23.家の前の小さな道を挟んですぐに海がある。大きな湖かもしれないけど。で、なんと見た目、ほぼ海抜0m。なんとも絶好の漁村ロケーションだ。にもかかわらず、何故に標準語よ。ちょっとだけ田舎っぽい響きのようにも聞こえるが。そもそもこの作品は、都市部に比べて設備の整わない地方の病院が抱える問題をテーマにしている。だからこそここはしっかりと「地方」を強調すべき「方言」の出番でしょ。絶好のロケーションにしたって一瞬映されるだけで、なんとしてもこの画が欲しいといった類のものではない。リアルでキレイな手術シーンにいくら力を入れても、こういうところをないがしろにしちゃいけない。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-09-26 17:01:32) (良:1票) |
22.リアルの手術のシーンが多くて目をそらしてしまうことがおおかった。利権、名医、倫理、ロマンスのテーマの映画って多いですね。もうひとつはいりこめなかった。 【ホットチョコレート】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-09-25 12:27:23) |
21.話としては王道です。ただあまりおもしろくないなぁ。導入部分がつまらなかったからでしょうか? 【たかちゃん】さん [地上波(邦画)] 3点(2011-09-24 14:37:45) |
20.正直な感想としては、あまり魅力的なエピソードがなく、これで終わり?という感じだった。テーマは普遍的で素晴らしいとは思います。 【noji】さん [地上波(邦画)] 5点(2011-09-19 21:59:23) |
19.《ネタバレ》 医師として高い技術と志を持った主人公が脳死問題に直面した時にとる行動は1つしかなかった。脳死と言う問題については結論ありきの描き方でしたが、スカッと観れる良い映画でした。 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-09-19 16:33:38) |
18. いい話ですが、ちょっとスケールが小さいという印象です。当麻鉄彦がなぜあのオペを行ったのか、描き切れていない感じがしました。 【海牛大夫】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-09-19 12:18:53) |
17.志しの高い、あるお医者さんのお話。 「こんなお医者さんがいたらなぁ」という、誰もが考えてる目線で作られているので、 共感を覚え易いところが長所。看護師の視点で主人公のキャラを表現させていく手法も、 オーソドックスながらも判り易くて、さらにこの作品を取っつき易いものにさせている。 ステレオタイプの悪徳医師の存在、ややご都合主義のストーリー展開など、 全般的に目新しさや妙味はないけど、素直に感動できる内容のいい作品ではないかと思う。 万人向け。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-16 09:38:27) (良:1票) |
16.主人公に強烈なカリスマを感じさせず、ただただ命を救っていく。映画自体も過剰な演出や派手な音楽があるわけで無く、淡々とと綴られている。「孤高」という表現は人をよせつけない感じだけど、命に一途な主人公の「孤高」は、それを受け止める周囲の人たちも手伝って美しい言葉だ。 【ラグ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-05-28 00:15:29) |
15.《ネタバレ》 地方を舞台に、熱血青年が古い因習に挑む、ってのは「坊っちゃん」以来の日本物語の定型で、「先生」と呼ばれる聖職ってのも大事なポイントなんだろう。イイモンはやたらかっこよく、ワルモンは俗物臭ぷんぷん。物語としてはそれでいいのかもしれないが、もし臓器移植への問題提起だとしたら、ちょっと話が都合よすぎる。ドナーの家族が、移植によって臓器の一部でも生き継がれればいい、と理想的に判断してくれて協力的。問題はすべて、移植を認めていない当時の法律や俗物の医師たちに寄せられる。これでは正解は「臓器移植」と最初から定まっていて、問題提起というより移植推進のプロパガンダだ。脳死の問題が医者の正義感だけに託されている。あの俗物の医者たちが脳死判定する可能性を除外している。脳死の問題は、たとえばずっと病院で臓器を待っている好青年がいて、そこにほとんど脳死状態の怪我人が運び込まれてくる、なんてとき、閉鎖的な日本の病院世界できちんと厳密な脳死判定がされるだろうか、という不安があるとこだ。