43.こう映画になってみて言うのはズルイ気もするが、“カーリング”はとても映画の素材としてふさわしいスポーツだと思う。見た目の地味さと、隠れた奥深さが、物語として人間を描いていく上で、雄弁に引き付ける。 そしてスポーツとしてのその特異な性質が、スポーツ映画特有の役者が演じる上での“素人っぽさ”や“無理っぽさ”を軽減させる。もちろん本当に競技をしている人達から見れば、細かい部分での違和感はあるのだろう。が、こんなこと言うと失礼かもしれないが、先のトリノ五輪でのカーリング中継を見ても感じるように、カーリング選手にはいわゆる“アスリートっぽさ”がないのだ。加藤ローサのような駆け出しカーラーも、大泉洋のような元一流カーラーも決していてもおかしくないという印象を持たせる。 そういう様々な面において、“カーリングの映画化”は正解だと思う。 “カーリング”という素材意外ではこれといった目新しさはない。が、それこそ青春スポーツ映画の「王道」であり、不足は無い。決して派手さはない「素材」と「演出」に彩られ、北の大地を舞台にこの映画は、時に熱く、時に温かく、不思議な形の一石を投じる。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-06-16 13:15:10) (良:2票) |
【はるこり】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-03-02 21:37:47) |
41.元気があっていいんじゃないんですか、好きですよ。普通に楽しめました。 【アスモデウス】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-11-25 23:08:30) |
40.《ネタバレ》 正直もはや何匹目のドジョウかわからないほどやりつくされた学生青春サクセスストーリーのカーリング版。もうほとんどの展開が他の映画でみたようなものばかりの恥ずかしいほどのベタベタっぷり。しかもかなり安っぽい。 序盤であまりにも過剰にヘナチョコなシムソンズにイライラしすぎて観るのをやめたくなったくらいなのですが、笑いや色恋に重点をおかず、実力や精神的な成長に時間を置いて割とじっくりみせてくれたおかげか、次第に応援したくなる気持ちが高まってきてしまいました。いい加減この手の映画は酷評してもやりたいんですが、大泉洋のカッコ良さと星井七瀬、森下愛子ママンの可愛さもあって、どうしても甘くなってしまいました。純粋にカーリングをやってみたくなったてしまったってのも映画として成功してるってことなのではないかと。それにしてもこんな娘たちがオリンピック出るなんてねぇ…。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-10-20 01:53:14) (良:1票) |
39.観る人の期待を裏切らない映画。期待以上というわけではないけど、このように「うん、期待通り!」という映画は実際結構少ないです。上手。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-06-20 21:53:15) |
38.とっても気持ちよく観れる。流れも盛り上げ方も実に王道、音楽のかぶり方も実に基本。まるでTVドラマのようだが、それでも十分楽しめます。がんばってる姿を見るのはいいものです。役者に不満は無いが、田舎っぽくない所と、映画っぽく無いところが減点。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-04-09 10:03:13) |
37.《ネタバレ》 弱小チームが成長して栄冠をつかむという王道ストーリー。ベタな展開の嵐だけどそれが心地よい。基本的にハッピーエンド好きなので、こういう映画は大歓迎! 気楽にお手軽に楽しめる娯楽映画です。 【クレイバード】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-03-16 16:10:39) |
36.カーリング自体、盛り上がるスポーツではないので、青春ものとしても、普通かな。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-03-16 01:12:12) |
35.カーリングを世に知らしめたのはこの作品ではないだろうし、カーリングを題材とした理由もおのずと知り得る。しかし、一つの映画として真っ直ぐなストーリーは実話をベースにしていることを除いても評価できるものに違いない。キサラギを先に見たのだが、今作で改めて邦画も捨てたものではないと思わせしめられた。小さな町の小さなサクセスストーリーがこんなにも大きな純粋さを表現し、気持ちを高揚させる。佐藤祐市アッパレである。 【Andrej】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-13 03:21:34) |
【フッと猿死体】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-12-30 13:21:02) |
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33. 案外面白い映画でした。それにしてもどうして勝てたんでしょうね。マイナースポーツだからなのかな。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-12-15 22:25:22) |
32.日本女子カーリングチームが激闘を演じているこの時期に見たからというのもあるのだろうけど、思わず感涙してしまうシーンがいくつもあった。 多少のお笑いを織り交ぜつつ、終盤はストレートにお涙頂戴路線を突き進む。 有り勝ちな設定、有り勝ちな展開、やや臭さを感じる演技、それでも何かこみ上げてくるものがある。 不思議な魅力のある作品でした。 追記・トリノの感動から随分と経ちましたが、改めてDVDで見直してみました。 劇場公開時はトリノ効果や劇場の雰囲気も手伝って感動したのかと割り引いてレビューしましたが、冷静になって改めて見てみるとやっぱり泣いてしまいました。 決して上手いとは言えない4人の女優さんたちではあるけど、心に直接訴えかけてくる情熱のようなものがありますね。 ありがとうのシーンやこのチームで行きたいのシーンはもう号泣で画面がよく見えなくなるくらいでした。 1年ちょっとの間に僕の涙腺がどうにかなってしまったのかも知れないけど、単なるトリノ効果で泣いたわけじゃないことは確かのようです。 今更ではありますが、追加で+1点とさせてもらいたいと思います。 【もとや】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-11-16 22:28:40) (良:1票) |
