007/ドクター・ノオのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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007/ドクター・ノオ

[ダブルオーセブンドクターノオ]
(007は殺しの番号)
Dr. No
1962年上映時間:105分
平均点:6.10 / 10(Review 80人) (点数分布表示)
公開開始日(1963-06-08)
アクションサスペンスアドベンチャーシリーズもの小説の映画化スパイもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-01-24)【イニシャルK】さん
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監督テレンス・ヤング
助監督クライヴ・リード
演出ボブ・シモンズ〔スタント〕(スタント・アレンジャー)(ノンクレジット)
伊達康将(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
キャストショーン・コネリー(男優)ジェームズ・ボンド
ウルスラ・アンドレス(女優)ハニー・ライダー
ジョセフ・ワイズマン(男優)ドクター・ノオ
ジャック・ロード(男優)フェリックス・ライター
バーナード・リー(男優)"M"
アンソニー・ドーソン(男優)デント教授
ジーナ・マーシャル(女優)ミス・タロ
ジョン・キッツミラー(男優)クオレル
ユーニス・ゲイソン(女優)シルビア
ロイス・マクスウェル(女優)ミス・マネーペニー
若山弦蔵ジェームズ・ボンド(日本語吹き替え版【DVD・BD/TBS】)
弓場沙織ハニー・ライダー(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
有本欽隆ドクター・ノオ(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
藤本譲M(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
家中宏フェリックス・ライター(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
稲葉実デント教授(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
後藤哲夫クオレル(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
多田野曜平(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
小形満(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
石井隆夫(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
木村雅史(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
山田美穂(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
白熊寛嗣(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
武藤礼子ハニー・ライダー(日本語吹き替え版【TBS】)
中田浩二フェリックス・ライター(日本語吹き替え版【TBS】)
寺島幹夫デント教授(日本語吹き替え版【TBS】)
飯塚昭三クオレル(日本語吹き替え版【TBS】)
広瀬正志Q(日本語吹き替え版【TBS】)
糸博スミス(日本語吹き替え版【TBS】)
伊武雅之戦車の男(日本語吹き替え版【TBS】)
今西正男M(日本語吹き替え版【TBS】)
若本紀昭(日本語吹き替え版【TBS】)
加川三起(日本語吹き替え版【TBS】)
出演ボブ・シモンズ〔スタント〕ガンバレルシーンのジェームズ・ボンド(ノンクレジット)
マルティーヌ・ベズウィック(タイトルで踊る女性)
原作イアン・フレミング「ドクター・ノオ」(早川書房)
脚本リチャード・メイボーム
テレンス・ヤング(ノンクレジット)
音楽モンティ・ノーマン
ジョン・バリー〔音楽〕(ノンクレジット)
作曲モンティ・ノーマン「ジェームズ・ボンドのテーマ」他
撮影テッド・ムーア
製作アルバート・R・ブロッコリ
ハリー・サルツマン
制作TBS日本語版制作(日本語吹き替え版【TBS】)
東北新社日本語版制作(日本語吹き替え版【TBS】)
配給ユナイテッド・アーチスツ
美術ケン・アダム(プロダクション・デザイナー)
シド・ケイン(ノンクレジット)
モーリス・バインダー(タイトル・デザイン)
編集ピーター・R・ハント〔編集〕
字幕翻訳高瀬鎮夫
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【TBS】)
スタントボブ・シモンズ〔スタント〕(ショーン・コネリーのスタント・ダブル)
ロッキー・テイラー(ノンクレジット)
その他エリック・ロジャース(指揮)
アルバート・R・ブロッコリ(presenter)
ハリー・サルツマン(presenter)
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60.DVDの吹き替えに対して、途中で主音声に変わってしまうことにメーカーにクレームを言う人がいるらしいですが、お昼のロードショーでCMカットすれば、そのようなことがないDVD‐Rが完成できます。
でも、CMカットだと90分で終わってしまうから、「ああ、ここんとこカットしてるんだなぁ」って思う事もしばしば。
 ボンド役の声はやはり昔の声優さんで決まり!
