くちびるに歌をのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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くちびるに歌を

[クチビルニウタヲ]
2015年上映時間:132分
平均点:6.89 / 10(Review 35人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-02-28)
ドラマ青春もの学園もの音楽もの小説の映画化
新規登録(2015-02-09)【+】さん
タイトル情報更新(2018-09-26)【Carrot Rope】さん
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監督三木孝浩
キャスト新垣結衣(女優)柏木ユリ
木村文乃(女優)松山ハルコ
桐谷健太(男優)塚本哲男
恒松祐里(女優)仲村ナズナ
葵わかな(女優)関谷チナツ
柴田杏花(女優)辻エリ
眞島秀和(男優)仲村祐樹
山口まゆ(2000年生まれ)(女優)長谷川コトミ
渡辺大知(男優)桑原アキオ
木村多江(女優)桑原照子
小木茂光(男優)桑原幸一
角替和枝(女優)仲村キヨ
井川比佐志(男優)仲村利男
石田ひかり(女優)仲村静流
下田翔大(男優)桑原サトル
佐野勇斗(男優)向井ケイスケ
鈴木亮平ユリの婚約者
原作中田永一「くちびるに歌を」(小学館文庫)
脚本登米裕一
持地佑季子
音楽松谷卓
作詞アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」(EPIC Records Japan)
作曲アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」(EPIC Records Japan)
フレデリック・ショパンスケルツォ第2番変ロ短調
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章
主題歌アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」(EPIC Records Japan)
製作アスミック・エース(「くちびるに歌を」製作委員会)
ポニーキャニオン(「くちびるに歌を」製作委員会)
小学館(「くちびるに歌を」製作委員会)
電通(「くちびるに歌を」製作委員会)
配給アスミック・エース
編集伊藤潤一
あらすじ
長崎県・五島列島のとある中学校。合唱部の顧問・松山ハルコ(木村文乃)が産休に入るため、東京から故郷に戻ってきた柏木ユリ(新垣結衣)が代役を務めることになる。ユリの美貌を目当てに男子生徒が相次いで入部し、特に部員の仲村ナズナ(恒松祐里)とは軋轢が生じ始める。そんなある日、ユリはコンクール出場を目指す部員たちに「15年後の自分」へ宛てた手紙を書くという課題を出す。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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15.どうせならエンドロールも合唱にしてほしかった・・・。
ケンジさん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2015-09-23 01:04:31)
14.某書店で原作本が大絶賛されていたので、小説を読むか、映画を先に観るかで少し悩んでいたのだが、先に映画を観て良かったと思う。
自分の15歳時がどうだったかを考えると・・・
どうでも良いが、ツェーザル・フライシュレンの詩(和訳)『勇気を失うな。くちびるに歌を持て。心に太陽を持て。』と書かれたポスターがすごく気になった。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 8点(2015-09-20 13:58:03)(良:1票)
13.映画自体上手くまとまってはいるが、如何にも教科書的というかあまり独創性が見られず、少々退屈。
色々泣けそうな設定を盛り込みましたという割にはそんなに深刻にならずにホイホイ進んじゃうんで、ちょっと軽いかなぁと。
見所は役者の演技でしょうか。ガッキーは普通だったけど、子役は良かったと思う。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 6点(2015-09-03 07:29:27)
12.風景もいいしさわやかですが、わざとらしい演出にどうしても少し引いてしまいました。でも泣いたのですが。。。
HRM36さん [映画館(邦画)] 5点(2015-08-18 09:39:06)(良:1票)
