14.娯楽作品の中には、製作発表と同時にもうすでに一部の観客の中で映画が始まっている、というものがあります。本作が、そのひとつ。監督は、あのロバート・ワイズ。黒澤明がガッチャマンを映画化する、というようなもので、ファンは大喜び。案の定、レナード・ニモイの出演拒否、ダグラス・トランブルが病気で降板、ラッシュを観たワイズがカンカンになりまるまる1本撮影し直した、などなど、さまざまな情報(憶測)が飛び交い、ファンを大いに楽ませてくれました。本編ですが、ワイズらしい本格SFの真面目な作品。出来は、よい。ただし、テレビのスタートレックシリーズは、設定こそ本格SFであったものの、中身はSF娯楽アドベンチャーでした。「別にこの作品は、スタートレックでなくてもよかったのではないか?」ということを、ファンの多くにすぐに気がつかれてしまったのが本作の悲劇でした。 |
13.ヴィジャーに入るとことか、やたら長いシーンとかあってイライラしたけど、この頃のSFってみんなこんな感じなんでしょうか?元は頓挫?したTVシリーズ第2弾のオープニングエピ(2時間枠)の為に書かれたシナリオだそうなので、映画でやると間延びしてしまったのかな。 【鈴都丸子】さん 5点(2004-05-04 20:24:13) |
12.「SW」「CEOTK」の大ヒットでSF映画ブーム到来!人気テレビシリーズ「宇宙大作戦」まで映画になると聞いてワクワクしたが、監督がR・ワイズと知っていやな予感。そして...的中。簡単に言うと...私のようなヘナチョコ頭には、ちと難しかったです。ビジュアルとしてはいい線言ってると思いますがね。 【nizam】さん 6点(2004-03-11 12:32:08) |
11.人気TVシリーズであるスタートレックを、映画としてどう見せるかを模索している作品だと思います。ラストシーンのアイデアは良いのですが、途中の展開が軽快さに欠けます。当時のスタッフは某SF大作映画を意識してこの映画を作ったそうですが、その結果スタートレック本来の面白さが影を潜めてしまいました。スタートレックはSFではなく、全人類の「希望の未来」なのです。スペースシャトルの名前まで「Enterprise」にしてしまうほど圧倒的な影響力がある「現時点で世界一人気のある物語」なわけです。次回作からはスタートレックらしい作品になって、ひとまず安心でしたが。 |
10.クリンゴン戦艦がででどどででどど出てきて、おお、これは来ますよぉ、と思ったら、そこはさっさと片付いてしまい、後は延々と続く、「ヴィージャー」の中に入ってゆく映像。その長いこと。オールナイトで見たので、2、3回目はぐうぐう寝てました。映像的には結構面白かったんですが、ストーリーが実はそんなに色々あるワケじゃなかったりして、もっとクルーのキャラクターを楽しませる映画だったらなぁ、と。そう思ったのは製作者も同じだったんでしょうね。「2」以降はすっかりキャラものに。でも、これはこれで「スター・トレック」世界の1エピソードとして見れば、いいカンジではないかな、と。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-12-07 23:23:10) |
9.哲学的で好きだなー。スタートレックはこれが一番好きだ |
8.《ネタバレ》 確か、ダグラス・トランブルとジョン・ダイクストラの2大SFX マンが関わってたんだよねえ。公開前にそれを知った時、どんなにスゴイ画面を見せてくれるのかと思っていたら…。何だ、フツーじゃん。と、まず失望。ストーリー的にも、これは1時間のテレビシリーズでやった方がかえって生きたのではと。でも、はるばる地球に、自分が何者かをしりたくて戻ってきたボイジャーが、どこか『ウルトラマン』のジャミラを彷佛させて、SF怪獣少年だった者には捨てきれないものがありましたです。 【やましんの巻】さん 6点(2003-08-27 15:40:35) |
|
【MORI】さん 8点(2003-08-07 11:48:53) |
6.《ネタバレ》 昔むかしに劇場で観た。グイグイと引き込まれるイントロが素晴らしい。敵であるクリンゴンに同情したくなるシーンだ。舐めるようにエンプラを見せてくれるシーンには狂喜したな。観念的なシーンが出てくる後半から、自分的にはダレてしまった。ラストの落ちは、最初、観た時はショックだったが、キレイに終わり過ぎて、リアリティーが無くなってしまった。ところで、1972年に打ち上げられたパイオニア10号からの通信が終わりを告げたそうだ。120億キロ彼方の宇宙を今も飛行している10号も宇宙の歴史を学びながらいつの日かクリエーターの元に戻ってくるのだろうか。 【すぎさ】さん 9点(2003-07-05 16:18:52) |
5.《ネタバレ》 語学学校の宿題で見たんですけど、 ヴォイジャーの最後が希望のあるもので良かった。人が考えられる以上の進化を遂げてしまったことによってもたらされた悲劇について考えさせられました。 【zakki】さん 8点(2003-04-18 19:07:02) |
4.彼らの目的があまり明確ではなく、明らかにシリーズ物として続けていこうとう感が始めからみられる点。スターウォーズより新しいのに特撮があまりうまくないという点。以外は結構好きです。ちょっと行き当たりばったりな点もマイナスで系3点マイナスってとこかな、SF映画としては完成度が高いと思います。 【恥部@研】さん 7点(2002-12-25 17:08:54) |
3.正直、スタートレックファンでもなく、テレビシリーズも見たことなく、なんの予備知識なしで見た僕は、「お前ら何者なんだ?」と思ってしまった。(ファンの方失礼!)人類の冒険は、まだ始まったばかりである、、、、、。ちなみに、担任の先生の着メロはスタートレックのテーマ曲です。 【あろえりーな】さん 5点(2002-09-20 23:19:00) |
2.TV版から大スクリーンに展開される宇宙スペクタクルはさすがに迫力十分で、そのスケール感は序盤の宇宙空間に浮かぶ巨大ドックでのエンター・プライズ号の大幅なチューンアップ・シーンで如実に示される。噴射推進装置を背負ったスポックが敵艦のメモリー・バンクで、ヴィージャーの経験した全ての記憶である、例えば故郷らしい惑星や様々な星群、そして消滅したクリンゴン戦艦等々を次々と体験していくという素晴らしいシーンが忘れられない作品である。 【ドラえもん】さん 7点(2001-11-09 23:50:35) |
1.「宇宙大作戦」,子どもの頃好きでした。カークにミスターカトー,そしてスポック。それらのキャラを見たさに映画館に飛び込んだのは20年以上前でした・・・。惑星連邦軍の敵であるクリンゴン星の艦隊が,膨大な発光量を持つ未知の発光体と遭遇するところからストーリーが展開していきますが,何かはまれないまま終わった感もあり,特撮効果が見事なだけに,やはり評価が難しい作品と思います。ジェリー・ゴールドスミスのスコアは,フルオーケストラに電子音響を見事に融合させた素晴らしいものでした。それにしても,ロバート・ワイズ監督とは・・・。確か「地球が静止する日」(超懐かしい!)じゃなかったっけ・・?違ったかな・・・。 【koshi】さん 6点(2001-10-16 23:57:09) |