隠された記憶のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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隠された記憶

[カクサレタキオク]
Hidden
(Caché)
2005年オーストリア上映時間:119分
平均点:5.45 / 10(Review 42人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-04-29)
ドラマサスペンスミステリー
新規登録(2006-03-02)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2008-12-29)【xxx】さん
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監督ミヒャエル・ハネケ
キャストダニエル・オートゥイユ(男優)ジョルジュ
ジュリエット・ビノシュ(女優)アン
アニー・ジラルド(女優)ジョルジュの母
ダニエル・デュヴァル(男優)ピエール
ドゥニ・ポダリデス(男優)イヴォン
脚本ミヒャエル・ハネケ
撮影クリスティアン・ベルガー
製作ファイト・ハイドゥシュカ
製作総指揮マルガレート・メネゴス
ミヒャエル・カッツ
配給ムービーアイ・エンタテインメント
タキコーポレーション
美術エマニュエル・ド・ショヴィニ
クリストフ・カンター
衣装リジー・クリストル
字幕翻訳寺尾次郎
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22.わかりにきー。
Yoshiさん [DVD(字幕)] 3点(2008-03-22 07:00:15)
21.《ネタバレ》 確かに解釈はいかようにもとれるけれど、あの親子のどちらかが関わっていたのには違いないわけで、それ以上の構造を披露されても観客にとっては大した意味を成さないだろう。
過去の出来事を根に持ったのか、はたまた興味本位(こちらは息子の場合限定)だったのか知らないが、受け取った家族にドラマが発生しない(脅えている様子しかうつしていない)ので、曖昧に構造を披露しただけの代物でしかない。

ただ、ラストカットの様子が一連の出来事の後に初めて彼らが接触したという解釈であるのなら恨みの連鎖(父の敵討ちとしてあの息子に何か仕出かそうとしている)という悲劇の表現として多少は有意義な気もする。
カラバ侯爵さん [DVD(字幕)] 3点(2008-01-11 20:19:16)
20.じーっとシーンが変わらないので、ジュリエットビノシュの体型ってぜんぜん色っぽくないんだなーとか映画の本筋とは関係のないことに気がついてしまう映画だった。
はるこりさん [DVD(吹替)] 4点(2007-11-26 00:15:53)
19.《ネタバレ》 衝撃のラストシーンという言葉だけが1人歩きしたような作品ですが、ここのレビューを読んでいると犯人は子供だったという意見が多い。でも違うと思う。しかしそんなことは3流の推理小説と同じようにどうでもいいことなんだと思う。監督の伝えたいことと、キャッチコピーがまったくあっていないほうが私には衝撃でした。ちなみに自己顕示欲の強い監督がつくった映像は、まるで映画愛好会の素人がつくった映画と判別がつかない。わたしは冒頭のパフォーマンスが気に食わない。ああいう映像を撮って人に見せておいて「意味がワカラナイ」と文句をいうと、ちゃんと観ないキサマが悪いのだと逆ギレする素人がいますがそれと変わりません。それに私はウォーリー探しを楽しむために映画を観ているわけじゃありません。以上です。
花守湖さん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-15 21:05:07)
18.この映画・・・やってくるんですよ・・・・それも本当に突然に・・・・・私、凍りました・・・一気に常温から氷点下へまっさかさま。バナナで釘が打てそうです。
こんな定点カメラでこんな映像見せられてもお母ちゃん困るわあぁ~~心の準備ってもんがあるでしょうよ。ハネケたんの特典映像のインタビューによりますと、「残酷なシーンほど、よりシンプルに撮る」・・・さようですか・・・それしか言えんわあ~
このシーンのあとにそのヒトの息子のシーンがあるのですが、その息子がおんなじことやらかすんじゃないかとビクビクしてました。心臓に悪いです、ホント。
ふぉんださん [DVD(字幕)] 8点(2007-10-15 16:16:59)
17.《ネタバレ》 エンディングに問題の二人が登場しても全く気づかず、後でDVD特典で「衝撃のラスト」と言われて再見する始末。でもあれじゃ気づかない人、多いんじゃないかな~。
あおみじゅんさん [DVD(字幕)] 4点(2007-10-08 15:52:27)
16.ハリウッド漬けの日本人には、難解に過ぎる。
センブリーヌさん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-10 13:12:20)
15.《ネタバレ》 なんのメリハリも無い映画ですが、
不思議と退屈せずに観れました。

