臨場 劇場版のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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臨場 劇場版

[リンジョウゲキジョウバン]
2012年上映時間:129分
平均点:4.70 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-06-30)
ドラマサスペンスミステリー刑事もの小説の映画化TVの映画化
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タイトル情報更新(2021-10-04)【イニシャルK】さん
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監督橋本一
キャスト内野聖陽(男優)倉石義男(警視庁刑事部鑑識課・検視官)
松下由樹(女優)小坂留美(警視庁刑事部鑑識課・検視官心得)
渡辺大(男優)一ノ瀬和之(警視庁刑事部捜査一課・刑事)
平山浩行(男優)永嶋武文(警視庁刑事部鑑識課・検視補助官)
益岡徹(男優)五代恵一(警視庁刑事部長・警視監)
高嶋政伸(男優)立原真澄(警視庁刑事部捜査一課・管理官)
段田安則(男優)仲根達郎(神奈川県警刑事部捜査一課・管理官)
若村麻由美(女優)関本直子(通り魔事件被害者の遺族)
柄本佑(男優)波多野進(通り魔事件の犯人)
平田満(男優)浦部謙作(地域課駐在所勤務)
市毛良枝(女優)山下美奈子(横浜聖域会病院・精神科医)
長塚京三(男優)安永泰三(横浜医大法医学教室教授)
隆大介(男優)坂東治久
伊藤裕子(女優)早坂真里子
菅原大吉(男優)高村則夫
デビット伊東(男優)加古川有三
魏涼子(女優)安永光子
春木みさよ(女優)樋口雅代(通り魔事件の被害者)
前田希美(女優)関本好美(通り魔事件の被害者)
浜田学(男優)繁野刑事
出演京野ことみ倉石雪絵(写真)
原作横山秀夫「臨場」(光文社文庫)
音楽吉川清之
津島玄一(音楽プロデューサー)
主題歌スキマスイッチイメージソング「ラストシーン」(アリオラジャパン)
撮影栢野直樹
製作木下直哉
平城隆司
白倉伸一郎
細野義朗
鈴木武幸(製作総括)
テレビ朝日(「臨場 劇場版」製作委員会)
東映(「臨場 劇場版」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「臨場 劇場版」製作委員会)
朝日放送(「臨場 劇場版」製作委員会)
S・D・P(スターダストピクチャーズ)(「臨場 劇場版」製作委員会)
木下グループ(「臨場 劇場版」製作委員会)
配給東映
美術横山豊
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12
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3.《ネタバレ》 邦画って最近は低迷してるんだろうか・・・。自分はそれなりの作品だと思っていたドラマシリーズの映画版が、まさかまだレビュー数2つなんて・・・。

まあそれはさておき、内容のほうは冒頭いきなり倉石(=内野聖陽さん)が倒れるシーン。物語の中で犯人に刺されるでもしたのかと思っていたら、どうやら末期ガンというフラグが。それは最後まで引っ張られるも、結局どうしたいのかわからないオチ。倉石以下鑑識班が物語の中で成長していく様子が描かれ、彼らを育てあげた倉石は静かに舞台から下りていく・・・というふうに仕上げたかったのだろうか。それにしては仕上げ方が雑。視聴者には大変わかりにくい。△ですね。

ストーリーは『臨場』らしからぬ社会問題への展開。心神喪失者への責任能力の有無という問題がクローズアップされ、それはそれで確かに興味深い社会問題なのだが、「え、死体から全てを拾う鑑識目線の話なんじゃないの?」という疑問を抱く。
しかもその問題を客観的に描くならともかく、はなから心身喪失者はそれを装っているやつらだと言う目線での展開。娘を殺された母親の描写にしても、娘の殺害現場に足を運び、「みんな事件のことなんてまるで忘れたような顔をして歩いてる」って、あんたもそれまではそういう人たちの一人だったんでしょう。自戒するならまだしも、他人への八つ当たり的な批判なんて論外。これでこの映画のレベルは一つ下がった。大して信念も中身も感じない社会批判なんて浅すぎる。残念の一言。

まあ『臨場』としては雰囲気やらキャストやらが好きなので、6点・・・かな。
TANTOさん [DVD(邦画)] 6点(2013-04-09 21:48:31)
2.たくさんの種類のおかずが入った弁当を食べた感じです。お腹いっぱいです。倉石の魅力も満載ですが、最後はどうなったのでしょうかねえ。
tonaoさん [DVD(邦画)] 7点(2013-03-07 19:57:08)
1.《ネタバレ》  この臨場というドラマは、検死によって「死者の人生を根こそぎ拾ってやる」というのが、主人公の信条で、映画だってそういったセンでなければ、劇場版でやる意味が無い。
 今回、倉石のやったことは、死者の思いを拾ったというより、医療トリックを暴いただけで、臨場らしさがない。
 死者の人生を拾うということは、その死者の生前の話になるはずだ。いや、確かに遺族の心の彷徨は描かれている。だが、倉石の拾うのは死んでいった者達の声のはずだ。
 しかし、今回の事件は、見てくれ!と言わんばかりの、加害者をめぐる物語である。

 しかたがないので、「根こそぎ拾う」のを一時置いといて考える。この事件の一番の重大ごとは、何と言ってもいい加減な鑑定医と弁護士、詐病を見抜けない精神科医、心神喪失を装う被告人だろう。こういう連中に、なんとか「正義の」審判を下して欲しい、と観るものは願う。例えばここに杉下右京がいたら、多少なりともそれを公にしようと画策するだろう。
 しかし、このドラマの語り手は(主人公でさえ)、そんな事に関心がない。意図してそういう展開にして、問題提起するという場合もあるが、本作では本気で「そんな事より、人を殺すのはけしからん」というスタンスだ。

 結局、倉石の、被害者の人生を拾う気持ちも見えず、陰に隠れた腐った権威にも目を向けず、直接の犯人にだけ興味のある、なんのための、これだけの大事件だったのか判らない、半端な映画になってしまった。
 最後に見つけた看板?アレをもっと、検死結果と結び付けられた物語だったらね。

Tolbieさん [DVD(邦画)] 5点(2012-12-10 01:10:26)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 4.70点
000.00%
100.00%
214.35%
328.70%
4626.09%
5939.13%
6417.39%
714.35%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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