258.何度観てもこの“馬鹿アクション映画”は面白い。 もう流石に見飽きたかと思い、一番好きなラストカットだけ観ようと動画配信サービスにて再生を始めたが、結局最初から最後まで観てしまった。 この手の大味さこそが売りの愛すべき娯楽映画のことを“馬鹿アクション映画”と勝手に呼ばせてもらっているわけだが、この映画こそが、その頂点に君臨する作品と言って過言ではない。 個人的には、中学生時分に一人で映画館に通い始めた頃に観た作品でもあり、自分の映画鑑賞人生においても印象が強い作品の一つと言える。 思い返してみれば、ジョン・マルコヴィッチもジョン・キューザックもスティーヴ・ブシェミも、出演映画として初めて観たのはこの映画だったような気がする。 故に、勿論その後彼らの他の映画も沢山観ているけれど、この映画のキャラクターの印象度が極めて高い。 何と言っても豪華に取り揃えた“凶悪犯軍団”が、馬鹿馬鹿しいほどに魅力的な要素で、彼らの存在感がこの映画の“馬鹿”面白さを助長している。 ボス役の名優・ジョン・マルコヴィッチを頂点にし、ヴィング・レイムス、ダニー・トレホとアクの強い脇役を取り揃え、伝説の連続殺人鬼役にはスティーヴ・ブシェミが不気味な存在感をこれでもかと見せつける。 わらわらと群がるように襲いかかる悪党たち、それに無精髭と長髪を振り乱して奮闘するニコラス・ケイジ、爆発につぐ爆発……、暑苦しくて、工夫の無い娯楽映画に見えがちだが、随所に散りばめられたエスプリが小気味良く効いている。 今後も、観る気がなくとも目の前に映し出されてしまえば、きっと最後まで観てしまうのだろう。 前述の通り、大好きなラストカットを見届けて、そうつくづく思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-06-19 00:21:35) (良:1票) |
257.いい知らせとわるい知らせのくだりに、イラッときます。 |
256.90年代を代表するバカアクション超大作。長年のパートナーだったドン・シンプソンと死別後、ジェリー・ブラッカイマーが単独で仕切ることとなった初の大作であり、本作はブラッカイマーにとってキャリアの分岐点となった作品でもあります。『クリムゾン・タイド』や『ザ・ロック』の頃にはまだ企画力で勝負しようという姿勢のあったブラッカイマーですが、本作以降は完全にB級バカ街道を突っ走ることとなるのです。。。 とはいえ、B級路線であってもマジメに仕事をすることがブラッカイマーのエライところで、基本設定のバカさ加減を除けば、意外なほど丁寧に作られている映画でもあります。この手の映画にありがちなご都合主義(なぜか現場に居合わせる主人公、戦いが終わったところで都合よく駆けつける警官隊etc…)がほとんどなく、すべてのイベントについては事前に理由付けがなされています。登場人物は多いものの埋没したキャラはおらず、全員にきちんとした個性が与えられている点でも感心しました。VFXの完成度は非常に高く、現在の目で見てもアラがほとんど見当たりません。同時期に製作された『エグゼクティブ・デシジョン』や『エアフォース・ワン』にミニチュアやCG丸出しの場面が散見されたことを考えると、このクォリティは驚異的だと思います。キャスティングはかなりの邪道で、ジョン・キューザックを除けばブサイクなおっさんばかり。当時のニコラス・ケイジは大作に主演するクラスの俳優ではなかったし、コンエアーに乗り込む唯一の女性はヒスパニック系の微妙なおばさん。普通の映画であれば、このふたつの役柄くらいは美男美女で固めてくるところなのですが、そういった王道は完全に外してきているのです。そして、こんなにもヘンテコなキャスティングで映画を成功させたわけですから、ヒットメーカーとしてのブラッカイマーの勘の良さは相当なものだと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-11-10 15:36:54) (良:2票) |
255.息つくヒマもないド派手な映画で楽しめた。ありふれた内容だが、ニコラスケイジ、ジョンキューザック、ジョンマルコビッチ、ブシェミと出てくる役者がどいつもキャラが立ってるのが他と違ってイイですね! 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-07-18 22:05:58) |
254.《ネタバレ》 ふとTVをつけると それは始まった そして私は画面に釘付けになった それはストーリーにではなく 恐らく114分間 それだけを見ていたかもしれない ただ1点を 「こ… これは…?」 「CGか? いや… まさか!」 「違う! 絶対違う!」 錯綜と葛藤が延々と続き 眼球は充血した しかし結論は最後まで出なかった それほど本物と偽物の区別がつかなかったのである 後日ネットで調べてその真偽を確認出来た 素晴らしいスタッフの仕事である 【デヘデヘ】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-07-04 11:15:20) |
253.以前に見ていたのを忘れていてまた見てしまった。またいつか忘れて見てしまうかも・・ストーリーとしてはその程度。でも、このての飛行機ものは好きなので、もっとチープな作品でも楽しんで見てしまう自分ですから、本作は十分に楽しめました。満足です。 ニコラス・ケイジの奥さん役を演じていたモニカ・ポッター。最近、ドラマ『ボストンリーガル』にはまっている自分にはうれしい出演でした。 【フラミンゴ】さん [地上波(吹替)] 5点(2012-03-22 09:43:58) |
