26.砂漠を観るのにこれほど素晴らしい映画はないですね。音楽も好き。画面いっぱいに映る砂漠をさらにゴージャスに演出している! 時代背景と地理を確認してから観たほうがいいかもしれません。 【ようすけ】さん [地上波(字幕)] 7点(2012-11-03 09:01:32) |
25.4時間近い大作ということもあり、スケールの大きさもさることながら、演出映像などは今観ても古さを感じさせず、音楽も素晴らしい。 映画を観たという満足感は十分与えてくれるものの、主人公の人間像がよくわからなかった。 どうやら実際のロレンスも謎の多い人物らしく、感情移入しづらい要素があるという点では不満といえば不満。 あくまで戦争ドラマとして鑑賞するのがベストかと。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-10-27 12:57:40) |
24.《ネタバレ》 変人ロレンスの愛すべきキャラクター!果てしなく広がる砂漠の美しい映像に壮大な音楽!!と序盤はかなりワクワクしたんだけど…後半はけっこうヘヴィだったわね。 アラブ人を引連れて教祖サマみたいになったかと思いきやイキナリ凹みまくったりと精神的にヤバそうなロレンスを、メディアは戦場の英雄に仕立て上げ、古狸どもは政治のためにトコトン利用して…当の本人は失意のうちにアラビアを去った途端に事故死とは…。 結局アラブの人々もイギリスの三枚舌外交に振り回されただけで、現在に至るまであの辺は紛争が絶えないわけだし…ホント戦争って不毛ね。 ところでこの映画、俳優陣がメチャクチャ豪華よねー。 生粋のイギリス人なのに見事にアラブ人になりきったアレック・ギネスを筆頭に、ホントはメキシコ人なのにギリシャ人になったりアラブ人になったりと大忙しのアンソニー・クイン、さすがに衣裳がピッタリお似合いなエジプト人オマー・シャリフ…そんな中、飄々とした雰囲気にガラス細工のような脆さを秘めたピーター・オトゥールの存在感はやっぱりキラリと光るものがあったわ。 …美しい映像と音楽に俳優陣の迫真の演技がサスガ!の超大作デシタ。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-08 18:51:28) |
23.壮大な音楽の素晴らしさが8割を占める映画。途中休憩があり、およそ4時間。退屈はしませんでしたが何を書いていいのかわかりません。 【クロエ】さん [地上波(字幕)] 5点(2011-12-17 01:30:47) |
22.《ネタバレ》 英雄になれず、運命を否定しても大きな波に飲み込まれる、アラブ人としてもイギリス人としても生きらない。彼ははずっとアウトサイダーだった。 |
【たいがー】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-12-21 01:22:31) |
20.前半に比べて、後半がどうも弱い。長いからこっちが疲れちゃうのかもしれない。『風と共に去りぬ』も、後半が駄目だった。でもあれは、原作がそもそも後半、南部歴史修正主義者の信念吐露みたいなものが入り込んできて気色悪いんだけど、こっちはどちらかというと後半のほうがロレンスの屈折に焦点が当たり、ドラマとしては面白くなれるはずだった。その屈折が映画としてうまく膨らんでくれてない気がする。というより前半が良すぎたのか。前半の「清潔な砂漠」の魅惑と脅威を描いては、絶品である。ロレンスが、これに魅せられたのが映像だけで納得できる。飛砂の舞いとなだらかな造形の妙。一度足跡つけてNG出しちゃうと、撮り直しするのが大変だっただろうなあ。それと砂漠の奥の深さの描写。オマー・シャリフの登場シーンを筆頭に、「果てしのなさ」を二次元でちゃんと描けている。3Dは、いらない(『戦場にかける橋』のジャングルや『ライアンの娘』の海のように、人間の愛憎を凌駕していく大自然を描くと天才的な監督)。シナリオも丁寧で、マッチを吹き消すとこや、こだまの反響なぞ、いい。後半では、そういうシナリオの綾が、あまりなかった気がする。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-23 09:59:23) |
19.《ネタバレ》 映画ファンならば死ぬ前に1回は見ておくべき作品の1つであることは間違いないですね。とにかく、映像のダイナミックさが凄すぎます。果てしなく続く砂漠の中では人間は本当に無力でちっぽけな存在であることを思い知らされました。戦闘シーンや戦士たちがラクダや馬に乗って砂漠を疾走するシーンの迫力も一見の価値ありです。 そして何より凄いのは、ここまでダイナミックな映像を映し出しながら物語自体は人間の弱さや帝国主義にどっぷりつかった大国のしたたかさや奢りを辛辣なまでに描いていて、ロレンスを英雄ではなく英雄に仕立て上げられた人間として描いており、観ている者にカタルシスを全く感じさせないことです。 この作品は是非大画面で観てもらいたいですね。 【TM】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-28 16:58:46) |
18.「午前十時の映画祭」のおかげで、この作品を映画館で鑑賞することができて・とても・・感謝しています・ スクリーンに映し出される映像はまさに・圧巻で・・これぞ映像美・・・ 展開が・スローペースで・・延々と・・・砂漠の・・・映像が・・・・・・・・・綺麗で・・・・・・・・・・・・・・ねむく・・・・・・・・・・ 【eureka】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-05-12 18:13:15) |
17.とにかくジェットコースターのように内容が転々と進むことが求められる現代映画に慣れているせいか、特に前半は非常にゆっくりな展開に感じました。それでも飽きることなく引き込まれました。これぞ「映画」といったところでしょうか。じっくりと鑑賞したい作品です。 長い映画は苦手なのですが、主人公のキャラクターに序盤から興味がわき見入ってしましました。いい意味でも悪い意味でも彼の変人(?)ぶりが際立つ作品だと思います。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-12 07:31:54) |
|
