【真尋】さん [DVD(吹替)] 3点(2011-09-30 18:44:54) |
59.《ネタバレ》 まあ、ひと言でいえば、掟破りの反則映画ですな。 フランス映画らしく、きれいな映像とともに、ちょっとアンニュイな雰囲気の漂った作品で、 エロティックなシーンも存分に用意されているのだが、一応殺人事件が絡んだサスペンス物。 もちろん最後のオチに繋がる伏線もいくつか張られていて、「どう考えたっておかしいだろ!」 と盛んに突っ込みを入れてたら、ラストで物の見事にやられてしまいました。悔しい。 あとは何も言いません。「俺はやられんぞ!」という方は、ぜひ挑戦してみて。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-31 10:47:13) |
58.《ネタバレ》 この映画のオチはただただ“?”が頭に浮かぶだけでしたが、どうしてこうなっちゃうんだろうと考えてみると、ひとえに主人公サラ・モートンが「信頼ならざる語り手」であることが原因なんですよね。こういうプロットならば、南仏に行ってからの映像はすべてサラの主観で統一されなければならないのに、ところどころにジュリーの視点で撮られたショットが交じっているから余計に混乱してしまうんですよ。ジョー・ライト監督の『つぐない』も「信頼ならざる語り手」がストーリー・テリングしてゆくお話しで本作と似てますけど、『つぐない』は脚本家の手腕が本作のオゾンより格段に優れていて、原作小説を見事に脚色していて違和感はなかったと思います。また、筋には関係ないのにマルセルの不気味な娘が登場したり、ベッド脇から外した十字架がいつの間にか元の位置に戻っているなどのシーンには、“この世界はサラの妄想なんだよ”とオゾンが伏線を張っている様な気がしました。まあどちらにしても、騙されたという快感はあまり感じられないちょっと不思議な後味でした。 付け足しですけど、ロンドンでイギリス人同士が仏語で会話するのはなんとかして欲しかったですね。海外向けに英語の吹き替えも入れた方が良かったのでは。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-07-25 23:42:47) |
57.エロい雰囲気だけで最後まで観てしまったという感じ。あんだけ意味ありげな映像とストーリーで引っ張っておいて最後があれってのは……。わかりにくい。 結局妄想だったということか。うーん。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-09-12 11:06:20) |
56.アングロサクソン熟女 vs ラテン娘、という恐るべき女優対決。ちぇっ何よこの小娘、調子こいてビーチクばっかし出してるんじゃないわよ、私だっていつもビーチク隠してる訳じゃないのよ、やる時はやるわよ。ってな感じ。ああ恐ろし。まあ、実はコレが、ミステリとしての本作に対して、一種のミスディレクションになっている訳ですが(なってないですかね?)。本作 一見したところ、オバチャン作家が奔放な小娘に振り回される、という物語、なもんで、あくまでC.ランプリングがL.サニエに対し、一方通行の視線を送っていたはず、それが時に、L・サニエ側からの視線となる時の、ゾクリとする感じ。まさに映画ならではのミステリ感覚で、最後までひきつけられました。もっとも、小説にしてしまったらあまり面白くなさそうなオハナシではありますが。 【鱗歌】さん [地上波(字幕)] 8点(2010-05-09 08:49:48) |
【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-13 19:30:06) |
54.《ネタバレ》 美しいですね。雰囲気を楽しめる人にはもってこいかなと。ミステリーとしてはまぁ6点ぐらい。妄想か完全に彼女の新作なのか・・深く考えたいテーマなのだけれど、そんなに深く感情移入出来なかった。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-20 07:54:34) |
53.オゾン作品の「まぼろし」を見たのですがイマイチ理解できなくてこの映画を見ました。よけいわからなくなりました。だけど、サニエさんの体の美しさは理解できました。 【黒めがね】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-18 17:11:31) |
52.ストーリ的にはなんてことないけど、エロチックな雰囲気が好きなので、この点数。 【ボクマン】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-12-14 10:56:42) |