 でも、今回観直して、韓流映画顔負けのセリフで観てるこっちがはずかしくなりました。
 一度だけなら観る価値はあります。
クロエさん [地上波(吹替)] 8点(2011-12-01 00:21:36)
59.ダニエル・クレイグ版で007を好きになったので、あらためて過去作を観てみようということに。(ピアース・ブロスナン版は鼻くそホジリながら観てました。ガキだったので。)で、むしろこの作品がどうこうというより、最新作って結構このシリーズの原点に立ち返っていたのだな、と思いました。この作品では、とにかくジェームズ・ボンドというキャラクターがカッコイイので観てられますが、ストーリーはちょっと妙な感じですね。展開や映像は日本の特撮っぽくて、良くも悪くも親近感がわきました。
ゆうろうさん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-14 08:02:58)
58.ボンドが英国諜報部員としてのお仕事を全うしていて、真面目なのはいいんだけど、
もうシナリオが限りなく粗く、ほとんど仮面ライダーを観ているような雰囲気。
鑑賞しているのがとても辛かった。スパイ道具も本作では出てこないし。
年代と記念すべき1作目ということを考慮して、おまけの大甘3点。
これならテレビの「スパイ大作戦」のほうが面白かったな。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 3点(2011-07-30 21:27:55)
57.《ネタバレ》 数年ぶり2度目観賞。全シリーズ観破に向けての復習。007シリーズ記念すべき伝説の第1作。初代ボンドは我らがションコネ。“火を噴く竜”と称するのはただの戦車。サブタイトルにもなっているドクター・ノオのあっけない最期。まだB級アクションの印象は拭えないけど後のシリーズお馴染みとなるサスペンス要素の強いストーリー展開は悪くなかったです。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-01 22:58:49)
56.《ネタバレ》 今でこそ007=アクション映画という図式ですが、改めて第1作を見たら、これはむしろミステリーではないですか。ジャマイカの情報部員が行方不明になったため派遣されたジェームズ・ボンド。ほとんどハードボイルドの探偵です。女スパイとよろしくやったあと味方に引き渡すあたり、いかにもという展開です。それが島に上陸し、ドラゴン戦車やノオ博士の研究施設が登場すると、SFチックになってきます。この変身ぶりが楽しいですね。放射能を除去するプロセスが、なんかおかしくてちょいと笑えます。ただしあくまで探偵ものの延長であるためか、それほどぶっとんだ展開にはなりません。ボンドガールのハニーも見せ場はないし、ジョセフ・ワイズマンは敵役としてはちょっと薄味。アクションもあまりないのですが、前半だけでも十分楽しめました。というか、アクションに期待しなかったから楽しめたのかも。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-19 21:28:48)
55.特に007が好きでも嫌いでもなく、このシリーズを初鑑賞しました。
定番の心地よさがあると思いますので細かい指摘はぬきにして、とにかく若いショーン・コネリーだけでも興味をひきました。
もう少しスパイチックな巧妙さや、展開の意外性などがあるイメージでしたが、意外と直球勝負で刑事物のように感じてしまいました。
それから、謎めいた存在だったドクター・ノオが、いざ出てきてみれば地味すぎ、かつ、大した見せ場もなく残念でした。
全体的にやや期待はずれでしたが、次回作以降も機会があれば観たいです。
午の若丸さん [DVD(字幕)] 4点(2010-05-01 21:50:02)
54.《ネタバレ》 まさにそこそこ。大昔の冒険活劇という意味では手塚漫画とかナショナルキッドだとか、そういう遺跡から出土した様なお話に感じられることもなくはない。

この映画はまさに手塚治虫の初期作品を見てしまった様な、時代性を脳内変換しながら読み進んでよく考えながら何がよくできているのかを理性で再構築しながら見る必要がある。

