46.子供の態度に腹が立ってしょうがなかった。おばあちゃん、ぶっ飛ばしもいいんだよ。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-10-14 20:32:41) |
45.おばあちゃんの何もしゃべらない演技ビックリしました。 【Yoshi】さん [ビデオ(吹替)] 4点(2008-03-10 01:07:14) |
44.心が洗われました。 おばあちゃん・サンウ、ありがとう。 【YUMEKIBUN】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-02-11 16:00:04) |
43.《ネタバレ》 全体の8割はガマンのし通しである。もちろん主役のガキに対する怒りを抑えるための。とにかく傲慢不遜、悪逆非道、卑怯千万で、祖母の靴にションベンしたり口汚く痛罵するのは、ワンパクという域を超えている。正直、教育的指導の名の下に体罰を与えたくなったほど。それゆえ終盤でやっと更生しても割に合わず、憤りを感動で洗い流せるはずもない。というより、このあざとい感動小芝居を見せんがためにずっと苦痛を強いられたと思うと尚さら腹立たしい。てな訳で、狙いすぎの凡作と認定。 【丹羽飄逸】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-06-09 16:15:01) |
42.《ネタバレ》 役者さん達の演技は上手いし映像もすばらしいのですが,皆様もご指摘のように,ずいぶん描写があっさりしすぎているなというのが私の率直な印象です。シナリオ上で孫役の男の子が祖母と関わり合っていく過程において,彼の心境の変化にもっとストレートなコントラストをつけてくれてもよかったのでは?現実はこんな風だとさもいいたげなのかもしれませんが,人間は変わらないものだとしても,子供の頃はナイーブなあまり短期間で些細な出来事に影響を受けたりする現象はそれほど不自然でもないでしょう。お国柄で感覚が違うのかもしれませんが,同じ儒教的な価値観が社会の根底に流れていたりする訳だし,終盤というか後半で村童たちに負けないぐらいのモラルをもつようになってきたとか具体的なエピソードを交えてより寓話的な仄々とした展開にしてくれた方が自分的にはずっと好ましく思えます。 【黒い鶫】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2007-03-22 13:53:51) |
41.肉親からの無償の愛というものは元々幻想に過ぎないと思っている私。それでもこの映画はいい映画だと思います。その素敵さは愛にあるというより、人間性の描き方にあります。子どもは確かに極端なクソガキ。でもなぜそうなるの? この子の出自がそうさせるのですよね。おばあちゃんはハンディキャップがありすぎ。でも、少し前の日本にもこういう人はたくさん、とは言わないけれどかなりいたのですよ。子どももおばあちゃんも、特別な人々じゃないんです。この映画が静かに教えてくれる、伝えてくれてるものは実はすごーくたくさんあると思います。だけど、セリフも映像も性急にそれを伝えようとするのではない、抑えた表現となっています。そここそがすばらしい。人間と人間の葛藤がせつない、繊細な映画です。 【おばちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-11 12:59:48) |
40.《ネタバレ》 これでもかという程のクソガキ振り。この手の映画としては珍しく、明確な成長も無く、少し成長したように見えても直ぐに我が儘がぶり返して元通り。まあ、人間、そうそう簡単に成長するもんじゃありませんが。当然、我が儘ぶりにはイライラするものの、口の利けないばあちゃんに味わいがあったりで、意外に最期まで飽きずに観られてしまう。誇張したキャラ設定による極端な対照性は、映画として成功した部類なんじゃないだろうか。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-12 23:27:55) |
39.日本ではたとえわがままでも祖父母にあんなに威張り散らす孫はいないと思う。極端過ぎていまいち感動はできなかった。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-12-30 23:41:56) |
