16.《ネタバレ》 予告からして、グロイ。怖い。って感じでしたけど、個人的にはこの手の映画慣れてるんで、そこまでグロイとかは思わなかったです(見慣れてない人にはきっついかもしれないですけど) この映画の一番のポイントである衝撃なラストなんですが、やはり衝撃でしたねー。さすがにあれは予想できんかったっす。あのテープレコーダーからのくだりはなかなかなもんです。 途中のテンポの良さと俳優陣の演技と衝撃のラストで7点なんですけど、ストーリーは結構強引っすね。登場人物は見ている我らの裏を付く仕掛けを用意している訳なんですけど、あの犯人がここまで用意周到な出来たんでしょうか?まー。以下、疑問をあげてみるっす。 1.毒という理由であそまで人(実行犯の彼)をコントロールできたんでしょうか? 2.あの場所に「マジックミラー」「カメラ」「電気の通るチェーン」「電気を通す為のリモコン」「ちっちゃい隠し場所」「×で光る仕組み」って一人で事前に用意できるもんでしょうか? 3.二人の男をぶったおした上に、あそこまで運べるんでしょうか?(真犯人じゃなく、実行犯の彼では時間の関係上無理では?西村京太郎並の壮絶タイムスケジュールで出来たとしても、奥さんにさくっとやられるような腕力だと無理のような)。 と、言う疑問は鑑賞後結構立ってから出てるんで、鑑賞中はかなりドキドキしながら見たもんです。 噂によると続編が出るという噂ですが、キューブみたくならんようにしてほしいもんっすね |
15.《ネタバレ》 終始緊張状態で静と動がはっきりしていた。お前かー!!!って奴が・・・。 【モチキチ】さん 7点(2004-11-17 15:06:42) |
14.非常に惜しい感じがした。けど出尽くした感のあるこの分野でこのクオリティはたいしたもんだ。痛い描写が結構きついかもね。 【海夫の夏】さん 7点(2004-11-11 14:55:53) |
13.《ネタバレ》 あれほどのことを仕出かすには、犯人の動機が弱いかな~とか、皆さんがおっしゃってるように、レクター博士のように観ている人を惹きつける犯人ではないかもしれないけど、この手の映画の中では、かなり怖くて面白い方でした。後味が……なので、何度も観返したくなるような映画ではないのですが、観ている最中はのめり込むことができました。この手の映画が好きな人にはオススメできます。 【チャコ】さん 8点(2004-11-10 15:42:33) |
12.《ネタバレ》 M・ナイト・シャマランの廉価版、という感じ。オチが分かると二度見たくなる映画ではない。その理由は、映画の中にトリックとオチ以外のドラマというべき部分がほとんどないから。テレビのクイズ番組の推理モノの再現ドラマみたいだ。で、その肝心のオチだけど、無粋を承知で書けば、明らかに破たんしてる。例えば、犯人は○○の状態で普通の人より行動が制限されるはずなのに、たった一人で事前にすべての仕掛けを準備し、あれだけの人数の人間を同時にトリックにはめ込めるだろうか。また、「遅効性の毒」とやらを盛られたあの男が、犯人の指示通りに動かなければ、すべての仕掛けが壊れてしまう。指示に従えば自分は極刑も予測される重罪。ならば、一体どんな毒物なのか分からないが、まず病院に行くか、警察に行くのが普通の判断ではないだろうか。低予算で作られたそうだし、若い監督を登用したインディーズ系の映画会社らしい勢いみたいなものがあって応援したい気持ちにもなる。でも、シャマラン監督の作品が当たっているからと言って、こんな映画ばっかり出てくると、サスペンスものを見る気がしなくなる。 【しまうま】さん 2点(2004-11-09 23:25:00) (良:5票) |
11.《ネタバレ》 『ソウ』、逆から読めば「嘘」。うぐぐ、騙される事はこんなにも快感。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-11-07 21:18:44) (笑:2票) |
