31.何となく見る前からゆる~い感じの作品だという覚悟はできていましたが,まさかその予想がここまでどんぴしゃで当たるとは思いませんでした。。こういった雰囲気の作品は個人的には何も考えずに見ていられるので嫌いではないのですが,本作に関してはどちらかといえばやはりつまらない作品だと思います。最後の盛り上がりに期待しましたが,その辺もやや精彩に欠いているように見えました。決して駄作ではありませんが,この映画よりもいい映画は数えきれないほどあると思ったので平均以下の4点ということで。 【Thankyou】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-11-24 23:32:16) |
30.《ネタバレ》 最後の車の青年は、ビルマーレーの本当の息子なのかね、 苗字が同じだから気になった。 もしそうなら、それがおちかよー!って感じです。 【虎尾】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-11-01 12:30:09) |
29.《ネタバレ》 面白かった。女性たちとの再会もなかなか味がある感じでよかったし、ラストはもしかしてここで終わるんじゃ…終わった~って感じだったんですけど、その前の主人公の過去は変えられない、未来はどうにでもできる、重要なのは現在、みたいな台詞と最後にその「現在」をつかみ損ねて呆然とするってのはなかなかよかったです。 |
28.ん~ここで終わるのか。。。と不完全燃焼ですwこういう作品好きなはずなのですが、これはだめでした 作りすぎてる感じがどうもだめだっ多原因のような気がします 【キャラメルりんご】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-29 13:11:32) |
27.《ネタバレ》 「アメリカ、家族のいる風景」の直後に見た。ジム・ジャームッシュらしい音楽と画面のバランス美だなぁ。あともう一つの彼らしさ”抑えた感情表現”は、今回に限っては、味があるっていうより物足りなかった。ロードムービー好きとしては、プロセスの中で逐一生じてるはずの主人公の変化が丁寧に描かれてないように感じてしまう。最後ですぱっと主人公が変化してしまったら、せっかく旅のプロセスを描く意味がないじゃん!!「アメリカ~」のほうがまだいい。でも「テルマ&ルイーズ」の方がもっといい。 【●えすかるご●】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-07 00:07:39) |
26.「アメリカ、家族のいる風景」を観たすぐ後にこれを観てしまった私は、激しいデジャブ感に襲われたのでありました。話としてはこっちの方に引き込まれはしましたが、謎解きの要素を最後の最後で投げっぱなしにしてしまったので減点。 【ライヒマン】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-08 22:17:28) |
25.《ネタバレ》 これは「男性の人生における義務との関係」について描いたものだと思うなあ。 ドンはバカではないのに無気力。朝からTVの前に座って、ジャージ姿でボー。 なぜならドンというのは「しなければいけないことがない」男なのである。 ジャームッシュの認識では、「男性は義務がないと何もしなくなってしまう動物」であるのだと思う。 そのために、「しなければいけないことだらけ」で「義務が山積み」の隣人ウィンストンを登場させるのだ。ドンと同じような隠居老人とか、親のスネをかじっている生意気ティーンエイジャーとかではなしに。 「しなければならないことがない」ので、伸びきったゴムのようになっているドン。これぞ、普通の男性の姿、とジャームッシュは思っている(らしい)。 ネタばれるけれど、最初のピンクの手紙を書いたのは、ウィンストンであり、その理由は、煮え切らないドンにプロポーズをさせたいシェリーの相談に乗って、作戦を立てたからである。 そして、ドンが旅から戻った頃に都合よく届いたシェリーの手紙は「やっぱり愛してる」だから、これも作戦どおりなのである。そこでウィンストンは、「さあ、シェリーにプロポーズしろよ」と一気に盛り上げるつもりだった。しかし…それはドンに見抜かれてしまった。 姑息な策に頼って人を騙したりしても、やはりいい結果は生まないのだ。人生ってそんなもんだ。 さて、一連の出来事を通過したドンに、「しなければいけないこと」は発生したのだろうか…と、ジャームッシュは問いかけて終わるわけだ。やはり、「男と義務」についての話だと思う。しかし、全体としてはパンチ不足でぬるい感じは否めない。 ウィンストンの奥さんがよかったですね。あれはまさしく、女の幸せを全うしている人の微笑みである。 シャロン・ストーンの魅惑の微笑は健在で安心した。とって喰われそうだ。 ティルダ・スウィントンの別人ぶりには驚いた。だって、エンドロールを見るまで、どこに彼女が出ていたか分からなかったのだもの! 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-29 15:34:27) |
