129.ちょっと長いのがネックですが、そこに目をつぶれば。 【K】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-02 08:49:09) |
128.《ネタバレ》 今でも多くのアメリカ人の心に、暗い影を残すケネディ大統領暗殺という歴史的な大事件。そんな重たいテーマを真っ向から扱っただけでなく、その内容もかなり攻撃的なもの。こんな政治的にも商業的にも危険な映画を逃げることなく真正面から作りあげたオリヴァー・ストーンの腹の据わり方には舌を巻く。でも、そんな政治色を抜きにしてもこの3時間もある大作には、彼の才気と情熱が隅々にまで迸っており、映画としての完成度も格段に高い。そして、ケヴィン・コスナーをはじめとする、トミー・リー・ジョーンズやゲイリー・オールドマン、ジョー・ペシ、ケヴィン・ベーコンといった今では考えられないような豪華な俳優陣の熱演も見応え充分。あまりにも充分すぎて(濃すぎて?)、観終わった後はしばらくぐったりしてしまうけどね(笑)。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-27 23:38:53) |
127.まぁたしかにこういう考えもあると納得。最後まで普通に見ることができる作品でした。ゲイリーオールドマンの演技がやはり格別。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-04-20 13:31:03) |
126.ケネディ暗殺をベースにしたドラマ。 この事件の検証は、テレビのドキュメント番組でかなり観てきたけど、 歴史的事実に沿った作りの作品ということで、結末はやっぱり予想通り。 そういった点では妙味を感じないけど、総体的にドラマ性が強く、 シナリオがよく練られていて面白い。推理欲を大いに刺激してくれた作品だった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-03 02:44:17) |
125.《ネタバレ》 知的好奇心をくすぶられる映画でした。法廷シーンに行く部分までが若干分かりづらいもののラストの法廷シーンが凄く分かりやすい。クレイ・ショーが実行犯である、という決定的な証拠がないため無罪という判決にはなったものの国民にケネディ暗殺について「ん?なにかおかしいぞ」と思わせ陰謀説を広めたという意味でこの裁判、この映画は歴史的に意義のあるものだと思う。ちょっと長い映画ですがwikipediaで得た付け焼刃で得た自分の知識でも十分分かるからよくまとめたなと思いますwとは言えこの陰謀説も実際は穴だらけらしいので鵜呑みにするのは禁物ですがそこがまた知的好奇心をくすぶられる。 歴史的意義はおいといて、映画としても結構楽しめるものとなってる。結局謎は残ったまままま終わっちゃうから消化不良があるけどミステリ好きとかにはおすすめ。脚色は当然あるものの実話モノとしてもこれより面白い映画は今のところないです。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-09-01 04:41:19) |
124.《ネタバレ》 自分は俗に言う「陰謀史観」というやつは鼻から相手にしないのですが、ケネディ暗殺だけはどう考えてもウォーレン委員会の公式発表はおかしいと思っています。オリヴァー・ストーンは「ケネディ暗殺が自分の青春を狂わせた」と信じているお方ですから、そりゃ私の様な半可通でもなっとくさせてくれる構成力というか力技で暗殺の陰謀を再現してくれました。でもその「虚実織り交ぜて」というのが曲者で、どこまでが事実でどこからがフィクションなのか判りにくいある意味「危ないプロパガンダ映画」としての側面も持っているのも事実です。ストーリーは後半クレイ・ショーという男の裁判が焦点になるんですが、こんな小物が有罪になってもどうケネディ暗殺の陰謀を暴くことになったのかが非常に判りにくい。もっともこの裁判シークエンスでのケヴィン・コスナーの論告は映画史に残る様な屈指の迫力で、最後の方なんかコスナーの声が喋り過ぎでかすれてくるぐらいですから。ストーンはこのシークエンスが撮りたいがために三時間もの長さの映画を製作した様なもんですけど、正直ぐいぐい引き込まれちゃって長さはあまり気になりませんでした。ラスト、ギャリソン親子三人が肩を並べて裁判所を出てゆくところをロングで捉えたショットは、『アンタッチャブル』を思い出させてくれました。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-24 00:23:15) |