252.《ネタバレ》 まぁ、退屈はしない程度の出来上がりではあります。 色々と肩書きを背負った極悪囚人を一同に集めてわざわざ同時に搬送しなきゃよかったんじゃないだろうか、とかいうツッコミは、この際置いておきましょう。 終始、どっちつかずで不気味だったグリーンが、物語に全然絡まないなぁ、と思ったら、ただのラストシーン要員だったとは・・・。あれじゃオチにもなってないですよい。と、色々不満もあるのだけど、見だすと毎回最後まで観てしまう力強さは、あるんですよね。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-02-20 23:32:22) |
【たこちゅう】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-02-15 00:37:13) |
250.ニコラス・ケイジ主演のパニック・アクション映画。 どうにもこの人がヒーローばりの主役を演じるというのは、今ひとつピンとこないんだけど、 序盤の状況設定が期待感を持たせてくれる。と思ったのも束の間、物語はすぐに綻びを見せ始め、 敵役たちの凄さも前宣伝ばかりで、マルコヴィッチ以外はさほど魅力を感じなかった。 終盤からラストにかけては派手なシーンの連続で、ほぼ「ダイ・ハード」状態と化し、 あまりのハチャメチャぶりに目が点に。突っ込みを入れながら笑うしかなかったよ。 とりあえずこれだけ笑かせてもらえれば満足感はあるけれど、 やはり大きなスクリーンで楽しむ娯楽映画だね。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-07 10:38:25) |
249.sweet home alabama ってどの映画にもズッパマリな具合にかかってくれるから好き |
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248.《ネタバレ》 いかにもブラックカイマーがプロデュースした様なパニックアクション映画で、気楽に観れてそれなりに面白い作品でした。乗り物パニックとして王道をキチンとこなしている点がGOOD。こういう映画でありがちなキャラクターの没個性も特に見当たりません。一昔前に流行したレクター博士の様な異常性を持つインテリをこういうパニック映画に登場させるアイデアは面白いなーと思いました。しかもジョン・マルコヴィッチとスティーヴ・ブシェミがその役柄に良く似合う。ただヌルイなーと思った場面も結構ありました。数々の突っ込み所に関しては、バカアクション映画だから置いといてもいいのですが、最大の問題は前述したサイコパスのジョン・マルコヴィッチとスティーヴ・ブシェミでしょう。ハッキリ言ってスティーヴ・ブシェミが登場した意味が本当に分かりません。事件が発生した時点でサイラスというサイコ野郎がいるのに、もう一人サイコ野郎のガーランド・グリーンが乗ってくる。別にそれ自体に問題は無いのですが、それならガーランド・グリーンがサイラス以上のキチガイっ振りで、サイラスの計画を破綻させそうになるとか、何かガーランド・グリーンが登場した為に引き起こる事態になるとかしないと面白く無いでしょう。でも何も起きない。スティーヴ・ブシェミの演技が良かった為に、最後まで彼がストーリーに直接絡んでこなかったのは非常に残念です。 【民朗】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-03-30 23:41:56) (良:2票) |
247.《ネタバレ》 低予算・低クオリティのB級C級映画は星の数ほど存在しますが、本作のように大金をつぎ込んだA級バカ映画には、年に何本もお目にかかれない。バカを大スケールで、しかもコンスタントに届けてくれるハリウッドには、心から感謝申し上げたい。まるで豪勢な『お笑いウルトラクイズ』を観ているようでした(失礼)。もっとも、本作を観始めた頃は、真っ当なクライムアクションだと思っていました。深刻なトラブルに巻き込まれた主人公を本気で心配した。ところが様子がおかしい。主人公が友達思いなのは分かります。正義漢だということも。だだ、それにしても楽観的過ぎやしないか。ポーにとっては、妻子に会う事が最優先事項じゃないのか?そんな疑問は、爆発炎上を背にダイブする主人公を見て吹き飛びました。ああアレか。“主人公だから死にません”っていう、アレか。娯楽作品のお約束。そういう映画だと分かればシメたもの。こちらも、そのつもりで観させてもらう。そんな観客のスタンスを見透かしたかのように、バカは加速して行きます。空飛ぶスポーツカー。ラスベガス市街地に突っ込む飛行機。大惨事?いえいえ、死者数はゼロに決まってます。777でコインが飛び出す能天気なカットがその事を裏付けている。本作は素敵なバカ映画でした。あんまり素敵なので、クソバカ映画と呼ばせてもらいます。もちろんマジで褒めてます。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-24 18:56:29) (良:2票)(笑:1票) |
