148.《ネタバレ》 虚無的な暴力描写に満ち溢れ、日本では悲劇的に捉えられがちな「バイオレンス系北野映画」が、アメリカを舞台にすると半分コメディではないかと感じてしまうほどのアクション娯楽映画に変貌していて興味深かったです。日本では異質な北野映画の世界も、アメリカでは日常のことなんでしょうかね? しかしまあ、おなじみの北野組の面々がLAと全くマッチしていないのが本当に笑えました。この違和感もこの作品の魅力かもしれませんね。 奥の深さはあまり感じませんでしたが、アメリカナイズ(?)された北野映画ということで貴重な一本であることは間違いありません。 【TM】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-01-29 19:35:34) |
147.《ネタバレ》 あまりにもヒドイ。 たけしが自分の「男らしさ」「カッコよさ」「情の厚さ」などをこれでもかと観客にわかりやすく説明する超ナルシスト映画。 それもワザワザ全部他人の口を使って語らせてるのがイヤらしくてヤ。 本当にカッコイイなら、言葉にするべきじゃなく観客に「演出」で感じさせればイイだろう。 ラストシーンもわざとらしくイイ話にしようとしてるけどシラケてしまう。 いかにも日本の文化です的にハラキリやら入れてみたりもするんだろうけど、完全に海外に媚びてるようにしか見えない。 いや、外国人なんてハラキリや指詰め見せときゃ喜ぶだろう的ナメた考えが薄く見えた気がしてヤだ。 けなしてばかりでスイマセン。 でもせっかく脇にイイ役者を揃えてんのに、みんなが口を揃えて「アニキアニキ」ってちょっと安すぎるだろう。 ビジュアルを今風にしたVシネマ。 竹内力主演でよかったんじゃないのか? 【コウ】さん [DVD(吹替)] 1点(2008-10-02 23:54:14) |
146.《ネタバレ》 北野作品の特徴は独特の乾いたタッチと絶妙な「間」にあると思う。予想外の展開で意表をつくかと思えば、きっちりと予定調和に落としこんだりするバランスがすばらしい。しかし、本作は寺島が憤死した後、パワーダウンしてしまった感が否めない。あの人数で、外国で、彼らはどうやって「しのぎ」をかけていたのだろう。また、敵の存在が希薄で、戦いにリアリティが感じられなかった。そこら辺をあえて描かなかったのだろうが、本作では表現方法として成功していないように思う。横文字タイトルにして、外国との合作にした訳だが、北野武は期待したほどの達成感を得られたのだろうか? 【ジャッカルの目】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-10-02 03:47:48) |
145.今まで以上にヤクザを前面に押し出した映画。なにか全体を通して表面的なように感じました。一つ一つのエピソード、また登場人物を深くは掘り下げずただ淡々と話が進んでいきます。 北野監督独特の間や構図も影を潜めており、どういう意図でそうしたのか気になります。 【njld】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-10-01 01:48:59) |
144.《ネタバレ》 海外ロケで安っぽいテイストになってる気がしました。切腹で臓物が出るシーンは壮絶でした。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-10-16 22:51:46) |
143.加藤雅也の格好良さが尋常ではない。他の日本の役者も総じて素晴らしく 主演の武が完全に霞んで見えてしまったのが残念。 内容は武映画にしてはストレートでわかりやすく感じた。外人に媚びたのかな? 【ぎぶそん】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-09-28 15:05:23) |
142.武作品としては、比較的失敗作。 武のバイオレンス作品は大好きだが、これはクドすぎ。 加藤雅也はカッコよかったが・・・ 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-09-09 00:43:14) |
141.《ネタバレ》 寺島が、「よろしくたのむぜ、おじき」と言って頭を打ち抜くところだけが印象的。このシーンを見て、自爆テロのこととか、いろいろ考えちゃいましたね。仮にそれで世界がよくなっても、自分自身はその「よくなった世界」を決して見ることはできない。その決意ってものすごいなあ、と。他のシーンは退屈でした。 【コウモリ】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2007-08-13 23:17:04) |
140.デニーはF○CKって言うのが口癖ですね!それに便乗した僕です。 【Dr.Tea】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-01 00:31:38) |
