120.7つの大罪をテーマにむごたらしい死体シーンが強烈でした。あっと驚く締めくくりに圧巻。 【dp】さん 10点(2002-11-16 23:14:36) |
119.デヴィット・フィンチャー、ブラッド・ピット両者の作品中で最高傑作。 【サスペンス命】さん 10点(2002-11-16 12:40:07) |
118.本作の主演は、サマセット=フリーマンであり、対峙するのはジョン・ドゥ=スペンシーであって、ミルズ=ピットは狂言回しである。狂言回しが適当でないなら、水先案内人である。本作のように、主演も対峙者も表面に出て積極的に動かないキャラクターである場合、物語を進行させる役がどうしても必要なのである。それが、ピット演じる自信家で過熱気味の若手刑事ミルズである。だが、この役所は、物語を引っ張っていく牽引力は必要だが、主演になっては駄目なのだ。ミルズが過熱気味に暴走すればする程、主演のあるいは対峙者の深みなり底知れなさなりが強調されれば、ミルズの狂言回しの描き方は成功したと言え、フィンチャーは、実に巧みに描いている。ただ、物語の収束は、いささか物足りない。スペンシー=ジョン・ドゥが「妬み」の罪を引き受けて半ば自殺的に殺されるのでは、いかにも自己満足の所産に過ぎない。当て馬にされたミルズこそ、いい迷惑である。物語の展開からすれば、ラストは、署に戻ってきたサマセットに、ジョン・ドゥの弁護士が依頼人から預かったメッセージを渡し、そこに「妬み」の文字と、そもそもの発端だった失楽園のフレーズを見て愕然とするサマセットの方がインパクトがある。「いかにも沈着冷静を取り繕ってきた老練の刑事さん、貴方だって例外ではない」と。ミルズの若さ、向こうっ気の強さ、愛する妻、愛する努力、そして授かった子供への自覚の無かった妬み。本作中のサマセットの苛立ちとは、そういうことではなかったか。自分だって、そういう年齢があったにも関わらず「若いって、いいわねぇ」とは、年寄りの常套句であり、何より、七つの大罪の中で、「妬み」こそ、おそらくは誰もが持ち、避けられない負の感情であるはずだから。いずれにしろ、本作は、ブラッド・ピット主演と思って観ると、何か消化の悪いものでも食べたような気になることは間違いない。 【由布】さん 9点(2002-11-04 00:57:45) (良:1票) |
117.流石!デビット・フィンチャー監督。演出も最高でした♪ 【ナナ】さん 10点(2002-11-03 03:12:34) |
116.7つの罪を殺人に...。死体が気持ち悪かった。やっぱ最後の奥さんの生首事件がドキドキ。 ケヴィン・スペイシーの不適な笑み、ブラッド・ピットの抑えられない憎しみの演技が好き。 【トトロ】さん 6点(2002-11-01 04:21:06) |
115.いや、かなり良く出来た作品だと思います。7つの大罪をテーマにした映画ですが、最初の殺害現場のシーンからして、あまりのインパクトの強さに思わず引き込まれ、次々に発見されていく犠牲者の酷い死に様たるや、引いてしまう程のインパクト。それを2人の対称的な刑事が解決へと導こうとするのですが、途中で犯人が名乗り出て来たときは「えっ、これで結末なんて無いよね?」と思いましたが、まさか、あんな結末で「7つの大罪」を完成させるとは・・・。楽しめましたし、確かに面白かったんですが、あまりの後味の悪さ、救われなさが私的にはちょっと、って事で、この点数で・・・。(ラスト、アレでないと作品の完成度が落ちてしまうのかもしれませんが、子供が死ぬ、とかは私は絶対、イヤなんで。) 【daddy】さん 7点(2002-10-29 10:16:05) |
114.犯人がラスト近くになって、初めて姿を現す・・・途中で変装やら影やらで一部出てきているとはいえ、大胆な演出だなぁと思った。まだケビン・スペイシーの事をよく知らない時期だったので、この人が「ユージュアル・サスペクツ」のアレや「アウト・ブレイク」のメガネのナニと同一人物だったのかと判りまた衝撃。登場人物同士の人間関係が必ずしも上手くいってない不快感。雨に濡れながら捜査を続ける不快感。事件の全貌(犯人の目的)が読めない不快感を引きずりながら呆然の最後の結末へ・・・。 |
113.ラストがマジで衝撃です。ケビン・スペイシーを殺したくなります。。愛する妻を失う気持ち、、、、、、はいないのでイマイチわかりませんが、ブラピさんの演技でわかったつもりになれます。いやーな気持ちになりますが、映画としては意外性にあふれていていいですよ。 【俺様映画通】さん 8点(2002-10-18 20:59:30) |
112.「犯人の目的は?」 理由も分からないまま、荒野への道を走られせる車。あんな悲しい結末が待っていようとは・・・。こんなにドキドキした映画は他にもあまりありません。 【カエル】さん 10点(2002-10-14 00:29:25) |