で、むやみやたらに格好つけたボンドが、痛快に抱いたり殺し合ったり、捕まったり殺し合ったり、ラスボスと殺し合ったりしたりすると。実に007的な、緩い世界観がそこにはある。出てくる全員が大根役者にしか見えない様な不思議な間で作られるそれぞれのシーンは、後の007への道筋をいくつか示している。

そして007がとった道は、第一作からちゃんと存在するなんだかんだいってオッチョコチョイだよね、の一言で済ませられるあの味だったというのがやっぱり痛快であった。
黒猫クックさん [ビデオ(字幕)] 6点(2010-04-30 01:31:38)
53.記念すべき第一作。現在の007シリーズをはじめとしたスパイアクションものと較べると古いのは当たり前だけど、1962年という制作年代ほどではない。当時は相当先を進んでいたのだと思う。オープニングにボンドが出てこないこと以外は、この作品ですべてのスタイルが出来上がっていることにも感心。それと、あのテーマ音楽がふんだんに使われていて、ボンドがホテルで特に何もしていないときにも使われていて、なんだか嬉しかったぞ。この頃まだ人類は月に到達していない。ボンドの活躍のおかげでこの作品の7年後にアームストロングは月に第一歩を刻んだのである。う~ん、歴史を感じるね。
アンドレ・タカシさん [地上波(吹替)] 5点(2009-06-27 00:00:23)(良:1票)
52.イアン・フレミングのボンドシリーズは早川文庫で読んでいたので、上映前より楽しみにしていた。一般には原作より凄い映画作品は数少ないが、この映画は違った。
“007は殺しの番号”なんと云う良い響きとタイトルだっただろう。
さすが現在ではテンポ・スピードが劣るが、当時これほど“血湧き肉踊る”作品はなかった。学生から社会人と大きな変化があった時期だったが、次作がまだかまだか、と期待でウズウズした記憶が残っている。上映開始と共にあのテーマソングとタイトルバック、ショーン・コネリーに震えたね。それ以来のフアンだ。
今までに何回観ているか?・・・。 
ご自由さんさん [映画館(字幕)] 9点(2009-06-20 22:16:04)(良:1票)
51.《ネタバレ》 007第一作目であり、僕自身にとっても007をちゃんと観るのはこれが初めてです。
他の同時期の作品と比べても古臭く、チープで、なんかカッコ良くない。
緊張感のあってほしいシーンでもなんだか緊張感がない。
敵さんの計画がデカい割りに展開が地味で眠い。申し訳程度の爆発。ショーン・コネリー含め、キャスト陣にもあまり魅力を感じませんでした。
ショーン・コネリーにも若いときがあったんだなー。
すべからさん [DVD(字幕)] 4点(2009-06-04 12:18:44)
50.じいさんになってからのコネリーしか知らなかったので、007の記念すべき第1作ということより、若きコネリーを見たくて観た。あらら、じいさんになってからの方がかっこいいじゃん、あの眉毛も若い顔立ちの中ではやたら気になってしまい、目や口が妙に大きく、スマートな二枚目と言うにはかなりアクが強い印象だ。眉毛だけでなく胸毛も濃いなあ…。そんなながらキャラ立ちは実にしっかりしており、まさにこれが007の原型なのだなあ、と感慨深かった。例えば帽子をコートを掛けるスタンドに投げる所作、その後しっかりその側まで歩いていくので、かっこつけのためのかっこつけ以外の何物でもないんだけど、これってかなりパロられてるんじゃないだろうか。ローワン・アトキンソンのジョニー・イングリッシュにもあったし。かっこつけてなんぼの007だし、眉毛コネリー(しつこい)もやはりハマリ役なんだろう。このかっこつけも、女たらしも、それでいて非情なのもサマになってるからね。お話はまあアレだし、アクションも今の目で見ると地味だが、当時これで人気が出てシリーズ化したのは納得。このキャラはなんだかんだ言って男のロマンだもんなあ~(って私は女だが)。あと、意外にカラー画面がきれいだった。
あっかっかさん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-05-18 13:51:38)
