187.チャップリンでは一番好き。 1940年にこれができていることが驚き。 |
186.人間として、映画人としての誇りと志を感じる映画です。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-08-04 23:14:43) |
185.《ネタバレ》 いやー、面白いですよね。誰が見ても一目でわかる当時の国家指導者二人。この二人の腹黒な掛け合いには声出して笑っちゃった。「遠くのドアから歩かせましょう」の側近の台詞虚しく、真後ろのドアからばーん、と入ってこられたあの間合い、もう喜劇として完璧。どうしても当時の世相と絡めての評価をされる本作だけども、単純な喜劇としても楽しかった。最後の大演説は無いほうが良いかなと思う派です。独裁者を笑い倒す、その批判力だけで充分チャップリンの志は伝わると思うんだけど。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-06-08 23:47:52) |
【pillows】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2014-03-31 03:28:49) |
183.最初からずっと、中だるみもなく、最後の演説で最高を迎える。素場らしい作品です。1940年にこの訴え、この作品を作ったこと驚きですね。 【min】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-09-06 21:12:21) |
182.チャップリンの勇気と決意に感動。とてもじゃないが僕はこの作品に低い点は付けられませんでした。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-08-10 15:02:00) |
181.《ネタバレ》 美術の細かさに驚く。最初の大砲の細かい美意識の高さ。素晴らしい。地球儀を飛び跳ねるシーンの美しさにも感服。チャップリンのギャグが現代に通用しているのかギリ疑問がある。彼を「誰もが知る天才的ピエロ」として捉えられない時代背景もあるのか? 最後の演説は素晴らしく感激した。いきなり違う映画が始まったようなそんな落差が驚いた。 【reitengo】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-09 10:25:17) |
180.◆僕は、大学で法学を勉強しています。憲法の時間はいつもたいくつです。なぜなら授業の内容が、「憲法の理念」や「文言の解釈の仕方」、といった堅苦しい事ばかりを、先生が淡々としゃべり続けるだけだからです。 ◆そんなことから、いつのまにか「憲法を学ぶこと」=「理論と判例を暗記すること」という方程式が、僕の中で出来上がっていました。テスト一週間前、僕はひたすら判例と理論を暗記し、なんとか「S」の評価を取りました。 ◆それから半年あまり、あんなに苦労して覚えた憲法の内容は、頭からほとんど抜けてしまっていました。いったい、僕が学習したことのなにが「S」なのでしょうか?僕に憲法の何が身についているというのでしょうか? ◆そんなことを考えているとき、僕は彼に出会いました。彼の前では僕の「S」評価は単なるお飾りに過ぎませんでした。彼は映画のなかで、憲法が最も大事にしている理念の一つ、「表現の自由」を、まるで手足のように使いこなしていました。 ◆将来僕は教師になりたいと思っています。憲法の時間がきたら、僕は黙って教室を暗くし、一本の白黒映画を子供たちに見せようと思っています。 【もりたろう】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2013-06-25 18:49:58) (良:1票)(笑:1票) |
179.《ネタバレ》 チャップリンの作品の中でもメッセージ性のきわめて強い作品。 二人の独裁者のいがみ合いを滑稽に描きながら、痛烈に風刺している。 かといって、そうした作品によくある堅苦しさはなく、上質のコメディとして笑わせてくれる。 ブラームスの曲に合わせて散髪をするシーンなど、ニヤッと笑える場面も多い。 ただ、最後の演説はチャップリン自身の思いが強すぎて、作品としてはキャラ設定のブレなど若干バランスを欠いた感はある。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-19 22:31:42) |
178.文句なくおもしろかった。いつものドタバタも、メッセージも。ヒロインもきれいだった(着飾ったより最初の自然体のほうが良い)。 あと15分ぐらい短くしたら完璧。 【Skycrawler】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-05-18 22:29:06) |