139.「バイオレンス」と「色」を芸術的にみせる北野作品としてはどうも・・。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2007-07-23 17:58:12) |
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138.ラストへ持っていく為のストーリ展開の強引さが残念。 【ucs】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-02-14 13:09:22) |
137. 加藤雅也・石橋凌はかっこいいですね。寺島進・大杉漣も相変わらずいい仕事してます。ただ、途中でストーリーが読めてしまうのでちょっと残念です。 【海牛大夫】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-08 21:35:41) |
136.《ネタバレ》 『HANA-BI』『菊次郎の夏』と続き欧州で評価を上げるビート氏が遂にハリウッドを意識!それはまさに北野バイオレンス映画アメリカ死闘編と名付けるべき作品に仕上がっている。己の死に場を求めるヤクザの話はまさに『ソナチネ』を彷彿とさせ、その舞舞は沖縄でなくロス。日本を追われたたけし演ずるヤマモトは、腹違いの弟(『あの夏、いちばん静かな海』以来の真木蔵人)を求めてアメリカへ行く。そこでマフィアとの抗争に巻き込まれ云々と、後は北野バイオレンス映画定番の破滅絵図。それはまさに『ソナチネ』。しかし潤いある沖縄が印象に残る『ソナチネ』に対して、『BROTHER』では乾ききったロスが強く印象に残る。『フレンチコネクション』や『LA大捜査線』に通づる、70年代の刑事モノのギラついた感じを彷彿とさせる。文句があるとすれば、ハラキリややけに多い指詰めシーン。なんとなくハリウッドに媚売っている感がアリアリでちょっと冷めた。 【カイル・枕クラン】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-16 00:26:54) (良:1票) |
135.《ネタバレ》 寺島進と加藤雅也が異常にかっこいーでした。ヤクザがアメリカに行って暴れるって内容も割と目新しくておもしろかったです。ただ、かっこいーと怖い以外なんの感情もわかないところがちょっと物足りない気もしました。そして長井秀和調に突っ込むと、映画の中のタケシに銃は持たせるな。持たせると奴はかならず死んじゃうぞ!映画の中のタケシが静かな間をとったら気をつけろ。その後のはたいがい、流血沙汰が繰り広げられる事になる。間違いない。以上です。 【なにわ君】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-15 23:48:44) |
134.《ネタバレ》 北野作品の中ではいまのところ一番好き。最後にモーテルの店主に「修理代だ」っていって金を置いて死ににいく様がカッコいい!デニーに着替えと偽って逃げるための大金をバックにつめていたというところが最高にカッコいい!マジ漢(おとこ)。 【湘爆特攻隊長】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-11-09 08:29:06) |
133.キャストの多くがアメリカ人で、英語の台詞がポンポン飛び交う異色の北野作品。これって一見アメリカ版『ソナチネ』に見えるが、『ソナチネ』ほどは洗練されてるとは言えず、ちょっとダレる。ミエミエのラストもさることながら、やはり台詞が多すぎるのが欠陥では? 北野映画は沈黙が命です。 【とかげ12号】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2005-10-26 20:59:38) |
132.ストーリーより描写に力入れた作品だと思う。時々日本の場面になるのは海外からの評価を意識したものかな。 |
131.腹黒くないのを証明するのに、切腹って。。。。。びっくりすんじゃん |
130.これは当時『バトルロワイヤル』で撃沈して口直しに見に行った。『ソナチネ』と『HANA-BI』が好きなんですが、もっと娯楽にとんだものと予想して見に行きました。たしかに北野武の映画の空気はあるし予想通り娯楽色もあったんですが、いざ見てみるとあまりに期待通りというか、もうちょっと驚かせてほしかった。ハリウッド資本ということは当然商業的に成功しなけりゃいけないということもあるでしょう。まぎれもない北野武の映画でありながら、そういう部分が中途半端にちらちらする。ひとつひとつのシーンは北野映画の間で描かれているのに全体を見ると妙にせかせかと進んでいく。腹切りと指詰を見せるためだけに入れたとしか思えない日本のヤクザのシーンはいらないと思う。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-04-15 13:10:14) |
129.銃を撃ちすぎ。でもすごく印象に残る映画です。 【kure】さん 7点(2004-12-13 03:54:02) |