11.いやー懐かしい。中学生だった当時は練習から本番まで何もかもが嫌だった合唱コンクールも、今となっては良い思い出です。あの時に出会った思い出の曲たちが流れ始める度に時の流れを実感しました。完成度の高い映画です。いわゆる“泣き所”のシーンもこれ以上だと大袈裟になってしまいそうなギリギリのラインで絶妙に気持ちの良い感動ができるようになっていました。画もひたすら美しい。ただ、少し無難にまとまりすぎているような気もします。原作ありきなので仕方ない部分もありますが、出来ればもう一歩踏み込んだ映画を観てみたかった。子役たちの演技、とりわけナズナとサトルを演じた二人は素晴らしかった!そして木村文乃、美人!
Y-300さん [映画館(邦画)] 7点(2015-04-13 16:01:27)
10.《ネタバレ》  最近、新垣結衣がすっかり美人として定着して、ポッキーダンスやパパムス以来あしかけ8年もヲタやってる人間としては嬉しいやら面はゆいやらなんとも言えないんですが、それだけ長くヲタやってるからこそ言えることがあって。ガッキーって、実は顔立ちの造作の一つ一つが特に綺麗なわけではなくて、その美しさは微妙な配置と表情に由来する。従って本作のように、画面に映ってる多くの時間、不機嫌な表情ではあまり彼女の魅力が出にくいと思う。
 あと実はこの映画、ガッキーが主役になった時点でもう失敗作であることが決まったと思う。彼女が演じる音楽教師のエピソードがあまりにありきたりであり、なおかつ物語世界における彼女の存在感が薄くて。
 どう考えてもこの物語の中心は、父に二度も捨てられる少女と、自閉症の兄を一生支えるために命を授けられた少年。
 それなのに彼らが主役ではなく、音楽教師を主役にしたために、どうしてもちぐはぐな感じが。
 それを何よりも象徴するのがほとんどクライマックスとも言える、音楽コンクール出場者全員による大合唱シーン。
 ユリは歌ってないんだよね。すごく違和感が。
(批判のみになりましたが、ガッキーの基本点7点、+その合唱シーンで少し泣いたので1点)
rhforeverさん [試写会(邦画)] 8点(2015-03-28 17:52:55)
9.《ネタバレ》 爽やかな導入が素晴らしく本編も期待しましたが、種々のエピソードを盛り込んだ割には映画としての面白さに繋がっておらず、問題が解決したのかもはっきりせず消化不良で長く感じました。生徒たちの印象、演技や歌唱はとても良く、大人になって忘れていた何かを思い出させてくれるものは確かにあります。「マイバラード」凄く懐かしい。清々しいロケーションも最高でした。
DAIMETALさん [映画館(邦画)] 6点(2015-03-22 03:16:20)
8.ユリ役はミスキャストだったかもしれません。新垣結衣さんは愛くるしい笑顔が印象的な女優さんというイメージを持っていたので、この役(ピアノがめちゃくちゃ上手い不愛想な教師)とちょっとイメージが合いませんでした。生徒さんは素晴らしく、特にサトル役はよくこんな子見つけてきたなーと感心するぐらいはまっていました。ストーリーは小さな山場はありますけど、ほぼ平坦に進みます。悪い人もほとんどでてきません(ナズナの親父くらい?)。だからメインの合唱を楽しむという感じですね。
Yoshiさん [映画館(邦画)] 5点(2015-03-14 21:27:22)
7.《ネタバレ》 まず、舞台である五島列島の美しさに、否応なしに惹き込まれました。海に港に坂道に教会・・。どこもかしこも、実に映画映えするロケーションばかりでございました。 そして、女王様のようにお高くとまってるガッキーには、むしろいつもよりドキドキしたし (笑) 、道徳の教科書のように正しく、カルピスのCMにでも出てきそうな爽やかな生徒たちも、皆よかった。 もちろん、本作のテーマでもある、彼らの歌も素晴らしかった。序盤の「マイバラード」からして、すでに心をつかまれたというか、、それがまた最後に待ち構えていて、その大合唱の圧巻に私も心燃えました、、。 柏木先生の言葉、「ここにソプラノがいるね。アルトもいて。例のやつ、するしかないね」←これ、なんか好きでした。 「冷蔵庫にジャガイモがいるね。たまねぎもいて。にんじんもいて。カレーライス、するしかないね」←私はいつもこう (笑) ラストは見ての通り、「船出」ですね。それは生徒一人一人、そして柏木ユリにとっての、新たな人生の旅立ちも意味します。 もちろん、新たな旅立ちを戸惑うあなたの背中を力強く押してくれる映画でもある。 3月~4月あたりの、別れと出会いの季節にまた観たくなる映画です。
タケノコさん [映画館(邦画)] 9点(2015-03-14 19:08:28)(良:1票)
6.《ネタバレ》 同監督の『僕らがいた 前編』を、ロケも方言もまるで活かせていないと
かつては酷評したが、この変貌ぶりは何だろう。

