42.…そもそも、この映画を観ようと思った人達(私も含む)の気持ちが知りたくなった。様々な観賞後評を読むにつけ、もしかするとパゾリーニにしてやられてたりするのかな。。などと。。。確か、大昔の公開試写会で無修正版が上映され(意図的?)話題に。その記憶が大人になるまでずっと引きずって。。。。映像表現はやはり旧いかな。だから逆にグロいと感じる部分もあった。ただ、「官能」を感じさせてくれる部分がなかった。それを期待してた自分が甘かったのかな。その世界を真に理解する人にはこの映画に潜む(であろう?)陶酔がわかるのだろうか。サドの小説を読むかぎりは何かしら訴えてくるんだけどなぁ。。 【GUSUTAV03】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-12-27 01:56:38) |
41.これに7点入れる自分がけっこう怖いのですが。 大学時代一人で見て、これはいいものに出会ったと思い、 合う人ごとに薦めるという無謀をやりました。 パゾリーニの趣味としか思えないスカトロ拷問同性愛行為の数々。 大人数で劇場で見ると身の置き所がないという苦痛と戦うことになりますが、しかし「こういう世界もありでいいんだ」と安心させられた外れ者としては、妙に身の置き所があった映画なのでした。 何かに対してざまあ見ろといい、何かに対して気分が爽快になってしまい、そんな自分にであったのが怖かった記念碑的作品です。 【あにさきすR】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-10 09:09:10) |
40.不謹慎な話かもしれないけど、イラク戦争で米軍が刑務所のイラク人に対して行ったとされる虐待行為。このニュースが流れた時期、「ソドムの市」を思い出した。 パゾリーニがこういった人間の残虐性を暗示していたのか!?かどうかはわからんが。けど人間はこの映画に描かれている残虐行為をやってしまうかもしれない恐ろしい生き物だ。今までは「パゾリーニの『変態映像集』」「パゾリーニの『趣味紹介』」程度の鬼畜映画だと思ってたけど、最近ではこれが「パゾリーニの『人間こんなもん(・∀・)』」に変わった。。。 実際はどうなのか知る由もないけど、個人的に考えるとパゾリーニは人間の愚かさを見抜いていたんだと思った。 【座間】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-27 18:32:48) (良:1票) |
39.《ネタバレ》 悪趣味です。ほんまキツかったー。目玉を刳り貫かれたり頭の皮を剥がされるシーンはエグかったです。しかしそれ以上に排泄物を食べてるシーンは吐きそうになりました。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2005-06-05 21:15:15) |
38.原作が、フランスの作家マルキ・ド・サド。あのサディズムのサドです。原作読んでないからわかりませんが、サドっていうのは支配的、権力的なものがあって、そこからナチがつながるって言う事ですかね?うーむ、そこんとこがよくわからないなぁ。映画の台詞に「どんな変態趣味だろうが尊重に値する。それが常人の理解を越え恐ろしく変態的でも分析すればその根源は美の追求にある。いかに洗練された趣味なのかが問題なのだ」ていう倒錯の説明がありますよね。この辺の台詞はどうも現代芸術的な印象を持ちますね。未来派、ダダ、シュールレアリスムってやっぱり倒錯的でしょう。芸術が新たな地平を求めて自問自答し始めた。パゾリーニさんの自問自答する精神世界と作品としての社会的メッセージが複雑に混じってる、そんな感じがします。 【あろえりーな】さん 6点(2004-07-07 01:23:05) (良:2票) |
37.まともには見れないシーンもかなりあった…キツイ。支配者というものの危険性、被支配者の無残さ、そんなものを表現するとあの映像になるみたい。権力の恐ろしさや、人間の内面にある残酷性を視覚化したとも言えるのかも。なんにしても見るときにはかなりの心構えが必要。 【ペリエ】さん 5点(2004-05-24 12:48:24) |
36.本当に最悪!個人的には『ピンク・フラミンゴ』よりキモかった。なぜかウチの地元のビデオ屋ではしょっちゅう貸し出し中で、旧作なのに、なにげに人気作品でした(笑) もともとレンタルする気はなかったのですが、テレビで絶対に放送しそうにない映画なので勇気を持って借りることに・・・・・・相変わらずモリコーネのテーマ曲は良かった。 |
35.一時期美化された事もありましたが、、この映画はかなりキツイです。狂ってるとしか思えない。 |