10.僕は池袋のシネマサンシャインでこの映画の大きなポスターを見て、「あ!このバスルームにいってみたい!」と思いました。今日観て、結論から申しますと、あのバスルームには入れませんでした。すなわち、映画に入り込めなかったということです。そんなかんじでレビューです。 いきなり始まる導入は『CUBE』よりも彩り豊かで具体的でショッキング。 犯人が仕組んだ数々の殺人は『セブン』よりも残酷で不条理で論理的。 ではなぜ僕の中で『ソウ』はこの2者を越えられなかったか。バスルームに入れなかったのはなぜか。僕はかの『12人の怒れる男』のような密室サスペンスを期待していました。水がピチャンと落ちる音が聞こえるような静寂の狂気を欲していました。向かい合う鎖でつながれた男二人がだんだんと正気を失っていく様を見たかったです。が、実際は「うおーーー死体だーーーーー!!!ぎゃーーーー!!!ぐるぐるーー!」って感じで、映像は回る回る!音楽はがなるがなる!とにかくハイテンションで、暴走したホーンテッドマンション状態でした。サスペンスドラマ映画というよりはバイオレンスアクション映画だったです。話の進行軸があのバスルームから外に漏れて進んでしまったり、バスルームのおおまかな構造と大きさを最初に提示してくれないもんだから、あの密室の広さも狭さも汚さもよくわからず、要するに、なんだかあのバスルームに自分がい居る気になれないのです。感情移入の対象(それは人物に限らず、場所や部屋も含まれます)が定まらなかったです。後ろからついていくスタイルの鑑賞。それはそれで怖くてハラハラして良いんですが、結末の衝撃を盛上げる為にも、もっと静かに冷ややかに描いて欲しかったとおもいます。とはいえ見応えはありました。この映画創った監督はどこのだれ? |
9.《ネタバレ》 《注意!ものすごくネタバレしています。結末を言ってしまってます。未見の方は決して読まないでください。後悔しても私の責任ではありません。》これはすげぇっス!予備知識もほとんどなしで何げなく見に行ったら、これが今年最大の拾い物でした。全編に渡る張り詰めた緊迫感がすさまじく、久々に躍動しまくってるサスペンスに出会いました。サスペンス映画ってのは基本的に「静」の展開をベースにしているものですが、この映画は徹底的に「動」。画面の展開がとかアクションがという意味ではなく、この映画は話が終始動き続けてるんです。次第にベールが剥がされていくような謎解きが全編に渡るのですが、その情報量の割りに破綻を招かない絶妙なテンポ、知らず知らずのうちに張り巡らされていく伏線の数々、そして至る驚愕のラスト。やってくれますよ。映画を見てて久々に「やられた」って思いました。さらに残虐描写が話の緊迫感をフォローし、恐るべき緊迫感を生み出します。スプラッターのキツさで言えば「ハンニバル」など言うに及ばず、「テキサス・チェーンソー」をも越えていると思います。そんな素晴らしい傑作なのですが、欲を言えばもっと登場人物の葛藤を描いてほしいかったです。なにせジグソウの狙いはそこにあった上に、結局この映画はジグソウの思惑通りの結末を迎えるわけですから、やっぱりそこはきちんと落とし前つけとくべきでしょ。主人公達が犯人に怒り、そこから自分の運命に絶望し、そして己の過ちを悔いる場面もきちんと見せてくれれば、ラストがさらに意味深いものになったと思います。それにしてもラストは悲惨でしたけど。妻と娘に危険が迫っていることを知り、ついにゴードンは家族の大切さを思い知るわけです。一方、何とか危険を脱した妻はゴードンの無事を確認するために電話をするのですが、ゴードンはそれを助けを求める電話だと勘違いし、自分の足首を切断してまで脱出を図るのです。しかし、恐らくゴードンを待っていたのは死でしょう。出血多量で死んだか(ワイヤーで死んだデブは脱出時の出血多量が死因とありましたから、それが伏線に当たると考えられます)、そうでなければジグソウに殺されたか。正しいことに目覚めた主人公が、その瞬間に死を迎えるだなんて、これほど悲惨な話はありません。 【ザ・チャンバラ】さん 9点(2004-11-05 01:09:01) (良:1票) |
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8.期待しないで行ったら意外といい映画だった、という情報を仕入れてしまって、期待して行ってしまったら、、ひとことで言えば惜しい映画、かな。アイディアはよかったんだけど、あちこち雑な感じが。もっと細部までつめてれば最後ももーっと生きたと思うんだよな。残念。 【馬飼庄蔵】さん 7点(2004-11-04 18:25:00) |
