1.《ネタバレ》 ゲットアウトが面白くて、アスがまあまあで・・ この新作はどうか?
まあまあです。
正体不明のUFOが、最初から人類の敵として扱われ、恐怖の対象なのだが・・
人より早く映像を撮り、有名人になろうとする動機の為、通報せずコンタクトを計る当事者達。
甘く見ていたら、外来生物の、とてつもなく巨大かつ狂暴な本性に阿鼻叫喚で逃げ惑う事に。
しかし、相手のいくつかの特性に気付き、仲間と共に立ち向かう流れは面白い。
評論家が、未知との遭遇からジョーズになると言っていたが、ジョーズ1作目の船の3人に
通じる士気は感じられる。そして、外来モンスターの最後も確かに似てなくはない。
ただ、もうひとつ言えば、ゴーストバスターズのマシュマロマンも出てきましたね。
それに、モンスターの最終形態は、宇宙ステーション舞台のスリラー「ライフ」のアレに
似てました。ただそれらは映画の評価を上げも下げもしません。
人類初の宇宙生物との遭遇の報道で、世間がどれだけ大騒ぎになるのかは描かれません。
当事者達の戦いが終わった所で映画も終わり。アッサリし過ぎて少々物足りません。
観終わって、一息ついてから感想を模索してますが、面白い映画だったとは思いました。
ただ、遊園地の経営者がトラウマになっていたチンパンジーが多数の人間を殺した事件は
この映画の中で持つ意味合いと扱い方が中途半端な気がして違和感が残りました。
それと最終形態と最初の円盤の差があり過ぎて、円盤の形していた理由がピンときません。
もしかしたら、人間が円盤型UFOなら喜んで寄ってくると知って擬態していたのかな?
本性がばれたら擬態の必要がなくなり本来の姿を現したのかも。
いずれ、宇宙人との戦いの映画「インディペンデンスデイ」や「宇宙戦争」のように
ど派手な戦争シーンにはならず、牧場経営者の兄妹と他2人だけの戦いで、世界が
大騒ぎになる前に決着してしまいます。 見せ場はコンパクトではありますが、
軍隊出てくると、ありきたりな映像になるので、これで良かったのかも。
なにしろ、この宇宙モンスターが1匹ではなく、多数来ていたらその後どんな事に
なるのか収拾つきません。それを描いても仕方ないので、ここでエンディングが正解かも?
いずれ、一番お気に入りのシーンはマシュマロマンが雲の間から顔見せるシーンでした。
笑えるし、クライマックスだし、快感です。 もう一度見たいな・・