51.《ネタバレ》 ラストカットで答えだしてるようなもんだから、解釈であれこれ語り合うほど自由度は無いように思ってたんですが・・。愛人に邪険にされた中年女の妄想の中での復讐といったところでしょ(?)。で、もちろんシャーロット・ランプリング=リュディヴィーヌ・サニエ。主人公が別荘に着くまで、そして着いてから部屋に落ち着くまでの異様な長さと特別必要とも思えないシーンの数々が伏線めいていて、序盤から映画への好奇心を煽りまくる。それら伏線めいたシーンの数々の中にはたしかに伏線だったものもあれば、伏線なのかもしれないけど私には解からなかったものも多々あって、でもたぶん全ての意味無さそうなシーンが全てなんらかの意味を持ってそうな雰囲気だけは充満していて、その雰囲気だけでこの映画はじゅうぶん見応えのあるものになっている。それでも意味ありげなシーンの放置状態が長引きながらも新たな意味ありげなシーンが次から次へと投げ込まれてゆくことで徐々に観続けることが面倒くさくなってくるというデメリットも。それでもサニエの若々しく眩しい裸体が画面から目をそらすことを許さない。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-07 12:16:50) |
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50.引き込まれずボーっと見てたからか、なんだかよくわかりませんでした。作風自体があまり好きでないので、もう一回見たいとは思わない。おっぱい映画。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-05-20 18:21:22) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-03-16 02:45:21) |
48.映画を観ているのに小説を読んでいる感覚。サニエは若くてハリのある肌でふっくらした体に大きな胸なのに表情は自信なさげで、シャーロット・ランプリングは肌質が衰え小ぶりな胸だけど前向きな姿勢で自信に満ちた表情が、これまでの2人の女優人生の深さを物語っている。 【りりあ】さん [地上波(字幕)] 4点(2008-01-22 17:49:05) |
47.《ネタバレ》 とてもキレイな映画。夏の日の午後、うたたねでみた夢の世界・・・ 【フッと猿死体】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-29 10:34:41) |
46.こういう曖昧なものをもてはやす趣向をもっていないので勿論0点。 単純に退屈な内容ですし。 何も起こらなすぎる前半に、何をしようとしている話なんだろうと興味をもっただけに残念。 【カラバ侯爵】さん [地上波(字幕)] 0点(2007-12-17 22:35:09) |
45.《ネタバレ》 正調ミステリを勝手に期待して半身をかわされた編集人のラストに、何となくシンクロしてしまいました。しかし、南仏の美しさや、扇情的でありながらギリギリ下品にならない展開、各々の演技の素晴らしさがキラリと光る。枯れるのはまだ早いイギリスの中年ミステリ作家と、オトコの趣味がイマイチ悪い奔放なダメダメ女の織り成す化学反応が、見事。 【aksweet】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-22 00:32:22) |
【Michael.K】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-02-25 00:01:50) |
43.《ネタバレ》 この作品の予告編をみてちょっと気になったのでレンタルしてみました。殺人犯は誰なのか?という推理を期待してたのに、あっさり判ってしまいちょっとがっかりでした。外出時以外はほとんど上半身裸で生活している若い娘・・・。「Tシャツでも何でもいいから服着なさい!!」と誰か言ってあげてください。映像に出てくる別荘はとてもオシャレで、家具や雑貨のセンスがいいなあと思った。 【パンプキンパイ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-20 23:52:41) |
42.《ネタバレ》 私はこの作品、肯定的に鑑賞しました。どこまでが現実でどこまでが小説の世界か、観る人によって受け取り方が異なるかもしれない曖昧なラストですが、こういう作品が成立する(曖昧さが許容される)のがフランス映画のいいところかなと思います。シャーロット・ランプリングはいつも通り冷たいインテリ風なんだけど、時々すごく可愛い感じのシーンがありました。一人で昼食にでてガツガツ食べて満足げな表情をするシーンや、冷蔵庫のフォワグラやワインを盗み飲みするシーンの表情は面白かったなあ。気むずかしい女から、次第にジュリーとうち解けていく過程の表現は、さすがに長年生き延びてきた女優さんですね。ランプリングの一人芝居みたいな感じでもありました。 【ひよりん】さん [映画館(吹替)] 7点(2007-01-21 12:09:00) |
【亜空間】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-12-20 20:56:31) |