7.全ては私の先入観の所為。ほとんど情報を仕入れず、「大評判の密室不条理ミステリー」だとばかり思い込んでたので、「数多ある猟奇連続殺人モノの一つ」だったことに、とにかく拍子抜けしてしまった。ラストにしたって「そうだったのかっ!」ではなく、「な~んだ…」程度の印象。うるさい編集と音響にも特別な新味は無い。【六本木ソルジャー】さんの仰る様に、被害者達が全く繋がってこないのが最大のマイナス要因だと思う。どうせ予算も限られてた訳だから、医師、カメラマン、犯人、死体の四人だけに物語を絞って、脚本をもっと煮詰めた方が良かった。ということで、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-11-03 12:37:18) (笑:1票) |
6.前評判では「CUBE」「セブン」と比較されていたので超超超×100期待して見に行ったのですが、正直思った程ではなかったかな。確かに個々の設定とかは面白いんだけど、全体的に巧くまとまり過ぎている感があるかな(贅沢を言うようだけど)。監督はダリオ・アルジェントとデビット・リンチを意識したらしいけど、それならもっと壊しても良かったんじゃないかなあ~。物語全部の説明と辻褄を合わせに行ってるのも丁寧でいいんだけど、妙にこなれている感じに初々しさが無いのも事実。でも普通に面白いです。今後の期待も込めてということで。 |
5.《ネタバレ》 もう久々のヒットですね!みごとにいかれてしまいました。たしかにあら探しすると色々みつかるのですがそれを許してしまえるくらいハイテンションでラストまでぐいぐい持っていきます。最近のどんでん返しものはオチがわかったときそれずるいというのが多かったのですがこれは素直に納得!その点でいいですね。でも犯人がわからないラストもそれでよかったかも。 【とま】さん 9点(2004-11-01 21:30:42) |
4.久々に「いい映画見た!」と思えました。とにかく最後の3分が濃すぎです! そして何より俳優の演技が素晴らしい!!途中、その演技に目頭が熱くなってしまいました。この映画の世界観もかなり好きです。でもハラハラ感は、私の中では羊たちの沈黙やテキサスチェーンソーの勝ちでした。しかし、おもしろかった。まじで。 【ヨッシィ】さん 9点(2004-11-01 15:39:30) |
3.こわ~。直視できない場面がところどころありました。「CUBE」「セブン」をうたっていますがハラハラ感ではその二つを超えてました。しかも最後にあのどんでん返し!「ユージュアル・サスペクツ」を彷彿とさせます。あ~こわかった!! 【ジョナサン★】さん 9点(2004-11-01 10:03:40) |
2.素直にめっちゃ面白かったです。『セブン』だ『CUBE』だという宣伝文句に却って身構えてしまい、この手の宣伝文句ではまず大したことはなかろう、と予告編ではそれほど期待してなかったんですけど、何しろ配給がLION'S GATEなわけで・・・これは微妙ですよね。登場人物2人の密室劇を想像してましたが、かなり掟破りのカットバック大乱用、これは新しかった。一見だらだらとまとまりのない回想談に見えて個々のモチーフがそれぞれに緊張感溢れるホラーの手法で撮られているのでいちいち緊張できましたし、それぞれにメリハリがありました。パズルに特化した奥行きもな~んにもない作品ですが、何にもない上にパズルにもなってない作品が山のようにあることを思えば、これは頭一つ抜きん出ていると思います。「オマエ、なんで○○せんのや~」と内心叫んでしまうツッコミどころはそれなりにありますが、パズルのためには必要な展開なのでやむなし。この図太いワタシが思わず目を覆ってしまうショックシーンあり、ズシン!と客席が揺れる仰天シーンあり、少々行き過ぎたきらいはありますが、今どきやるならココまでやらないと。というわけで大判振る舞いの10点です。どうも私の10点は乱発しすぎて値打ちが下がっているように思いますが、少なくともポスト『セブン』を宣言したあまたの作品の中ではこれまでに一番面白コワかったです。まあそもそも私はパズルとしての『セブン』は1ミリも評価していないので(笑)そういう意味ではこっちの方が上じゃないですか。ありがちな映画でないことだけは確かです。久しぶりにいいものを見ました。 【anemone】さん 10点(2004-11-01 01:41:50) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 「なんかヘタレな犯人のB級グロ映画だな…4点くらい?」 ラスト10分までそう思ってた。 全てを見終わってからの感想は…8点。 久しぶりに見事などんでん返しを見せてもらいました。 映画って最後まで見ないとわからないものだな、と再認識させてくれた傑作。 【ふくちゃん】さん 8点(2004-10-28 23:11:26) |