82.陰謀論を大きくフィーチャーした『バード・オン・ワイヤー』という感じ。でも、話のまとまりやアクションなどの見せ場では、『バード・オン~』の方がはるかに上かな。こっちは、話を繋ぐためのドタバタに終始してる観が強いわりに、コレといった見せ場らしいアクションが無い。ってより、山場らしい山場が無い。敵の組織の正体もよく分からないし、あれだけの組織力を持っといて、ギブソン一人捕まえるのにどんだけ大騒ぎしてんのよ、お前ら?! って感じですな。そして何より、内容の割りに映画が長すぎる。2時間15分もかけて見せる内容じゃない。 【TERRA】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-09-21 18:52:29) |
81.《ネタバレ》 タイトルからシリアスなサスペンス映画を期待すると裏切られること請け合いですが、その裏切りが結構気持ち良かったりします。 メル・ギブソンのちょっとイカレ気味の主人公に、寛容で優しいヒロインのジュリア・ロバーツの組み合わせが、意外にもバランスよく感じました。この映画のジュリア・ロバーツは結構好きです。 【camel】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-16 10:35:43) |
80.《ネタバレ》 妄想か、はたまた陰謀は存在するのか。両方の可能性を残しつつ物語は推移します。観客は疑心暗鬼のまま行く末を見守ります。二転、三転する展開。明かされた真実に、はたと膝を打つ…となれば良かったのですが、スッキリしません。それは、メル・ギブソンの告白のみに事件の真相が委ねられているから。彼の告白を裏付けるものがない。もちろん状況証拠から考えれば、彼の証言は理にかなっている。そもそも寝返ったのでなければ、組織から追われることもないでしょう。でも彼が洗脳されていたという事実や、しどろもどろの告白に疑惑の目を向けてしまいます。ここで注目したいのが、真相の告白シーンで常套とされる回想シーンがないこと。ここに意味があると思う。一つは、彼に記憶がないことの示唆。覚えていないから回想映像がない。実際、彼の言い回しは妙でした。都合のいいように記憶を捻じ曲げているようにも見えます。そしてもう一つの意味。それは、“真実とは所詮その程度にあやふやなものだ”というメッセージ。もしそうならば、それなりに納得できます。ただし、もっと腑に落ちないのは、ジュリア・ロバーツのほう。何故、彼女はメルの証言をアッサリ信用してしまったのか。彼の言葉の中に、信用に足る事実が含まれていたとは思えない。(意味ありげなワードは、「コーヒー」と「ベイビー」くらい。)ただ、彼女がメルを愛してしまったのであれば、説明はつきます。彼を助けるために、真相を知るX-メンを射殺した。真実を知るのが怖かったのから。いずれにしてもこの結末で、事件の真実が明かされていくとは思えません。陰謀は暴かれないから陰謀。それがセオリーということでしょうか。モヤモヤ感は残ってしまいます。これが余韻を狙ったものであるならば、脱帽ものです。ただエンディングのジュリアの笑顔をみていると、そうは思えない。単に説明不足なのだと思います。メルの洗脳のメカニズム(暗殺の指令を抗えるのかどうか)、ジュリアの父子の関係、ジュリアがメルに好意を抱く過程、このあたりが描かれていれば、スッキリしたと思います。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-22 18:33:35) |
79.《ネタバレ》 駄作だと思った「ペリカン文書」よりもさらにリアリティが無い。センスが良いのはオープニングのみ。大仰なだけでリアリティの無いストーリー展開と、アクション映画によくあるご都合主義、序盤から顔を出しまくる意外性ゼロの黒幕、はっきりしないままの陰謀の全貌と、とにかく見ているのが苦痛だった。無駄に時間が長いのもそれに拍車を掛けてくれる。 何度も捕まっては簡単に脱出したり、主人公ひとり捕まえるのに大げさに武装した集団を送り込んだあげく、たった一人の素人もまともに捕獲も出来ない無能っぷりとか、さらに危ないところで「悪の組織」を追う国家機関の手助けがあったりと、とにかく全編通してあまりにも突っ込みどころやご都合主義が多過ぎる。 パラノイアな主人公についても洗脳されていた事実があるとは言え、その突飛なキャラに感情移入はしにくい。そのくせ、そんな主人公の言う事を一方的に信じる、やたら理解があるヒロインがいたりするのも不自然。 特に終盤、逃げるヒロインがレーザーサイトで狙われるシーンで、急に間に入り込んできた仲間(?)を撃ってしまい、ヒロインに逃げられるというシーンにはもう笑ってしまった。いくら映画にはご都合主義が付きものとは言え、もう少し何とかならんかね。 結局ラストは典型的な勧善懲悪みたいな安っぽいオチになっちゃってるし。 その他、説明不足のまま終わっている部分も多く、単に「説明すべき情報」を小出しにしている事で生じているだけの複雑さであり、脚本構成はお粗末。見ている間、サスペンスとしての訴求力を感じなかったのも当然。 とにかく、この手の「国家レベルの陰謀に個人が巻き込まる系サスペンス」って、どれも面白くない。「ご都合主義の連続宙返り」を持ってこないと、ただの一個人が組織の陰謀に対抗するような展開が成立しないからだろうけど、この作品が典型のように、ここまでリアリティを犠牲にしなくては話が成立しないなら、始めからやらないで欲しい。突っ込みどころが気になって素直に楽しめないから。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2007-04-12 12:24:13) |
78.ストーリーを複雑にしすぎて、失敗したケースでしょうか。観ている者には惑わされる部分が多いのです。まあ、そこが作った側の意図なんでしょうが。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-08 18:32:05) |
