14.自分が見た中では最高の飛行機映画。 飛行機好きはこれを見ずには死ねない。 まぁ特撮がちゃちいところもあったが、あの時代ではあれが精一杯だ。 ストーリーも無いが、史実を正確に描いたのでしかたない。 【モンティ】さん 10点(2003-12-25 16:32:26) |
13.リチャード・コリヤーのノンフィクションノベルでも有名な「バトル・オブ・ブリテン」、英独航空決戦を史実にしたがって映画化した秀作。某国作の戦争モノにありがちな目を覆うような脚色が全くなされていないだけに、実に安心して鑑賞できる。諸々の考証もかなりしっかりとられていて見応えがある。そういった意味では作り手のスタンスと「こだわり」が良い形に具現化した作品だと言えよう。実機、とりわけスピットファイアが飛翔するシーンは素晴らしい。理屈にあらず、CGでは絶対に出せない味・リアリティが厳然と存在する。豪華なキャストの中で、大英帝国の命運を一身に背負った(?)ダウディング司令役のローレンス・オリヴィエが印象的だった。 |
12.流石はイギリス。ロンドンで複葉機がフラフラと飛んでいるのを目撃した国の事だけはある。実機が飛ぶんだものなー。それにガイシュツだけど、ルフトバッフェを公平に描いてある。これは戦争が単なる善と悪の二面対立ではないと、少なくとも製作者らが知っていたと信じたい。ハリウッドに爪の垢でも煎じて、静脈注射したいくらい。 【クルイベル】さん 8点(2003-08-07 09:45:52) |
11.この映画が撮られた頃は未だ現役で飛ぶメッサーやスピットファイアが有ったのだなと、久しぶりに観て思いました。子供の頃はドイツ軍の爆撃機搭乗員が正面から機銃で狙われ絶命するシーンが恐ろしかったものです。この映画の良い所は英、独の飛行機乗り達が公平に描かれている所。ハリウッド物だと独軍=「悪魔で間抜け」というセオリーが有りますからね。 【leo】さん 9点(2003-07-23 08:35:53) |
【モンティ】さん 10点(2003-05-31 14:33:29) |
【ken】さん 9点(2003-05-18 02:03:28) |
8.ドイツ空軍が最高にかっこいい。兵士達の内面も描かれておりほとんど実写の戦闘シーンもすばらしかった。メッサーシュミットの航続距離がもう少し長かったら勝てたのに・・・残念。 【ゲーリング】さん 8点(2003-05-16 19:11:29) |
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【日狂組】さん 10点(2003-04-25 06:16:24) |
6.いったい実機を何機飛ばしてるんだ? ハリウッドではとてもできない本物志向映画。 【やな太郎】さん 7点(2003-04-10 23:35:19) |
5.この映画は何がいいかというと、もちろん迫力の空戦シーンや本物の飛行機を使った映像なのですが、イギリスの映画にも関わらず、ちゃんと敵役のドイツ兵の心情や苦悩がかかれている点なのです。(連日の空戦で還らぬ戦友達の空席になった食事のテーブルを見つめてため息をつくドイツ兵のシーンとか)。なんといいますか、最近のアメリカ映画お馴染みのパターンである、自国は正義だとか母国万歳がやたら前面出てしまう戦争映画と比べると、本当に違いますね。どんな戦争でも、「人間対人間」なのだって判らせてくれる戦争映画は好きです。それと比べると、最近のアメリカが作る戦争映画の敵役(つまり日本軍やらドイツ軍等の、とにかくアメリカと戦っている敵対国)は全て「まるで悪者の宇宙人のような扱い」なのです。そう思うとこの映画の奥深さはもっと感じると思います。全然ちがいますよ、本当に。 【はむじん】さん 8点(2002-12-15 04:02:25) |
4.ビスタなので、映画館で観ないとつまらないですよね。ゲーリングの意地がヒトラーをそそのかして、ドーバーを越えるという無謀なことをさせたわけですが、ロシア戦線といい、バトル・オブ・ブリテンといい、どうしてナポレオンの二の舞を演じるんでしょうね?(苦笑)。映画的な面では、スピットやメッサーが出てくるのが素晴らしい!それと、音楽だけが流れる空中戦の様子。いかにも消耗戦だという演出で好いですね。戦争の虚しさが伝わってきます。 【オオカミ】さん 7点(2002-08-13 13:12:18) |
3.ドイツ軍の2000機に対し600機しか戦闘機を持たなかったイギリス空軍が、ドイツ機を英国の本土上空に迎え撃ち、圧倒的不利な状況で16週間に渡った死闘の末、奇跡的に勝利を収めたという実話“バトル・オブ・ブリテン”を映画化した作品。特撮をほとんど使わずに、地球上に現存する第二次大戦に活躍した英・独両軍機をかき集め、実際に飛ばして空中戦を再現してみせたという、おそらく映画史上初の試みとして大変な話題を呼んだ作品でもある。それでも、ハリウッド超大作のようなド派手な印象は薄く、ひたすら渋くて格調高い仕上がりとなっているのは、いかにも英国作品らしい特徴がよく表われていたと思う。 【ドラえもん】さん 7点(2002-04-18 16:26:42) |
2.子どもの頃、TVで見ました。戦争もの大好きだったのでそのころは、好きな映画のうちの一つでした。スピットファイアのプラモ買いました。音楽がよかった。 【Cookie】さん 7点(2002-03-18 11:27:27) |
1.戦争映画の中で,最も金のかかる空ものの傑作である。1940年の英国本土防空戦を史実通りに描いたばかりではなく,ほとんどが実機(Ju87はリモコンだ)という凄まじい作品でもある。乱舞するMe109E(スペイン製のイスパノエンジン装着で機種がずんぐり,「メンフィス・ベル」にも出ていた?)やスピットファイア(MkⅨ?だったが),そして何とHe111(何と飛んじゃっている!)にマニアは感涙したものである。ま,言ってしまえば「史上最大の作戦」や「遠すぎた橋」とともに史実ものとして位置づけられよう。メカニカルな素材感はピカイチだが,ストーリーを望むと失望するだろう。一発の銃声も効果音もなく,音楽(作中でウォルトン作曲による唯一の楽曲)のみに語らせる空戦シーンは全編の白眉とも言うべきか。圧巻である。 【koshi】さん 9点(2001-11-14 20:31:38) |