246.《ネタバレ》 1年に一度くらいの大アクション! ため息が出るほどに素晴らしいアクションの連続。これでもかこれでもかとたたみ掛ける。 ストレス解消必至の爽快アクション映画でした。 緊張感はあまりないけれど、ノンストップなところが好い。 面白すぎて、停止ボタンがなかなか押せない。 悪党たちでさえ魅力的に描いてしまう。 (リアリティやヴィジョン、政治的な何かはあまりなかったかもしれませんが、遠足みたいな楽しさですね) お前たちみんな仲が良いな、、、ちゃんと協力してるじゃん!犯人像がなんだか面白い。 ハゲのボス(マルコヴィッチ演?)が、知的ではありませんが、キレて凶暴な感じはあったかもしれません(あ、自分はマルコヴィッチという俳優をあまり知りません) あと、ゲイがサイケだった、、、。 最も残忍な殺人鬼(ブシェミ演?)が悪には見えず、ユーモアと無邪気さと知的さとセンスを持っていた(あ、自分はブシェミという俳優をあまり知りません)。 そんな彼に惹かれた。 ニコラスケイジが良かった。彼の印象って、実は自分の中ではそんな良くなかったけれど、 この映画で彼の長髪とムキムキの肉体を見て、 おお、これは意外とアクション向きだ、と思った。 大変面白く見れたが、もしかしたらハゲのボスがあっけなさ過ぎたかな? こんだけ素晴らしいアクション映画を見ると、CGで誤魔化すアクション映画なんて糞喰らえって思える。 いろいろとカッコイイところがあるし、感動するところがある。 エンターテイメントという形で完成された傑作。 だと思うんだけど、、、なにしろ自分、アクション映画の初心者なんで。 (あらら、平均点が低いのね、、、) 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-17 04:23:46) (良:2票) |
245.ジョン・マルコヴィッチが全部食ってる。主役ニコラス・ケイジにする必要あったかな?。別の人のほうがよかったんでは。しかし面白い。使った金もはんぱない。アクション映画ってのはこうでなくっちゃね! 【どちて坊や】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-12-18 20:37:56) (良:1票) |
244.典型的なドッカンドッカン映画。それなりに楽しめた。 【のははすひ】さん [DVD(吹替)] 5点(2010-11-25 22:59:07) |
243.なにが悲惨ってあのニコラス・ケイジのいでたち。ぼてっとしたお腹にいつの間にか白のランニングいっちょ。頭はちょんまげを切られたお侍さんみたいになっちゃってぇ。いくらなんでもあれでアクションさせるのは気の毒ってもんです。今回はジョン・キューザックがカッコイイ役をしてました。特筆すべきはあの悪役たち。マルコヴィッチは言うまでもないですね。とにかくダニー・トレホには参った。顔もすごけりゃ死に方もスゴイ。スティーヴ・ブシェミはハラハラさせながらも、どこか可笑しい。あのオカマの囚人がミニのワンピースに着替えて走ってくるとこは爆笑。ユーモアも満載のアクション映画はやっぱり楽しいです。 久しぶりに再見し、ジョン・キューザックの足元に注目。長身でガッチリしたカラダにアイボリーのスーツがよく似合う、ところがなぜかソックスにサンダル履きでラストまで通しちゃってるんですよ。なんで?でもラストのキュートな笑顔は10点!! どっちかというと郡部の保安官顔といったコルム・ミーニーがDEAのエージェントってのも可笑しい。でもキャラはぴったりでした。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-21 23:54:49) |
242.《ネタバレ》 典型的な、なんでもありアクション映画だった。 よく見られる共通項は、警察が馬鹿過ぎる点。 もうすこしリアリティのあるキャラクターが多ければ、もっと緊迫して締まった映画になったかもしれない。 それでも、そこそこ楽しめたので良かった。 とくにサイコ野郎がちょっと面白かった。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-19 18:42:11) |
241.色んなキャラクターがいて面白かった。何も考えずに見るには最適な映画だと思います。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2010-09-23 20:14:45) |
240.《ネタバレ》 難しいことを考えず観るには良い映画。 派手派手な爆発、アクションの連発。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-21 16:42:04) |
239.《ネタバレ》 役者の面子に期待したけれどがっかりする出来映え。魅力を感じる設定ではあるが、アクションやストーリーが場当たり的で生ぬるい。緊迫感がない。ハリウッド的ご都合主義の典型だろう。細かい話だけど、短いカットを繋ぐだけでそれっぽく見えると思っているアクションシーンの編集が極めて下手くそ。マルコビッチは変人には見えても悪人には見えず、こんな役は不適。初めて会う父親が血だらけで現れたら、幼い少女はトラウマになると思うよ。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-06-19 08:42:47) |