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177.この頃にこういったメッセージの映画を作るのは凄いですよね。そして当然叩かれアメリカから出たチャップリン。個人的には彼はサイレント、しかもちょっと早回しに見える映画の方が好みなのですが、この作品も好きですよ。でもトーキーで通常スピードで見ると、ついドリフやクレイジーキャッツのコントの様に見えてしまう。いや、チャップリンの方が歴史は先に決まってるんですけどね。 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-02-22 03:09:36) |
176.《ネタバレ》 “××”紋章のチョビヒゲ総統、言わずと知れたあのお方をパロってますね。喜劇王がボケ満載で一人二役。手厳しいがどこか抜けた総統と心優しいドジ理髪師、終盤で二人は入れ替わるけどどちらも心底憎めません。だってどちらもチャップリンですから。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-30 21:30:48) |
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174.《ネタバレ》 映画がトーキーの時代になってもサイレントにこだわり続けたチャップリン、そして「モダンタイムス」でようやくその声をあげたチャップリン、それがこの映画では堰をきったようにしゃべり強いメッセージを放つ。あの有名なラストの大演説だ。 この映画はヒトラーを皮肉り、反ナチを掲げる批判映画として捉えられているが、それだけではないだろうと思う。 「黄金狂時代」や「モダンタイムス」などに込められた批判・風刺を見ればわかるように、人間が自由に人間らしく生きる社会を彼は求め続けている。それを阻む独裁権力者を批判しているのだ。 チャップリンは、ヒンケルとうり二つのユダヤ人床屋を使って、こういっている。「世界に自由をもたらし、国境を取り除き、貪欲と憎悪を追放しよう!」と。 この強いメッセージは、今日もなお私たちが追求しなければならないものとなっていると思う。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-01-02 21:27:59) |
173.見て面白いというだけでなく、映画史的な価値や、チャップリン映画という枠組みの中で重要な意味のある映画です。有名な演説シーン以外は、チャップリンお得意のサイレント映画にしても面白かっただろうと思わせる、絶妙なコメディであり、社会風刺が効いています。物語がしっかり出来上がっているので、笑いで茶化しているとは思わせず、優しさと力強さを感じます。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-10-15 00:35:13) |
172.この時代にこのような映画を作ったチャップリンに感動。ラストシーンだけでも10点。 【akila】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-09-11 16:13:34) |
171.チャップリンの勇気を買いたい。もしアメリカが反ドイツならすぐにでも殺されていただろう。前作に比べたらコメディが少なくなり、中盤少し退屈になったが、とにかく素晴らしい作品。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-08-21 15:23:39) |
170.歴史上の某人物をパロデった作品で、コメディーシーンの中にも、 ファシスト=独裁者への痛烈な批判を含んでいる。 主人公と独裁者の顔がそっくりという設定は、もっと早い場面で生かされると思ったのだが、 ちょっと予想と違った。本作のメインであるラストシーンは、あまりにもストレート過ぎて、 映画作品としてはどうかなという疑問もあるが、チャップリンの心の叫びを聞いているようで、 さすがにじっくりと見入ってしまった。演技じゃなくて、ほとんど素ではないだろうか。 もちろん笑えるシーンもたっぷり用意されているので、最後まで飽きることなく鑑賞できる。 チャップリンの素の面も観れる良作。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-09 07:19:30) |
169.高校生の時に見たときはこれはすごい映画だと圧倒されたが、歳をとってみると他のチャップリン作品より色褪せている感じがする。政治的意図が強すぎて、チャップリンが本来得意な人情の機微の描写が弱いためと思う。 【ashigara】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-09 15:58:14) |
168.《ネタバレ》 将校にはさまれて、肩を落として、演説台に向かうシーンが印象的。製作されて67年、いまや、いろんなエライ皆様から似たような言葉を拝聴し、聞き飽きてしまったようなあの「大演説」がグッと胸にくるのだから名作。【追記】でも、この作品が、ヒトラーに油を注いでたかもと思うとコワい。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-04-13 19:51:25) |