123.《ネタバレ》 前半部分は、登場人物がごちゃごちゃしていたり、実写と再現が不規則に入り混じっていたりして、あまり入り込めなかったのだが、一気に喋りまくりのサザーランド、そして最後のコスナーの30分超えの論告は圧巻。ただ、話の性質上、オズワルドはシロということは論証できても、そこから先は推論の域を超えないというのが、映画として見た場合でも、何とも歯がゆい。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-04 01:16:48) |
122.《ネタバレ》 畳みかけるような展開にグイグイ引きこまれるように鑑賞いたしました。かなり豪華な出演者の皆様の素晴らしい演技もさることながら、後半の裁判シーンには固唾をのんで観るワタシの姿がありました。この映画が示すものは、嘘なのか本当なのか?、正しいのか正しくないのか? 、、、、結局のところは我々「一般」の人間にはわからないレベルの事件であった と、いうことなのデショウ 【Kaname】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-11-16 20:52:22) |
121.「…ということを決して声高にではなく描いた秀作」ってのは多いが、声高に言わねばならないと思っていることを声高に叫んだ映画、ってのもあってほしい。これがそうだった。作者に言いたいことが過剰なまでに溢れているってことは、こんなにも気持ちのいいことだったのか。3時間、がなり立て続けるストーンは魅力的だ。証言が現われるごとに何度も繰り返される暗殺シーン、一本の作品としての流れなり盛り上がりなりを計算していく気持ちはまるでなく、手に入った絵の具からどんどんキャンバスに塗り重ねていく。その積み重ね自体を映画の魅力にしてしまっている。「あれはおかしい、これもおかしい」と、スクリーンに証拠を陳列していき、説得というより「これだけ疑問点があっても委員会の言うことを信じられるのか」と大声で脅されている気分。そのパッパと陳列していく手際でこちらも釣り込まれてしまう。この監督、役者の演技というものにも全く興味を見せてなく、ただセリフをしゃべるマシンか何かと思っているのだろう。ドナルド・サザーランドのような癖のある名優も、ただしゃべりまくらされる。監督が興味を見せるのは、証言の散文的な内容だけだ。一個の事件の周囲に、人がしゃべることによっていろいろなものが付着したり剥がれたりしていくその変容に面白味を感じているのであって、役者が本当は一番見せたい表情や仕種やらの微妙さは無視されてしまう。そういう微妙な味わいこそ映画の楽しみである、という“上品”な映画鑑賞法も一緒に無視されてしまう。「私はこれこれこういうことが面白い、こういうことにのみ興味を感じている」という自分の守備範囲をはっきりさせ、その中で好き勝手をやり、そのこと以外には媚を微塵も示さない。ストーンの映画に感じるのはその小気味よさである。自分のやってることに確信を持っているものの明朗さがある。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-19 12:07:19) (良:2票) |
120.《ネタバレ》 あまりにも有名な事件ですので、背景についてもすっきりと頭に入っていきました。 しっかりと作られているのでオリバーストーンの解釈としてのケネディ暗殺の 考察が比較的説得力がある形で見ることができました。 陰謀説は謎を解釈するうえで楽な方法なんですが、事実は意外につまらないことかもしれないんですよね。そういう意味で、2029年が来るのが楽しみになりました。 【飴おじさん】さん [地上波(字幕)] 6点(2008-11-24 16:16:35) |
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119.《ネタバレ》 アメリカでは真相を追究することに非常に勇気がいるテーマだと思いますが、オリバー・ストーン監督の「絶対妥協しない」という強い意思と心意気が感じられる。気合の入った真相追究ものを見たという感じです。勿論今も真相は明らかになっていないし、真相は暗殺実行者や、その黒幕にしか分からない訳ですが。時間が長い映画は苦手ですが、ケネディ暗殺には以前から興味があったので長さを感じることなく最後まで興味深く見ることができました。事件から何年も経っていない当時に真相を究明しようとしたジム・ギャリソンに敬意を表したい。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-22 01:17:50) |
