1.《ネタバレ》 原作者のファンで期待と不安半々で観ましたが、原作のイメージを損なうことなくうまく仕上がっていました。
なによりもキャストのイメージが原作にピッタリでした。
とくに父親役の鮎川誠は、バッチリでした。
長嶋有の小説は特に展開がある訳ではなく映画化は不安でしたけれど「サイドカーに犬」よりも原作のイメージをうまく表現していたと思います。
こういう話では主人公に自分の内面を安直に語りをいれて表現することもなく淡々と丁寧に撮られていて感心しました。
原作者のファンの方にオススメの映画です。