16.これはキューブリックの傑作シニカル、ブラックコメディ。60年代当時、米ソの核開発競争が有り、62年にはソ連がキューバにミサイルを配備、アメリカは海上封鎖で対抗という、核戦争勃発寸前のいわゆるキューバ危機があった。(この裏話が13デイズ)核の恐怖は今よりもっと深刻だっただろう。それをあえてコメディにして見せたセンスが素晴らしい。皆さんが言われるようにP・セラーズの怪演、化けっぷりにはすっかりだまされた。3役でもすごいことだが実は彼は当初4役を打診されたらしい。でも断って完成後作品を見てそれを後悔したという。私も4役是非見たかった、残念! 【キリコ】さん 9点(2003-06-08 11:41:04) |
【ヤスピ】さん 9点(2003-05-22 03:24:03) |
14.この不条理さ、いいねぇ。何度見ても飽きない。単なる「反戦」映画なんぞゴミ箱行き。 【fat】さん 9点(2003-04-14 16:14:12) |
13.キューブリック、いいですね~ストレンジラブ博士とストッキングに爆笑! 【ホリユ】さん 9点(2003-04-01 13:46:30) |
12. なんだか、「敵」が変われば今の世界情勢にそっくり。人間って進歩しないもんですね。 ピーター・セラーズの3役は凄かった。最後まで分かりませんでした。最後の、「総統、歩けます」って言うのは、ライムライトをパロったように思えたのですが、どうでしょう?それから、あの懐中時計、多分「皆殺し装置」のスイッチじゃないですか? かなりシュールで、ところどころ笑えて、ちっとも飽きませんでした。もう終わり?という感じで。戦闘シーンのカメラワークは、素直にかっこいいと思えました。ほんとなら10点ですが、ちょっと恐くなったのでマイナス1。 【アイカワ】さん 9点(2003-03-29 11:51:00) |
11.かなりいいです。考えさせられるブラック。タイトルが長くて覚えられない、、、。 【バカ王子】さん 9点(2003-02-09 01:03:49) |
10.寒気のするおもしろさ!!ところで、わたしもあのロシア人の懐中時計の意味が??。誰か教えてくれっ!! 【マロリー】さん 9点(2003-02-07 09:11:31) |
9.本物のブラックユーモア。古い映画というのはある程度下駄を履かせて見る必要がありますけれども、これはまったくその心配はないですね。時代を超えた魅力があります。馬鹿をやる映画っていろいろありますけど、痛いところを衝く馬鹿っていうのはなかなか出来ません。人間って馬鹿だよね~と思いつつも、まだ人類が生存していることに感謝してしまいます。ピーター・セラーズも三役とも実にはまり切っていて、あらかじめ知らなければ一人三役とはわかりません。博士のイカレ具合も見事ですが、色物だけでなくまともな役もちゃんとこなせていますし。ところで最後にロシア大使が時計をいじっていたのは何なのでしょう? 【李徴】さん 9点(2003-01-30 22:17:41) |
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【ひろゆき】さん 9点(2002-09-29 15:57:31) |
7.まじめに任務を果たそうとする空軍士達が面白かった。 |
6.<ネタバレあります>キューブリックはこの映画で何から何まで皮肉ってるように見えて、とにかくおかしくて堪りませんでした。やっぱりストレンジラブ博士は強烈ですね(笑)。後半の会議室での議論では優勢思想も飛び出してきて、もう本当に博士にとっては「ハイル・ヒトラー!」って感じだったと思います(笑)。 【マーチェンカ】さん 9点(2002-02-24 22:27:02) |
5.笑える、怖い、オモシロイ。とりあえずオープニングの「おことわり」から最後の♪いつかまた会いましょう♪まで楽しませてもらいました。 【なな】さん 9点(2001-12-18 15:37:23) |
4.戦争だって笑える!ニンゲンの可笑しさはそこにある。上層部の見せる愚かさこそがニンゲンの愛すべきそして恐るべき顔。 【山岳蘭人】さん 9点(2001-11-25 10:21:27) |
3.いろいろな意味で凄い,否凄すぎる作品。今となっては,過去となってしまった東西対立の時代を背景に,異様なまでの緊迫感とブラックな笑いが一貫しており,一時たりとも弛緩の瞬間がない。恐るべきキューブリックの手腕,そしてピーター・セラーズの怪演(一人三役!)に快哉,といったところか。それにしてもモノクロ映像が克明に捉えたB52のコクピットのメカニカルなディテール。外側にバイザーの付いた当時のジェットヘルが何とも懐かしい。ラストシーンは,このブラックコメディの白眉であろう。思わず「やっちった~」と叫んでしまった。 【koshi】さん 9点(2001-11-07 19:44:18) |
【プレデター】さん 9点(2001-04-30 16:41:40) |
1.米ソ冷戦時代の核戦争の恐怖とその愚かさを、ブラックな感覚で描いたS・キューブリックの傑作SF。この作品で特に印象的なシーンは、終盤、米軍爆撃機のたった一機が旧ソ連ミサイル基地上空で、水爆投下のハッチが故障して開かなくなってしまう。しかし少佐(=名前がキングコング)が水爆ミサイルに乗っかったまま修理しようとしたとたんハッチが開いてしまう。その彼がロディオのカウボーイよろしく落下していく様子を上空から俯瞰でとらえ、やがて小さく見えなくなった途端、水爆が爆発してしまう。それから、やがて世界中にキノコ雲が立ち上がるわけだけど、この悲惨な中、“♪いつかまた逢いましょう・・・”と女性ボーカルの甘いラブ・ソングが流れて映画は終わる。他にもドクター・ストレンジラブが時折、自分の意思とは関係なく右手がナチスの挙手のように上がってしまうのを、必死になって押さえるおかしさや、彼がラストで「私は立てる」と車椅子から立ち上がるシーン等、意味深く印象的なシーンは多い。この公開時期、日本では東京オリンピックが開催されていたこともあり、記録的な不入りとなった不幸な作品でもありますが、かえってS・キューブリック(当時はカブリックでした)の名前を高めた作品として記憶に残る。 【ドラえもん】さん 9点(2000-10-09 00:08:20) (良:2票) |