77.ジュリア・ロバーツつながりということで、頭の悪いペリカン文書というイメージ。でも、ペリカン文書より面白い。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-02-03 03:26:40) |
76.《ネタバレ》 わざわざ殺しに来るだけの動機が弱い。あれだけ大規模な組織の割りに警備が手薄過ぎたり、男の住所すら突き止められていなかったりで冷める。ヒロインも簡単に疑ったり信じたりしすぎ。そこで喚くか?というとこで急に喚くし。ハリウッド的、安直な疑心暗鬼。観客よりも洞察力が劣る主人公だと、しらけるよ。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-04-17 00:18:38) |
75.徐々に引き込まれていきおもしろかったです。最後は"Can't take my eyes off of you"を思わず口ずさんでしまいました。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-20 22:13:19) |
74.DVDのプロダクションノートにも書いてありますが、いわゆるタブロイド誌(東スポみたいな)しか扱わないような下らない陰謀説それがもし本当だったら・・・狼少年の言ってることが偶然にも事実と重なっていたら・・・それを映像化したもの。そういう初期設定なわけだから最初っからリアリティは無きに等しいわけですが、考えながら見てると常に2つの可能性がついてまわるように上手く作られていて、2時間を超える作品にもかかわらず飽きずに見られました。展開を予想するのではなく(この映画、展開はぬるいです)、2つの可能性を頭に浮かべて見るのです。そのうち胸焼けしたような気分になってきますが。それにしても鼻に歯型がついたピカード艦長は見たくなかったなー。 【ぷらむ少佐】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-13 18:51:14) |
73.メルのサイコぶりが素晴らしい。無理のあるストーリーも、メルの演技によってかなりのリアリティが生まれた。 【sherlock】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-21 17:05:21) |
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72.《ネタバレ》 メルギブソンが拷問されて車椅子で脱出するくだりで爆笑しました。その後はあまり笑えなかったのでB級かなと思ったら、2段構えで意外な結末があったので、結構楽しめました。 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-06-12 07:11:11) |
71.タイトルから期待薄だったが人に勧められて観たら結構面白かった。この邦題じゃワケ分からんが、要するに巷でまことしやかに囁かれている都市伝説の類か?ただのパラノイアかと思いきや実は天才かとも思わせるエキセントリックな主人公をメル・ギブソンが熱演していて実に面白い。映像も凝っているし脚本も良くできていると思う。彼の要塞のような家が特に好き。敵に襲撃された時の完璧な逃げ方まで熟慮されている家なんてワクワクする。ロバーツも女オンナした役よりこういう知的な役柄の方が魅力的に見え、いつもより女っぷりが上がって見えた。悲惨な過去が暴かれ痛々しい結幕を迎えるのだが、一転してラストシーンの美しさに心洗われる。 |
70.サスペンス映画としてはなかなか楽しめます。こういう役のメル・ギブソンは好きですね。 【ゆきむら】さん 6点(2004-09-07 06:13:12) |
【ムート】さん 4点(2004-08-04 15:45:45) |
68.車椅子で逃げるシーンにいらいらした記憶が。インパクトの薄い映画だった。 |
67.これを観た後しばらく、映画だけでなく通常のニュースでも「心臓発作で死亡」という文面を見ると「陰謀だ!!」と言ってしまう自分がいました。ちょっとばかし、マイブームになること請け合いです! それから、この映画のいちばんの見どころは、おどおどした小動物のメルちゃん。とてもいい感じです。私的にはメルちゃんって強い男より、怯えているほうが好きかも。ほら、『サイン』だってけっこうおどおどしているのが似合っていたし。目が怯えている俳優といえば、『白い恐怖』のグレゴリー・ペックなんかも凄かったな。あっ、どっちも記憶喪失だ。やっぱり自分の記憶がなくなるっていうのは、頼るモノがなくて怖いことなんでしょうね。 【元みかん】さん 7点(2004-07-06 08:25:33) (良:1票) |
66.車椅子で逃げるところが凄いね。前半までは彼の幻覚かな?とか思ったけど、実は驚きの事実が隠されてたとはねぇ。 【くうふく】さん 7点(2004-07-06 07:19:56) |
65.ヒーローが大好きなメルギブソンが、今作では一風変わった役柄に挑戦。しかもこれがなかなかハマリ役って感じで良いです。マシンガントークといい、陰鬱といい、人格異常っぽさが良く出ています。演技に引っ張られて最後まで楽しめました。最後の終わり方もハッピーエンドで好きです。 【tantan】さん 7点(2004-06-20 21:24:11) |
64.なんとなく好き。メルギブソンの家が好き。なんかアジトて感じで憧れるなぁ。前半がかなりわくわくして後半は少しトーンダウンしたように思った。これ見てジュリアロバーツ好きになった。 【ショウガ焼き】さん 7点(2004-05-29 04:40:18) |
【亜空間】さん 7点(2004-02-13 00:26:17) |