10.ベトナム戦争が長引く中、タイガーランドと呼ばれる土地で米兵の実戦訓練が行われていた。軍にいながら上官に逆らい、反戦を唱える主人公ボズ。彼は軍規に精通しており、苦しむ仲間を除隊へと導いていく。軍の中に弁護士がいるような設定の映画。珍しい設定なので新鮮だった。すでに負け戦が確定しているベトナムへ派兵される若者たちの中で、戦場が見失った正論を問いかける。この映画はラース・フォン・トリアーらが提唱した「ドグマ」に共感しており、手持ちカメラによる撮影をしている。その効果も手伝って一風変わったベトナム反戦映画に仕上がっている。 【337】さん 8点(2003-11-29 10:41:25) |
9.《ネタバレ》 除隊ってこんな簡単に出来るものなのかという疑問も残るけど…。仲間の身の上話を聞いて、「何故言わない?」と境遇に激怒するコリンは厚情でかっこよかった。でもタイガーランドの厳しさは伝わってこない…。 【桃子】さん 6点(2003-10-23 17:14:30) |
8.主人公のひねくれた性格にコリンファレルの演技が上手くハマってたように思います。こういう、人を舐めたような性格の奴って、学校のクラスに一人は居るんですよね(笑) 【ゆうろう】さん 7点(2003-10-20 16:53:24) |
7.あえてあの時代設定にしたからにはのアメリカのみじめさみたいなものを描いて欲しかったなぁ。つまりコリン・ファレルが強くて格好良過ぎるので他の戦争映画と変わらない戦争英雄物語になっていると思うのです。題材は面白いと思うのですが…。 【ぽぽ.net】さん 5点(2003-08-12 02:17:20) |
6.コリン・ファレルをかっこよく観る映画です。ストーリーは緊張感が無く退屈でした。 【omut】さん 4点(2003-08-11 22:37:13) |
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5.あの古ぼけた映像が良かったが、戦争映画と言うより、どこか20代前後の若者の青春映画という気がしてならない。実際、戦争のシーンなんて無いし。 【Any】さん 6点(2003-05-26 22:42:13) |
【コモット。】さん 5点(2003-03-12 23:26:46) |
3.ストーリーはまさに「フルメタル・ジャケット」だけど、主観的な感情が入ってる分観やすかった。コリン・ファレル演じるボズの達観したキャラクターに賛否両論あると思うけど、何をしでかすかわからないところに作品としての魅力があったんだと思う。全体的の評価は微妙だけど、コリン・ファレルの将来性を買って→ 【びでおや】さん 8点(2002-11-13 00:22:59) |
2.何の為に戦うんだろう、国の為とは言っても恐怖に勝てない。あの映像はそんな彼らを表現するのに適していたんじゃないかな。戦場での話しではないので激しい銃撃戦とかはないけれど、その分人物の心境などがよく描かれていた気がします。 【パピコ】さん 7点(2002-10-16 11:05:33) |
1.ベトナム戦争終盤、国中が戦争に意味を見出せていない中で行われる新兵訓練。職業軍人ではない新兵達も、この負け戦に向けた訓練の意味を問わずにはおれない…。ジョエル・シューマカーが「ドグマ」に毒されて出来上がったハリウッド製のドグマ的映画は、国内だけで語られるベトナム戦争物。ほとんどのシーンを手持ちカメラと自然光(太陽という意味ではなく、室内に於いてはそこにある電灯)だけで撮影。キューブリックとは正反対のアプローチですが、俳優に肉薄したザラついた映像には説得力がありました。それにコリン・ファレルが、強そうで強くなく弱そうで弱くない不思議な魅力を発揮。「マイノリティ・リポート」の前には要チェックの映画です。ということで、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2002-08-24 23:25:07) |