111.ほぼ全編を雨で彩ったLAから、ラストは雨にも見放されたような荒野での結末。鬱陶しい雨が、それでも神からの恵みであるのなら、枯れ果てた荒野での結末との対比は、見事。また、若手刑事の功名心や向こうっ気の強さと、老練刑事の人生の諦観や現場への未練の対比も、また見事だ。ラストは、製作側もサマセットに撃たせるか、ミルズに撃たせるかで揉めたというが、それまでの伏線を思えば、あのラストでなければ映画が終わらないだろう。ダンボールの小包の描写は、「ヒッチャー」を思わせる無気味さを漂わせるが、この段階で、ミルズが犯人を殺すなという推測が出来るので、それ以外では不自然になる。いずれにしろ、いかにもキリスト教圏の映画だし、「衝撃のラスト」「結末はあまりにインモラル」という評も、いかにもキリスト教圏の評。仇討ちを是とし、覚悟の散華を美徳としてきた、そんな種族的記憶がまだある日本人にとっては、どちらかというと納得のラストだった。この後、あちらは陪審員制なので、状況的にいっても、ミルズは無罪になるだろうなぁ。それどころか、黒人刑事に非難が集中するような気がする。「何故もっと必死に止めなかったのか」「白人に罪を犯させたかったのか」なんて。もっとも、それがまた、ミルズを絶望に落とすんだろうけど・・・。ラスト、犯人を射殺するまでのブラピの葛藤は、出色である。 【Y-N】さん 9点(2002-10-03 03:13:25) |
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110.間違いなくフィンチャーの最高傑作だと思う。彼の不可解な世界観がこの映画ではうまく反映されてる。ここまでバッチリひどい終わり方してくれるとは。「悪」の映画としては最高。 【AJ】さん 10点(2002-09-29 02:59:07) |
109.いや、いや、恐い映画です。恐ろしい映画です。サイコ・サスペンスの最高峰は「羊たちの沈黙」と思っていましたが、それに並ぶ位の出来。もっと暗くて、どんよりしていて…。本当にショックでした。 【野ばら】さん 10点(2002-09-26 17:29:58) |
108.非常に良かった。この映画のブラピが一番かっこいいと思うし、モーガンの渋さも再認識。雨ばかりの陰鬱な雰囲気も映画にあってて最高。ラストもだんだん嫌な予感が現実になっていく演出が最高。ただ途中はしょり気味なところと、犯人をあっさり突き止めちゃうところが残念。長時間になってもいいからもっとじっくり見たかったなあ。とにかく、必見です。 【ぽんぽん】さん 10点(2002-09-21 11:19:11) |
107.キリスト教の7つの大罪がテーマなので、宗教的な面からすれば訳わかんない。単純にサスペンスとして観ましょう。 【phantom】さん 7点(2002-09-19 02:17:20) |
106.あの土砂降りの雨や夜の暗闇の中に沈んでいる映像の雰囲気がとても好きだ。特に図書館で調べ物をしているシーンがとってもおしゃれ。モーガンの堅物刑事役もはまってる。キッチンでモーガンが突然吹き出すシーンでは自分も一緒に爆笑してしまった。 【JOMO】さん 10点(2002-09-17 21:51:16) |
【宇治茶】さん 2点(2002-09-17 16:02:31) |
104.ラストは見え見えながら、やっぱり哀しい。どうしても「羊たちの沈黙」と比べてしまうけど、何ていうのかなぁ・・・この作品の犯人は底の浅いただの異常者で「羊たち~」のレクターくらい凄い、尊敬の念すら抱くような異常者ではない分ちょっとイライラする。2~3緊張感が途切れてしまうシーンもあったしね。そこはラストに繋がる重要なシーンでもあったんだけど。 【C-14219】さん 8点(2002-09-17 06:26:41) |
103.よくわからない・・けど、そのよくわからないテイストがなんとも奇妙で不思議でひきつけららる。メッセージ性がなく、「ヤマなし・オチなし・イミなし」(あ、ヤマはある!)的な作品といえるか?・・すごく説明しにくいです。おそらくこの映画のとり方は十人十色なんだと思います。最高と言う人の意見も理解できます。最低と言う人の意見も理解できます。よくわからないと言う人の意見も理解できます・・・ 【くらげ】さん 7点(2002-09-08 16:48:21) |
102.うーーん、基本的にこわいの嫌いなんじゃけど、がんばりました。そしたら、けっこう良かった!最後は悲しかった。。。なんか好きです。こんどからこういう系のも見てみます…!!!! 【こぶ】さん 8点(2002-08-24 09:33:23) |
101.ブラピ大好き!!パルトロウさんもステキ。この映画を見てから洋画ファンになっちゃった。 【こおろぎ】さん 10点(2002-08-21 23:24:21) |