24.ストーリーは可も無し不可も無しですが、ウィンストン役のジェフリー・ライトとビル・マーレイのやりとりが好きです。他人のトラブルを過剰なおせっかいを焼きながら楽しそうにしているウィンストンみたいな隣人がいたら、大変かつ楽しいだろうなあと思って見ていました。それに嫌々ながらも乗ってしまうビル・マーレイも良かったです。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-17 02:54:17) |
23.《ネタバレ》 ビル・マーレー結構好きなんですけど、この作品に限ってはちょっと物足りなかったかも。いかにも女がほっとかない何となくいい男って感じは上手く出ていたとは思いますが、ちょっとアンニュイ過ぎかなーって(それって単なる男の好みの問題でしょうが)。 んなわけで、ワタシとしてはむしろ次々に登場してくるかつての恋人たちのほうが気になりましたね。「みんなそれぞれいろんなこと抱えて生きてきたんだろうなぁ」なんて。個人的にはシャロン・ストーンの演ったローラみたいに年をとっていけたらいいでしょうね。金銭的には決して恵まれちゃいなそうなのに、あんなふうにドンを受け入れられるなんてきっとそれなりに今幸せなんでしょうねぇ。反対にやだなぁってのは不動産屋やってたドーラだっけか?未練タラタラ跡ひくタイプっぽいっつーか。(ワタシ的には彼女が4人の中じゃ1番送り主っぽい気がします。モチロン子供の話はフィクションね。) 意外だったのはラスト近くになって急にドンが父親に目覚めちゃうところ。男って昔の女には興味があってもまだ見ぬ自分の子なんかにゃ興味ないのかもって思っていたけど、最後は哀れなほど醜態をさらしてしまっていて、ちょっと泣けました。 結局、「また観たいとは思わないけど観たことは後悔のない映画」ってとこかな。うーんこういうのは評価難しいです。 【ぞふぃ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-14 16:01:04) |
22.《ネタバレ》 この(物語的に)楽しそうな設定と主演がビル・マーレイ、これだけでもうOKです。どんな筋書でどんな結論でも、つまらなくなるわけがありません。しかも、最初の1人は案外いい感触だったのが、進むにつれて冷たさ度が増しているのが笑えます。ラストは一瞬あっけにとられましたが、よく噛みしめてみると、いろんなことを後から考えさせるなかなか洒落た締め方ですね。ちょっと残念だったのは、ジュリー・デルピーとジェシカ・ラングの顔つきが、なぜかいつもと全然違っていたこと。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-06-10 03:16:47) |
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21.元彼女達の四者四様の人生やら反応やらが中々面白くはあるけれど、作り過ぎの感じが若干鼻に付きます。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-16 22:49:50) |
20.主人公に全く魅力を感じず、シャロンストーンとその娘の色気ばかりが気になりました。これは僕が未熟なせいに違いない。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-12 17:32:52) |
19.「えっ?終わりっ???」と思わず言ってしまった結末でした。緩やかながらにストーリー展開に引き付けられていたし、映像も良かったと思いますが、最後が、、、う~ん。 曖昧に終わらせるのは悪くはないですが、もうすこし爽やかな雰囲気を残してほしかったです。 【カルーア】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-19 09:21:31) |
18.《ネタバレ》 淡々とした展開の中に時折シニカルな笑いが秘められていて、一見退屈そうな映画の割には面白いです。謎解き要素も盛り込まれているため、結末を知りたいオーディエンス側の心理を巧みにじらしては進んでいきます。ただ、最後までじらして終わりっていうのは、人によって受け止め方は様々だと思うものの、私個人的にはやや否定派です。ラストのビル・マーレーの呆然とした表情のアップからエンドロールに切り替わったとき、僕の表情もまた、彼さながらに呆然となってしまいました。 |
