339.あっという間の3時間。ノンフィクションらしーが、コメディっぽく着色されており、笑えるシーンも多い。大昔の映画だけど、脱走する時はハラハラドキドキ出来る。マックイーンはとにかく何やってもサマになりますね。あと、あの音楽は頭から離れません。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-11-06 17:05:34) |
338.《ネタバレ》 この作品を傑作にせしめたのは、終盤で脱走者の大半が殺されてしまい単なる活劇にしなかったことであろう。 個人的にはマックイーンのA2とバイクアクションが最大の魅力だった。 【ガブ:ポッシブル】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2016-10-19 09:49:39) |
337.《ネタバレ》 僕らの世代(いくつだよ)であれば、ゴールデン洋画劇場で前後編で放送されていたのを何回も観て、心の中に内容が刻み込まれている名画です。今でもソラで主要なストーリーラインと多くのシーンが思い出せますし。 この映画のテレビでの予告のシーンというと決まって例のバイクで走り回るシーンが使われていたのを思い出す人も多いと思います。(あのバイクのシーン、わかりやすいアクションで派手ですが、特別面白いシーンってわけじゃないんですよね。個人的にはむしろ退屈なシーンです。) そして我々の世代(だからいくつなんだよ)では間違いなくこの映画は忘れられない名画なわけですが、例えばこういう映画評価サイトを観て「面白いんだ!観てみよう!」と思って若い人が観ると「悪くはないけど長くて普通」となるのはおそらく間違いありません。 これは映画に限らず小説だろうがマンガだろうがアニメだろうが避けて通れない問題なわけですが、しかし「この時代に現代の感覚で普通だと思える内容の映画が造られていた」という事に価値があるわけです。 こういう優れた映画があったからこそ、それを真似する人が出て映画のレベルは上がってきたわけです。 そういう意味では本当に偉大な映画だと言えます。 で、当時の「面白い」という記憶を持った人が観ると、今見てもほんとにおもしろいんですよね。 まぁそれがジェネレーションギャップなわけですがw 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 8点(2016-08-16 09:35:38) (良:4票) |
336.コミカルな演出と捕虜収容所に漂うゲーム感覚のような雰囲気が、実話をどこかフィクションっぽくしています。本作品の前向きな高揚感と、この後にアメリカがベトナム戦争へ本格介入していくことに当時の時代背景を感じます。楽しくない史実を軽快な娯楽映画に仕上げてしまう勝者目線のセンスは見事です。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-04-19 00:00:30) |
335.当時であれば見応えがあったんでしょうが現代の脱走映画と比較するとまるで普通。 プリズンブレイクを観てしまうとどうしてもドラマ性も脱走劇も薄っぺらい。実話だから…ではちょっと収まらない。 そもそも閉所恐怖症の人が17のトンネル掘れるかね?脱走して戻ってきて独房だけ?そんな優しいナチスだっけ?コメディならわかるけど違和感しかなかった。 |
334.《ネタバレ》 子どもの頃、大好きで、繰り返し録画を見た映画です。久々にBSで放送したので見てみました。豪華キャストですし、往年のスターたちが若くてびっくり。懐かしく見ました。故ジル・アイアランドさんの元夫のデヴィッド・マッカラムと夫のチャールズ・ブロンソンが同じ場面に出てきたので、二人は知り合いだったんだと思ってゾクゾクしました。 この映画は実話だそうですが、物資(ツルハシ・衣服・列車の時刻表・食料など)があんなに簡単に調達できるのは不思議です。身分証明書も偽造しましたが、紙もコンピュータもないのに、どうしたんだろうと思いました。 捕虜収容所の話ですが、結構快適そうに見えます。お湯を沸かして出がらしのお茶を飲んでいたり、歌を歌ったり、どこからかじゃがいもを大量に入手して芋焼酎を作ったりして。昔の戦争はこんな感じだったのでしょうか。それとも映画だから? 収容所を管轄するのはゲシュタポではなくドイツ空軍なので、ドイツ側もそれほど冷酷ではなく描かれています。 脱走の常習犯だけを集めて監視しようとしたわりには監視が甘い。映画だからなのか。 子どもの頃は平気で見られたのに、今回は途中でとてもつらいシーンがあり、そこから先が見られなくなりました。最後まで見ないと採点する権利はないのかもしれませんが、子どもの頃に全部見ているので採点させていただきました。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-12-04 14:00:58) |
333.何回捕まっても、アメリカ的な明るさで脱走(任務)をあきらめないヒルツの姿勢には脱帽。人生いかに困難な場にあっても、楽天的に、プラス思考で臨みたいものだ。捕虜に多数の犠牲者が出てほろ苦い結末だったが、オールスターキャスト中、私の好きなJ・コバーン、C・ブロンソン、J・レイトンの三人はいずれも脱走に成功し、この点はよかった。「第十七捕虜収容所」でもそうなのだが、精神的に参ったり病んだりした捕虜にも視点を当て、丁寧に描写している。J・レイトンは歌手として主題曲を歌っているが、ちょっとパンチ不足かな。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2015-10-24 20:47:05) |
