25.《ネタバレ》 出来過ぎたお話で結末も殆ど分かってしまう作品なんだけれど、それでもドキドキさせられて結末にも感動してしまう。 この類の映画の楽しめる要素が凝縮されていて、本来的な映画の面白さがある。 お気に入りのシーンは、秘書となったポーラがカメラに映し出されるところ。最初は不思議な違和感がありましたが、その後に繋がっていく彼女の苦悩を視聴者に想起させまくってからのラストシーンは素晴らしかったし文句なしです! 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-06-29 17:16:28) |
24.《ネタバレ》 戦争で記憶を無くし、自分が誰なのかもわからない男が、女性とめぐり合い、幸せな生活を送りはじめようとした矢先、外出先で事故に合い、かつての自分の記憶を取り戻すと同時に、女性との日々の記憶を失ってしまう。記憶喪失者が記憶喪失するというなかなかスゴイお話で、中盤まではグイグイ引っ張っていきますが、二人が再開してからがどうも長過ぎ、クド過ぎ。これは感動が醒めるに充分な長さであり、いざハッピーエンドを迎えても、「今さら・・・」感が、無くも無く。 チャップリンが『街の灯』でスマートかつ印象的に描いてみせた、二人の出会いと再会に比べると、どうしてこうもまどろっこしいのやら。 男が女性のことを忘れて元の生活を始めると、映画も女性のことを描かなくなり、その分、見てる我々は、あの女性は今どうしてるのだろうと心配になる訳で、これは演出としては正解だと思うのですが、いざ、件の女性が登場すると、その間に経験したであろう様々な苦労もセリフでさらりと流されるだけ、妙にサバサバしているのがどうも引っかかります。 最後、すべての記憶を取り戻すオハナシにする必要があったのか、とすら思えてきて。ハッピーエンドが妙に虚しく、妙に安っぽい。 本作でちょっと面白いと思ったのが、音楽の使い方で、最初の方、劇伴音楽と効果音や劇中に流れる音楽が混然一体となって、なんかチャールズ・アイヴズみたいなコトやってるなあ、と。主人公の混乱した記憶を象徴しているらしく、終盤にも同様の手法が登場しますけれど、そうか、映画音楽という口実を使えば、実験音楽みたいな事をやっても言い訳が立つんだなあ、と。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-21 17:54:17) |
23.こういった映画はとかく最後に感動がくるもので、そこまで絶対たどり着く意志で観ていれば、まあいい感じに終えることが出来る。 この作品もそういったものです。これはないよな〜、というところもあるけど。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-21 15:36:40) |
22.どうもストーリーがご都合主義に思えて、リアリティが感じられない。ハーレクイン・ロマンス? 女性向けかな。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-20 13:15:44) |
21.《ネタバレ》 この映画の良さは、あのラストに凝縮。この後、記憶喪失を扱ったものは多いが、元祖だけあって、ピュアな原型で心を打つ。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-17 06:38:21) |
20.《ネタバレ》 地位や名誉・財産よりも大切なもの、それは真実の愛。 最後のシーンの「スミシー...!」「ポーラ...!」に全てが詰まってます。 あぁ、記憶が戻って良かったなぁって(泣)。 ロマンチックで素敵なラブストーリーです。 【VNTS】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-07-14 04:06:14) |
19.《ネタバレ》 強引ながら目が離せない物語運び。ワタシ、タイムスリップものを見たような印象です。13年の時を超えて、現代に戻ってきたと言う風。そんな印象が良かったことなのか、そうでもなかったことなのか、なんだか分からないんですよね。【追記】触手が動かない邦題、「心の旅路」。ある程度の期間が経過するドラマであれば、どんな作にも使えそうだ。原題の「ランダム ハーベスト」になにかこの不思議な物語を解釈するカギがあるような気がしてなりません。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-09-03 12:45:13) |
18.《ネタバレ》 皆さんのレビューの通り、まあ一部都合のいい展開もあるが やっぱり脚本がいい。 記憶喪失ものの映画やドラマはいくつも見てきたが、 元祖とも言えるこの作品のシナリオは完璧。 10点付けるかどうか迷ったが、理屈抜きでとても好きな映画。 【てれってれーR】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-07-17 15:57:31) |
17.《ネタバレ》 すばらしい最後が観れて良かったです。相手が気がつくまで待つって、辛抱強いね。秘書として現れたときはヤラレタ。突っ込みどころも多い映画ですが、それを超える脚本、俳優の演技に脱帽。酒場のオヤジに、気がついてって突っ込みをいれたくなったが、煙草屋から記憶をたどる部分は見事。映画評価は8点位とも思うが、最近なかなか最後、感動し、記憶に残る映画に出会わないと言う意味で+1点のサービス。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-08-28 01:44:26) |