38.《ネタバレ》 うーん、韓国映画はどうしてマジメな映画を撮ると教育映画風、なんでしょうねぇ。これまた学校の体育館で見せられる系シネマ。それにしても凄まじいクソガキさ加減。段々と素直な良い子になってゆくと思うじゃないですか。ところが、ちょっと良い子になった?と思うそばからクソガキリターンズ。そんな状態が1時間半弱の映画で延々と1時間10分ほど。見てる間あばあちゃんが可哀想でクソガキにイライラして、そして気が付けば終わってしまうという、私にとっては癒しも涙もない、イライラ映画になってしまったのでした。靴におしっこかけちゃうとか、靴隠しちゃうとか、新しい靴をダサイって言って履かないとか、多くのエピソードを投げ出しただけで回収していない状態なのも気になれば、シーンとシーンの間が飛んで、今はどういう状態?って考えさせられるのも不親切だなぁ、と。そういう、散文調な方がリアルなのかもしれませんが、やっぱり映画としてのドラマティックな展開は欲しかったな、と思いました。ちなみに私のおばあちゃんは二人とも既にこの世の人ではありませんが、二人ともごく近所に住んでいました。父方のおばあちゃんは孫多すぎで(11人かな?)、兄弟の中では放任気味、愛情薄めだった父の子だったのであんまり相手にされず(孫に対しても贔屓ってあるのね)、母方のおばあちゃんは更に孫多すぎで(こちらは孫12人かな?)、毒舌パワフルおばあちゃんで叱られてばっかりと、おばあちゃんってステキ、って世界にゃ生きてませんでしたなぁ。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-11-13 01:31:28) |
37.ばあちゃんって「恐いもの」という印象しかない私にはちょっと違和感有。普通はちゃんと教育するだろ?韓国の田舎生活がどの程度のものか知らないが、設定も極端でアザトイ感じ。 |
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36.《ネタバレ》 はじめから内容がわかっているといえばわかっているタイプの作品ですが、最後まで見せてくれる力がありました。主役(?)のおばあちゃんは、映画など見たことのない正真正銘の田舎のド素人だったそうですが、「俳優って何? プロって?」と思ってしまう名演でした。おばあちゃん、ただただやさしいだけではなく、孫に何かを求めるとき、「バシ、バシ!」と床や机をラフに叩いたりし、芯はたくましい人物であることを感じさせます。 とても心温まる秀作だったと思いますし、高く評価しますが、かといって10点をつける気にはなりませんでした。本作のよいところは他の方々が書かれていますので、私はあえて自分が10点つけられなかったのはなぜかについて、ちょっと考えておきたいと思います。一つには、やはり、いくら脚本が工夫されているとはいえ、「話がきれいまとめられている」という予定調和感は免れない点があるように思われます。予定調和は、この種の作品の宿命みたいなものですが、そのためにどうしても得られる感動が、「人工的」とでもいえばいいのでしょうか、計算されたものにとどまってしまいがちです。本作も、私の場合はその壁を越えられなかったように思います。 いま一つは、シチュエーションが極端なことかな? ふつうなら、まず起こりえない状況に舞台が設定されているにもかかわらず、作られ方は限りなくノンフィクション的なテイストが求められています。そこに微妙な印象の齟齬が残ったような気がします。とはいえ、大変よい作品だったことには賛意を表したいです。ということで、8点也です。ラストのまとめ方はすごくよかった! 【delft-Q】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-10-24 20:07:27) |
35.《ネタバレ》 いやぁ、まいった。 涙がぽろぽろぽろぽろこぼれます。 ケレン味のない、淡々と、ただ淡々とした映画。 こういう経験をしていない人にはつまらないのかもしれない。 けれど、人が生きていくうえで、もっとも小さい単位のコミュニティーの中で育まれる、とても大切な「心の動き」。 それを大切に描いている。 押し付けがましくもなく。 孫は孫のまま、おばあちゃんはおばあちゃんのまま。 そうだよねーって。 「孝行をしたい時には親はナシ」じゃないけど、今ならじいちゃんばあちゃんをもっと大切にできるのになぁって想いがこみ上げてくる。 「琴線に触れる」という言葉がぴったりの、素晴らしい映画でした。 【とっすぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-10-23 21:53:11) |
34.ここで高く評価されているほどの魅力はないと思われる。ほのぼのしているシーンもあるが、全体としては過剰なほど淡々と進行する。観る人が観るとかなり退屈に感じるのではないだろうか。にもかかわらず最後まで見切れてしまうのは、子役のわがままさ加減がひいてしまうほどだからだろう。映像やおばあちゃんの演技からにじみ出る雰囲気には好感が持てるが、映画としては見る所が少ないなと言う感じ。 |