332.《ネタバレ》 マックイーンという俳優がいなければ全く別の大脱走になっていた。(それはそれでいいかも)私は大学生のころ、本当にあのバイクシーンにあこがれ、バイクを映画仕様に改造し、江戸川土手でジャンプ練習を繰り返し、骨折し、映画のバイクシーン同様のスイスアルプス国境の広大な緑の草原に似た場所をツーリングして探しまくり、ようやく、那須高原あたりにピッタリの場所を見つけ、誰もいないのを見計らい、づうーっと走りまくって超感動。でも、草原をバイクで走るのはむずかしいんです。草ですべってこけそうになる。しかし、まったくすごいマックイーンあのライディング。あれで俳優だからねえ。逆ハン切りまくり、すべりまくり。はっきり言って、最高レベルの能力のプライベートの個人的趣味、特技を完全に映画に生かした俳優は、世界中でスティーブマックイーンしかいないのです。ホント、あの奇跡的カッチヨエーー逃走シーンをキャメラに収めてもらって、それが歴史的映画の名シーンになるなんて俳優冥利につきるね(というか、人間冥利)。最高うらやましい。また、ヒルツの男クササね!基本は単独行動ね!でもみんなと仲がいい。そして対等な関係ね!ビッグXともやりあうし、ヘンドリーとも一緒に酒造るし、アイブスともつるむし、本当はルーガー所長とも仲いいし!看守とも遊ぶし、ケリは入れるは、飛びケリするは、笛吹くは、バイクうまいは、もう完璧!それから何度もマネした、倒れたバイクから立ち上がるシーンね!鉄条網に突っ込んだヒルツはあーあ、とまずタンクを”ペンペン”とはたき、それから立ち上がろうとするのだが、バイクの下敷きになった足を抜こうとすると一度足がひっかかり、もう一度痛そうに力をこめてマックイーン足を引っこ抜く!マックイーン!おまえ、こまけーよ!細かい芝居!憎いよ!最高!世界最高のマックイーンがマックイーンである理由がこのリアルな芝居にある。スタニスラフスキーもまっつ青!このシーンはだれが一番似ているか、ともだちみんなで演技競争 したものです。ああ興奮。そしてわれらがマックは、名だたる大勢の芝居上手をよそに、ひとりで、あっちのほうで、勝手に、オイシーところを全部持っていってしまっている。大作ではもう、光り輝くのだ。マックイーン!笛吹くな!酒造るな!(Wao!)そしてこの名作の一番最初と一番最後に名前を飾るのが、われらが名優”スチーブマックイーン!”なのです。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-07-06 01:03:37) (良:4票)(笑:4票) |
331.古き良きアメリカ映画と言う感じ。 今見ると普通の映画。 |
330.大好きな映画です。よく出来ています。面白く、マックイーンがカッコイイ。 【cogito】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-07-31 19:42:40) |
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329.《ネタバレ》 子供のころ、部屋に親の作ったジグソーパズルがなぜか飾られていて、それがこの映画のスティーブ・マックイーンでした。まだ小さかったので、「なんだろう、このシワクチャ顔のオッサンは」と思っていました(汗)。そして大人の今になってようやく「大脱走」鑑賞。いやー、こんなにもカッコイイお兄さんだったとは。大変失礼しました!最高の映画です!マックイーン以外の役者さんもみんな魅力的でした。リチャード・アッテンポローは「とべ!フェニックス」などとは正反対の役柄を演じていて、芸達者ですねえ。他の面々もみな「いい顔」をしていてシビレます。イケメンじゃないけどカッコイイ。収容所内は陽気と言ってもいい雰囲気が漂っていましたが、ひとたび脱走した途端、シビアで残酷な面が突きつけられるのもハラハラしました。そして結局収容所に戻ってくるマックイーン。しかしその晴れやかな気持ちよさったらないです。この男、まだあきらめていない!他のレビュアーさんのコメントで知りましたが、彼は架空のキャラクターなんですね。けどそれで納得。彼には「絶望」や「死」は似合いません。彼こそ希望の象徴なのだと思います。実際に命を落としてしまった人々への、作り手達が込めたリスペクトなんでしょう。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-12-26 07:03:23) |
328.《ネタバレ》 初見がテレビの吹替だったので環境設定はそうしますが、大好きな映画になり何度も観ています。あの主題曲とともに毎回ワクワクします。でも自分にとってはバッドエンドだったのでマイナス1点。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 9点(2013-09-17 15:39:35) |