34.しばらくご飯が食べられなくなりました(特にカレーライス)。ダイエットにはもってこい!正にクソ映画。スカトロさん大集合! 【robi】さん 0点(2004-02-05 05:06:44) |
【もりしげひさや】さん 5点(2004-01-26 13:35:45) |
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32.映像がグロいのでやばい映画の代表としての巷の評価が目立つが、シェイクスピアなど中世文学作品でもこんな感じの残酷描写はあるし、フィロソフィケイトされた作品としてみればかなり見方が変わると思う。 確かにパゾリーニ監督の性癖は有名であり、評価が真っ二つに分かれるかなり趣味的要素が濃い作品と思われるが、様々なタブーを犯しながらも決して満たされない孤独や虚無感を描写し体現した彼は偉大だと思うので10点。 【わーる】さん 10点(2004-01-21 00:16:33) |
31.《ネタバレ》 いろんなことを問いかけられる。第二次世界大戦直後のイタリアで観たら、また重みもあるかもしれない。平和ないまの日本で観てピンとは来ない。不快な映画、で終わってしまう。が、「ラストに救いがない」とよく言われるが、そうでもない気がする。権力者になびいたものは全員殺されたが、抵抗したものは尊厳を保って死んでいった。どうせ死ぬなら、(奴隷と寝た彼のように)こぶしをつきあげてみせてやれ、という主張。それだけでも、なにか当時のレジスタンスだけでなく、人間の生きざまを訴える佳作のように思える。 【九寨溝】さん 7点(2004-01-16 11:30:40) |
30.監督のピエル・パオロ・パゾリーニはこの映画を撮り終えた後、亡くなっている。しかも映画の出演者の一人に殺されたという噂もある。 この映画を観ていると、私は映画の中に入って行ってファシストを全員撃ち殺したくなります。登場人物の誰かがそれをやってくれたらさぞ爽快ですが、それは起こらない。この映画に類似する出来事が現実の世界にあった、と考えるとどんな気持ちがするか。パゾリーニ監督が何を伝えたかったかはわからない、しかしこの映画が観る者に与える負のパワーは強烈だ。 【337】さん 6点(2004-01-10 14:28:06) |
29.奴隷に感情移入してしまうと、とてつもなく鬱になるので注意。この映画は変態パゾリーニの頭の中にある妄想と「な?変態じゃねぇ?これ?」っていう問いかけに対して「だな~~!!」って、突っ込みながら見る映画。たまたまちょうど良い設定としてファシストを思いついただけな気がする。決して真面目に捉えてはダメ。補足、ホントはジャケットにある電気椅子のシーンがあったんじゃないかと勘ぐってみたりする。 【もた】さん 6点(2004-01-08 00:51:13) |
28.これは幽遊白書の黒の章です。観たら絶対へこむと分かってて見てしまう僕は、ファシズム4人組と同じなんです。最っ低 |
27.同監督の「奇跡の丘」をみて感動したため、何の予備知識も無く「アポロンの地獄」と二本立てで見に行きました。直前に見た「アポロンの地獄」が吹っ飛ぶほどの衝撃。上映中何度も席を立とうと思いましたが、もう二度と見ることは無いだろうし、逆にここで逃げたら後悔するかも・・・と頑張って見終わりましたが評価変わらず。というか評価できない。分からない。ただ一般的に禁忌とされていることを笑い要素なしでやりまくった事はすごいと思いました。内容に嫌悪感を抱く自分に安心しながらもその価値観さえも絶対的ではないと思わせられたことに5点。 【トマトマート】さん 5点(2004-01-05 16:20:37) |
26.最後まで観賞して言うのもなんだがこの映画は評価できん。何を伝えたいんだ?分かりたいとも思わん。監督の欲望を映像化しただけの変態映画じゃないか。 【guijiu】さん 0点(2003-12-15 22:50:14) |
25.観ていてかなり不快になる映画ですが、最後まで観てしまう自分がちょっと怖い。しかも巻き戻したりして・・・。こういう奴隷階級や非人道的な映像にはもちろん共感はできないが、怖いものみたさで観入ってしまいました。何年も前に観たのだけど、今もインパクト大です。 【きすけ】さん 5点(2003-10-16 16:29:32) |
24.これは、あきらかにパゾリーニの個人的な趣味嗜好。プライベートビデオとして自分で観て楽しむ分には文句は言えないが、金を取って人に見せるような代物ではない。 【くるみぱぱ】さん 1点(2003-10-09 03:01:25) |
23.うーん、何なんでしょう。糞くったり耳切ったりやってることはパゾリーニの自己満足なのかい?ホドロフスキーのエルトポは好きだがこの作品はちょっとなー、しかし、奴隷の絶望の顔には恐れ入ったのでこれぐらいの点数で。 【たましろ】さん 4点(2003-09-26 22:56:07) |