373.観終わって、もやもやしてたものが、370の「たきたて」さんのコメントを読んですっきりした。たきたてさん、ありがとう。/今日この作品を二回目観て、改めて青春映画の傑作という気がした。前回観たときはなぜか(もしかしてギルバートを誘惑する奥さんとのことに攪乱されて)その全体像を結べなかった。二回目観てはじめて優しくてかしこいベッキーとの出会いのすばらしさ、澄み切った二人の会話の自然さ、すばらしさに気が付いた。バスの中で…、土砂降りの雨に打たれながら…、焚火のそばで…。本当に感動的だった。 【柚】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-11-05 12:39:38) |
372.《ネタバレ》 ラッセ・ハルストレムのつくる空気感がとっても好き。 |
371.米アカ助演男優にノミネートされるくらい当時19歳のデカプリオが子供っぽい体形で演じていたのが意外でした。過食症で超肥満の母親役にも何か賞をあげたいです。日常生活の中のヒューマンドラマなんでしょうが私には感動、共感が薄い作品でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-03 15:52:57) |
370.心揺さぶる一本、純粋な子供たちがまた泣かせる。 【HRM36】さん [地上波(字幕)] 8点(2014-06-26 11:02:27) |
369.この映画のジュリエット・ルイスは可愛すぎる。そしてディカプリオの演技も、お母さんの存在感も素晴らしい。 【noji】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-05-11 17:12:07) |
368.《ネタバレ》 現代においてこういう主人公のような人は決して少なくないはず。余計なことは何も望まない姿は憧れに値する。どれだけ今やっていることが大変でも恋愛や自分のしたいことをやっている姿は本当にかっこいい。語らずとも伝わってくるジョニー・デップの演技は素晴らしい。変人を演じることが多いが、この映画における演技が彼の一番。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-11-17 16:34:11) |
367.感動しそうでしなかった。動かない母親、手のかかる弟、不倫とその破綻、旅人との出会いと新たな恋、弟との確執、母親の死、いろいろ事件はあるんですが、いまいち心には響かなかった。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-09-20 12:11:40) |
366.マイノリティに目を向けた以外はなんてことない作品ですが、個人的に家族に気持ちが縛られているので感情移入する部分は多かったです。総合点は低めですが、ディカプリオ君には私的助演男優賞あげたい。 【movie海馬】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2013-09-19 15:55:26) |
365.《ネタバレ》 「ギルバートの本心はいったいどこにあるんでしょうか。」っていうのがまず最初の感想でした。ギルバートは家族に対し、いつも深い愛情があります。なのに、どこか無理をしている風にも見えるんです。 気のせいかと思っていました。ですが、話しが進むにつれ、予感は確信へと変わっていきます。太っている母親を子供に見せたり、「いい人になりたい」ともらしたり、不倫をしたり、アーニーを風呂場に放置してベッキーのもとへ行ってしまったり、アーニーを殴ってしまったり・・・。いつも家族を優先しているギルバートが、瞬間的に自分を優先する貴重なシーンです。 友人や家族から見れば、いつも家族のため、周りの人達のために身を粉にして働き生きているギルバートが彼らにとってのギルバート。だから彼が自分の気持ちを少しでも優先してしまうと、途端にギルバートには友人から家族から、非難の目が向けられるのです。「ギルバート、きれろ!怒れ!ふざけるなって言ってやれ。」って、ずっと思いながら見ていました。でもそれができないから、ギルバート・グレイプっていう映画がなりたつんでしょうね。 ただ、おそらくはギルバートと最も距離の近かったアーニー、そして唯一と言っていい部外者のベッキー。この二人だけは、ギルバートのすべてを愛しているように見えました。もちろん、ギルバートとその家族の姿は本当に家族らしい、ひとつの完成された家族だと思うんですよ。ですが、ベッキーとベッキーの祖母、そしてアーニーとギルバート。4人が一緒にいる姿は、それにもまして理想の家族の姿に見えたのです。なぜかっていうと、4人が一緒のときのギルバートの表情が一番穏やかに見えるんですよ。自然な自分。無理していない自分。 アーニーがギルバートに殴られちゃって家を飛び出したとき、ベッキーのところへいったのも、ベッキーがアーニーを川の中へ誘い入れたのも、アーニーを殴ったギルバートをベッキーが優しく包み込んだのも、全てが印象的でした。 ギルバートの家族たちは母親を含めてそれぞれの世界へ旅立ち、ギルバートはアーニーと共に新しい家族と再出発を始めるラストが最高に良かったです。 ただ、映画としては少々くどいかな・・。ラストは感動しましたし、共感もしますが、手放しに面白いと絶賛まではできないです・・。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-14 16:51:20) (良:1票) |