49.私にとってのジェームズ・ボンドはロジャー・ムーアだった、というか「007」を大いに楽しんだ小学生から中学生の間ジェームズ・ボンドだったのはロジャー・ムーアだったんですが、やっぱりボンドはショーン・コネリーでしょ、とか言う大人たちの発言にショーン・コネリー版007に秘かに期待を膨らませてもいたわけです。おそらくはもっと本格スパイアクションだったのが回を進めるごとにお子様向けとまでは言わないが娯楽度が濃くなっていったのだろうと。と思って見たのが失敗だったのか。殺し屋三人組の淡々とした仕事ぶりが「本格」の期待を裏切らないオープニングを飾ってくれたが、ボンドのキャラは現実離れしたダンディさを纏い、ムーア版を超えるフェロモンをプンプンとさせて「本格」の「ほ」の字も見当たらない。ボギーをスケベにしただけじゃないか。しかもドクター・ノオのアジトへ入るとSFの世界が広がる。1962年という年代を考えればこのSF的展開こそが観客を興奮させたことは間違いないだろうし、ダンディなスケベというキャラもまた観客を魅了させたに違いない。そして子供時代に映画の楽しさを教えてくれた「007」の原型がここにあることも納得したうえで、やっぱり見せかけ重視の映画って古びるなあと。
R&Aさん [DVD(字幕)] 4点(2009-05-11 18:31:19)
48.懐かしい。久々にじっくり観たいモノです。
成田とうこさん [地上波(吹替)] 7点(2008-04-19 10:36:32)
47.今となっては古臭いがセットも雰囲気よくそれなりに楽しめた。大衆娯楽作品として万人向けゆえに安心感はあるが、自分としては少し物足りない。それでもこのありそうでなさそうな世界はいつでも楽しい。
Jane.Yさん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-17 09:48:43)
46.《ネタバレ》 記念すべき第1作と言うことで期待して観たが、かなり地味な印象を受けた。アクションもそれほど無かった。でも、ショーン・コネリーはカッコいいし、テーマ音楽もしつこいぐらいに聴くことが出来るのは良いと思う。そして、この1作目でジェームズ・ボンドのキャラ設定がしっかりしていて、今のボンドとも変わっていないのは少しびっくりだった。40年以上もシリーズを続けていくことが出来た原点と言える作品だが、全体的に見ると普通だったな。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 4点(2007-03-24 11:35:44)
45.《ネタバレ》 髪が不自然(失礼)というところ以外はコネリーボンドが格好良かった。ただ中盤から終盤はいまひとつ盛り上がりにかけた感じだった。島でいきなり出てきたハニーライダーの髪金爆乳(死語)っぷりには・・・感動した。
ちゃりおさん [DVD(字幕)] 4点(2007-02-05 02:03:26)
44.記念すべき第一作。テレンス・ヤング監督はいつも70点くらいのヒット作を作る。名監督として語られることは少ないかもしれない。しかし、この作品の成功がなければ、後の作品はなかった。 立派。
ジャッカルの目さん [地上波(吹替)] 5点(2007-01-28 14:24:41)
43.《ネタバレ》 映画音楽史上、最高傑作との呼び声も高くは無いけど低くも無い、007のテーマ曲。さすが第一作だけあって、フンダンに聞くことができるのがナントモ嬉しい。ボンドが何かする度にテーマ曲が流れる。いや、何もしなくても流れる。めっちゃカッコイイぞ。この第一作を観て、この音楽を聴いてると、「実はジェームズ・ボンドはとても優秀なヒトなのかもしれない」という気がしてきちゃいます(後の作品からはその片鱗も感じられない、こともある。あはは)。常にクール、そして非情。敵を殺すことに何の躊躇もしない。いたいけな蜘蛛まで徹底的に叩きのめす。非情だ。クルマを運転していれば敵の襲撃、カーチェイス。ボンドの見事なハンドルさばきを見よ。背景が合成映像なので、ボンドのハンドル操作はクルマの動きとズレまくっちゃってます。こんな危険な自動車でこんな危険なカーブを乗りこなすとは、何というドライビングテクニック。やっぱり一流のスパイは違うね。また、一流のスパイは「水とんの術」も使えちゃったりするのだ(ただし、「水とんの術」しか使えないのであった。とほほ)。そんなこんなのうちに、敵の基地に乗り込むボンド。敵の基地は例によって、無意味に豪華。ついに登場する謎の怪人、ドクターノオ。ノオと言っても、キュッキュッと言いながら頭突きでタイガーマスクを苦しめたあのボーリング球野郎ではなくって、こちらのドクターノオは、何と、両手が何だかスゴイ事になっていて、とてもスゴイのである。ついに囚われの身となるボンド、危うし! しかし気が付いたらナゼか楽勝で脱出してしまい、気が付いたら大爆発している敵の基地。まさに007映画の原点に相応しいクライマックスと言えましょう。これが、今にいたるまでレンメンと続くあの大ヒットシリーズの第一作、なんですね。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-16 23:15:33)
