110.《ネタバレ》 ○大して悩みもないのんきなヒーロー、そんな印象。○それにスーパーマンが出てくるまで1時間近くもあるし、全体で2時間半は長い。○自分の持つ能力やばれるかどうかなどのお約束的な話がほとんどない。それにびっくりした。○分かりやすい正義と悪に、色々問題のあったというエンディング。○割と子供向けな内容にしては長いかな。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-08-16 21:53:22) |
109.何度見たことだろう。サントラを何度聞いた事だろう。映画少年になりたてとしては最高の教材だった。クリストファー・リーブのそのまんまの容姿にアメリカンコミックの映画化に対する情熱を感じ、CGもない時代にピアノ線であそこまでスムーズに離陸させる技術と俳優魂に敬意を送ったものだ。話題と見所満載の映画だったが、私のお気に入りはなぜかクラーク・ケントの青年時代。実力を隠しながらアメフトの雑用係で過ごす姿、わずかな恋心を同級生に抱き交わす会話がなんとも切ない。そのあとに来る養父の「きっとお前はなにかの目的のためにその力がある。フットボールのためじゃない」というセリフも素晴らしい。そして特に好きなのは、クラークの旅立の日のシーン。網戸から見つめる養母の切なくも暖かいまなざしは、クラークからの告白を聞かずとも彼の旅たちを悟っている。そして草原に一人立つクラークの下に歩み寄る養母。音楽もジョン・ウィリアムスの真骨頂、コントラバスとチェロの低音弦楽器から徐々にバイオリンへと引き継がれるストリングスも完璧だ。アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」を思い出す叙情豊かなシーン。単なるアメコミヒーロー映画のはずがそこに垣間見る絵画の世界、30年以上たってもこの映像が忘れられない。そしてラストのエンドテロップ直前に地球から宇宙空間に飛んできてカメラ目線でにっこりするスーパーマン。何度見ても思わず嬉しくなってしまう。数多くのアメコミヒーローの映画がある中で、このスーパーマンだけは最も心の奥にあることを実感せずにはいられない。 【やしき】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-07-18 02:12:23) (良:3票) |
108.《ネタバレ》 ヒーローの原型といえばスーパーマン、あの青の全身タイツみたいのに赤パンと赤マントといった出で立ち、これが78年当時アリだったのかそれともクリプトン星人のセンスに問題があるのかがワタシにとって大きな疑問だったのです。今回、作中でNY市民がスーパーマンを見て「ひどい服だ」と発言していた場面を発見し、ひとつのmy課題をクリアした気分です。 それはさておき、ヒーローの原典とはこうも能天気だったのですね。後世バットマンが「正義とは」云々と煩悶するのとはエライ違い。こっそり裏から人類を支えることを使命としていたはずが、結構な露出度で人助けに参上し、新聞紙のインタビューには自ら出向いて回答。好きな女を助けるためになんと時空すらいじっちゃって満足げ。明るい明るい。色んな鬱屈があったはずの70年代の終わりに眩しいまでの単純正義を放ったヒーローだったのですね。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-31 00:59:36) (笑:1票) |
107.《ネタバレ》 腑に落ちない点は2点。なぜ、クリプトン星のかけらが彼を弱らせるのか?例えば、我々地球人が地球のかけらで弱っていたら、生存できない。それと、時間が戻る仕組み。断層の修復で沈んだ地面が元に戻るのは、最大限のやさしさで受け入れるとしても、時間を戻すなんてのを許容したら、もう何でもアリだ。最近、地球の公転を知らないアメリカ人は、人口の約四分の一いるなんてニュースがあったが、さもありなんである。 「マン・オブ・スチール」との比較になってしまうが、それでもこちらのスーパーマンは、戦うというよりは人を守るというスタンス、悪人であっても殺したりしないという所が良い。これこそ正義の味方、ヒーローと呼ばれるキャラクターである。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-02-24 16:25:26) |
106.《ネタバレ》 ●約20年ぶりに鑑賞。本編開始からおなじみのコスチュームのスーパーマンが登場するまで50分もあるんですね。忘れていました。●お父さんのもくろみ通り、地球で強大な力を発揮して大活躍するクリプトン星人のお話ですが、前半はともかく、後半は私情入り過ぎで共感できませんでした。大好きな彼女を生き返らせるために歴史を巻き戻すとか、いくらなんでもハタ迷惑です。若者だから仕方ない面はありますが。 ●アクション成分が足りません。主人公が超人すぎて、まともに敵と戦えば圧勝してしまうのが明白なのですが、やはりアクション映画ですから肉弾戦が見たいです。●テーマ曲は抜群に良いです。スケールの大きさを感じます。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-02 10:23:10) |
105.子ども時代にTV放送のスーパーマンシリーズを何回か見ていたせいか、映画は最初違和感があった。白黒とカラーの違いもあるだろうが、大平透吹き替えのスーパーマンと違ってクリストファー・リーブはどうもなじみにくい印象を受ける。そして映画もSF的だ。それだけ時代が進歩したということなのだろうが、スーバーマンがスーパーすぎるとおもしろくなくなる。マーロン・ブランドや ジーン・ハックマン、グレン・フォードの役者陣は豪華。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-10-08 06:38:20) |
