18.《ネタバレ》 他の方のコメントにもあるよう、初期シリーズの集大成的作品であり、この後に続く「肉弾ジャッキー映画」の原点とも言える。カンフーアクションだけなら、この地点で既に完成されている。 ひたすら戦ってばかりなので、さすがに中盤辺りからは少し間延びするが、刀や椅子、棒、扇、キセル、スカートなど、色々なものを使って見せるカンフーには手抜きが無く、肉体的に全盛期のジャッキーだからこそ出来たアクションも多く、見ていてうっとりしてしまうほど。ベタなギャグにも嫌味が無く、作品の雰囲気を明るくしている。 ただ残念ながら、やはりストーリー性の低さや、キャラの使い方はイマイチ。基本的にジャッキーしか戦っておらず、ジャッキーの兄貴やユンピョウ(役名あったっけ?)、役人の娘さんなど、魅力的で頼りになりそうな登場人物がいるのに、ぜんぜん活躍しないというのがもったいない。特にラスボスを捕らえるのにジャッキーに協力しないのが納得いかない。ジャッキーのピンチに現れて、ふたりで協力して戦ってもいいし、ボスの側近を倒すのを手助けするでもいいから、ジャッキー以外の人物にも活躍の場を与えて欲しかった(「別にお前を助けるためじゃねーからな」とか、「あいつを倒したら、次はお前との決着だぜ」と言わせるとかさあ…)。この辺の「キャラの使い方の分かって無さ」には、やはり時代を感じる。 また、その肝心のラスボス戦がダラダラと長すぎ。ひたすら「ジャッキーがやられる→復活する→またやられる」の繰り返しだけなので見ていて飽きる。苦戦しながらも何故かジャッキーがハイパー化して勝ってしまうというのも、そうなる必然性に欠けている(今作は定番の「修行」すら無いから余計に無理がある)。ボスの足技はカッコ良いが、あれだけ蹴りまくってるのに倒せないというのも情けない。ジャッキーの苦戦とタフさを見せつける演出が逆にマイナスに働いている(無駄に戦いを長引かせるだけでは意味が無い。ラスボスとしての凄さが薄れるだけ)。ラストだからこそテンポや見せ方を考えて欲しかった。 アクション9点、ストーリー2点で、平均すると6点も無いくらいだけど、全盛期のジャッキーの魅力にプラス1点しときましょう。 【FSS】さん [地上波(字幕)] 7点(2007-01-28 05:57:49) |
17.久々に観たジャッキー映画。十以上年の離れた姉が大ファンで、多分僕がはじめて名前を覚えた映画スターもジャッキー・チェンだったと思う。運動オンチでヘタレだった子供の頃(今もだけど)、彼は僕にとってヒーローで、彼の姿(テレビで、石丸博也氏の吹き替えだったけれど)を観る度に笑って、泣いて、「明日を生きる勇気」を貰った。久々に観たら、やっぱし勇気がわいたし、ラストの長い長い戦いのシーンを観てるうちに涙が出てきた。彼はアクション・スターとかいう前に何よりもまず一流のエンターテイナー、人を楽しませることが、喜ばせることが大好きな人。だから彼のアクションは、例えばチャップリンのあのヒョコヒョコ歩きと同じくらい、楽しくて可笑しくて、そして切ないのだ。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-11 19:54:17) |
16.これ、確か中学の時にダブルデート(!)で観に行ったんですよ(笑) ツレに「なかなかチャレンジャーやな」と笑われて、どんな映画か不安になりながら観た記憶があります。 いや、もちろんデートに使うには大ハズレなんですけど、みんなでニコニコしながら帰ってきたんで、大満足^^ この頃のジャッキーの映画って、どれがどれだかよくわからんのですけど(笑)、「これが観たいんでしょ?」ってのをしっかり見せてくれて、どれをとっても面白いことは間違いなしですよね~^^ 青春の甘酸っぱい思い出に、8点(笑) 【とっすぃ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-05 19:31:03) |
15.コメディー色がほどよくでてるそれなりのジャッキー映画。ただ最後の戦いはすごいんやけど、ジャッキー勝利の意味があんまりわからへん。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-11 10:22:59) |
14.最初はシリアスものかなと思わせて、いつのまにかお馴染みのコメディタッチに。冒頭の人情話は一体何だったのか。かろうじてストーリーはあるものの、テンポのいいアクションをうっとり見ているうちに忘れてしまいそうな軽いストーリー。手と足をつないだ手錠をどうやって外したのかも気になる。つっこみどころは満載なものの、時間が経つのを忘れるほど楽しい映画でした。 【ラーション】さん 8点(2005-01-11 01:05:20) |
