102.《ネタバレ》 佳作。ホラー好きではないが、これは怖かったし、うまい結末だった。【ネタバレ注意】序盤、オカルトなのかどうか分からない部分はあったし、ちょっとやり過ぎなところも感じられるし、強引さは否めないが、結末がわかってみると、精神に問題のある主人公が自分の特徴を生かしてしでかしたと納得できる展開だった。 【mohno】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-09-22 13:57:52) |
101.ドキドキ、イライラ、ハラハラ。そして最後は何とも物悲しい 気持ちになってしまう。やはり、ラストは別バージョンの方が いいと思います。 【代書屋】さん [DVD(吹替)] 7点(2018-09-17 23:38:49) |
100.《ネタバレ》 つまらなくは無かったがアイデア自体どっかで見たような感じ。 エスターはいかにも非力そうだし、父親に性的関心を抱いてるのも普通というか全然怖くない。 サイコキラーというよりはタチの悪いオバサンって感じだった。 【Nig】さん [インターネット(字幕)] 4点(2018-09-04 04:32:31) |
99.《ネタバレ》 コワおもしろかった…!と思って、レビューを読んだら、「あ、そうか!エスターの目的は大人の男性だったのか!」と気づき、もう一度見たら、丁寧にしっかり伏線を張ってあります!なさそうで、あり得るかもしれない、悲しく残酷なお話…。その後、エスター役の子役さんのメンタルが大丈夫か、本当に気になります。思わず多くの方が、イザベルファーマンをググったことでしょう…。そして、エスターが最後に死んでない可能性もゼロではないのでは…?そして、エスター2に続く!と一瞬、妄想しましたが、子役さんが成長しちゃって、同じキャストでは作れないことに気づきました。残念です。 【まーご】さん [地上波(邦画)] 8点(2018-05-03 18:15:10) |
98.《ネタバレ》 何に驚いてもよいし、 何に悲しんでもよい。 そのまま自分の歳として生きるのを捨てて 子どもとして、養子として 生きていく道を選んだこと。 その道を選び、 いつしか自分も「普通の」幸せを得られると 夢見て、残虐な行為もいとわないこと。 誰が悪いか、を考えようとするとパッと思いつくかもしれないが、 誰が不幸せか、を考えようとすると、感慨深い映画。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-04-27 23:33:37) |
97.《ネタバレ》 映画の序盤でババくさい服を着てるエスターを見て「これ、実はこの子が40歳とか50歳だとかいうオチだぞ」と適当な事を言いながら観ていたのですが、いったんそう思っちゃうと実際このエスターが40歳かそれ以上にしか見えなくなってくるから恐ろしいものです。 という事で、私、映画中「実はこの子は40歳過ぎのおばさん」という目線で映画を観ていたわけなんですが…結果はご存知の通り。 「33歳です」 えええ!若すぎない?? 33歳であのババくさいドレスはおかしくない? すでに勝手に40過ぎだと思ってた自分は、エスターが若すぎる事に衝撃を覚えたのです。 いやそこじゃなくて、まさか自分の適当な予想が正解だったなんて!、と、本来そっちに驚くべきだったんですが、すでに自分の中で勝手に40過ぎだと思い込んでたので、逆に若すぎる事に驚いてしまったわけですね。 ある意味衝撃の映画でした。 さて演出面、地味でジワジワくる映画にも関わらず、特に序盤、ホラーっぽい音や鏡の定番演出で無駄に脅かす安い演出はいかがなものかと思いつつ、しかしそういう小技が地味に恐怖心を高めてくれているのも確かで、中盤あたりではすでに「かなり怖い」気分になってました。 実際、エスターがたとえばシスターを殺すときの「やるときゃとことんやる」姿はガチで怖く、これ、数あるサスペンスホラーの中でも相当怖いレベルの映画になっていると思います。 個人的には、やや地味すぎてかったるい展開が自分好みではない事と、何より(偶然ですが)オチが予想できた事であまり高い評価にはならないのですが、一般的にはこの映画がサスペンスホラーとしてかなり高く評価されている事は至極当然だと納得できる、本当にかなり怖い秀逸な映画だったと思います。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-01-03 02:22:58) (良:1票) |