104.《ネタバレ》 全身タイツの男が悪と戦う。今これをやるならば、大変な困難を伴うのは明白なのだが昔であったり、受け手に幼さを残す感受性があるならその難題は強力な武器になって物語は勢いをつけて走り始める。 クラークケントの人間性を美しく描写してのけたこの作品は、現代には得がたい産物となってヒーロー像の再定義をした。 とか何とか言って、ビュンビュン飛び回るスーパーマンとロイスレインのロマンスにあこがれて何度も何度も繰り返して見た。間違いなくおもしろい。 【黒猫クック】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2013-08-14 00:12:06) (良:1票) |
103.《ネタバレ》 個人的に最も大切な映画。まだ公開当時、小学生だった自分にはストーリーの半分も理解できていたか怪しいところですが、夢中になりました。オープニングと音楽は最高。また、他のレビュワーの方も書いていますが、青年時代のケントのエピソード、自立、空のデートなどのアクション以外での情感あふれる描写が素晴らしく、後年の単なるアクションヒーローものと一線を画しています。ただ、今見てしまうと、ラストの展開はちょっといただけないのは確かですね。 映画中盤、初めてスーパーマンが現れビルから落ちたロイスを抱きとめたシーン、その後飛んで逃げるのではなく、落ちてくるヘリに向かって上昇を始めた彼に対して、劇中のロイスと同じくらい「一体どうするの?!」と驚いたのは今でもよく覚えています。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-08-13 16:41:45) (良:2票) |
102.アメコミヒーローの中で今でもダントツで大好きなキャラです。リーヴさんが演じる4部作の中でもこの1が一番好きです。2は良しとして、3と4のレヴューはしたくないので、ここにまとめますw それぞれ話はめっちゃくちゃですが、いいんです!スーパーマンがいる世界なら! 【movie海馬】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-21 21:52:24) (良:1票) |
101.《ネタバレ》 子供の頃ってのは、男の子は強いものに憧れるものでして・・・ 私の中ではブルース・リーが1位で、このスーパーマンが2位でした。 ドラえもんのタケコプターじゃないけど、あんな風に空を自由に飛べたら最高でしょ? んな訳で、青年期の電車との追いかけっこは今観ると滑稽だけれど、飛ぶ姿というか着地や離陸の際の姿はCGのない時代なのに、なんとも柔らかで風情があり素晴らしい。 ロイスとの空中デートも映画史に残る名シーンだと思います。 クリストファー・リーブも本当にスーパーマンのイメージ通りで格好良い。 ただ一点だけ、時間戻して云々がねぇ~・・・ 昔、某漫画家の四コマ漫画で、スーパーマンが電車に轢かれそうな子供を間一髪助けて、民衆に『ありがとうスーパーマン!!』『あなたは皆のヒーローだ!!』なんて崇められ、最後のコマで『その頃、エチオピアでは・・・』と、飢えで子供等が何万人もバタバタと倒れているオチの漫画を思い出してしまいました。 あとマーロン・ブランドの違和感はご愛嬌ってことで・・・ 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-25 16:09:26) (良:2票) |
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100.《ネタバレ》 スーパーマンとヒロインの空中散歩は素敵だったな。ああいうシーンは最近の映画でも見られるけれど、この映画は一番ウキウキして童心に帰れたような気がするのが不思議です。特撮も、「今見るとコレはちょっとね~」なんて簡単に言えますが、ところどころ、今見てもよく出来てるカットも沢山あり、油断なりませんな。後半になると、スーパーマン八面六臂の大活躍。最近のヒーローモノに慣れてしまった身からすると、こういうところが良い。「ダークナイト」なんかも力作だと思うけれど、どこか「人々を助ける」ことよりも「正義とは悪とは云々・・・」と当人同士だけで盛り上がってるご様子(バットマンも、「大切な人を守れなかった」というドラマがあるわけですが、なんかね)。「人々を助ける」という、ベタベタな展開かもしれないけれど、とても好感が持てた。「時間を戻してでも・・・!」なんて、確かに出来ない相談だけど、そう願っている人は沢山いるはず。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-26 03:16:05) (良:2票) |
99.《ネタバレ》 なぜ星が消滅するとき自分たちは逃げられないのかインタビューのシーンとかツッコミどころ満載で正直眠かった。いくら昔とはいえこんな荒い脚本でいいんだろうか? 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-12-29 12:53:56) |
