66.《ネタバレ》 ふざけんなよ夢落ちかい。いろいろ伏線があるそうですが、第一、もう一回見る気にもなりません。 【ダルコダヒルコ】さん [ビデオ(吹替)] 2点(2008-06-16 00:09:03) |
65.《ネタバレ》 こういう味わいの作品は以外と少ないと思いました。いわゆる“アレオチ”では片付けられない。やり直しともいえる2度目の人生。主人公とその共犯者が難を逃れたのは、ある奇跡が起こったから。トラックの運転手に渡したペンダント、アタッシュケース、そしてカメラのレンズ。キーアイテムがフル活用されています。ここで重要なのは、その連鎖がまったくもって“しょぼい”こと。ただの光の反射ですもん。なのに、何故か感心してしまう。それは、ラストカットが美しいから。一枚の画の力で感動を“ねじ込まれる”ような感覚を覚えました。よく考えるとハッピーエンドとは言い難い。しかし何やら清々しいから不思議です。トラック運転手のおじさんは誠にお気の毒でした。主人公と共犯者がまんまと逃げ切ってしまうのも、本来であれば腑に落ちないはず。しかし主人公は、悪は悪でも極悪じゃない。そのあたりの描写は丁寧です。人を殺めたかどうかは、天と地ほどの差があるということ。ソックリさんの命を助け、(結果的に)善行を選択した主人公に幸運が訪れないほうが、スッキリしません。だからこの結末で納得できる。いい感じにキツネにつままれたようなお話でした。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-16 17:44:31) (良:1票) |
64.《ネタバレ》 劇中から伝わってくるどこかオシャレで怪しい雰囲気。不思議な映画だった。血まみれのシャツを着たまま出所してきた黒人に思わず突っ込みを入れてしまった。でも夢だからいいのか… 【FIGO777】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-11 13:58:45) |
63.《ネタバレ》 大人のためのエロティック・サスペンス・ファンタジー。……それ以外に言うことが無い。w クライムサスペンスだと思わせておいて、いきなりスーパーナチュラル要素が入ってくるのは確かに驚いたが、感心と言うよりは呆れに近い驚きかな。w 余計なエロが多すぎて、中盤で中弛みを感じてかったるいし。夢の後は、自殺女を助け、今度は事態が良い方に転んで爽やかに終わってもね~……、この女、所詮は泥棒じゃん? その辺り倫理的にどうなのよ?www ま、レベッカ・ローミン・ステイモスの堂々たる悪女っぷりに免じて5点。 【TERRA】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2007-06-08 21:45:23) (良:1票) |
62.《ネタバレ》 レベッカ・ローミン・ステイモスが俺の好きな子に顔のパーツが似ているので、俺もきっと悪女に引っかかるタイプだと思います。もし風呂場で寝ちゃってそれが夢だったとしても、それに懲りずに結局2度騙されそうです。ボレリッシュ、カメラワーク、スタイル抜群のパツキン、バンデラスの情けなさ、夢オチ、全部がデパルマ印です。良かったね、2人とも幸せになれて(=^^=) |
61.《ネタバレ》 バカの一つ覚えのような監視モニターで見せるサスペンスと無邪気な分割映像になぜか嬉しくなりながらデ・パルマを堪能する。思い返せばこういったデ・パルマ印は現実のシーンだけに用いられたような気がするのだが、もしそうならそんな拘りもまた愛おしいではないか。まだやるか!なヒッチマニアぶりも今回はかなりの手の込みよう。カツラをかぶり容姿を変えて別の人間に成り代わるという『めまい』とは逆パターンのプロットを用意し、しかもそれは現実ではなく、現実は容姿ではなく中身の変身というすっきりさわやかなオチ。この変身の決断への伏線が冒頭のファム・ファタール映画をラリぎみで観る主人公。薬でラリっている状態というのがミソ。悪女の悲しき結末を暗示にかけられた女の決断が自らの運命を変える。ファム・ファタール(運命の女)の運命の変化によってまわりの全ての運命が変わる。どこもかしこも愛おしい陳腐さで満ちている。こういうの、けっこう好き。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-05-07 11:18:20) |
