50.ラストの余韻に浸って家族のこと、恋人のことを少し想ったり出来る映画。決して軽いテーマではないのだけど哀しいとか淋しいとかそんな印象は受けず、かといって楽しい、嬉しいなんて趣向の映画でもなし。温かい映画というべきか。感傷的になりがちな題材なのだが、しっかりと人生に根を張ったものを感じた。十年後にまた見たい映画の一つになりました。 【K・T】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-07 06:01:52) |
49.《ネタバレ》 人は必ず死ぬ。でもそれを真正面から受け止める事は本当に辛い。この映画の主人公、田中麗奈演じる会田聡夏は母の思い出と初恋の手紙を見つけ、その相手を探し始めた。それはまるで母がこの世を去る事を悟っているかのようなに儚く切ない行動だった。あの行動の数々は多少、彼女の自己満足もあるだろうが、でもその自己満足的な行動が鍵となって“家族”という掛け替えの無い物の大切さに気付く事となった。主人公、会田聡夏の純粋な心や直向な優しさには終始感動しっぱなしで、ラストからエンドロールにかけての間は、もう、涙が止まりませんでした。僕はこの映画、ホント大好きです。なぜなら脚本だけでなく、出演者の演技やカメラワーク、さらにいくつもの美しい桜の様子が本当に繊細で、その桜の映し方や見せ方が本当に綺麗で感動的だった。そしてやっぱり久石嬢さんの最高の音楽。本当にこの映画の全てが僕にとっては完璧としか言えないです。はぁ~・・・なんて切ない映画なんだ・・・だけど、この切なさがたまらなく好き。切ないからいつまでも心に余韻を残し続け、いつまでもこの映画を思い続けられる。それはまるで初恋の記憶のように淡く切なく心に残り続ける。あぁ、なんて素晴らしいだ。僕には10点以外をつける事はできません。 【ボビー】さん 10点(2005-02-17 22:51:48) |
【アルテマ温泉】さん 6点(2004-12-09 17:59:33) |
47.私だったらどうするだろう。。。。 そんな事を考えながら映画を見ていました。 真田さんはかっこいいですね。男ながらに惚れました。 ギャンブル好きなのは頂けませんけど…。 |
【PAD】さん 7点(2004-10-13 14:55:03) |
45.《ネタバレ》 まずは長回しの多い、落ち着いたカメラワークがとても気に入りました。そしてなんといっても気に入ったのがラスト。まばゆいキッチンの映像に重ねられる会話。多々良くんの「お父さん」の台詞。そして、犬。母の死後の家族のさびしさとそれを乗り越え一歩を踏み出した聡夏の今を見事に表現。あんたでないことは確かだったラブレター、母のはつ恋は娘に伝わったんですねー。私は夜桜のシーンより断然このシーンが好きなのです。 【彦馬】さん 7点(2004-08-21 16:52:24) |
44.《ネタバレ》 原田美枝子がよかったなあ。やさしいお母さんって感じで、お見舞いのところで藤木が入ってくるところとか、凄く若く見えて、確かに実力派女優という認識はあったんですが、石橋稜の嫁って以外強い印象も無かったんだけど、ちょっと過去の映画も見てみようという気にさせられました。 【きつま】さん 8点(2004-08-02 21:56:06) |
43.《ネタバレ》 母親の初恋の人を探すっていう設定はけっこうおもしろいと思ったけど、最終的には切ないお話でした。家族愛ってのはやっぱ素敵です。久石譲の音楽も良かった。 |
【Piece】さん 9点(2004-06-12 00:21:20) |
41.話の筋自体はそれほど異質なものではなく平凡なストーリーだと思う。けれども退屈はしない。キャストがはまってるからだろう。この話、このキャスト以外に考えられない… 【はざま職人】さん 7点(2004-06-05 00:51:44) |
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40.切ないですがイイ映画でした。久石譲の音楽が素晴らしかった!夜桜のシーンや夜に母の病室を訪ねたシーンなどが印象に残りました。真田広之がよかった。 【ギニュー】さん 8点(2004-05-29 20:52:49) |