最後のシーンを観て、犯人に思い至らなかった俺はアホだ。
あそこで気づいていれば、色々考えられて評価も変わっただろうに…
悔しいです><

彬彬さん [DVD(字幕)] 3点(2007-08-02 11:32:10)
14.途中まではハラハラとさせてくれます。音楽を排したリアルさも、心地よい虚無感を感じます。でも後半は、勢いが失速する感じです。ここで終わり?という居心地の悪さは、残ってしまいますね。
カワウソの聞耳さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-25 23:35:22)
13.解釈を観客に委ねる、と言っておきながらこの映画には解釈の自由度が無い。映画は十人十色、さまざまな解釈が許されるもののはずなのに、この作品では唯一の答があり、そのヒントだけを散りばめ、あとは考えなさいと放り投げ、そのくせ答え合わせはしない。答え合わせをしないところに解釈の自由があるように見えるが自由など無い。物語上の謎だけではなく、そこに隠されたメッセージまでもが巧妙に隠され、さあ解いてみろと、あきらかに観客よりも上位となってハネケが迫ってくる。先生が生徒にテストを課しているような映画。画面に隠されたものを拾い上げながら答えを模索する楽しさを感じることができる向きには、新しい映画の楽しみ方として受け入れられるだろうけど、この映画の抑圧的ともいえる問いに答える気がもうとう無い私にとっては、それでも必死に画面を凝視し続けた後に訪れるエンディングにがっくりと頭を垂れる、そんな疲労感を残す映画だった。
R&Aさん [DVD(字幕)] 4点(2007-06-26 12:25:27)
12.《ネタバレ》 これを劇場で観ちゃったら怒っちゃうかもという作品。
しいて例えるなら通常気にも留めない事をサスペンスに仕上げるとでも言いましょうか。
それはストーリーの中でも、監督も。
で。これが何を訴えたかったか?には賛同しかねる考え方があり、何が悪いのかを一概に善悪的に捉える所が嫌いです。
長回しやビデオ画像との交錯、伏線を探らせる手法には少し興味がそそられる部分もあるのですが、大事な主題が共感できないところが自分には問題ですね。
そりゃ気にも留めないとこからそんな自分勝手な復讐されりゃもうサスペンスですよ。
だから?と。人種や差別問題にからめてこれを利用するのは良く無いと思いました。
ラストシーンに文字通り隠されたものは大したものではない?。それが無くても(可能性から)そうだろうなといういくつかの自分の結論の選択肢にはあるものじゃないですかね。私が思っている隠されたものが違わなければ。
森のpoohさんさん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-11 01:53:20)
11.本当にどう点数つけたらいいかわからない。極力無駄のない映像のようにも思えるしかといって無駄すぎる長回しのような気もするし。自分としては答えを客に任せる作品は苦手だなと改めて思った。
おっちょさん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-29 16:15:22)
10.《ネタバレ》 DVDのインタビューで監督さん本人が解説しているように、基本的に「解釈お任せサスペンス」であり、そういう意味で評価が難しい作品。

ビデオを送ってきた人物が誰かという「謎解き」は本質ではなく、それは見る人にとって誰もが共感しやすい「自分の過去や罪にどう向き合うか」というテーマの表象なのだろう。

そのため、より見ている者が自分自身と対話しやすくするため、意図的に抑えた演出やカメラの長回しなどが多用されている。事実、見ている間、「こんな風景ってどこかで見たな」とか、「こんな状況なら自分ならこう言うのに」などと、登場人物と自分をダブらせながら見てしまった。こういう感覚は久々。

ただ、全編に亘って「ビデオの送り主は誰で、その目的は?」というミステリアスな謎掛けで引っ張っているだけに、その解釈を観客に丸投げしてしまうオチは、はっきり言って手抜き一歩手前と言わざるを得ない部分もある。そういう意味では本格ミステリーなどと比べれば、お手軽な作りと言える。

あえて解釈すれば、主人公の生家を知っている事やニワトリの首の絵などから、明らかに少年時代の出来事を知っている人物であるのは間違い無いはず。とすれば、あんな大昔の、しかも二人しか知らないはずのエピソードを知っていて、かつ、それを恨みに思っている可能性がある人物は、あの養子にしていた少年以外にいない訳で、さらに二人の「室内」でのやり取りまで隠し撮りされている以上、まったくの「第三者」が忍び込んでやっていたという可能性は、現実問題としてまずあり得ないだろう。それに加え、ラストシーンを見るに、父親に聞かされた過去の愚痴などから、彼(自殺した男)の息子が今回の行動を起こしたと解釈するのが一番妥当に思える。