臓器提供をためらう家族をこそ登場させなければならないんじゃないか。それでいて手術後は意外とあっさりゴタゴタは処理されてしまって肩透かし。脇筋の、子連れ看護婦の熱血医者に寄せる、敬愛と自分に言い聞かせているような恋愛感情の描き方が、押さえながらも筋を通していて味わえた。子どもが母の日記を読み、仕事一途だった母にもこういう華やぎの気持ちがあったと知る展開になっているのも良い。最後の別れの場では、ずっと「怒っている」夏川結衣が年齢相応にドタドタと車に走り寄り、「私は本当は○○○○が好きなんです」と告げるところでホロリ。ロケをした港は、震災の被害を避けられたのだろうか。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-05-27 09:57:30) (良:1票) |
14.直球でカッコいい大人を描いた映画。職業は違うが、仕事に対して自分もこうありたいと強く思う。 【ドクターペッパー】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-05-12 00:33:40) |
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13.《ネタバレ》 夏川結衣ちゃん演じるお母さんが可愛い、可愛い。恋する表情がとてもチャーミングでした。また堤真一も、今一番いい顔している俳優ではないでしょうか?手術のシーンの堤の表情。彼がいかに志が高いか、感心してしまう。直球勝負で生きてきた外科医。そこに最悪の医師の連中が自分の無能さを認めることなく、足を引っ張る。とても分かりやすい構造で、まさに昭和のドラマ。でもやはり良いものは良い。最後、夏川演じる看護婦さんは亡くなった、というのが分かるが、何で~!!堤真一と夏川結衣ちゃんはベストカップルなのに・・・。これが人生ってやつですか。韓国ドラマのように丁寧に男女の恋の行方を見たかったのに、日本ではぐっと自分の感情を飲み込む。そこが美しいのかもしれないけど、ちょっと切ないです。 【トント】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-04-21 05:12:04) (良:1票) |
12.小難しい社会派ドラマだと思っていたら、意外とストレートな人情もので、淡々とした作りながら、主演二人の抑えた演技が嫌味なく感動を誘う。生瀬さんの悪役は「いかにも」な感じでややあざといが、作品の雰囲気を壊すほどではなく、近年稀に見る邦画の良作だと思う。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-05 21:59:46) (良:1票) |
11.いい話しだなぁ...凄く分かりやすい内容なので気持ちよく観れました。 【映画】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-02-25 18:18:22) |
10.真っ直ぐ!久しぶりのド直球映画。 ベタで話はありきたりだが、夏川の日記ナレーションによる静かな語りが、堤演じるまさに孤高の医師そして医療現場での矛盾や不条理を上手く表現できている。 中盤以降の話はちょっと都合が良すぎるが、各人抑え気味だがしっかりした演技により、当麻医師の患者に対する姿勢に胸を打たれる。 奇をてらったり新しいことはほぼ無いが、それでも十分見応えがある良作。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-02-13 13:43:12) (良:1票) |
9.「ここで泣け!」と言った押しつけがましい演出はなく、淡々と物語は進んでいく。そう言う意味では、堤真一と夏川結衣というキャスティングはこれ以上にないぐらいマッチしている。 脳死移植は、心理的な意味で難しいよなぁ。 ちなみに、漫画「メスよ輝け!」も、小説も未読。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-02-13 03:01:39) |
