4.《ネタバレ》 いやあ楽しかったです。予告編を見ていたときは、どうも勘違いしていたようで、あのオカルト趣味の女の子が変身しちゃうのかと思いきや、”たかびー”なチアリーダーの子だったんですね。外国人としては背も低くて冴えない男のロブ・シュナイダーが上手いですねえ。トム・ハンクス同様、目の演技に注目です(笑)。ぐるぐる回しちゃうのが好いですね。精神状態が女子高生のまま男の外見になるとどうしてもオカマっぽく見えてしまうのは残念ですが(笑)。ところで、みなさんお書きの通り、アンナ・ファリスはホントに可愛かった! 「最終絶叫計画」シリーズでは3をのぞいて黒髪なので、今ひとつパッとしないのですが(でも一生懸命さが好きですけどね)、本作は金髪でとってもキュートです。"Oh, my God!"を連発するときの表情と声が私の心を鷲掴みです(笑)。ストーリー的には、いかにして入れ替わった身体を取り戻すかというのが焦点になってくるんですが、夫婦の愛情問題、姉弟愛、継母と娘の愛などがさりげなく盛り込まれて、なかなか楽しめます。暴力的なバスケットで男らしさを強調する父親と使用人(実は娘)との会話など、なかなかほろりとさせられますし、犬と弟がいち早く正体を見破っているという設定も楽しいです。韓国系のお母さんのヒップホップとあの車は大笑いだけどね。そして何よりもあのバーテンダーがラストでああいう形で出てくるとは!もう大爆笑でした。細かい突っ込みを入れるといろいろある(たとえば、どうして最初にイアリングが片方だけ落ちたんだ?とか(笑))のですが、そういうことを度外視して、何度も観たくなる楽しい映画でした。最後にひとこと→「女性の皆さん、男のひげ剃りは大変なんだよ!(笑)」