33.田舎の土の匂いや炭焼き小屋、肥溜めの香りとかがプーンと画面から漂ってくるような、そんな映画でした。でもその香りは決して不快でも不潔なものではなく、懐かしささえ感じさせてくれる不思議な感触。というか私の父親の実家あたりで、間違いなく昔あった景色でした。ようやくなついたマセガキの孫に「こんな字も読めないの?」と言われ頭をポリポリと掻くおばあちゃん、ナイス。暴れ牛やキンンキャン吠える犬も良い味出してました。おばあちゃん子だった人ほどこの映画素直に観れるものなんでしょうね、おそらく。私自身も生粋のおばあちゃん子です。全世界にいるおばあちゃん、いついつまでもお元気で! 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-24 12:30:32) |
32.サンウの生意気さには度々イライラさせられたけど、そんな生意気な子が徐々に変化していったからこそ、感動も倍増されたはず。だから僕らをイライラさせることができたサンウ役の子役は偉大だと今になって感じます。あと、お涙頂戴的な作品に仕上がっていないのは、監督がおばあちゃん役の人に、あくまで普段の生活のありのままの彼女を要求してたからでしょう。ということは、ありのままの彼女なのに、演技が下手に映らなかったおばあちゃん役の人もまた偉大であると思うのであります。 【SOS】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-28 19:44:28) |
31.《ネタバレ》 この寓話に多くの人の共感が得られたということは、実はみんな根はいい人なんだろうなと、単純な僕は見事にだまされてしまうわけです。イ・ジョンヒャンは巧みなストーリー・テラーでした。セリフが少ない映画で、しかも意図的な長回しのようなカットもそれほどありません。だから説教臭くない。単純ななエピソードを淡々と繋いでこれだけの説得力、すごい作品です。『美術館の隣の動物園』は語り口が巧すぎて、テクニシャンの印象ばかりが強く残ってしまいましたが、この映画は違いました。冒頭の、男の子がソウルから田舎に向かうバスに揺られる場面。最後の、感傷的な演出を抑えて、おばあちゃんが泰然とした足取りで家路につく場面。監督の罠は、始めから終わりまで鮮やかです。あなたもだまされてみて下さい。だまされた僕はとてもすがすがしい気分です。 【アクシス】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-26 22:51:10) |
30.「この糞餓鬼、殺してやろうか!」というくらい、始めは思ってましたが、終わりの頃は、「ああ、この子はええかもw」と思ってしまうのは、どういうことなんだろうか?w ストーリーは、退屈なくらい、淡々として流れてます。いい作品だけど、地味な作品です・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-17 00:27:24) |
29.《ネタバレ》 好評を聞き観たのですが、なかなか良かったです..ただ映画として考えると、あまりにも“素朴”で“地味”でした~ さすがにおばあちゃんがバスに乗らずに歩いて村まで帰って来たときには、グッとくるものがありましたね... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-27 12:21:23) |
28.これは孫の演技を褒めなくてはいけません。 あそこまで超生意気なクソガキを演じられる子役は見た事がありません。 孫を散髪するシーンは、私だったら、あのクソガキをモヒカン刈りにしてやるでしょう。 それほど生意気だと思わせる演技を行う天才子役なのです。 そしてこの映画をみると、例外なく、多くの人が自分とおばあちゃんの関係を思い出すのではないでしょうか? 私も、おばあちゃんの家に2年ほど暮らしていた時がありました。私も、おばちゃんと、激しい言い争いをしていた時期がありました。 それを思い出しました。 おばあちゃんは死にましたが、私は本当におばあちゃんと和解できたのか今もって確信がもてません。 あの当時の私を冷静に振り返ると、第3者からみたら、私はやはりクソガキに見えたと思います。 家族から受ける愛情というものも、なかなか感謝できないのは、あまりにも、その愛情が当たり前のようにもらえるからだと思います。 私は、そういう当たり前のものを、失った後に気がつくことが多くて、いろいろな後悔があります。 この映画をみて、当たり前にもらえる愛情のありがたみを、再度実感できました。 ありがとう、おばあちゃん。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-09-25 09:20:07) |
27.《ネタバレ》 自分もどちらかというと、おばあちゃん子だったので、懐かしく感じてしまいました。サンウのわがままぶりが鼻につきますが、おばあちゃんのスローな動きが孫に気に入ってもらいたいとする気持ちを察してしまいます。普段は孫のわがままに甘いおばあちゃんですが、近所のおじいさんのお見舞いに行ったときに、サンウにちゃんと挨拶をするよう、サンウの頭を手で押す場面を観て、改めて、あぁ、おばあちゃんだなぁ、と思いました。最後の絵はがき、文字だけでなく一生懸命に描いたであろう絵も、うるっときちゃいますね。 |