8.《ネタバレ》 こういう映画を作らせたら邦画は本当に感動させてくれる。それを再認識できた今作です。映画の中で当麻先生(=堤真一さん)はものすごく変わり者の医師として出ていますが、もし自分や家族が病と向き合ったとき、医療に関わらない一般人のほとんどはこんな先生こそ望んでいるんですよね。理想像であるがゆえに現実と乖離し、「孤高」である。的を得たタイトルだと思いました。 鑑賞前は物語の主人公の先生はもっと変人的で、人に何を言われてもやり方を変えない孤立型の役を想像していたのですが、役中の当麻先生は紳士的で仕事にまっすぐで、自分のこだわりより周囲との人間関係を大事にする、とても尊敬できる人柄でした。スタッフに言われてしぶしぶ都はるみを諦めたシーンも、本当に子どもがおもちゃを取り上げられたみたいな反応で、彼を薄ら怖い陰険な先生と思っていた周囲のイメージがそこで消えていくのが分かりました。本当にこんな先生がいてくれればと心の底から思います。 生体肝移植までの人間関係の流れも、そこまでの荷物がラストにズンッとくるような衝撃で、響きました。実際の医療現場でここまで医師と患者が深く立ち入ることはないとは思いますが、医師の患者を助けたいと努める姿勢、レシピエント患者の家族の不安・心配、ドナー患者の母親の葛藤、この三点には素直に感動し、現実もこうであって欲しいと切に願いました。 場面場面で語られる映画が多い昨今、この映画はストーリー全体のつながりという点でとてもレベルが高く、逆にどこが特筆して良かったと言うことがなかなか難しい作品と感じました。その上で上述のようにレビューさせていただきましたが、また観ていない方には是非ともオススメしたい作品です☆ 【TANTO】さん [DVD(邦画)] 10点(2011-01-05 16:02:59) (良:2票) |
7.こういうのは、作品の出来不出来というのはあんまり関係なく、ひとのために、ある明確で重要な目標に向かって、全力で事にあたる、個人、もしくは集団をまのあたりにするこということ、ましてや医療に携わるひとびと、なんかを見せられたひにゃー、ガゼン!燃えざるを得んね!また、題名でもある”孤高”というのはダメね!こういう人たち、こういう行いが”孤高”ではダメじゃん!こんなのあたりまえにならないと!大勢のひとたち、みんながこういう高次元な行動をとる、確固たる志を持って生きていく、というもんじゃないのか?”孤高”では困るし。すべての医療者が堤真一であって“普通”です。ましてや、コレの慶応大医の悪役は、これもう、医者以前の問題で、単なる”犯罪者”でしょうに。人間はこういう単純なモンではない。ということは観客みんなが解ってるので(あたりまえだ)、こういう、”ものがたりてき紋切り型”は非常に幼いでしょう。これで扱ってるすばらしい題材に反比例するように。 【男ザンパノ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-01-03 10:22:14) |
6.好きな医療ものだし、堤真一主演ということで鑑賞。ストーリーは意外性もなく、淡々と進む。いかにもドラマですというようなストーリーに慣れて(?)しまっている身には新鮮に思えた。人命を預かる医師の重い存在を堤真一が地味に演じているところがリアリティを感じさせるのに、生瀬演じる先輩医師がいかにも悪役で、ここでドラマに引き戻されるのがもったいない。夏川結衣さんははまり役ですね。原作を読んでみたいです。 【なつうまれ】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-28 11:21:53) |
5.後半が、尻つぼみ状態になり..少し残念..助ける相手が年老いた市長..そこも引っ掛かる..映画、物語としての必然性が弱い..病院、医師ものなら、江口洋介の「救命病棟24時」の方が断然面白いし共感できる... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-18 12:55:24) |
4.《ネタバレ》 こういう、名声とか地位とかに囚われず、ただひたすら目の前の患者を救うことだけを考える医師というのは美しい。たとえ自分がつかまろうとも、いかなる非難が飛んでこようとも、自分がどうなるかなんてどうでもいい、ただこの人を救う、と考えられる人は果たしてどれくらいいるだろうか。 主人公の超人的能力があまりにすごくて、社会はとして投げかけている問題が若干かすんでしまっている気はしたが、見ている間は非常に楽しめた。 あと、前のレビュワーさんも書いているが、本来ならば血みどろで汚い(であろう)手術を、現実とは多分異なるのだろうがあれほどきれいなものに仕上げた美術班は素晴らしいと思った 【θ】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-10-24 23:07:05) (良:1票) |