16.《ネタバレ》 念願叶った。今日から一週間の限定公開が私の住んでる所でというわけで見てきました。これは絶対に映画館の大きなスクリーンで観たい。観るべき映画である。この映画が好きな人は絶対に映画館で観るべきだと声に出して言いたい。オープニングのロレンスが亡くなる所を見せることでロレンスとはどんな人物なのだろうか?という想像をかきたてる。この何とも心憎い上手さ、そして、あの壮大な音楽によって映し出される砂漠のシーン、あの映像なんて、絶対にCGなんかじゃ無理な素晴らしさ、まぶしいほどのギラギラした太陽と砂、躍動感に満ち溢れた映像の力、砂漠をらくだに乗って歩く男達、走る馬、素晴らしい撮影とが見事に融合し、ただただその素晴らしさの前に圧倒させられぱなしの3時間半を過ごすことが出来たことが凄く幸せです。冒頭でバイクの事故により亡くなってしまうロレンスが見終わった後、そうえばというようなものを思わせる上手さもこの映画の素晴らしいところであり、何から何までとにかく素晴らしくて、しつこいようだけど、この映画は絶対に映画館で観たい映画であり、観る映画である。それにしてもこれほどまでに見事な砂漠の映像を映し出した映画を私は他には観たことがない。 【青観】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-02-27 23:10:47) |
15.こういうスペクタクル映画は覚悟を決めてから見るのがいいですね。週末いっぱいを使ってベン・ハーと二本立てで楽しみました。予備知識を入れずに見たのですが、一人の軍人がアラビアで戦うというシンプルさが意外でした。ロレンスの感情の変化はかなり複雑であったと思いますが。最後に気になったことは、本当に女性が一人も登場していないのかということですかね。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-08-23 22:55:26) |
14.広大な砂漠の画は素晴らしくみせられるし、スケール感も十分なんだが、登場人物の魅力の薄さ(オマー除く)と、ストーリーにいまいち盛り上がりきれないのとで、三時間半の長さを一息で見るのはなかなかきつかったです。爽快な英雄譚を期待してはいけなかったんですね。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-28 14:26:11) |
13.Nothing is written(運命など無い). ロレンス。 マイヒーロー。 脚本・映像・音楽・人物造形・台詞回し。全てにおいて秀でている神映画。これを観だしたら、4時間が一瞬です。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-12-01 00:43:16) |
12.そういうわけで(どういうわけ?)、やっぱり、結局、何だかんだ言っても、とどのつまり、この映画、なんですねえ。わたしゃ実話の映画化ってのにどうもヨワイんだけれども、ロレンスが実在の人物とかいうことより、あの砂漠が実在の光景、ってことの方がはるかに重要。壮大、広大、圧倒の世界。こうなりゃ当然、そこに騎馬隊、騎ラクダ隊(?)でも疾走させて、膨大なるマスゲームでも展開させたくなるのが、スペクタクル映画。しかし砂漠はビクともせず、すべてを飲み込む。アラビアの独立のため、なんぞという「個人の」野望なんぞ、当然ひと呑みにされるわけで。この砂漠という、すべてが取り払われた世界では、建前なんぞ通用しない。ロレンスは挫折する。アンソニー・クイン演じるアウダというキャラクターがユニークで、一見、単なる俗物のようでいながら、最も冷静に世界を眺めている。彼の存在の前で、理解と対立を繰り返す、ロレンスとアリ。映画史上屈指の名コンビの苦悩をさらに冷静に見つめるのは、砂漠そのものに他ならない。そして、<完全版>なるこの映画そのものもひたすら長く、すべてを包み込み、最後には、挫折したっていいじゃないか、という気分にさせてくれる。こういう長さもまた、いいもんだ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2007-10-14 11:06:45) |
11.主人公の栄光とその後の苦悩についてはちょっと複雑で理解が追いつかない部分があったけど、音楽と舞台がすばらしい。あの音楽の出所はここだったか、って感じ。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-06 08:48:38) |
10.映像と音楽は素晴らしいの一言。 いくら修復されたとはいえ、これが60年代の作品とは到底思えない程だ。 ただし、長い長い。 こんだけ長いとさすがに途中で嫌気もさしてくる。 ただし、観た後の気持ちは不思議と穏やかだ。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-27 02:08:19) |
9.《ネタバレ》 男の映画です。砂漠の砂模様が見えるくらいの画質があると長さも感じません。 80年経ったいまでも中東情勢がたいして変わっていないのには驚きます。 実際のロレンスはバイク好きの考古学者でした。冒頭にも出てきますが、2輪のロールスロイスといわれた「ブラウシューペリア」を7台乗り継ぎました。中東に行く前後12年間で48万kmも走っています。年間4万kmですから当時の道路事情を考えれば、年中乗っていた計算になります。一日に600km以上走ることもあったようです。このへんがラクダにのっても苦にならなかった秘密かもしれません。事故で亡くなってしまいましたが、8台目が納車待ちでした。 【ビモータ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-11-04 17:04:16) |
8.男だけの映画だがロマンチックな映画である。ただ、今の時代の雰囲気には、訴えるものが弱い。それに、やっぱり、女性には登場してもらいたいものだ。 デビッド・リーンだと、圧倒的に「ドクドル・ジバコ」が良いと思うのは、変なんだろうな、きっと。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-03-25 13:56:42) |
7.雄大な砂漠の絵が素晴らしかった。美しかったです。音楽も非常にマッチしていました。ただ長かったなぁ。 【ギニュー】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-09 23:48:01) |