17.寒色の中に暖色を灯すお馴染みの色彩設計で表現される、秩序の中の混沌。(キューブリック風の)シンメトリーとパースペクティヴを意識した構図で表現される、広漠の中の閉塞。平安な日常で繰り広げられる権謀術数、笑顔の裏にある悪意、初心な女の持っている激しい気性…。封建時代(1920年代?)の中国に生きた女達の悲しい運命を描きながら、映画は表層的に見える物とは正反対の資質を暴いていき、そこに普遍的なテーマを浮かび上がらせる。作り込まれた過飾な映像は好き嫌いが分かれそうですが、私は大変好みの映画でした。菩薩の顔をした蠍は怖い、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-12-28 01:34:24) |
16.夏、秋、冬と、季節の移り変わりとともに進むストーリーに、 なんだかどんどん体温を奪われていくような感じでした。ぞっとするほど美しく洗練された構図や色彩にも目を奪われました。 【あさ】さん 10点(2004-03-01 15:13:04) |
15.コン・リー絶賛映画だとは思いますが、あえて第三婦人の演技を褒めておきましょう。この映画のキーとなる役で、切ない歌と、切ない心情を上手く演じていると思います。映像はイーモウ監督の映画は安心して観ていられますね。あの「ポンポンポンポンポン」が良かったです。 【fero】さん 7点(2003-12-13 13:34:09) |
14.全ての瞬間、1秒1秒、どこを切り取っても美しい 【紅蓮天国】さん 8点(2003-10-12 23:20:32) |
13.紅い提灯が画面に映えていてとても美しい。そして、コン・リーは艶っぽくてすっごく綺麗だった。コン・リーは、こういうちょっと意地悪でひねくれた性格の役が一番合ってるんじゃないかと思う。 あと、横に流れるスタッフロールなんて初めて見た。 【きのすけ】さん 7点(2003-08-12 22:14:20) |
12.撮影場所ちなった広大な邸宅が実在するそうですが、ぜひ見てみたいものです。 【主水】さん 9点(2003-07-14 15:00:49) |
11.伝説で聞いた大女優や、リバイバルで魅せられたスターではなく、初めてリアルタイムで圧倒させられ魅惑された女優コン・リー!演技・演出・撮影など、映画の魅力すべてがあふれ出す傑作。 【るーす】さん 9点(2003-05-14 18:26:28) |
10.赤が美しい。コン・リーが美しい。まさに紅夢! 【るみ】さん 9点(2003-02-24 02:59:29) |
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9.「点灯、消灯、封灯…もう、どうでもいい。」シンプルな舞台設定ながらここまで見せられる映画であることがすごい。一晩明けてもなお、紅々とともる提灯が目の底から離れないありさま。 【エスメラルダ】さん 9点(2002-11-18 11:01:33) |
8.赤い提灯が眩しくも、女性達の哀しみを映し出している様に見えました・・・コン・リー、綺麗ですねぇ~ 【リリー】さん 6点(2002-11-15 10:21:09) |
7.映像がとにかく美しい!淡々としたストーリーの進み方は、意外と最後まで飽きさせない。薄暗闇に紅灯がこうこうとともって、静かに終わっていくエンディングは今でも心に残っている 【かな】さん 10点(2002-11-04 19:32:22) |
6.ほんとに単純な筋なのにすごい印象的。第2夫人のしたたかさ、主人公の幼さ、第3夫人の意外性。それにあかい提灯も、足の裏をたたく槌の音も。足の裏たたきってどんな感じかなぁ~ 【ヒマジン】さん 10点(2002-01-22 20:26:03) |
5.コン・リーは本当に美しい。話も飽きさせず面白いが、他の俳優が今ひとつ魅力にかけていたのでー1. 【ふらふら】さん 9点(2001-09-21 11:47:12) |
【okピーちゃん】さん 10点(2001-09-19 16:42:58) |
【MARINA】さん 10点(2001-05-01 15:00:46) |
2.凄まじい封建社会を描いているものと、ちょっと観るのを敬遠していた・・・ら、いざ観てみるとその映像美と足の裏を叩く軽快な音色に魅了されていました。かなり奥深い映画です。 【☆】さん 10点(2001-04-21 01:19:45) |
1.2人の妾がいる大富豪の所に、19歳で嫁いだ女性の話。重厚な雰囲気を残しながら、内容そのものは非常に分かり易い。4人の愛憎劇、嫉妬。おなじみのテーマであるが、それを中国風にアレンジさせているためか、なかなか趣があり最後まで見入ってしまった。 【イマジン】さん 9点(2001-01-25 12:17:43) |