120.いや、かなり良く出来た作品だと思います。7つの大罪をテーマにした映画ですが、最初の殺害現場のシーンからして、あまりのインパクトの強さに思わず引き込まれ、次々に発見されていく犠牲者の酷い死に様たるや、引いてしまう程のインパクト。それを2人の対称的な刑事が解決へと導こうとするのですが、途中で犯人が名乗り出て来たときは「えっ、これで結末なんて無いよね?」と思いましたが、まさか、あんな結末で「7つの大罪」を完成させるとは・・・。楽しめましたし、確かに面白かったんですが、あまりの後味の悪さ、救われなさが私的にはちょっと、って事で、この点数で・・・。(ラスト、アレでないと作品の完成度が落ちてしまうのかもしれませんが、子供が死ぬ、とかは私は絶対、イヤなんで。) 【daddy】さん 7点(2002-10-29 10:16:05) |
119.犯人がラスト近くになって、初めて姿を現す・・・途中で変装やら影やらで一部出てきているとはいえ、大胆な演出だなぁと思った。まだケビン・スペイシーの事をよく知らない時期だったので、この人が「ユージュアル・サスペクツ」のアレや「アウト・ブレイク」のメガネのナニと同一人物だったのかと判りまた衝撃。登場人物同士の人間関係が必ずしも上手くいってない不快感。雨に濡れながら捜査を続ける不快感。事件の全貌(犯人の目的)が読めない不快感を引きずりながら呆然の最後の結末へ・・・。 |
118.ラストがマジで衝撃です。ケビン・スペイシーを殺したくなります。。愛する妻を失う気持ち、、、、、、はいないのでイマイチわかりませんが、ブラピさんの演技でわかったつもりになれます。いやーな気持ちになりますが、映画としては意外性にあふれていていいですよ。 【俺様映画通】さん 8点(2002-10-18 20:59:30) |
117.「犯人の目的は?」 理由も分からないまま、荒野への道を走られせる車。あんな悲しい結末が待っていようとは・・・。こんなにドキドキした映画は他にもあまりありません。 【カエル】さん 10点(2002-10-14 00:29:25) |
116.ほぼ全編を雨で彩ったLAから、ラストは雨にも見放されたような荒野での結末。鬱陶しい雨が、それでも神からの恵みであるのなら、枯れ果てた荒野での結末との対比は、見事。また、若手刑事の功名心や向こうっ気の強さと、老練刑事の人生の諦観や現場への未練の対比も、また見事だ。ラストは、製作側もサマセットに撃たせるか、ミルズに撃たせるかで揉めたというが、それまでの伏線を思えば、あのラストでなければ映画が終わらないだろう。ダンボールの小包の描写は、「ヒッチャー」を思わせる無気味さを漂わせるが、この段階で、ミルズが犯人を殺すなという推測が出来るので、それ以外では不自然になる。いずれにしろ、いかにもキリスト教圏の映画だし、「衝撃のラスト」「結末はあまりにインモラル」という評も、いかにもキリスト教圏の評。仇討ちを是とし、覚悟の散華を美徳としてきた、そんな種族的記憶がまだある日本人にとっては、どちらかというと納得のラストだった。この後、あちらは陪審員制なので、状況的にいっても、ミルズは無罪になるだろうなぁ。それどころか、黒人刑事に非難が集中するような気がする。「何故もっと必死に止めなかったのか」「白人に罪を犯させたかったのか」なんて。もっとも、それがまた、ミルズを絶望に落とすんだろうけど・・・。ラスト、犯人を射殺するまでのブラピの葛藤は、出色である。 【Y-N】さん 9点(2002-10-03 03:13:25) |
115.ビデオ吹替えバージョン(レンタル)で見たんですが、犯人の吹替えの声がよかった。やけに歯切れがよくて説得力さえありました。あの声だと、あの犯人が喜劇役者的に見えてしまい、なんとも面白かったです。ラストの場面で犬が死んでいるのをモーガンが見つけたとき、犯人が「私ではない」と真面目な顔をしていうところなど爆笑でした。最終的には、犯人を見るだけでなんだか笑えました。だから僕は無意識に、この映画を、大掛かりなコント、として見てしまったのかもしれません。映画の内容に相応しくないコメントをお許し下さい(書き終わる間際、このREVIEWがあの声のあの口調でしゃべられていると考えてしまい、再び爆笑しそうになりました、なんまいだーぶー、なんまいだーぶー、ちい~ん)。 <追加>犯人が自宅前で発砲したときからの音楽の金管の響きいいです。やるな、ハワード・ショア。 |
