【カイザー・ソゼ】さん 8点(2004-01-21 01:49:47) |
7.モジを熱演しているジェラールがカッコ良すぎですね。繊細さや美しさはそのままなのに、ささくれた精神を痛いほど感じます。それに、女優陣も美しい。ボロウスキーも渋い。キャストは完璧です。アメリカの金持ちのホテルの部屋でゴッホの言葉を口に出すモジの表情に感動しました。ラストシーンは、『Fine』じゃねーよ!と、切なさに声をあげてしまいました。 【fero】さん 7点(2003-12-08 11:38:26) |
6.実際、この映画を観てモジリアニを知った。全く売れない絵、それでも描き続ける魂。ジェラールの演技自体もあろうが、設定が人によっては共感をもつのではなかろうか。また彼の瞳のもつ訴える力は感じる。花さける騎士道などの他の作品とその演技をくらべてみるのも面白い。 【トラヴィス】さん 7点(2003-06-16 10:04:38) |
5.いい映画なんだろうけど、現代の映画を見慣れている世代にとっては退屈かも。 【レンジ】さん 4点(2003-04-25 21:20:45) |
4.とにかく主演の二人が美男美女。それだけでも楽しめる。36歳の若さで早世したジェラール・フィリップだが、もし長生きしていればアラン・ドロンなんて歯牙にもかけない俳優になっただろうな。フランス俳優の魅力はハリウッドの連中にはない内面から滲み出る色気だと思う。 |
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2.私にとってのパリ、そして芸術家というものを体言してくれた映画。カルチェ・ラタンに宿を取ってパリで遊学していたことがあるので、痛いほど映画に漂う空気が理解できました。そしてジェラール・フィリップの美しさ!アヌーク・エーメの清楚さ!50年代のフランス映画って美形俳優満載だったんですねえ。しみじみ、芸術家には理解者が必要なのだと痛感しました。 【なな】さん 8点(2003-02-19 20:16:52) |
1.モジリアニの生涯を描いた映画。けだるく、暗く、そして悲しい。主役のジェラール・フィリップのカッコよさ、妻ジャンヌ役のアヌーク・エーメの透き通るような美しさが余計切ない。最後のシーンはあんまりだ・・・(昔の映画はハッピーエンドとそうでないのがホント、ハッキリしてるよね) ジェラール・フィリップが映画公開翌年にモジリアニと同じ36才で亡くなったこと、そして実際の妻のジャンヌはモジリアニが死んだ翌日に自殺しているという事実がなおさら胸を打つ。この切なさに8点。 【下目黒】さん 8点(2002-02-28 16:25:25) (良:1票) |