9.原題のPublic Eyeというのが、見る前に引っかかってたんですが、ラストのトポルのセリフで「そういうことね」と納得しながら感動。この映画で初めてトポルを観たのですが、なんともいえない魅力ですね。夫婦役の2人もよかったです。旦那の最後の微笑と音楽が流れながらの俯瞰で、しみじみとこの映画の良さを感じられました。 |
8.やるせなくやさしい映画で見終わった後に、この映画のテーマソングのようにふわふわワウワウしてしまいました。この映画を見た後はゆでたまごの割り方が変わってしまいました。あまり人に教えたくないタイプの好きな映画です。2008年になって数十年ぶりにBSで再度見ました。この映画のキーワードが「孤独」だと気がつきました。ますます好きになりました。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-06-17 02:48:34) |
7. 後に傑作「アマデウス」を発表することになる劇作家ピーター・シェーファーの一幕物の戯曲を彼自身が脚色、名匠キャロル・リードが監督し、遺作となった愛すべき小品。最大の功労者は浮気調査の私立探偵クリストフォールに扮したイスラエル人俳優ハイアム・トポル。彼の無国籍な魅力と清潔なユーモアがこの映画を何とも微笑ましいモノへ転化させている。リードの演出は流石にツボを心得ておりウマイのだが、往年の冴え(「邪魔者は殺せ」や「落ちた偶像」や「文化果つるところ」や「第三の男」)までには至らず、衰えが隠せなかったのは矢張り淋しくはある。70年代作品では後味爽やかな点でもオススメの逸品ではあるけれど。 【へちょちょ】さん 8点(2003-01-20 02:47:10) |
6. 学生時代に同じ劇場で2回見ました。ロンドンの街を歩くトポルとミア・ファロー、そしてジョン・バリーのセンチメンタルな音楽。内容的には、当時独身だった私には理解しにくいシリアスなものでしたが、何といってもキャスティングと音楽に恵まれた良質な作品だと思います。 【藤井ちゃん】さん 8点(2002-10-14 17:37:38) |
|
4.マカロンさんのお話をみて、思い切って書きました。むかし一人でどーしても見たくて見に行ったのです、主人公の気持ちがせつないほどわかるようなきがしたのが今でもなつかしく思い出します。 博物館や公園、絵を見に行ったりするとふとこの映画のことが思い出されて・ビデオをさがしています。 【ayasan】さん 9点(2002-04-06 23:27:56) |
3.かなり前に、中村雅俊氏が、好きな映画にあげていました。ストーリー良し、音楽さらに良し。そういえば、二ール・サイモン脚本の、「裸足で散歩」も真面目男と、常識にとらわれない女の取り合わせのラブコメでしたね。でも、「フォロー・ミー」の方が断然いいな。ちなみに、邦画「shall we dannce」で、柄本明演じる探偵の部屋の壁に掛けてあった額縁の写真、解りましたか?そうミア・ファローと、その後ろに立つトポルの写真。「フォロー・ミー」の写真なんですねえ。この写真をさりげなく見る側に見せる事で、これからこの探偵(柄本明)が、依頼者の人妻に恋をする、ということを知らせる。思わず周防監督の粋な演出に、うれしくなりました。もっとも、「フォロー・ミー」を知らない人には、この粋な演出も楽しめなかったでしょうけれど。いずれにしても、何とも素敵な作品ですよね。僕は、新婚の友人にプレゼントした作品でもあります。え?ビデオはどうしたのかって?かなり前にテレビから録画したのを、ダビングしたのです。勿論字幕です。ダビングでもいいのであれば、してさしあげますよ。そうそう、マイナス一点は、サイケデリック調のディスコシーンです。 【マカロン】さん 9点(2002-02-08 22:39:05) |
2.夜中に放送されていたのを偶然みて、すごく好きな映画になりました。その後いろいろとビデオ屋さんを探したけどなくって、この映画を知ってる人もいなくて・・・・。ビデオを置いてるお店とか知ってる方、この映画に関する情報なんでも知ってる方、教えて欲しいです! 【orenge】さん 9点(2001-05-02 22:06:40) |
1.原作は一幕物の舞台喜劇で、仲良し夫婦の勘違いを「堕ちた偶像」、「第三の男」のキャロル・リードが軽々とした演出で描いた小粋なコメディ。可憐なミア・ファローと珍優トポルのリズミカルで溌剌とした演技が、この作品に生命を与えている。やがて誤解がとけて、テムズ河の遊覧船上で女房の前に、夫が探偵愛用のコートを着て登場するラストも粋です。“♪フォロー・ミー”のテーマ曲は今もマイ・ベスト! 【ドラえもん】さん 8点(2000-11-18 23:13:25) |