恒松祐里が自転車で教会までの坂道を駆け下りていく冒頭のモンタージュの爽快さ。
学校の屋上や、緑の美しい小高い丘から碧い入り江を望む
『サウンド・オブ・ミュージック』的壮観がよく映える。

標準語で通していた新垣結衣が、本番直前に発する「あんたは一人じゃなか。」の
真情こもる響きは、やはりお国言葉でなければならないだろう。

樹々や髪を揺らす風、汽笛の響きの反復はモチーフとして勿論だが、
冒頭でフェリーのベンチに
寝そべる新垣の後ろ姿を捉えた水平移動は終盤の出航シーンで対照され、
風の渡る踊り場で見上げる男子の窃視は、見下ろす女子の窃視によって昇華される。

序盤の新入部員勧誘で歌われた「マイバラード」もまた、
二段構えのクライマックスとして会場ロビーの反響の中で反復されるのだが、
その歌声に囲まれる渡辺大知の喜びの表情が何より素晴らしい。

基本的なことだが、
本番時のピアノ演奏で新垣自身の運指をショットとして見せているのも良し。

教会の窓辺の石田ひかり、台所の木村多江ら母親の像を包む外光の演出も
さりげなくいい。



ユーカラさん [映画館(邦画)] 9点(2015-03-10 23:14:53)
5.《ネタバレ》 素晴らしかったです。個人的には人生ベスト級の音楽&青春映画でした。
まず脚本と演出について細部まで手が行き届いていて、とても丁寧な印象でした。例えば、臨時教師として柏木ユリが赴任してくる場面、ユリとその前任者で身重のからだであるハルコを並んで立たせることによって、ユリの大人としての未熟さ、成長する必要のある人物であると第一印象で観客に伝えている。またハルコに「(コンクールを見に行けるかは)この(お腹の)子、次第ね」という台詞で、コンクール当日まで長くて2,3ヶ月しか余裕が無いことを示している。こういう色々な情報を省略的に伝えている場面がとても多いです。並みの脚本ならダラダラ台詞で説明しているでしょう。
音楽をずっと10年以上演っている身としては、とても感慨深いというか、何故自分は演奏するのだろうという意味に気付かせてくれ、また共感させてくれた映画でした。それはこの映画ではハッキリと描かれている通りです。誰かを幸せにする音楽を奏でるために、私たちは演奏する。ユリの文集に書かれていた台詞ですが、その台詞をバックに、ナズナの心を癒すために、過去の恋人の死と決別するために、ベートーヴェンのピアノソナタ『悲愴』を奏でるシーンの感動は言葉では言い表せないものでした。尚、ベートーヴェンも実らなかった恋をした孤独な男です。また、そこで画面に映り込む、部訓でしょうか、「勇気を失うな。 くちびるに歌を持て。 心に太陽を持て。」という言葉もとても素敵だと思います。
そして人々を幸せにするために、また前に進むために、演奏するなら笑って歌おうという音楽に対する姿勢。それまで仏頂面を続けていたユリが「笑って」と言ってコンクールの舞台を始める。その時の彼女には序盤で見せていた未熟な面影など一切ありません。それを踏まえたコンクール曲「手紙 拝啓 十五の君へ~」の歌詞の素晴らしいこと!
ユリ以外にも、ナズナやサトルの個別のドラマも見応えがあります。両者共に自分が生まれた意味に対し苦悩しています。特にサトルについては、兄が自閉症を患っているという設定が出て来ます。以前に自閉症の方の著書を読んでどういう癖や傾向が出てしまうのかを浅く知ったのですが、映画で描かれる症状の描写はとても的確だったように思われました。
民朗さん [映画館(邦画)] 10点(2015-03-09 22:50:41)(良:1票)
4.《ネタバレ》 15の私は、長崎で中学生をしていました。
(とはいっても、五島で暮らしてたわけでもなければ
行ったことすらないのですが。)
作中で話される懐かしい長崎弁
大好きなアンジェラ・アキさんのメロディに乗って
展開されるストーリー。
そして、出演者の中学生、
みんな、なんて純粋で、優しくていい子たちばかり何だろう。
そんな心根とは関係なくいろん困難がふりかかる。
だけど彼らは、彼女たちは、純粋に真っ直ぐに...
恋人の事故死がトラウマとなってピアノが弾けなくなった先生というのは
確かに現実にはあまりいないかもしれないけども、
だからこそ、「都会から来た臨時の先生」という設定が生きる。
自閉症の家族、女を作って娘を捨てた父
こういったものは、実は田舎では結構目にするし耳にする。
塚本先生が言ってたように狭いコミュニティーなので「みんな知っとる」のです。
私には、こういった設定は、懐かしく、リアリティーを感じさせました。
作中でコンクールが行われる長崎市公会堂は15の私が本当によく行った場所でした。
当時と変わらない、あの建物がとても懐かしく
そういった風景が、よりいっそう、
15の時を鮮明にして、作品世界へ引き込んでくれました。