114.間違いなくフィンチャーの最高傑作だと思う。彼の不可解な世界観がこの映画ではうまく反映されてる。ここまでバッチリひどい終わり方してくれるとは。「悪」の映画としては最高。 【AJ】さん 10点(2002-09-29 02:59:07) |
113.いや、いや、恐い映画です。恐ろしい映画です。サイコ・サスペンスの最高峰は「羊たちの沈黙」と思っていましたが、それに並ぶ位の出来。もっと暗くて、どんよりしていて…。本当にショックでした。 【野ばら】さん 10点(2002-09-26 17:29:58) |
112.映画を観なかった僕に、観ようと思わせた映画でした。「映画はこれがありなんや」と。当時のインパクトはいまだに忘れられません。ただ、これ以上のインパクトとの出会いのために10点はつけません 【ようすけ】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2002-09-23 03:01:41) |
111.非常に良かった。この映画のブラピが一番かっこいいと思うし、モーガンの渋さも再認識。雨ばかりの陰鬱な雰囲気も映画にあってて最高。ラストもだんだん嫌な予感が現実になっていく演出が最高。ただ途中はしょり気味なところと、犯人をあっさり突き止めちゃうところが残念。長時間になってもいいからもっとじっくり見たかったなあ。とにかく、必見です。 【ぽんぽん】さん 10点(2002-09-21 11:19:11) |
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110.キリスト教の7つの大罪がテーマなので、宗教的な面からすれば訳わかんない。単純にサスペンスとして観ましょう。 【phantom】さん 7点(2002-09-19 02:17:20) |
109.あの土砂降りの雨や夜の暗闇の中に沈んでいる映像の雰囲気がとても好きだ。特に図書館で調べ物をしているシーンがとってもおしゃれ。モーガンの堅物刑事役もはまってる。キッチンでモーガンが突然吹き出すシーンでは自分も一緒に爆笑してしまった。 【JOMO】さん 10点(2002-09-17 21:51:16) |
【宇治茶】さん 2点(2002-09-17 16:02:31) |
107.ラストは見え見えながら、やっぱり哀しい。どうしても「羊たちの沈黙」と比べてしまうけど、何ていうのかなぁ・・・この作品の犯人は底の浅いただの異常者で「羊たち~」のレクターくらい凄い、尊敬の念すら抱くような異常者ではない分ちょっとイライラする。2~3緊張感が途切れてしまうシーンもあったしね。そこはラストに繋がる重要なシーンでもあったんだけど。 【C-14219】さん 8点(2002-09-17 06:26:41) |
106.よくわからない・・けど、そのよくわからないテイストがなんとも奇妙で不思議でひきつけららる。メッセージ性がなく、「ヤマなし・オチなし・イミなし」(あ、ヤマはある!)的な作品といえるか?・・すごく説明しにくいです。おそらくこの映画のとり方は十人十色なんだと思います。最高と言う人の意見も理解できます。最低と言う人の意見も理解できます。よくわからないと言う人の意見も理解できます・・・ 【くらげ】さん 7点(2002-09-08 16:48:21) |
105.うーーん、基本的にこわいの嫌いなんじゃけど、がんばりました。そしたら、けっこう良かった!最後は悲しかった。。。なんか好きです。こんどからこういう系のも見てみます…!!!! 【こぶ】さん 8点(2002-08-24 09:33:23) |
104.ブラピ大好き!!パルトロウさんもステキ。この映画を見てから洋画ファンになっちゃった。 【こおろぎ】さん 10点(2002-08-21 23:24:21) |
103.確かに凄い作品かも知れない。でも、観上げてからのこの後味の悪さときたら・・・。じゃーこのテの映画観るなよって言われそうですが、仕方ないじゃん、プラビ出てんだから。 【ラッシー】さん 5点(2002-08-15 00:08:06) |
【ビッケ】さん 10点(2002-08-08 20:33:09) |
101.ラストはやはり衝撃的。公開当時、見終わった観客の顔が全員、ジェットコースター酔いみたいな顔でした。後味が悪いけど、「良かった」と言ってしまう不思議な映画。ただ、キリスト宗教崇拝主義国であれば、7つの大罪のバックボーンが効いたのだけど、日本はその辺りが希薄なので「気持ち悪」だけが残ったかも。ラストばかり言われるが、トゲトゲ器具で性交させられるのも、やっぱイヤだった。 【TAKE】さん 8点(2002-08-07 03:42:02) |