60.《ネタバレ》 これはやられた。ちゃんと観ていれば、あのオチを楽に予想できるだけの伏線・ヒントありまくり。私は1回目の鑑賞では画面の雰囲気に怪しさは感じていたが、“デ・パルマだしなぁ。”と全く気が付かず、情けないのなんの。その代わり、2回目鑑賞は非常に楽しかった!デ・パルマの映像に慣れてしまっている人ほど楽しめるが正常鑑賞眼を持っている人には“なんじゃこりゃ”で終わってしまうんだろうなぁ。 【いわぞー】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-04-30 23:01:03) |
59.《ネタバレ》 昔懐かしき夢オチ。エロティックが強すぎて中盤はどうでもよくなってきた(笑)オープニングの華麗なる(?)盗み方と数々なるカメラ・アングルはやっぱデ・パルマ映画だぁ~!と思わせてくれたんですが、ただ盛り上がりがないのでいたってシンプル、デ・パルマ節が復活の狼煙を上げたというとことでしょうか。 |
58.《ネタバレ》 悪女も夢落ちも好きじゃないが、レベッカ・ローミン・ステイモスが美しいので許してしまう自分が悲しい。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-02-02 11:28:32) (笑:1票) |
57.《ネタバレ》 そこまで戻るんかーーーー!?!?(笑) FEMME FATALEっててっきりビスチェの名前かと思ってたら。そういうことですか。夢オチは嫌いじゃないし、観てて「この伏線は・・・?あの伏線は・・・?」と考えてたわりにはあっさり騙されたので爽快です(ネタバレ読まないでおいてよかった)。もう一回観たらもっといろんな伏線に気づけそう。因果応報ネタも好きなのでペンダントのくだりもよかった。が、トラックの運ちゃんはどんな因果であんなかわいそうなことに・・・。夢世界の悪女っぷりも堂に入ってて気持ちよかったです。あそこまで悪女貫いたら不快感どころか愉快。2カットに割った画も面白い。・・・と、皆さんが辛口な分褒めまくってしまったが、冗長感否めないのが残念。緩急つけたつもりでしょうが“緩”が多すぎるぜ、デパルマの旦那。 【pb】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-12-22 12:30:06) (良:1票) |
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56.《ネタバレ》 リンチの「マルホランドドライブ」をブライアンデパルマ風にアレンジしたという印象。 「現実」と「夢(妄想)」が入り混じり、「現実」の登場人物が「夢」において、別の役割を持つ登場人物として描かれる点は共通なものだろう。しかし、その評価は全く異なり、一方は「傑作だ。素晴らしい。」と賞賛され、もう一方は、「くだらねぇ、今どき夢オチかよ。ふざけんな。」と冷笑される。 この違いはなんであるかを考えると、本作においては「現実」と「夢」のリンクが上手く機能していないからなのではないか。「夢」と「現実」を描くことによる相乗効果が発揮されていないのである。本作における「夢世界」の描き方が、中途半端な印象を受けて、「夢世界」を描いたことに対する「意味」を十二分に付加することができていないように思える。 「夢世界(将来の自分)」のように、仲間を裏切り、夫を裏切り、裏切りを続けて「魔性の女」をさらにエスカレートさせていったら、未来においては自己の破滅(死)が待ち構えている。 しかし、リリーの運命を変え、自分の生き方を変えることによって、小さな出来事が巡り巡って、幸福な運命へと転化することになるということを本来描きたかったのだろう。 しかし、「夢世界」を体験したことによる「現実世界」でのロールの変化を観客は十分感じられないのが問題ではないか。単に、リリーを助けたことのみでは、延々と描いた「夢世界」が活きてくるとは思えない。 また、「おもちゃのネックレス」をラストのオチに用いるほど重要な小道具として扱いたいのならば、ラストで唐突に出すよりも、もっと前フリ的に序盤から登場させた方がよかっただろう。 例えば、ロールがリリーのフリをしてアメリカに旅立つ際には、トラックの運転手を邪険に扱い、彼に渡さないということや、悪事を働いた際にどこかで壊してしまうということで、運命の歯車が微妙に狂っていくということをもっと前面に出した方が面白かったのではないか。 それにしても、「溢れる水槽」を筆頭に、大量のグラスに水を注ぐウェイターなど「夢世界」において水のイメージをこれでもかというくらい細かく随所に散りばめられた描き方は、なかなか面白いとは思う。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-09-21 00:04:29) |