96.《ネタバレ》 これも「エクソシスト」みたいな悪霊系かと思いきや、まさかのオチ。ただネタバレが早いので、正体が分かってからは返ってエスターの恐怖感は半減。エスター本人は静かに暮らしたいのか、新しい家族をめちゃくちゃにしたいのか、何がやりたいのかいまいち伝わらなかった。ラストも生死は不明にして、また別の施設で絵を描いている「エスターっぽい少女の後ろ姿」を映してエンドにした方が良かったのでは。エスターとマックスを演じたふたりの女の子の演技力には脱帽。 【FSS】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-12-30 01:54:32) (良:3票) |
95.《ネタバレ》 がっつりホラーだったなあ。メンタルホラー。大ネタは良かったけれども、ちょいちょい伏線が張ってあったんでビッグサプライズということはなかった。ホラーなんで後味が良いわけではないんで、再見したい類の作品ではないけど、よくできている。特に、子役のエスタとマックスの演技は素晴らしかったなあ。それだけでも1点加点。子供エスタの小賢しいふるまいにイライラしてたけど、その障害と哀しみを知った時急に責めれなくなってしまった。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 7点(2017-11-04 12:10:56) |
94.《ネタバレ》 正直、養子は貰っちゃいけないということを学ばせて貰った映画でした。 どんな子が来るかわからない。もっと、物心つく前の小さい子ならいいのだろうか? てっきり、エスターは科学の力で生み出された子だとか、極悪非道な殺人鬼の子供だとかという話かと思ったが、 なるほど、やられました。 父親のエスターへのひいきぶりに、ちょっとイライラしましたが、 子供というより、女の駆け引きのうまさで翻弄していたということなのか。 妹役の役者は、こんなに小さいのに、こんな残忍なシーンを立ち会わなければいけないと思うと、 役者になるって大変だと思う。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 7点(2017-11-02 16:21:24) |
93.《ネタバレ》 冒頭から物語に引き込まれる。怪しげな少女、それによってかき回される家族。目が離せない。そしてものすごいイライラする。エスターの性悪さを見てるこちらは分かるから、パパンがとてもバカに見えて、またママンがとてもかわいそうで、何ともやりきれない気持ちになる。そうやってすごい不快な気持ちになるのがこの映画の醍醐味だろう。製作者もしてやったりではないか。終わり間際に明かされるエスターの正体もそれなりに衝撃的。ブラックライトで描かれた部屋の絵や、手首の傷など演出や伏線もよく出来ている。 ただ、非常に残念なのはパパンが殺されてから後の30分間である。そこから一気にB級ホラー映画になってしまう。 暗闇で犯人と主人公との対決→犯人を倒した!→犯人の死亡を確認せず気を抜く主人公→そこに犯人再び→また格闘・・・この流れ、あまりに「ありきたり」で「使い古された」展開ではないか?もう後半30分は退屈で死にそうだった。 おまけに、氷の上で格闘するも、特に何かあるわけでなく、犯人を蹴り落として終了。だから何?というしかないしょぼい終わり方。 で、見終わってからDVDの特典映像の「もう一つのラストシーン」を見る。なんだ、こっちのほうが断然いいじゃないか!なぜこっちにしなかったの?多分製作者も本当はこっちのラストにしたかったのだろうと思う。でも、これじゃあ一般受けしないだろとどこかから横槍が入って、泣く泣く本作のラストにしたのではないだろうか。多分きっと。うーん残念。 でも入ったのか? 総じて作品としては十分楽しめた。 【椎名みかん】さん [DVD(吹替)] 8点(2017-09-22 17:53:20) |