364.《ネタバレ》 淡々とした描写がかえってよい作品。 田舎と家族の閉塞感がよく伝わってきます。 やりきれない話なんだけど、イヤーな感じにならないのがすごい。超感動!!というのではないのですが、いい映画を見たなあというきがします。 公開当時ディカプリオのこと知らなくて、ほんとの知的障害の子かと思ってました。 【ぺーこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-03 14:39:18) |
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363.《ネタバレ》 '10.10/12鑑賞。かなり特異な設定が多すぎまたほのぼの感が弱く好みでない。ディカプリオとはすぐには気付かなかったほど演技は良かった。 2012.12/30 2回目鑑賞。なんとなく観たかな?と思っていたがオープニング早々記憶もどる。題名が地味でインパクト弱いが、ディカプリオの演技に記憶戻る。でもここでのWhat's Eating の意味は?どうなのであろう。ジョニー・デップもナチュラルな演技が気持ちいい。ラストシーンのMamaの家丸事火葬と自由解放新門出は素晴らしいく印象に残る。働き場所がLawsonとはビックリ!! +1点。 【ご自由さん】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-01-06 13:10:03) |
362.重いテーマを、淡々と描くなあ 相変わらずこの監督は。裏返すと束縛にもなる家族愛、放り出したくてもできないしんどさ。おまけに人間関係の狭い田舎ときては苦しい苦しい。にも関わらず、この映画ミントキャンディーみたいな後味なのは、ひとえに役者さんの力なのかなあ。誠実に人生と向き合うJ・デップが淡々と日常をこなし、弟のディカプリオは痛々しいというよりは、そこはかとなく可笑しみのある存在感を放つ。そして芯の強い可憐な野の花のようなJ・ルイス。三者の透明感と、音楽の力でこの作品はしみじみとした叙情を獲得した・・んだと思う。あまり得意じゃない監督さんなのだけど、ハッカ味が爽やかだ。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-11-05 23:46:00) |
361.映画としてのクオリティは高いと感じましたが、自分の好みには合いませんでした。今回は2回目の鑑賞。内容や印象に残っていたシーンは皆無で、まったく初めての映画を観たのと同じ感覚でした。もうこの映画を観ることはないと思います。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-22 00:12:43) |
360.ディカプリオの神かがり的な演技と母親の重量感あふれる演技に敬意。子どもの釈放を求め警察へ向かう母親の姿に感動。車が傾こうが周りに見物人が集まろうが関係なし。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-15 22:56:37) |
359.《ネタバレ》 なんてことない映画ですが私は好きです。アメリカもこういう映画作れるんだ、と感心しました。この映画でディカプリオもデップも知りましたが、すんごい俳優さんだなぁと思った記憶があります。最後のシーンで、ディカプリオ役の子が少しだけ成長したように見えるのがなんとも印象的でした。ところで、原題を直訳すると「何がギルバートグレイプを悩ませているのか」なんですね。英語独特の掛詞もあるのかもしれませんが、もう少し気の利いた邦題はなかったのかなと思いました。 【ひなりょん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-03 12:01:04) |