327.《ネタバレ》 120年を数える映画の歴史でもっとも有名なバイク・アクションを見せてくれるスティーブ・マックイーン、そして彼の短かった映画人生でも最高のヒーローはこのヒルツであることは間違いないでしょう。今まで映画の中で色んなヒーローを見てきたけど、本作のマックイーンを超えるカッコいい男にはいまだ出会えず、です。 荒唐無稽な大冒険スペクタルの様に見えますけど、これが実話をベースにしているというところがまた凄い(もっともマックイーンのキャラはフィクションですが)。収容されている捕虜たちの国籍もバラエティに富んでいて、米・英・豪・ポーランドと言うわけですが、各国の軍服の微妙な違いにもきちんと考証が行き届いているところは高得点です。それはドイツ側にも及んでいて、所長ルーガー大佐が首に下げている勲章がプール・ル・メリットであることに注目。これは帝政時代の最高勲章で、部屋に飾られた写真からも彼が第一次大戦で活躍した戦闘機パイロットであったことが判ります。ナチス政権では廃止されたこの勲章をいまだに佩用している設定からも、この人物がナチス信奉者ではないことをさりげなく暗示していますね(ロンメル将軍も生涯この勲章を佩用していました)。こういう細部に対するこだわりの積み重ねが、戦争や歴史もの映画の出来を左右するものなのです。 「脱走は捕虜となった兵士の義務である」と言う欧米の文化(?)はなかなか日本人には理解しがたいところがあります。私なら戦争が終わるまでのんびり収容所生活を楽しみますがね(笑)。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-09-11 22:02:28) (笑:1票) |
326.点数が高いので、名画ということで初鑑賞。ほのぼのした感じもあってなかなか面白かった。冒頭に実話という振りがあったんで、いっそう楽しめた。戦時中だし、脱走って重罪で即銃殺と言う印象、ナチスだし、を持っていたんだけど、脱走の攻防もちょっと温いとこあったりして面白かった。逃げるために穴を掘るという映画はいまさらの初めてだったんでなおさら興味深かった。実話だけあって、予定調和的なハッピーエンドでもなく、好ましかった。ドイツというと一方的に悪役にされてしまう戦争映画も多いけど、所長とか白キツネの人間らしさもバランスがとれていてよい。観ながら連想したのは「パピヨン」「暴力脱獄」「告発」だった。独房ということでケビンベーコンの告発、この大脱走ではそこまでの深刻さは演出されてなかった。脱獄ものということで、ポールニューマンの暴力脱獄も連想した。どちらも主人公の格好よさが光っている。良作でした。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-07-11 20:27:55) (良:1票) |
325.《ネタバレ》 内容としては、戦時下のドイツ収容所からの命がけの脱出なんだが、変に暗さも、悲惨さもみせない。やるだけやって、散っていく。戦争物なのに、気概をみて、エンターテイメントを感じた快作だった。 【min】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-17 20:44:00) |
324.《ネタバレ》 個性的なキャラクターたち、前半の楽しそうな脱出大作戦、脱出後の明暗もさることながら、独房王ヒルツ(スティーブ・マックィーンは、10年後の「パピヨン」よりまだ首がほっそりとして若々しい感じ)のオートバイ疾走シーンが爽快。 とうとう観念して、倒れたバイクのオイルタンクを馬でもたたくようにポンポンと軽くたたくのが印象的で、「おたがい精一杯がんばったから、もういいよな。おつかれさん」って感じだろうか。(その気持ちわかるよ) 軽快なマーチ曲は「史上最大の作戦」「戦場にかける橋」とならんで有名♪ 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-09 07:00:01) |
323.《ネタバレ》 子供の頃に観て感動した映画も、いま観るとガッカリ・・・ということはよくありますが、この映画はまったく色あせることなく、再びワクワクしながら鑑賞しました。特に、トンネルの完成からラストまでは一切目が離せませんね。また、脱走計画の「プロ」達がそれぞれいい仕事をし、素晴らしいチームワーク(?)も加わって計画が進んでいく様子は、なんだかとても楽しくて、とても戦争をテーマにしている映画とは思えないほどでした。大人数で何かを計画・進行すると、反対分子が現れて必ず諍いやもめごとが起こるのですが、そういうシーンがなかったのがいいですね。最後は50人も銃殺されたりと、やるせない部分もありますが、見終わって「楽しかった!」と思える戦争モノ、少ないと思います。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-03-03 19:09:20) (良:1票) |
322.《ネタバレ》 これぞエンターテイメント。 ドイツの収容所から脱走するという極めてシンプルな話だが、楽しい。 捕まったマックイーンが、壁にボール投げしているラストが印象的。 挫折で終わらせない演出が明るさを添える。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2012-12-21 21:35:34) |
321.中盤まで退屈だが、地下通路を抜けて国境への脱走を開始してからは10点満点の出来。再び捕まるか、逃げ切るかの多種多様な逃亡シーンには息を呑む緊張感にあふれていた。自分も草原に走る街道をバイクで逃げてみたい。 (追記)終盤の場面だけど、いくら敵とはいえ、今殺されたばかりの人間の前で乾杯する神経には共感できない。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-10-27 15:07:11) |
320.《ネタバレ》 漢の脱走浪漫譚。バイクをかっ飛ばすスティーブ・マックィーン。爽快な主題曲ですが上映時間170分は長く感じました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-08-25 00:43:37) |