98.《ネタバレ》 ぎこちない映像は今となっては味がある。懐かしい気分になった。しかし、スーパーマンがここまでスーパーとは知らなかったな~。もう笑うしかない。地球を逆回転させて時間を巻き戻すなんてのは神の領域だし…。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-15 18:34:36) |
97.《ネタバレ》 本当に久々に観た。エログロナンセンス無し爽快感満点のスーパーマン大好きです。地平線の向こうまで連なる黄金色の麦畑、スーパーマンの家、ロイスと夜空のランデブー、地球を回る航跡などの印象深いシーンや、スーパーマン視点のロイスの顔アップが、白くぼかしが入って美人に見える演出が懐かしかった。 【リン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-03 13:43:07) (良:2票) |
96.スーパーヒーロー物をハリウッドが本気で作るようになった先駆けの作品ですね。ジーン・ハックマンを起用したことが話題を呼びました。出演者の中で、一番の高額ギャラで、名前も最初に出てきます。彼が出演したことで、この後、コミック作品の映画化に大俳優がイメージを損なうことを恐れずに出演するようになったと思います。作品の出来は期待度からすると7割くらいの出来で、満足感や、高揚感にちょっと欠けるのが残念です。若き日のクリストファー・リープはスーパーマンのイメージ通りで、素晴らしいです。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-09-24 11:39:45) (良:1票) |
95.《ネタバレ》 まさか時間まで戻せるとは思っていませんでした。 【akila】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-01-16 00:15:28) |
94.《ネタバレ》 誰もが知るSFヒーローシリーズ第1弾。あの迫力満点のアクションシーンは当時としてはたいへん画期的だったことでしょう。ロイスとのロマンチックな禁断の恋。快活で印象深いお馴染みスーパーマンマーチ。 【獅子-平常心】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-11 00:24:15) |
93.《ネタバレ》 久しぶりに見たんですけど、記憶してたより面白くなかったです。 まず、26の銀河の知識とかもっともらしいこと言う割には、自分の星ひとつ救えない親達にげんなり。 地球に来てからは、なかなか。養父母もいい味してるし青年時代も面白かった。また初めてメトロポリス来て新聞記者になり、スーパーマンデビュー、空中デートも素敵だったと思います。ジーン・ハックマンもなかなか楽しい悪役で、無能な部下とのやりとりは楽しかった。 ただ、どうしてもあの落ちが……… まず、あのシーンですが、スーパーマンが猛スピードで回転して、地球を逆回転させた。 それ以外の解釈は無理です。なぜなら、回転の一番最後に地球の回転を元にもどすために、スーパーマンがそれまでとは逆の方向に飛んでるんですから。 その他の解釈では、最後のあの逆逆回転が説明できません。 で、ごく当たり前の、だのに大勢の人が騙されやすいことを一つ。 「時間が進むから、地球が自転するのであって、地球が自転してるから時間が進むのではない 従って地球の自転をどうしようと、それは時間の流れとは全く関係ない」 わかりにくければ、地球から他の天体に向かう宇宙船の中でも時間はすすむことを考えていただければ。 こんな失笑物の展開で、感動してくれといわれても…… 無理ですw 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-09-28 10:20:08) |
92.70ミリの画面いっぱいにシュゴーっとクレジットが出てくるメインタイトル部分が最高にキモチいいのですが、映画的にはスーパーマンとして目覚める前の、青年時代の叙情的な映像が好きです。ここがあるので、単純なヒーローものを超えた風格を感じます。スーパーマンになってからは、ちょっとがちゃがちゃした印象で、ダム決壊の特撮なんかは当時としても、ええ~?って感じのチャチさなんですけど(岩がポポロン転がしたみたいにころころと)、ロイスとのランデブーや、スーパーマンの飛行シーンの飛行感覚、ジョン・ウィリアムズの名スコアに彩られて映画的快感を味わいました。エンドクレジットがとっても長いんですけど、劇場でずーっと音楽をしみじみ聴いていた記憶があります。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-06-27 01:12:08) |
91.スーパーマンと言えば誰が何と言おうと、クリストファー・リーブである。それは男はつらいよの寅さんこと車寅次郎と言えば渥美清である。というのと何だか似ているような気がします。素顔をさらけ出すヒーローに多少なりの違和感を覚えつつもそれでもスーパーマンというヒーロー像を作りだした功績は賞賛に値いするのではないでしょうか!この映画が無ければ、生まれていなかったら、昨今のアメリカンコミック系のSFアクションが沢山、作られるようなことはないだろうし、そういう意味でもこの映画の価値は高い。スーパーマンと呼ばれることを選び、最後までみんなのヒーローであり続けたクリストファー・リーブ!その道を選んだ役者としての、いや、役者というより一人の人間としての男としての生き様のかっこ良さは永遠のヒーローの名に相応しい。 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-26 21:15:16) (良:2票) |