16.見ていない人には私が必ずお勧めします。最後のトヨエツの豹変ぶりは納得できんがそれ以外は伏線もうまくいい映画です。 【ミッド】さん 9点(2003-06-15 00:39:35) |
15.ちょっと、これめちゃ面白いじゃないの!シニカルな笑いたっぷりで可笑しかったです。日本にはない陪審員制度があると課程してその陪審員たちがある殺人事件の評決を討議します。始まってすぐに全員一致で「無罪」と決まったもののある一人の陪審員が「有罪」と言った事から審議はどんどん混乱していく。ほとんどが会議室での12人+数人での限られた密室劇だけに内容が凝縮された密度の来い演技合戦。三谷節らしい巧妙なセリフの言い回しや二転三転するおかしいながらもスリリングな展開から目が話せません。これがR・アルトマンとかだと色んな視点から凝ったカメラワークで構成するんですが、この監督はいかにも舞台を見ているかのような錯覚を作ってくれます。地味ですがね。いや~、いい映画観ました。 【さかQ】さん 9点(2003-05-09 15:59:28) |
14.これは『十二人の怒れる・・』とはまったく別物。同列に比較して論ずることはまったく意味がないと思います。パロディーとは言わば「からかい」なんですから。同列に論じたら、本家に対しても失礼。とはいえこの国にはいまだ確立した解釈はないので、みんながそれぞれ勝手に思い込んでますね。誰か何とかしてほしいもんです。まとにかく、これはコメディの一作品。アハアハと笑いつつ、最後は鮮やかなオチにうなる。完璧! 蛇足ですが、そもそも日本の陪審員制度、という設定からすでに「ギャグ」(将来はこれがギャグとして通じなくなると思うとそこは残念)。だから(解説するのもおこがましいが)本作はトボケた味が身上です。本家のようなシリアスさ、重厚さとは無縁。三谷氏のセンスのよさは、元ネタの重々しさを逆転して、ここまで軽い笑いに持っていき、しかも多かれ少なかれ誰にも「日本人てこうだよなあ」と思い及ばせたこと。また本作は「舞台としてはよくても映画としてちょっと」という声もわかるけれど、中原監督はかなりがんばったと思います。キャスティングもよかったしね。 【おばちゃん】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2003-04-11 22:15:04) |
13.三谷エッセンスがたっぷり。飽きそうで飽きない濃厚な名作。ところで現在進められている司法改革により、近い将来日本でも陪審制が始まります。もちろんドイツ式(裁判官の権限も強い)の採用で、アメリカ式ではないですが。どうなることやら。楽しみ?ですね。 【篆】さん 9点(2003-04-05 04:54:17) |
12.「12人の怒れる男」と見比べると楽しさ倍増!国民(民間人)をもっと信用して日本も陪審員制度をやれば良いと思う。サボる事と私腹を肥やす事だけを考えている公務員どもよりよほど健全な判断が出来るだろう。 【死亀隆信】さん 9点(2003-03-27 02:42:54) |
11.すごく良くできた作品だと思います。「12人の怒れる男」とはまた別の魅力のある作品でした。ユニークな個性をもつ12人がコロコロ意見を変えるあたりは、日本版の方が感情移入しやすかったです。私も優柔不断なので、人の意見に激しく左右される登場人物たちと同じだなと。あと病的なほどに有罪を主張する相島一之さんの演技は素晴らしかったと思います。「話し合いましょう」が私の口癖になりそうです(笑) 【はがっち】さん 9点(2003-03-26 00:17:30) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 脚本の面白さが光りますね。役者さん達も皆いい味出してます(特に4号の二瓶さんと9号の村松さん)。舞台作品をそのまま映画にした感じで確かに絵的にはすごく地味なんですが、それを補って余りあるだけの良さがこの2つにあると思います。 先日TV放映していたので久しぶりに見ましたが、やっぱりいい(^▽^)「あなたの心はねじくれ曲がっています」とかいきなりキレるマスターとか ・・・可笑しくてたまりません。 ラストはほのぼのですっきり。後味がとても良いです。 【しぎこ】さん 9点(2003-03-25 19:31:23) |
9.文句なし。本編(十二人の怒れる男)に勝るとも劣らない。 【あだちてつや】さん 9点(2003-03-04 02:17:05) |
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8.豊川悦司かっこいい。みんなの個性がおもしろいです。終わり方もよい。 【バカ王子】さん 9点(2003-02-06 11:42:26) |
【せい】さん 9点(2002-12-10 05:51:09) |
6.映画好き初心者に薦める邦画、第1位ですよね(?)。日本語理解できて良かったって思った。シンプルでいい。 【カエル】さん 9点(2002-11-06 00:11:50) |
5.陪審員12人&守衛&出前の14人ポッキリでの密室劇。元の演劇では9号(医者)を西村雅彦氏、12号(仕切り好きの人)を故・伊藤俊人氏が演じてました。名目上は名作のパロディものだけど、思わず頷きたくなる日本人の性(さが)、優柔不断さを取り入れ、三谷色満載の脚本に。原作を観なくても問題なく楽しめます。逆に後から原作を観た方が1粒で2度美味しい感じかも? 【希】さん 9点(2002-08-03 10:57:43) |
4.何度も観ると、何度も新しい所を発見できる。演劇好きにはたまらない。未だに元ネタを観ていない私はダメですかね?しんじゃえ~る 【LEANOR】さん 9点(2002-07-03 01:03:31) |
3.まさに三谷ワールド。出演者も個性派ばかりでよかった。 【スペシャルラブ】さん 9点(2002-01-11 00:10:21) |
2.映画の中で、12人の陪審員の気持ちがどんどん変わりひとつになっていく様子がよくわかる。日曜の昼下がりどーーーしても暇な時に見るとなかなかいいかも(^^) 【ひよこ】さん 9点(2000-09-29 15:18:41) |
1.はやりの芝居を映画にしたような作品。笑いの部分はちょっとベタですが、ストーリー(?)は光る!初めてみたときは豊川悦司しか知らなかったんだけど、今みるとTVドラマのレギュラーメンバー勢揃いです。とくに陪審員番号12の高橋さんは「家族ゲーム」のころから好きなんだな。もともと松田優作の役をやるはずだった人なのだ。それにエンディングがいかにも芝居っぽくていい。出演者数14人。うまい!三谷作品を受け付けない人にも勧めたい。 【阿佐ヶ谷】さん 9点(2000-09-18 01:37:05) |