42.44年(06年現在)も前の映画なので、非常に古臭さを感じるし、カーチェイスシーンがヘボいけど、それ以外はひけを取らない。よく出来ている。今の007とは地味にも感じるし、ヒロインの水着も変(62年のものだから)。でもあのテーマソングは初代から存在してる。作品ごとにアレンジされてるような気もするけど、この時のもいい。それにしても、当時まだ32。若い
ラスウェルさん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-11 23:38:24)
41.《ネタバレ》 40年以上前の作品だから、古くさくて鑑賞に堪え得るものではないだろうと高をくくっていたら、意外や意外。結構しっかりとした作品で、カーアクション以外は言われているほどの「古さ」は感じられなかった。アジトに潜入して捕まって、逃亡して、ボスと対決するという展開もほとんどマンネリ化しているはずなのに、本作では先が読めそうであまり読み切れない手に汗握る展開となっている。40年前にこれを観せられれば、確かに人々は熱狂するのも分かる気がした。
驚かされるのは、40年も前にすでにボンドの人間像は完全に固まっていることだ。近年の作品と比べても、ボンドの人間像には変化は感じられない。
女にもてて、敵・味方構わず抱きまくる。ギャンブルは連戦連勝、タイマンでの喧嘩や格闘ならまず負けない。射撃もドライビングテクニックはトッププロ級で、高級スーツを着こなし、料理や酒にも精通している。クールで冷酷でありながら、情熱的な部分もあり、ウィットにも富んでいる男である。男性からみると、まさに理想的な男性像がジェームズボンドなのだろう。ボンドが人々から愛される理由としては、夢のような完璧な男性像であるボンドに自分自身を投影して、一時の間、自分が憧れの存在になりきれるからではないか。
また、本作から近年の作品まで、脈脈と受け継がれるもう一つの魅力は、多国籍感だろう。
イギリスの諜報部員が主人公ではあるものの、舞台はジャマイカで、敵のボスはドイツと中国人のハーフ、アメリカのCIAも絡んでくる。冷静にみれば、一つの島で繰り広げられる、こじんまりとしたスケールの話でも、登場人物や舞台や設定だけで、かなりスケールの大きな話になってくる。世界規模で活躍するボンドの姿も、先ほど述べた彼の魅力に磨きがかけられるのだろう。
適役のドクターノウは鋼鉄の義手でボンドをぶん殴り、ちょっとはボンドを追い詰めていたようにも見えたが、確かにハラハラとさせる演出としてはイマイチだったようにも感じる。彼の重要性としては、スペクターの存在を語らせることに意味があったのかもしれない。
一応ストーリーの重要な核である「ロケットの打ち上げ」がほとんど無視されてしまったのも、勿体無いかもしれない。上手くリンクさせればさらにハラハラ感を増せただろう。
冒頭の三人組、途中でも一回出てきたけど、その後出てきたかな?中ボスとして出せばよかったかもしれない。
六本木ソルジャーさん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-14 23:25:08)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 80人
平均点数 6.10点
000.00%
100.00%
200.00%
322.50%
4810.00%
51518.75%
62733.75%
71620.00%
8810.00%
933.75%
1011.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review6人
2 ストーリー評価 5.87点 Review8人
3 鑑賞後の後味 5.87点 Review8人
4 音楽評価 7.87点 Review8人
5 感泣評価 4.50点 Review6人
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