55.《ネタバレ》 映像やら音楽やらに圧倒された感じ。別に夢オチはいいと思う。逆にインパクトがあるし、それっぽい伏線も張ってたし。ていうか、だからこそこんなストーリーになったんだろう。 |
54.《ネタバレ》 この監督は基本的には、エロ系B級監督なんだよなあ。そう思ってみれば、壮大な夢オチも納得できるでしょう…。 【如月CUBE】さん [地上波(吹替)] 5点(2005-12-18 00:20:00) |
53.んーと、あれ?どんな映画だったっけ?・・・みたいな映画 |
52.良くも悪くも日曜洋画劇場のレベルで最適だった っちゅうことで軽くシメ 【3737】さん [地上波(吹替)] 3点(2005-12-12 22:47:41) |
51.最初の盗みシーンはかなり高得点で「これアタリの映画だっ!」と思いましたが・・・ エントラップメンと見たいな。。でも夢の布石を見落としてしまったので面白みが半減しちゃいました;でももう一回見るかなと思うかなぁ; 【美穂】さん [地上波(吹替)] 5点(2005-12-11 23:07:55) |
50.いやぁ何かが違うなぁと思って見てたら、やはりデ・パルマ作品ですか。 相変わらず見事なフィルムロジック満載の作品で夢オチの内容如何を除けば 映画好きにはタマラナイ作品でしょうなぁ。 それにしても冒頭の盗みのテクはルパンも不二子ちゃんもビックリの展開。 まぁルパンだったら我慢できずに躊躇なく襲い掛かって 不二子ちゃんにキツイ鉄拳もらってお宝だけ取られて 銭形のとっつあんが「ルパン神妙にしろー!!」とか叫びながら駆けつけて来て いつもの追いかけっこへと・・・・スイマセン、チャンネル間違えました。 【sting★IGGY】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-12-11 23:05:22) (笑:1票) |
49.映像の美しさ、カメラワークの素晴らしさ。視覚的には納得のいく作品ですね。いろいろとご批判の多い展開ではありますが、観る者を選ぶ作品と割り切ればOKかも? 監督が自由に思いのまま、そして遊び心満点で作った作品として受け止めれば、それほど低い点は付けられません。結構、好みの展開だし。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-11 13:24:36) |
48.《ネタバレ》 昔、某テレビ系列で「if~」というドラマがあった。岩井俊二の「打ち上げ花火~」がこのドラマから誕生したのは有名な話だが、今作はまさにその超スペシャル海外版と言えるような映画だった。同監督作品「スネーク・アイズ」の時のような訳の分からない難易さに悩まされるのは嫌だったので、相当力を入れて観た分、ストーリーにそれほどの難しさを感じることはなく意外にスッキリと観終わることができたことは、むしろ満足感につながったと思う。今作の場合、ストーリーというよりもその映像世界にある意味惑わされることは必至だ。格調高く洗練された映像美もさることながら、何といっても主演女優レベッカ・ローミン・ステイモスの魅惑。その存在そのものが劇中夢である。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-29 10:07:19) |
47.カンヌ映画祭であの蛇のビスチェを盗む作戦、見事だとかエロティックと思うよりも笑ってしまいました。「いくらなんでもムチャだ!」と、ただただ腰が砕けるばかり。 【シェリー・ジェリー】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2005-04-16 15:55:21) |