16.邦題「心の旅路」は、まさにピッタリといった内容のロマンス映画。 十年ほどのスパンで構成されるストーリーということもあり、どうしても多少の無理 (特に中盤あたりでのハショリが気になる)や都合のいい展開が見受けられるのだが、 アイデアや設定は鑑賞者を惹きつけるポイントをしっかり押さえている。同監督の「哀愁」同様、 本作でも小道具の使い方がとてもうまく、オーソドックスな手法ながらも、 これまたこちらの心の琴線を擽る憎い演出で、品のいいラブストーリーに仕上がってます。 主役二人の役者さんもいい。恋愛感動ものとしては、万人向けでお薦めのクラシック作品。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-08-26 02:12:32) |
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15.今回のDVD鑑賞で3回目だが、何も知らずに見たときの大感動(10点)や、忘れていた部分が鮮やかに蘇った2回目(8点)に較べると、今回はとても感動が薄かった。(6点) それどころか昔感動した同じシーンが、今回は何か作られすぎという感じが強くした。記憶喪失になったり、終盤で記憶を回復する過程がいかにも都合良すぎはしないだろうか。 しかし原作も名作だし、映画もそれ以上の名作だとは思う。細部まで覚えてしまった記憶がじゃまをして評価がむずかしいが、とりあえず3回の平均点に・・・。 今回ひとつだけ違ったことは、前回までグリア・ガーソンの陰にかくれてしまっていたスーザン・ピーターズが、健気に見えたこと。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-30 23:54:44) |
14.《ネタバレ》 来たことのないはずの街のタバコ屋を知っていたところから、記憶の糸をたどって、たどり着いた家のドアが開き、そこにいた妻の名を口にするまでのシーン(早い話、ラストシーン)は、何度も見てしまった。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-17 11:39:21) |
13.《ネタバレ》 確かにちょっと展開に無理があるんだけど、最後の展開までも持って行きかたが上手すぎる。どこで記憶が戻るのか、ハラハラさせてくれた。苦労してやっと再び結ばれた二人が、幸せになって欲しいと素直に思わせる内容。大昔の映画なんだけど、カット割りや人物のみせ方など映画というのは、昔でほとんど完成されているのかなと思った。主演二人の演技力もさることながら(コールマン髭の元なんだね、知らんかったw)、キティ役のスーザンピーターズ。演技力も美貌も素晴らしいね。現代のトップ女優よりもずっと綺麗だ。 【パオ吉】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-05-10 02:32:02) |
12.《ネタバレ》 運命の悪戯と究極の愛について語ったクラシック名作。鍵穴が合うラストシーンは映画史に残る名場面ですね。二転三転するドラマティックな展開に魅了されました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-26 13:03:00) |
11.《ネタバレ》 昔の作品だからって甘い点数ってわけではないです、今の映画にこんな芸当ができるか?!と思うとやっぱり昔のを尊敬してしまうのです。周りでこれの良さを語り合える人がいなくて、ここに救われています。以前の方々で誤解しているところがあるのでちょっと訂正を:①ポーラことマーガレット(ガースン)はスミスィが失踪して7年がたったので死亡と認定され、重婚ではない。②精神科医と相談しているだけで、結婚しているわけではない。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-12-06 09:58:18) |
10.《ネタバレ》 いやーーー良かった! そりゃぁ確かに都合のいい設定多いですよ、記憶の消え方・よみがえり方とか 途中で秘書役で出てきたときは結構ビックリ でも、でもですよ、けなげに主人公を支え 最後の最後に家のカギ…これずーっと持っていましたね、それまでもちらちら画面に出てきてました… ドアがスー-っと開くと後ろに~ いやーーマジでいい!! 互いの名前を呼びあうラストは自分的に感動的ラストBest5に入るかも?(褒めすぎかな(笑 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-10-24 11:50:48) |
9.《ネタバレ》 最近の若者なもので、自分が生まれる前の映画に苦手意識があります。そんな中でも作品の質の良さを感じました。昔ながらのゆったりとしたテンポで退屈と感じる時もあったが、ラスト近くの思い出しながら歩いていくシーンは良かったです。ヒロインは40歳代で主人公は50歳代とかなりの熟年恋愛でありましたが、それをあまり感じませんでしたね。キティ役のスーザン・ピーターズも綺麗でした。婚約を逃したのはもったいないと正直、思いました。なかなか思い出さない主人公のじれったいところが逆に良かったのかな。やはり、昔の人は今の作品に厳しいのと同じで私は古い作品に厳しいのでこの点数で!! 【マーク・ハント】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2009-06-13 14:18:54) |
8.《ネタバレ》 昔の生活を取り戻すところくらいまではよかったですが、奥さんが突然登場して、えぇーっという感じでした。そこまでの道程みたいなものがほしかったですね。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-01-31 21:40:03) |
7.いいですね、ラスト近くにタバコ屋さんに辿り着くつくところまでは息もつかせないほど画面に引き込まれました。これこそ名作!! 【白い男】さん [地上波(字幕)] 10点(2008-12-20 09:34:44) |
【K】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-05-10 20:28:05) |