ポテチのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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ポテチ

[ポテチ]
2012年上映時間:68分
平均点:6.85 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-05-12)
ドラマコメディスポーツもの犯罪ものミステリー小説の映画化
新規登録(2012-03-24)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2023-05-07)【イニシャルK】さん
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監督中村義洋
キャスト濱田岳(男優)今村忠司
木村文乃(女優)大西若葉
大森南朋(男優)黒澤
松岡茉優(女優)ミユ
石田えり(女優)今村弓子
阿部亮平[1980年生](男優)尾崎
中村義洋(男優)中村親分
桜金造(男優)堂島監督
竹内結子(女優)通行人(ノンクレジット)
原作伊坂幸太郎「ポテチ」(新潮文庫刊「フィッシュストーリー」所収)
脚本中村義洋
音楽斉藤和義
作詞斉藤和義「今夜、リンゴの木の下で」
作曲斉藤和義「今夜、リンゴの木の下で」
編曲斉藤和義「今夜、リンゴの木の下で」
主題歌斉藤和義「今夜、リンゴの木の下で」
撮影相馬大輔
製作ショウゲート(「ポテチ」製作委員会)
企画宇田川寧
プロデューサー宇田川寧(プロデュース)
配給ショウゲート
美術尾関龍生
その他鈴木謙一(協力)
あらすじ
主人公の今村忠司は空き巣。今村はある日、同じく空き巣をしている黒澤を呼び出し相談を持ちかける。「僕、すごいことに気付いちゃったんです・・」という今村だったが・・・。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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12
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13.なんて暖かいんだろう映画。
 
短いながらにぎゅっと詰まってる。
ポテチというタイトルがすごくいい。
短いと思って油断してたけどついつい二回観てしまった。
おでんの卵さん [DVD(邦画)] 9点(2013-06-15 03:22:58)
12.《ネタバレ》 (ネタバレあります。未見の方はご注意願います……) 出生の秘密を知った主人公は、いったい何に衝撃を受けたのでしょうか。彼女は言います。母親との血の繋がりの有無でもなければ、本物の母親に会いたいわけでもない。多分、お母さんが可哀そうだと思ったのではないか。もっと優秀な息子を持てたかもしれないのだからと。おそらく彼女の指摘は当たっています。主人公は母親思い。彼がまず考えたのは、自分のことよりも母親の事だった気がします。「死んだお父さんは酒豪だったけど、忠司の(酒の)弱さは隔世遺伝かね」という母の台詞。尾崎の母が昨年心臓病で亡くなったという話。そして健康診断を初めて受けた主人公が、母親にも健診を強く勧めた理由。これらの事柄から、主人公の身の上に“ある悲劇”が起きている事が推測されます。母親を一番悲しませてしまうこと。劇中語られぬ隠された真実に届いた瞬間から、喜劇調の物語は色を変えました。主人公がどんな思いで、尾崎に肩入れしていたのか気づかされます。空き巣狙い、美人局、ポテチ。物語を紡ぐ要素は、すべて何かの身代わりを象徴していました。本物ではなく、代用品。主人公が“気づいてしまった”のもまた、身代わりの人生でした。今の尾崎は代打専門。そして弓子(母親)にとっては本物の息子。そんな男が放った渾身の一撃は、特大の場外ホームランでした。代用品も、本物も、関係ないという力強いメッセージが其処には在りました。万有引力の法則や三角形の内角の和の定理も、誰かが先に見つけただけ。主人公の発見も本物に違いありません。身代わりの人生なんて、そもそも無いのだと思います。誰もが自分の、本物の、人生を歩んでいます。気づかない方が幸せ?そうかもしれません。でも気づきは喜びです。ホームランのように誇っていい人生であれ。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 8点(2013-03-30 19:50:55)(良:6票)
11.《ネタバレ》 短編を、特に無駄に凝らず、まとめ上げるとこんな意外な佳作になるという見本。引力やポテチの味間違い、色々と変な場面、変な会話に思えるところがスパイスとなっているね。仙台ロケも今の時勢、良かったのかも。
minさん [DVD(邦画)] 7点(2013-03-29 20:44:31)(良:1票)
10.ストーリーの新鮮味はないのだけれど、最後にジーンときました。仙台の熱い気持ちが伝わってきました。
tonaoさん [DVD(邦画)] 7点(2013-03-07 17:17:52)
9.《ネタバレ》 野球モノが好きなワタシとしては、ただひたむきに練習する尾崎のシーンなどを入れてもらえると泣ける名作になり得たのでないかと少々残念です。あと、母ちゃんもありえないことと思いつつも、そんなことを疑ってるシーンとかもあっても良かったかもなぁ。原作未読です。
なたねさん [DVD(邦画)] 6点(2013-02-23 15:33:43)
8.原作読んだ感じと濱田岳は全く違っていましたが、これはこれで映画も良かったですね。時間的にも無理に引っ張るよりもコンパクトにまとまっていました。後味良し!です。
東京ロッキーさん [DVD(邦画)] 7点(2013-01-12 13:59:00)
7.《ネタバレ》  優れた頭脳を持っている忠司。しかし、その才能に自分も周りの人間も気付いていない。彼は空き巣という卑しい仕事をし、【劣等感】をごまかしながら生きている。社会から全く認められていない。
 彼と同じ日に生まれたプロ野球選手の尾崎。彼は優れた才能を持ちながらも、監督に嫌われていることもあり、現在は結果を残せずにいる。彼もまたかつての栄光がありながらもプロ野球選手として認められていない。忠司の地元の憧れの選手。