17.だれひとり幸せばっかりな人がでてこない。動物病院の受付の姉ちゃん以外は。それにしても妙に父親ぶっちゃうジョンストンが青年に逃げられてしまうシーンは痛烈な皮肉である。人が社会的な役割を演じるには、それまでの実績がものをいうのである。たとえ、どんないい言葉をいっていたとしても。だから、人はそれまでに培ってきた経験をもとにしてしか生きていけない。人に資質の差があるとすれば、それは経験からどれだけ豊かなものを掬い取ってこれるか、その点における差でしかないのだろう。でも、そういった哀愁や感傷っていままでジャームッシュ作品には出てこなかった雰囲気ではないか。いつもはジャームッシュ作品を見て、すっきりできたのに、今回はなんか年齢を帯びた複雑さが風通しを悪くしている気がする。 |
16.《ネタバレ》 発想が面白い。こんな自分を捨てた男への復讐もあるんだ。ふーん。みんなイイ女じゃんかぁ。復讐されても仕方ないね。でもこのピンクの女の人まだ彼のこと好きなんだろね。復讐したいくらいだもん。ナンともなかったら思い出しもしないし・・・。最後はちょっといただけない「だからどうなん?」って言いたい。結局これから何年も罰を受け続けることになるんだ。ある意味怖いよね♪ 【さら】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-14 09:47:58) |
15.20年前に付き合っていた女性たちに会いに行くというのは面白いと思えるが、DVDで見てしまうとつい集中力が途切れて平坦な物語に見えてしまってやや退屈であった。 【HK】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-13 00:30:07) |
14.《ネタバレ》 昔の女に次々と会いに行くって気持ち、分かるなあ。 一人ぐらい受け止めてくれる女がいたりして、なんかいいですよね。 50過ぎたらこういう旅もいいかなって思える変なロードムービーでした。 シャローン・ストーンの娘役のアレクシス・ズィエナがオールヌード見せてくれたのは美味しかったですね。 最近はインベイジョンでもいい色気を振りまいてます。 【くぼごん】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-10 16:55:21) |
13.《ネタバレ》 刑事ナッシュもといドン・ジョンソンもといドン・ジョンストンは無気力、無口、無表情で劇中一切笑顔を見せなければ怒りもしない。さらに一財産築き昔はプレイボーイという設定。そんな捕らえ所の無いキャラクターだがビル・マーレー(最近どんどん良い俳優になってる!)が演じているせいか何処かトボケていて可笑しく、情けなくてそのうえ哀愁を感じさせる。作品自体も相変わらずのハイセンスさで、手紙のピンクの象徴が象徴を生み出し憶測が憶測を生んでいく母親探しもなかなか面白い。だが、映画はヒントを散りばめながらあらゆる答えを出さない。彼女のうちの誰の息子なのか、ただのイタズラだったのか、それとも思い出し忘れた別の女の息子なのか…。さらにサンドを奢った男が息子なのか、カルバンクラインのモデル風の男か、ジャージを着たむさい男か、それとも全く別にいるのかいないのか…。またドンは過去の栄光にすがるようにドン・ファンの映画を観ながらソファーでダラリのカウチポテト的生活から脱却できるのか…。そしてブロークン・フラワーズとは他人から見れば微妙な生活を送るドンの昔の彼女たちのことなのか、それともドン自身のことなのであろうか…。答え欲しがりの私としてはこの結末はハッキリ言って消化不良でないわけではない。しかしこの旅でドンはある意味彼女たちの〝過去〟(思い出)と〝未来〟(過去からの変化)と〝現在〟(現状)を目にしたとも思う。過去よりも未来よりも現在が大事だと悟る旅は自照の旅でもある。自分の人生、時の流れを我に返って感じさせる本作は観ると何だかとっても胸が詰まるのである。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-05 18:02:39) |
12.だからー、結局何なんだよ!と言いたくなってしまうのだが、ジャームッシュ作品を楽しみたかったら「それを言っちゃおしまいよ」なのだ。それはわかっている。わかってはいるが、僕にはこの作品に限らずジャームッシュ作品を味わうアンテナが貧弱なようだ。わかりやすい起承転結を用意したり、メッセージを主張したり押しつけたりしない。観終わった後に、何かもやもやしたものが残ったりすればそれで良いのかもしれない。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-29 11:16:34) |