存在しない。ただ大人の世界には善悪とかだけでは割り切れない社会が存在しているだけ。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2004-02-26 23:57:59) |
12.《ネタバレ》 リアムが最後浜辺で姉と携帯電話で話をしていて、「もうバッテリー切れだよ」というようなセリフを言ったのですが、その言葉がとても印象的でした。リアムはまだ子供なのに強くて、母親と一緒に暮らすためだけに頑張ってきたのに、その緊張の糸がプッツリ切れたような感じでした。救いようのないストーリーでしたが、だけどどこかに希望があるような、リアム頑張れって言いたくなるような、そんな切ない映画でした。 【Mプ】さん 7点(2004-02-14 00:03:13) |
11.切なくて痛い。子供は子供なりに大人を見て考えている事がある。確かに10代の人が見て今の環境を考えるきっかけになる映画だと思うけど、それ以上にいい年をした大人が見るべきストーリーだと私は思いました。 【tomomi】さん 8点(2003-12-02 06:54:10) |
10.《ネタバレ》 凄く日本の若者に見て欲しい映画。母親と幸せに暮らすことが夢の少年の姿をみて、普通に家族と暮らしていることに感謝しなきゃとおもった。最後の今日は16歳の誕生日なのに…。って台詞が泣ける…。。 【miha】さん 9点(2003-11-22 01:08:37) |
9.主人公の少年のやさしいもろい心が切なく哀しすぎた。大人しい語り口だがぐんぐん引き込まれる脚本だ。母親は子供に悲しい思いをさせてはいけない…と心底思う。しかし自分の性分に抗えない愚かしいその姿もまた真の姿なんだと思う。どんな状況であろうと強く生きるしかないのがとても切ない。普段着の街並みと抑揚を抑えた話し方は演技とは思えないほどのリアルさだった。このリアルさもまた凄い作品だと思う。 【ひいらぎ】さん 8点(2003-11-20 23:09:12) |
8.ケン・ローチの社会派という評判は聞いていたし、井筒監督が「泣けまっせ。観なさい!」と言ってたし、期待してたんですけど・・・うーん、いい話だったけど、何と言うか、微妙にはぐらかされてしまった感じでした。少し時間を空けて、も一回観てみます。 【ぐるぐる】さん 7点(2003-11-07 15:02:05) |
7.全く期待しないで観たんですけど、良かったですね。本当に家族を愛してるっていう彼の思いがヒシヒシ伝わってきて、切なかったし心が痛かった。私も色々考えさせられました。それにしても、訛りスゴイなぁ~。 |