118.長く濃密で難解なケネディ暗殺の陰謀に迫った話。テーマは凄いし、豪華キャストで豪華な内容で面白いっちゃ面白いが、アメリカさんは本当に陰謀が好きやねぇ、、、と思って一歩引いて見てしまいました。陰謀モノはあんま好きじゃないんです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-01 18:12:22) |
117.ケビン・コスナーが出演してる作品でこれが一番好き。結構有名所が出てるんだなぁ。 【ジダン】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-26 19:05:39) |
116.法廷モノが苦手な上に、この長さなので、3点で。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2007-09-22 09:04:43) |
115.この内容をこんな扇情的な見せ方にしていいのだろうか、とちょっと怖い。 【カラバ侯爵】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-22 11:12:02) |
114.《ネタバレ》 初見は高校生の頃でしたので国家の陰謀で次々目撃者、証人達が謎の死を遂げていくシーンに物凄い恐怖を感じました。その頃はオリバー=ストーンの説の絶対を信じてラストシーンのケビンの台詞に素直に感動しました。10数年経ってDVDを購入して再び見る機会が訪れたわけですが当時より「映画」として楽しめました。最後の裁判シーンがしっかり時間をとって大迫力です。決着のつけ方も納得できますね。オリバー=ストーンの説に関しては、真実かどうかはともかく彼の熱意だけは信じられるし、その熱意に素直に感動できます。真実は2038年9月まではわからないのでしょう、あと31年ですね~そこまでは生きていたいものです(笑) DVDに日本語吹き替えが付いてればもっと楽しめたんだろうけど。。。そこが残念 【AIRS】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-02-19 16:57:00) |
113.《ネタバレ》 ○魅せる極太の204分。息もつかせぬ展開。要所で当時の映像と再現映像を挿む妙技。まずこれだけの内容を飽きがないように編集したことを評価したい。○肝心の内容だが、TVでもネタとしてたまに扱われる陰謀説。そこからの一面しか描いていないのでこちらからすれば陰謀説目線で見るが、国家・スケールの大きさ、恐怖という名の鳥肌を感じずにはいれなかった。また一方で、裁判までの流れ、論告にはどうなるんだろうというエンターテイメント性もある。○またこれだけの豪華キャスト終結も見もの。それぞれ重要な場面でインパクトを残している。音楽も地味ながら好演出。○何度も見られる長さではないが、内容に比して詰め込んでいてわかりにくい部分もあるため、また観てみたい。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-02-04 16:59:08) |
112.《ネタバレ》 ほとんどの映画のようにグッドエンディングではなく、国家の陰謀により真相が闇に葬られてしまった展開がGood。ただし、ひたすら長い…………………………。3時間も観てるのは飽きる。疲れる 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-07-24 21:25:57) |
111.「正義とは何か?真実とは何か?」を問いかけてくる作品でした。もし、一人の検事が生命を賭けて「権力によって作られた真実」の欺瞞を突き詰め、暴いていくことがなければ、ケネディ暗殺事件の真相が闇に葬り去られていたかと思うととても恐ろしさを感じました。(まあ、この作品で語られている事が真実であるかはまだ判りませんが。) 利権のために戦争が行われ、一般市民が戦地に送られていく現実は本当に何とかならないものかと思ってしまいますね。国を守る為に戦うのではなく、軍需産業とその利権に群がる人たちのために なぜ戦わなければならないのかも判らぬまま、敵と呼ばれる人間に銃を向けなくてはならないなんて 非常にやるせないですね。(ただ軍需産業に従事して生活している人も多くいるわけですから全てを否定はできませんが。) しかし、3時間半近くの間ずっとドキュメンタリータッチでシリアスな場面が続くのでちょっと疲れました・・・・・。 【TM】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-29 16:05:51) |
110.凄い豪華キャスト。トミー・リー・ジョーンズのホモっぷり。そして、ジョー・ペシのカツラ。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-20 20:49:55) |