13.ブルース・リー派の私は、J・チェンがちょっと苦手。しかしこの作品は次の傑作「プロジェクトA」を予見していたかのように一皮剥きかけてますね。確かボールか何かを使ったシーンの芸は見事。 【nizam】さん 6点(2004-03-30 12:46:21) |
12.《ネタバレ》 最高!カンフーだけでストーリーが無いジャッキー映画の中では一番好き。全編通して戦いの連続ですね。ラストもこれ本当に勝てるのか?って思ったくらい敵が強かったですし(鉄心の1,5倍くらい、酔拳2のラスボスの1,3倍、クローンズアイのアパアパ男の1,2倍くらい強いかも)でもタバコの水飲んで強くなるって・・・?でもその前にちょっと入れ物がアップになったから、「これが切り札か?」見事に的中。それ以外では勝てないもん。絶対。で、どういうストーリでしたっけ? 【伊藤さん】さん 9点(2004-03-24 02:21:50) |
11.完璧にかっこいい映画。このアクションかなり気に入っています。俺が見たジャッキーの映画の中では、これが一番好き。 |
10.いやというほどジャッキー・チェンの映画は見てきたが、よくよく考えると映画館で見たのはコレだけだ。当時かなり期待して見に行きました。これまでの「○○拳」という題名から「ヤング・マスター」という横文字に新しさを感じたからです。欧米での知名度も上がりつつある中でここで一気にと思ったのではと勝手に想像してました。いざ見てみるとこれまでの作品と同じような内容にがっかりしました。(これまでの作品も面白かったんですよ。) 後に思うに、期待していた新しい試みというのは「ヤング・マスター」以降の作品から登場します。この作品はソコに行くまでにジャッキーがしておきたかったこれまでのジャッキー映画の集大成だったんです。これまでのありきたりプロットにカンフーアクションをぎっしり詰め込んだ、小技大技満載のこれぞジャッキー・チェンの根っこと言える映画です。 【R&A】さん 6点(2004-02-06 12:25:13) |
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9.ストーリなんかもうどうでもいい(笑) アステアとジャッキーは双璧だ。 ラストの関節技はすごいですね。スローで研究したくなりました。 【虎尾】さん 8点(2004-01-10 14:33:55) |
8.スピード感溢れるカンフーの中に、椅子や竹竿を使ったアクロバティックな動きが面白い。役人親子とジャッキーのやり取りは非常に面白くて笑えます。既に完成形を成すこの作品は、過去のジャッキーの作品と比べても上位にランクするものだろう。 |
7.今まで観たジャッキー映画の一騎打ちでは今回のボスとの戦いが一番ドキドキした。つーかボス強すぎ。役人と戦ってるときが特に凄かった。 |
6.ジャッキー&ユンピョウってだけで見る価値あり。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-12-16 23:16:58) |
5.山道で自由になった時のボスの強さ半端じゃなかった。たしかにボスとのカンフーは長かったなあ。 【たつのり】さん 7点(2003-10-23 23:29:59) |
4.《ネタバレ》 護送中の親分が仲間に助けられ、水もらっただけで驚異的な強さを発揮するシーンは「これジャッキーじゃ勝てねえだろ」と子供心に思った。 【ロカホリ】さん 6点(2003-10-22 01:27:11) |
3.ラストの闘いが妙に印象に残ってます。15分くらい戦ってたかな?この作品あまり知名度ないみたいですけどおもしろかったですよ(^^) 【ちょっき】さん 9点(2003-10-19 17:32:29) |
2.ジャッキーの映画の中では一番面白い!見所が多く退屈しない。護送中だったラスボス(悪の)が仲間の手によって開放された時、ほんの一瞬で役人共を倒してしまう所は圧巻(こいつ強え~)。勿論そんなボスにジャッキーも悪戦苦闘。後半まで終始子供のようにあしらわれてしまうのだが、なぜかタバコの水を飲んで超人化し、あっさり逆転勝利。痛快という言葉がぴったりの映画。 【 - @】さん 9点(2003-10-06 05:42:50) |
1.延々とジャッキーのすばらしいカンフーがずーっと続きます。CGも特撮もワイヤーもなし、ていうかストーリーもないようなもの。でもすごくおもしろいです。ちょっとめずらしいユン・ピョウとの一騎打ちも見られます。格闘技が好きな方は、ラスボスの関節技にグッときますよ。 【草壁】さん 8点(2003-07-04 01:56:21) |