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92.《ネタバレ》 てっきりオカルトものかと思っていたら、バリバリのホラーサスペンスだった。 夫のあまりの鈍さとマヌケっぷりに、主人公と一緒にイライラがマックスに。この時点で制作者の術中に完全にハマっている感じ。無能な善人ほど頼りにならないものはない。いざという時に父親が子供を守れないで何をやってるのかと、もう一度観ても同じようにイライラしてしまう。 二人子供がいるのに養子をもらう設定に無理はあるものの、エスターの不気味さがそんなことも忘れさせてくれる。口のきけない天使のように可愛い妹との対比で余計に引き立つ。 言動があまりに子供らしくなかったことにもちゃんと理由があって腑に落ちる。前半のシーンにも真相に繋がる前フリが散りばめられていて感心する。「時間はいっぱいあったから」というような何気ないセリフや、永久歯を隠そうとしたことなど、うっかりすると見逃してしまう。 本編のラストも悪くなかったけどよくある展開なので、特典映像の別エンディングの方がイっちゃってる感が増して良かったかも。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 8点(2017-09-03 01:57:36) |
91.何から何まで先回りされて逃げ場のない感じが、しっかりとヤな気分にさせてくれる、なかなかにコワい映画。散りばめられた伏線がちゃんと恐怖感へと繋がっていくのがミソで、例えば「歯医者に行きたがらない」のは何故なのか、クライマックスでそれを、サラリと、しかし映像によってきちんと見せつけることで、「なるほど」感と恐怖感とが同時にやってくる。 異なる光が当てられれば、絵の異なる面が見えてくる。エスターの表情の変化もまたしかり。いやホント、実に実にヤな感じで、恐怖映画らしい愉しさを堪能させてくれます。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-08-12 08:16:02) (良:1票) |
90.《ネタバレ》 トム・ハンクス「ビッグ」など、大人の姿をした子供の話はとても夢のあるファンタジー映画。その逆に、子供の姿をした大人の話は悪夢のようなホラー映画にしかならないことを認識しました。どんでん返し、というよりはミスリードの仕方が秀逸だったように思う。パッケージや映画の雰囲気から、これは絶対に悪魔憑きの話と思ってましたから。 【タケノコ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-07-25 20:17:33) |
89.《ネタバレ》 「怖さ」というのは色々あるわけで、単純に追っかけられる体育会系の恐怖もコワ楽しいが、本作はヒロインがじわじわと精神的に追い詰められる文化系の恐怖描写が秀逸。 孤児院から養子として引き取られたエスターが、父親に取り入り、妹を手なずけ、対立する兄は恐怖で押さえつけ、母親のことはとことん翻弄して痛めつける・・・といったエピソードが実にうまい。ヒロインである母親(ベラ・ファーミガ)のトラウマ体験など、人としての「弱み」に付け込み、家族間の隙間をグイグイついてくる、その「やり口」のエグさったらない。直接に攻撃するのではなく、「共感」を寄せて懐柔したり「愛情」を装って傷つけたりと、実に巧妙。思わず「ぬぉおおお~」と身もだえしてしまう。 一見、可愛らしい少女が大人を徹底的にイジメ抜くという、その恐怖はまじホラー。被害者は母親なのに、エスターの方が一枚も二枚も上手で、周囲の人間を操作し「悪いのは母親のほう」と思わせてしまうのだ。この辺のヂグジョ~感たっぷりなところをM気質の人には是非、堪能していただきたい。(?) そして、なんといってもオチが素晴らしいです。私は最後まで読めなかった!「犯罪者像」としては適度にリアリティを持たせつつフィクションの荒唐無稽さも絶妙に加味され、実に魅力的なモンスター。エスター役のイザベル・ファーマンという子がまた上手いというか合ってるというか、とにかく彼女の存在があってこそ、という気も。撮り方も上手いんでしょうけど非常に説得力があって物語を強化していたと思う。 とにかく、ここまで魅せてくれたので、ラストのグダグダも許せる。DVDには特典で「もう一つの結末」が付いていて、私はこっちの方が好きでした。「サンセット大通り」(50)の味わい。 【ポッシュ】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-07-23 14:33:41) (良:1票) |
88.《ネタバレ》 怖かった。 相手の信頼を勝ち取って少しずつ寄生していく様はジェイソンやフレディとは違った恐怖がある。 オカルト要素がなかったのもいい。 どんどんピンチになるので引き込まれるが、胸糞悪いのが難点。 【Donatello】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-07-23 10:45:27) |