 そんな中、忠司と尾崎は出産直後に取り違えられていたことが判明。これほど劣等感を感じてしまう対象はいないのではないでしょうか。なぜ忠司は劣等感の対象である尾崎をあんなに応援したのでしょうか。自分に重ねて応援してたとは思えないです。劣等感に押しつぶされまいと必死だったんではないでしょうか。

 目の前でチャンスをものにした尾崎を見て、涙ながらに喜んでいる忠司の姿に心を打たれました。心が貧しい私が忠司の立場なら、劣等感が増して落ち込むばかりの状況に思えます。彼はこれから劣等感に打ち勝って、強く生きていけるのでしょう。
 自分の今の状況に気持ちが沈んでいる人におすすめの作品です。
エウロパさん [DVD(邦画)] 7点(2013-01-03 18:07:14)
6.期待していなかっただけに面白かったス。木村文乃さんがいいっスね。
la_spagnaさん [DVD(邦画)] 8点(2013-01-02 14:23:39)
5.素晴らしい!無駄がない!68分という尺が、こんなにも見事にマッチするなんて。車内でのポテチを間違えたシーンが、後になってじわ~ときて、タイトルに込められた意味を知る。そしてエンドロール中の親分(専務)のシーン。まさに逆転満塁ホームラン!お見事です。

Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 7点(2012-12-12 14:25:33)(良:2票)
4.《ネタバレ》 う~ん、困った。あちこちのサイトで賞賛されている作品を悪く言うのは気がひけるのだが、自分にはいまいち入り込めなかったです。空き巣犯なのに人助けしようとしたり、それぞれのユーモアある会話に時たま笑えたりもするのだが、これだけ現実離れした人たちを見せられても、それで感動出来る気持ちが湧いてこない。なんだかんだいっても物取りで生活してる連中だし、さすがにおせっかいすぎる。「いい人」の面だけを見せていて、汚い面は一切見せてない切り取り方に違和感を感じる。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 5点(2012-11-17 21:29:46)(良:1票)
3.《ネタバレ》  冒頭のシーンを見たときには、バカバカしさを感じてしまったのだけれど、それが映画を最後まで見ると、「いや、あれでよかったんだ」と思える、そんな映画。
 くどくない伏線にも好感が持てます。
 あと、木村文乃が素晴らしかったです。彼女の出演作はいくつか見てきたけど、今までとは違う役どころを、120%の出来で演じ切っていました。
 主演の濱田岳や母親役の石田えりもとってもよかったです。
 設定はちょっと現実離れしてるんだけど、内容は実に身近。だれのまわりにもあるような、プリミティブな「愛」に満ち溢れた作品だと思いました。
 じわじわ泣けて来て、エンドロールを見ているうちに涙がツーッと・・・。そして、エンドロールの最中にもう1シーン。これも見逃さないでほしい。最後まで「やさしい愛」を感じることができます。
伊坂原作と中村映画は相性いいですね。やさしいけれど「ほんとうのこと」を描く。「ゴールデンスランバー」も「アヒルと鴨のコインロッカー」もそうでしたね。
コウモリさん [インターネット(字幕)] 8点(2012-11-02 01:03:19)(良:2票)
2.《ネタバレ》 主人公が最後まで優しくあり続けたことに救われた思いがした。今の殺伐とした世の中で、一人でも多くの人に観てもらいたいと思える作品。
今村と尾崎は一見ウラオモテの存在のように描かれているようでありながら、実はニュートンやピタゴラス並の思考能力を持っている(時代が違えば歴史に名を残す人物になろう)点では、今村の方が遥かに高みにいるとも捉えられる。
誰にも才能と役割がちゃんとある、ということがスクリーンからひしひしと伝わってきた。
沖縄国際映画祭の審査対象映画として鑑賞したが、少人数で会議室のスクリーンで観た故に、却って映画に馴染めたと感じる。大きな劇場ではちょっと物足りなく思えるかも。

この映画で木村文乃という人の女優としてのポテンシャルの高さに驚き、それに引っ張られるように作品の世界観に入り込むことができた気がする。
遊山さん [試写会(邦画)] 9点(2012-07-13 19:17:06)(良:1票)
1.《ネタバレ》 本作のストーリーは、時間も短いし(68分)、そんなに捻りが聞いてるわけでなく、割とストレート。
ただ、伊坂原作だけあって、登場人物に癖がある。お前ら何してる人なん?的な。
大きな特徴としては、そんな癖のある登場人物たちがあまり自分の気持ちを語らないところだ。
大森南朋演ずる謎の男、黒沢は「俺は人の気持ちがわからない」と言い、主人公の彼女は「なんとなく彼と一緒にいるんですよ」と言い、
主人公は「俺、どうしたらいいんすかねー」と淡白さを出しながらも、それぞれが行動を起こしていく。
そこが面白いところであり、かなり好ましいところであるだけに、最後までサラっと見せてくれればよかったんだけど、最終的には登場人物たちが一気に感情を高ぶらせていく。
そこが、ちょっと唐突に感じ、乗れなかったところでもある。
後日談も描かない潔さも良いんだけど、もうちょっと時間使っても良かったんじゃないかな。
すべからさん [映画館(邦画)] 7点(2012-07-09 23:21:07)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 6.85点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
426.06%
539.09%
6927.27%
7824.24%
8721.21%
939.09%
1013.03%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review2人
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