7.相米慎二監督といえば「跳んだカップル」、「セーラー服と機関銃」などのアイドル映画がすぐに思い浮かんでしまい、あまり見て来なかったが、これはそんなイメージを見事に忘れさせてくれた秀作だった。中井貴一と桜田淳子の演技はもちろんうまいが、子役の田畑智子がすごく良かった。子役は大成しないとよく言われるが、今の彼女の活躍ぶりを見るとこの言葉は当てはまらなかったみたいだ。同級生役の茂山逸平もいい味を出していた。エンドロールのバックの映像も印象的だ。見て良かったと久しぶりに思える映画だった。 そして、相米監督にすこし興味を持てた。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2006-08-13 18:56:35) (良:2票) |
6.いい映画。 親と子供の事情が良く描かれてる。(ビデオ) 【zero828】さん 8点(2004-02-24 21:17:48) (良:1票) |
5.このタイトルゆえにこの映画があまり知られていないということは多分にあると思う。なぜこんなタイトルにしてしまったのかは不明だが、映画自体はとてもよく出来た家族ドラマだった。何と言っても子役として主演している田畑智子の演技が素晴らしい。子供らしいエネルギーと複雑な心理状況を見事に演じていた。相米監督ならではの淡々としたカメラワークと映像美も印象深い秀作である。 【鉄腕麗人】さん 8点(2004-02-17 00:42:27) (良:1票) |
4.中井貴一のヘタな京都弁が耳について集中できなかった。田畑智子は良かった。かわいいしかしこそう。「おめでとうございます!」が今流れてるカードのCMとかぶってる。。 【drop】さん 7点(2004-02-15 12:32:28) (良:1票) |
3.タイトルからは想像しにくいが、離婚寸前の家庭を扱ったなかなかの感動作。中井貴一、桜田淳子らの演技や関西弁も上手いが、なんと言っても田畑智子がいい。お涙頂戴的演出を感じないと言えば嘘になるが、風呂場に閉じこもったシーンでのセリフなど、彼女の演技には何度か泣かされてしまった。相米監督のマジックにズキュンとやられてしまった。 内容が良いだけに惜しまれるのがこの「お引越し」というタイトル、こりゃダメだ。間違っても『裕福な家庭が舞台の、引越しノウハウてんこ盛りなお話し』なんかでは無い、誤解無きよう。 【じゃん++】さん 8点(2004-01-13 03:55:10) (良:2票) |
2.これを見ると、桜田淳子はつくづく惜しいことをしたと思う。このまま女優をやっていたら、多分歌手よりも成功していただろうと思う。田畑智子については↓の方たちが言ってるので省略。えーっと、、映画そのものについては、、あまり印象にないです。 【キリコ】さん 6点(2003-11-28 22:25:06) (良:1票) |
1.あんまし「天才子役」などという言葉を安易に使ってはいけないと思うのですが、この作品の田畑智子は素晴らしい!ちょっと大人びたところのある少女の悲しみや不安を実に瑞々しく表現しています。後半のお祭りの中を走りぬけて、どこか幻想的な森で一夜を明かすシーンなどはとても良いです。こーゆー邦画の良作を埋もれさせてはいけない。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-11-19 18:16:11) (良:2票) |