358.この監督の過去作品に惹かれて映画館へ観にいったのが最初。以来、4~5回ほど鑑賞済みのお気に入り作品です。アイオワ州エンドーラという素朴な町のロケーションがまず素晴らしい。障害者の弟の面倒に疲れ、言うことを聞かない妹たちにうんざり。そして過剰なまでに太ってしまい、笑いものになっている母親。素朴なストーリーではあるけれど、新しい世界を知りたい、この田舎町から脱したいという渇望、ジョニーデップ演じる青年ギルバートの心の葛藤が些細な日々の出来事を通して丁寧に描かれている。ディカプリオ演じる知的障害の弟もいい味だしてる。ほんとこの頃はフレッシュな感じ。そういえばこの作品のジュリエット・ルイスも良い!なんか都会から出てきた風な出立とあのボーイッシュ加減が良い!とにかく何となく勇気づけられ元気になれる、そして人に優しい気持ちになれる不思議な魅力の詰まった作品です。 【シネマブルク】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-11-25 22:28:22) |
357.《ネタバレ》 久々に映画らしい作品を見たと思った。このキャストの話題作を今まで見ていなかったことも恥ずかしいのだが。明確なメッセージが提示されているわけでもないが、こういうのが私は大好きだ。ある家族のエピソードを大風呂敷を広げるように紹介し、何事かをきっかけにバッと収束するという感じが好きだ。母や弟のことを重荷に感じているが、そのことを認めようとせず自分をコントロールしてしまう兄、自分をコントロールできない弟、我慢の末コントロールが効かなくなった母。その三人のうち誰かが死ぬんだろうなという緊張感。父が残した家屋のしがらみ。炎は全てを焼き尽くした。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-11-17 22:13:00) (良:2票) |
356.《ネタバレ》 舞台は北欧からアメリカの片田舎に移れど、はたまたイングマル(=弟としての存在)とギルバート(=兄としての存在)はかなり異なるキャラではあるけど、やっぱりこれは『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』の変奏曲、のように思えてくる。やや受け手の存在である主人公、彼を取り巻くいっぷう変わった人々。彼らが日々同じような奇行(?)を繰り返すことで、変化の無い日常が描かれる。しかしそこには少しずつ変化が刻まれていく。例えばハンバーガーチェーン店がやってくる、という変化だけでも、何だか愉しかったりする(変化の無い日常自体が愉しく描かれていた『マイ・ライフ~』で、変化というものが時にヤなもの、切ないものとして捉えられていたのとは趣きが異なりますが、主人公が成長過程であるか、成長していよいよ飛び立とうとしているか、の差から来るものなのかも)。で、小さいが様々なギルバートの経験が描かれていく中で、ある大きな転機が発生する。保護すべき存在であった弟アーニーを感情に任せて殴ってしまう。いやそれよりも、アーニーが独立した存在としてその感情を受け止めてしまう。そして、太り過ぎて動けない母が、息子の為とか云う理由からではなく、自らの意思で階段を上る。日常における“奇跡”って、そんなもんなのではないでしょうか。ここでふと、屋根修理オジサンがある日屋根を下りて川に入るエピソードを思い出す。大きな、極めて大きな転機の象徴。そして母の死とは、息子にとって旅立ちの時。イングマル君は“火”を制御できず不本意ながら火事を起こしてしまったが(母号泣でしたね、ははは)、ギルバートは決然と、母のため、自分たちのために、“火”を放つ。・・・と言う訳で、本来なら独立した作品をこうやってあまり(強引に)結び付けて観るべきではないのかも知れませんが、何だかグッときてしまうのです。あと、どちらの主人公も将来、尻に敷かれそうな気が。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-10-24 23:07:57) |
355.一応家族の絆がテーマなのかな? 映画の出来自体は悪くないと思うのだが、個人的に内容に関しては今一つ入り込めなかった。 主人公や弟の描写はいいんだけど、姉や母の描写となると浅薄で多々疑問符が。 終盤の展開に関しても、単にお話をまとめるための強引さを感じてしまう。 目立ったところでは、弟役のディカプリオの演技が素晴らしかったことかな。 ヒューマンドラマというよりは、デップとディカプリオの共演、 彼らを観る映画という印象のほうが強い作品だった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-21 13:07:24) |
354.《ネタバレ》 何がいいって、登場人物の造形がすばらしい。血肉の通った人間のにおいがします。不倫相手のあの奥さんさえね。監督の、人間に対する愛を感じます。ペッキーが自立したミューズであるとこもいいなあ。ところで、最後のシーン、あれは旅立ちだったんですね。私は違うと思っていました。ボカしていると。でも「もしや」とムスコに本日あえて尋ねてみたところ、「今まで何見てたの?」と呆れられてしまいました(笑)。ま、いいや。映画には色んな見方がありますよね。ヘヘ。 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-06-05 19:33:42) |