39.《ネタバレ》 お見舞いシーンは、これ以上の出来にまず撮れませんでしょうね。。これだけで実質の半分を占めているんではないでしょうか。でも私がこの母親なら、願わくばワンチャンスを病院ではなくて、よそ行き服でスパっと化粧し、桜の下で真田さ・・(爆)・・いえいえっ、やっぱこの映画の方がいい、、かな?、、いや~美しいお話です。この優等生家族に私、妬いてしまいました。相手が安全マンで良かったけれど、普通ではアブナイ娘の行動、しかしこのことをきっかけに、二人が精神的に成長していく様子を描いている点、私これを丸っこい結末よりも買ってます、シェーが泣けた~。佐藤允も名前はサブいがほんといい味。♪ネイチャーボーイ、かと思ったけど違ったテーマ音楽がせつない~♪ 【かーすけ】さん 7点(2004-03-24 21:01:06) |
38.名作風味の普通の映画。名作にしようという製作者の意図は感じられるが、結局は可もなく不可もなく無難なところに収まった。真田広之が暴走して親子どんぶりって方向性なら、問題作として印象にも残っただろうけど、どうにも普通って感じで、何度か見たんだけど印象に薄い。 【もとや】さん 5点(2004-03-10 16:29:13) (良:1票) |
37.なんとも言えないあったかい雰囲気を持った佳作。 序盤少しだるいとこもあるけど、 田中麗奈と真田広之のやりとりがとてもよかったです。 見た後やさしい気持ちになれますなぁ。 【ふくちゃん】さん 7点(2004-02-15 00:37:48) |
36.とっても良い映画でした。邦画にしては上出来。家族のあり方、夫婦のあり方を見つめなおせる。作品でした。映像も綺麗。田中麗奈の演技もなるほど、さっぱりした普通の少女で良かった。真田広之が原田美枝子を見舞うシーンは雰囲気がものすごく良くて、感動しました。言葉以外の色々なものを感じる映画。音楽も良かったです。 【ボビーK】さん 9点(2004-02-15 00:36:28) |
35.《ネタバレ》 この映画は見始めて30分くらいはつまらなかった.でも中盤を過ぎてから,そして見終わってから色々感じるところがあった.この映画一言で言えば「人間万事塞翁が馬」ってことでしょうか.ちょっと違うかな.結局はつ恋の人と一緒になれても幸せだったかもしれないけど別にそうでなくても十分幸せだった.今を大事にしろってことかな.別にはつ恋を美化するわけでもなく微妙な感じをうまく描いていたと思う.田中麗奈が成長していく様子もよく分かりました.出てる役者がみんな渋い演技するんでそういうところは安心できますね.ただ全体的にインパクトはそこまで凄くなかったので7点. |
34.《ネタバレ》 田中麗奈もいいですが、原田美枝子のお母さん役がすごくよかった。私としては「愛を乞うひと」よりも好きなくらい。父親と喧嘩して母親の病室に泊まるところは、この映画の中で一番泣きました。父親に連絡を入れる母親。「大丈夫よ」と小さな声で話す姿・・・母親ってやさしいですよね。花見のシーンはなぜか少し説明しすぎるものを感じてしまって、自分の中でちょっとだけひいてしまいましたが。真田広之が願い桜へ行かず、別れた家族に会う選択をしたのはよかった。昔の恋人との再会より、今の自分にとって大切にしなければいけないものを取り戻しにいく・・・初恋の人はそういう人間であってほしいと思います。 【きょうか】さん 7点(2004-01-23 08:22:49) |
33.この映画を見て田中麗奈に興味を持った。田中麗奈ももう23歳か~。ほんと10代ってあっという間に過ぎ去るよね。自分然り…。初恋のころってよかったよね。でも今、初恋の子に会いたいとは思わないけど。ストーリーはシンプルでなかなかよかった。真田広之って何やらせてもいい演技するよね、と私は思う。 【T橋.COM】さん 7点(2004-01-22 20:47:19) |
32.娘って母親の昔の恋になにかロマンチックなものを感じるのだろうか。結構自分のアイデンティティにも関わる(ようにも思われる)深刻な問題なのでは。ことに母親の病気が関係しているし。でもこれが現代的(←死語というか意味なし?)な家族なのかなあ。わたしには理解できないこと多し。とはいえ、田中麗奈をはじめ出演者はみな良かった。全体的な印象は決して悪くはない。 【バッテリ】さん 6点(2004-01-15 20:56:45) |
31.死を意識した母親と娘、一つ一つの言葉が純粋でとてもいいです。悲壮感を漂わせる(涙を誘う)ことなく受け入れやすかった。田中麗奈ってやっぱり映画でこそ魅力を感じます。真田広之のきれいな顔はこういう役だと生えますね。 【スルフィスタ】さん 8点(2004-01-05 01:55:02) |