気づいたら、ボロボロと涙している自分がいたりしました。

15のボクは、もうすでに、15年前の二倍も前のボクだけど、
15のボクへ
今日、ボクはキミにもう一度会うことができた。
そんな気がするよ。
りけいさん [映画館(邦画)] 8点(2015-03-09 21:12:24)(良:1票)
3.題材は良いと思うのだが映画に深みが足りないように思う。(なぜピアノが弾けなくなったのか、どうしてまた弾き始めたのかなど) 先生役の新垣結衣よりナズナら中学生のはつらつさが光る。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 6点(2015-03-09 14:53:29)
2.《ネタバレ》 "生き死に"の物語を4つも畳み込んで来て、完全に泣かせにかかってて、青春映画なのにそこまでしないと主人公が前を向けないってどういう事って、思ってしまった。でもまあ、殆どの人がまんま泣かされるんでしょうけど。

-ここからネタバレ-

・主役は、自分のピアノのせいで恋人が亡くなったと思ってピアノが弾けなくなった産休代理の元ピアニストの先生。
・その同級生で心臓が弱いのに子供を産む決心をしたコーラス部の顧問の先生。
・母親が自分を産んだのが影響して亡くなり、父親も女を作って出て行ってしまったコーラス部部長の女子生徒。
・自閉症の子供が産まれた為に、両親が自分たちが死んだ後に面倒をみさせるために生まれて来たと思ってる男子生徒。

全ては物語の後半で明らかになるのだが、田舎の村の中学校の話にしては、リアリティが無さ過ぎて、泣ける映画がいい映画とは限らないという見本の様な作品。
MIDさん [映画館(邦画)] 7点(2015-03-05 23:29:19)
1.《ネタバレ》  脚本はちょっと音痴な気もします。
 原作由来なのかもしれませんが、色々とドラマを盛り込み過ぎ。特に先生がピアノを弾けなくなる原因となった過去のエピソードは定番過ぎちゃってて。この監督の過去作品にも同じネタが登場してますし。
 女子生徒のモノローグで始まりながら先生のモノローグで終わるという構成もツッコミどころ。

 だけど、今の日本の風景の美しさを切り取り、ドラマの中に生かしてみせる三木監督の手腕がここでも存分に発揮されています。青い海、五島列島の美しい島影、人々の暮らす家並み、そこで生きる中学生達の生が、その風景の中に溶け込んで。
 海、船、汽笛、風といったキーワードとなる要素が元となった『手紙~拝啓 十五の君へ~』という歌の持つイメージを大切にしていて。
 そしてもちろん、十五歳なりの苦悩、切ないドラマがあって。

 キャラ的には、ずっとご機嫌ななめ状態のガッキーも良かったのですが、何と言ってもソプラノの少年、彼が全部持っていっちゃったような感じで。彼のあどけなさと彼が抱えたものの重さとのギャップに胸が痛く、ずっと彼を中心に映画を見ていました。

 これまで何度か「今の日本の風景を捉えた青春映画」が大切、ってレビューに書いてきましたが、三木監督は今、最もその理想を表現している監督だと思います。
 「今」から「明日」へと向かって進む道を示したこの映画、監督の真骨頂が発揮された作品でした。
あにやん‍🌈さん [試写会(邦画)] 9点(2015-02-19 23:04:44)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 6.89点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.86%
5514.29%
61028.57%
7720.00%
8617.14%
9514.29%
1012.86%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review3人
4 音楽評価 8.75点 Review4人
5 感泣評価 8.75点 Review4人
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