87.《ネタバレ》 「実はピアノが上手かった」のシーンがお気に入り。 予感はあったものの電話で真相が伝えられるシーンは鳥肌でした。 まあ、実子が2人も居るのに養子を迎える夫婦も変だし、最初の事件では 子供っぽい手際なのに、後半は一端のサイコキラーというのは、ご都合でして、 しかも良い夫婦かと思ったら、エロいし、節操ないし、仲悪いしでイマイチ一家。 でもまあ雰囲気と盛り上げ方が良い感じなので、加点しました。 家族全員助かるとか、最後に池から出てきてしまうとかの有りがちなオチを 避けて、あのエンディングというのも一興でした。 見て損の無いサイコサスペンスですよ。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-06-15 22:18:36) |
86.《ネタバレ》 エスターは逃げたことにして、続編作ってほしかったな。養子にかき回されるかわいそうな家族の話はもうよくて、エスターが政府高官の家に養子に入って、家に出入りする役人を利用して、時には危機に陥りながらも政府の中でのし上っていく姿を、エスターの視点でスリリングかつスキャンダラスに描く!ってのはどうかね。もしもそんな映画ができちゃったら、俺が劇場借り切って上映会するからみんなでエスター応援しようぜ! 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-12-18 15:02:51) (良:1票) |
85.《ネタバレ》 動画配信で観賞。「彼女の正体に全米が驚愕した」みたいなことが書かれてあって興味を引いたのだが、結果として彼女の正体にさほど驚かなかったのでこれは知らずに観賞した方がよかったようだ。もっとおぞましい恐怖を感じるかと思ったが、当方がスレているせいか面白かったな程度に留まった。妹は絶対に殺されないだろうなという予感通りになったのもやや興ざめ。原題は「オーファン」(孤児)だが「孤児」じゃまずいのかなんなのか邦題は勝手に主人公の名前に変えられている。なるべくなら原題を活かしてほしい。「孤児」がだめなら「孤り子(ひとりご)」とかなんとか…。それと最後の場面でいくら母親を助けるためとはいえ、あんな小さな子が拳銃ぶっ放すのはありえない(灰原哀かと思った)。母親に命中したらどうするんだ。残忍そのものの主人公だが重度の「反社会的人格障害」ぐらいになると犯罪に罪悪感がなくなるらしいのでありえない話ではない(知的障害者殺人事件が最近起きたが、個人的にはその種の反社会的人格者の犯行ではないかと疑っている)。ただ彼女の身になれば、あの体で苦労したこともまた事実だろう。それにしてもこんな映画の子役やらされたらトラウマにならないだろうかと変なことが気になった。妹役は当時8歳の実際に難聴である子役さんで、ウィキによると「撮影中は何のことかわからずゲームだと思ってた」そうだが、ゲームとしても悪趣味すぎる(笑)。蛇足だが他の投稿に「別の終わり方」があると聞いたので、さっそくyoutubeで検索…じゃなかった(汗)とにかく見たけれどもあのまま堂々と逃亡してしまうという結末ならその方がより恐ろしかったように思う。あと削られた場面もyoutube…じゃなかった、とにかく削られた場面があるのだが、エスターが母親に「父親があの女に色目を使っていた」と告げ口する場面があるではないか。この伏線は本編で回収されているので、削るべきではなかったと思う。 【空耳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-09-21 13:42:19) |
84.これは良かった。気味が悪いだけじゃなく最後に明かされる秘密に驚きます。彼女の知恵はそういう事なんですね。 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-08-30 18:25:39) |
83.《ネタバレ》 エスター、怖かったです。サスペンス7、ホラー3くらいの塩梅感じです。家族を破滅に追いやってあざ笑う養子の子が実は30代の女性というオチにはまいりました。実際にまだ10代前半の女優さんらしいですが、見た目もお化粧バチバチで容姿端麗、背は子供の高さであり、ちょっと年齢不明で不気味です。妹の子が無邪気でなかなか物怖じしないのですが、とにかく可愛いです。エスターと関係ないですが、今後が楽しみな子です。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-05 07:11:00) |