31.うん,良かったです.一足飛びな感じや全てが丸く収まるラストなど「ベタ」とか「お約束」とか言った表現がピッタリな感じですが,この世代の女子特有の外からは理解不能な「キャピキャピ感」に30代半ば毒男は無条件降伏せざるを得ないのです. 【マー君】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-08-21 00:38:43) (良:1票) |
30.《ネタバレ》 友情・努力・勝利のジャンプティスト溢れる作品でした。 可愛い女の子4人てところが暑苦しさ無く爽やかです。 何気にカーリングの説明とかわかり易くて親しみやすいのもポイント。 【ひで太郎】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-06 23:25:59) |
29.この映画を見て、カーリングというスポーツにとても興味を持った。とても奥が深いスポーツだ。全くルールを知らなくてもこの映画を見れば映画の中でカーリングのルールを説明してあるので、主人公の女の子と同じようにカーリングを知る楽しみを感じることができた。ストーリーに関していえば、コーチの過去など複線もよくできていて2時間飽きさせなかった。この手の映画につきもののトントン拍子に勝っていくところなど多少出来過ぎだと感じた部分もあった。同じスポーツものでも「がんばっていきまっしょい」とは鑑賞後の後味は違う感じ。 【やぶからスティック】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-05 23:05:43) (良:1票) |
28.ドラマの処理=競技技術の上達という構図が成立しない以上、こういう類いの話は難しい。 下手に勝利させてご都合主義を際立たせるより、敗北させてドラマをクローズアップする内容で仕上げるに限る。 そういう意味では結構全うな方だと思うのですが、随分と稚拙な部分が目立つ・・・。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-07-10 20:34:54) |
27.《ネタバレ》 くやしい!こんないい映画を劇場で観なかった自分をひっぱたきたくなった。しかも歩いて5分の近所の映画館に舞台挨拶にきてたのに!! ベッタベタのスポ根物語を、愚直なまでに丁寧に、そして愛情込めて撮り上げたことが、画面からじんわりにじみ出てくるが如く伝わってくる。1シーン1シーンに無駄がなく、だからといってテンポを殺さず、ロケも室内もキレイに撮られ、演者たちも素晴らしい。ローサがこんなにいい女優だったとは、他の作品で演出やってる連中はいったい何をやっていたんだ?って思うほど、ここでの瑞々しさというか輝きが段違いだった。他の3人も可愛いし、大泉洋も嫌味にならずに個性を発揮。JAMの選曲も、恩田作曲の楽曲に絞ったのは正解。ローサ目当てで見たんだが、ツンデレ藤井美菜に目ぇ奪われまくり。ごめんよ、ローサ……。こういう映画をつくってくれる人たちがいるなら、まだまだ邦画も捨てたもんじゃないね。 【ダブルエイチ】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-03-17 18:04:32) (良:1票) |
26.映画館で「フラガール」を観た後、この作品も負けていないとの噂を聞き鑑賞したが、案外だった。ってゆーか、女の子達の演技が茶番過ぎて、せっかくの物語が台無しになってしまっている気がした。蒼井優使ってリメイクしたらとんでもない傑作になるんじゃないかな。 【Keicy】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-01-16 23:51:44) |
25.滅茶苦茶シンプルな展開(とはいえ実話ベースですが)なのに面白い。「冬季オリンピックの時はカーリングも見てみたい」と思ってしまうし、興味も自然とわいた。ご丁寧にカーリングについてのアラカタなルールについても知ることが出来、なんかイタセリツクセリだ。「手垢のついてないマイナースポーツ系映画」という狙いだけの映画という訳でなく、スポ根作品(とも言いにくいが)として観てるこっちまでもが力が入るシーンも多々あり、感動も出来、及第ともいえるカタルシスまでもついてくる。登場人物も嫌味のなく、面白い。同じ田舎(失礼)女子高生・青春ウチコミ系作品「スウィングガール」より純度の高い作品だと、思います。つか、シムソンズ、可愛すぎました。笑。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-01-13 08:19:20) (良:1票) |
24.《ネタバレ》 実際に見るまでは「とんだ一杯食わせ者」的な映画だろうと思っていました。スポ根で青春物だし、大体の筋書き分かるし、オリンピックの宣伝ぽいし、いわゆるアイドル物だし、カーリングはマイナーだし、製作のバラちゃんは映画素人だし、どーせモー娘のピンチなんとかと同じだろ、と思っていました。でもいい意味で「期待」を裏切ってくれました。決して押し付けがましくない、そこはかとない感動。お涙頂戴に流れることの無い、自然にこみ上げる涙。ツボを外さない笑い。久しぶりにいい映画を見たなという気にさせてくれる映画でした。高橋真唯チャンが家の外から寒さに凍えながらも「誘ってくれてありがとう」と言うシーン。正直、泣けます。 【鳥居甲斐守】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-01-09 15:17:34) |