まあ「解釈お任せ」という逃げ道を用意して、始めから伏線の回収を放棄している作品である以上、どうしても傑作とは言い難いが、見ている間は退屈しなかったし、それなりに考えさせられる作品として一度くらいは見ても損は無いと思う。
FSSさん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-19 16:15:12)
9.画面から抜け出すかのような緊張感は他に類を見ないピリピリ感で、淡々と狂気じみていく世界観は流石でした。特に始まりの五分間の緊張感といったら…。この監督、半端じゃなくどこかおかしい。「点数付け難い」という意見には、超賛同。0点と評価もできるし満点ともいえるし…この監督にエンタテイメント性を求めるのは筋違いなんでしょうか、ねぇ。この評価は、全然アテにならない五点だと思って頂きたい。白旗。
aksweetさん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-01 00:10:50)
8.私的には、普通に考えたらまったく面白くないと思う映画。でも、これが何故か見入ってしまった。最後が私には良く分かりませんでしたが、皆さんのコメント見て納得。。。
AKiさん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-21 02:02:07)
7.《ネタバレ》 エンドロールの画面でこんがらがってしまいました(・ω・A;) これは久々見終わった後に、監督インタビューやら劇場公開予告見て復習しました(笑) それでもスッキリはしませんけどね!
うさぎ大福さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-16 22:32:42)
6.普通の映画じゃない。まず冒頭から、なんのヘンテツもない家の風景をずっと長マワシ。これが異様に長い。いつ物語が始まるねんって思ったり、俺、なんでこんなしょーもない映像ずっと眺めてるんやろ~って思ったり、色々考える時間あるねん。それくらい長い。そして物語が始まってからも何回かそんなシーンがあるねん。それに一切音楽なし。そしてオチは、最後の遠くから撮った長マワシ映像の中に、ちょこっと写る。これがまた異様にわかりにくい。そしてそれがわかっても、結局、真相はわからずじまい。真相なんて、どーでもえーし、観終わった後に色々考えてってことらしい。ただ、そんな映画やけど、緊張感が持続し退屈じゃなかってん。これは監督の腕か?さすが「ファニーゲーム」の監督さんやわ。でも、やっぱすっきりしないし、最後もそない衝撃うけへんかったし、観終わった後、色々考える気も起こらんかったんで、こんくらい 。こんな俺はハネケ失格。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-11 23:59:07)
5.《ネタバレ》 余韻を持たせて観るものを引き込んでいくのとはわけの違う、なんか「ピーマンニンジンタマネギはそろえたよ味付けはこんなんどうかな」と材料だけ揃えて、多くの作業をこっちに投げているような映画に思える。ラストを迎えてもさっぱり掴めないストーリーは「見ろ、感じろ、考えろ」と監督が鞭打っているかのような感覚。きっと家庭で観賞した方の多くが、どこかに伏線がないか、どのシーンに意味があるのかと繰り返しビノシュやオートゥイユを眺めたろう。犯人はあれですよ、ハネケです。長回し好き監督の趣味ビデオ…とふざけつつ、高尚のようで下世話でもあるこの混沌とした感じを嫌いにもなれない。点数付けづらい映画№1。
のはらさん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-06 00:59:45)(良:1票)
4.一週間レンタルじゃ解明しきれません。DVD買わせる戦略ですかね
亜空間さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-30 23:10:12)
3.《ネタバレ》 うううん。
どうなっているんだ。
頭がこんがらかって大変だ。
てことはー、あいつがあいつに頼んで団地の部屋で父ちゃんには知られず隠し撮りしてたってこと?てことは、自分の父ちゃんが団地に行く日を感づいていたわけ?
そんであいつはテープを撮って渡していただけってこと?
てことはあいつは父ちゃんに会ってもらって一言でも謝って欲しくて、それでやったのよね。
ビノシュがピエールとカフェで話していた内容が全然分からない。
カフェの会話だけでもせめて英語ならと、字幕の解読に挑もうとしたら日本語字幕しかないし。奥さんていったい誰の奥さんよ。日本語字幕の人!ほんとにあの訳でいいんですか。責任とってよね。
この映画は、ラストの実家の庭のシーンが最もインパクトがありますね。
あんな遠景からワンカットで、音楽もなにもなく、すごい映像だね。こんなのあんまり見たことないな。間違いなく車の中で、手足を縛っているよね。「縛っているな」というのを「見せずに」、観客の想像力だけで表現してしまう、ハリウッドの監督なら間違いなく車内の手足のカットを手ブレで見せるだろう。
またここのシーンは、人種・階級間の力関係、「彼らは何をしてきたか」を固有の登場人物を超えて普遍的なものとして表現している。そこんとこが、すごーい。うまーい。
「何も覚えていない」から「俺は何もしていない」になり、「俺のせいじゃない」になり、「俺は悪くない」になるという、まるで犯罪者の尋問のようなジョルジュの情けなさよ。どうです、この徹底的にずるくて弱い一人の40男の姿。
やましさのあるジョルジュに比べ、アルジェリア人のの表情の穏やかなこと。たった一言、「あの時は悪かったな」とどうして言えないの。ジョルジュの愚かさがとても悲しい。たぶん、その一言で相手の心は少しは癒されたと思うのです。確かに俺にとってかけがえのない、たったひとつの天国へのハシゴを蹴落としたのはお前だ、でもほんの子供だったんだし、お互いの立場もいろいろあったしな。もう40年も前のことだ。そう思ってくれたかもしれないのに。
同じ「子供の頃の悪事によるやましさ」を描いた「ファイナルカット」を思い出しますが、もちろんあんな駄作とは雲泥の違いだ。やはり映画とはどこまでも〝人間をどう描くか〟なのでしょうか。
「衝撃のラスト」のとこは、一回早送りで見てみると分かりやすいです。

パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-07 22:42:37)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 5.45点
000.00%
100.00%
200.00%
3716.67%
4511.90%
51228.57%
649.52%
7921.43%
849.52%
912.38%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.80点 Review5人
2 ストーリー評価 5.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review4人
4 音楽評価 8.66点 Review3人
5 感泣評価 5.00点 Review3人
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