3.《ネタバレ》 どうやって犯人のアリバイ崩しをやるんだろうと、こっちも一緒にマジックを楽しみながら見ていました。短時間に殺人を犯してしまわなければいけなかったので、どっかに手落ちがあったわけですね。鍵をこじ開けて室内に入ってゆくあたりはマジシャンならではです。ジャック・キャシディが見事に演じていました。この刑事コロンボってのはもちろんコロンボ本人の独特の風貌、特徴はもちろん、かみさんの事、愛犬、愛車、なんかもあっておもしろさを盛り上げていますが、やはり犯人役(ゲストスター)ってのも重要な役割を占めると思います。数多い犯人役の中でジャック・キャシディはとても印象深く残っています。(これの他に、構想の死角、第三の終章にも出演)この魔術師の幻想の撮影直後亡くなったというジャックに心から惜しみない拍手を送りたいと思いました。