39. 落ち込んでいたときに観たものだからその後の気分はサイテ―。でも引きつける内容だとは思うし、音楽がとてもよかった。「人生、こんなものなのさ」と思ったのはわたしだけかな。 【さんま2号】さん 5点(2003-02-19 16:18:02) |
38.主観的に見れば、ハッピーエンドな映画。客観的に見れば、アンハッピーエンドな映画。この二言に尽きますね。 【ちゃっぴ】さん 5点(2003-01-24 04:20:08) |
37.ビヨークという万人に受け入れられない(自分は好きですが周りではそんなに好きな人はいないので)音楽家を俳優兼歌手として同時に使ったのはどうかと思いました。目の悪い主人公の設定がらミュージカル仕立てになっているのは驚くべきアイデアで好きなのです。内容としては母親の愛というのは痛烈に伝わってきますが、周りの人物の設定があまりに陳腐です、あの殺害の動機(相手も含む)、主人公に恋していた人の協力のなさ(お金の面だけではなく)、結果有罪死刑という流れ、頭の悪い人だけで暮らしている町という設定があれば納得いきますがもう少し脚本に凝ってくれた方が矛盾が少なく良かったのではないかと思います。 【恥部@研】さん 5点(2003-01-08 18:45:42) |
36.①最初のカメラが安定しないのは、目が疲れた。やっぱり安定してた方が良いね。②妄想シーンは共感。ミュージカルは好きじゃないけど、妄想には使える表現だね。③セルマは心優しいと言えばそうだけど、お人好しにも程があるとも言える。私は後者の立場です。セルマが考える子供のためにできることが、自分を犠牲にして死刑を受け入れるという判断も理解は出来ます。しかし、目が見えることと母親が生きるということ、どちらが価値があるでしょうか?私は後者にも十分価値はあると思います。あとは、個人の判断だと思います。④脚本にも問題がある。アメリカの裁判にしては、あまりに一方的な展開だった。もっと被告の主張がなされるはずだし、強引な展開だったと思う。それに、手術代をみんなで出し合うということはしないの?確かに周りの人間は裕福とはいえないが、出せない金額ではない。全ては隣人の警官がことの始まり。それにしても、警察官も相当卑劣な人間だね。人生を左右する息子の手術代と分かっていながら、妻に別れて欲しくないからという理由でお金を取るなんて。さらに、「金を奪うなら俺を殺してから。」という最悪な人間。そのくせ、殺して欲しいといことをほのめかす。利己的にも程がある。同情の余地なし。実際にこういう人間がいるのは分かってるけどさ…。見てて腹が立った。 【デリング】さん 5点(2002-12-24 17:48:33) |
35.全体に流れる雰囲気はわりと好きです。ミュージカルの部分も何だかバカっぽくていい。囚人用のワンピースがちょっとかわいいかった。でも実際はどんな服をきるのだろう? 【aoa】さん 5点(2002-11-25 16:12:53) |
【陽炎】さん 5点(2002-11-01 10:55:03) |
33.古臭く思われがちなミュージカルに対し、「あんな風に会話中に踊りだすのって変だろ」と登場人物に言わせ、主人公の想像世界でのみ、ミュージカルシーンを演出するってのは現代にマッチしてると思います。ムーランルージュとは違うアプローチですね。しかしラストにハァ?主人公のビョークが、いわゆるハクチとして描かれているのか、ただ目が悪い異国人として描かれているのかがはっきりせず、最後に「手術」を選んだことに説得性がない。手術より母親だろ!と、言いたいところですが、実際ああいう状況になんてなってないし、わからんけど、私的には納得いかない。感動モノで腹立ったの初めて。 【ロビタ】さん 5点(2002-10-11 00:18:06) |
32.≪ネタバレあります≫何のためにこの映画が作られたのでしょうか?原作者や監督の意図が今一歩わかりませんでした。あの結末でしか、母親の愛情を描けないとしたら、辛すぎます。見終わったあとに、生きる希望や勇気がわく映画が個人的に好きです。だから、この点になりました。死刑制度反対のための映画として、鑑賞すればいいのかな? 【?】さん 5点(2002-09-14 00:19:10) |
31.≪ネタバレあります≫見終わってから気分が悪かった。イライラした。どうして、息子を自分の命を犠牲にしていい程愛しているのに、裁判の時に何も言わなかったのか。本当の事を言わなかったのか。そこで死刑になったら、息子がこれから目は見えるようになっても大変だろうって事を考えなかったのか。妄想癖にもイライラ。真剣に仕事しろよ!親友だって心配してるじゃないか。どうしてその気持ちを汲んでやれないんだ!と言うのが見終わった直後の感想。でも、暫くして冷静に考えてセルマが「愚かだけど息子を愛している」人なんだろうと思えてきて気分が少し回復。勧善懲悪なハリウッド映画を見過ぎていたのかもしれない。(勧善懲悪の方が見ていて気分がスカッとするのは事実なんですが。)また、『判決が下された後に無実(自己防衛?)だと分かっても弁護士を雇う金がなければ判決はひっくりかえせない』という法の落とし穴を目の当たりにさせてもらえたのは良かった。色々考えさせられた。現実に起こりうる悲劇だから。でも、やるせない気持ちが残る『火垂るの墓』的気分なのでこの点数にしました。 【Nor】さん 5点(2002-08-20 22:27:09) |
【はるまき】さん 5点(2002-08-18 20:59:50) |
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29.母親側から見れば、一途で寛大な母親の愛に感動できる。息子側から見れば、目が見えることなんかよりも母親がいてくれる方が大事なんだ、という当たり前の考えに気が付き、感動できない。この監督のすごいのは、下手な映画と違って、その両方の視点をしっかり描いていた事。だから、どちら側から観るかで評価は正反対になる。主人公が裁判に勝って、息子も無事全盲を回避するのがハリウッド映画。でも、そんな映画では母親の寛大な愛や息子との強い絆を表現する事は出来ない。観客に、批判されるのを承知でそれを伝えにきているからこそ、この映画はスゴイのではないでしょうか? 【バング】さん 5点(2002-07-29 21:08:39) |
28.ミュージカルってあまり好きではないんですけど、線路沿いや、工場やで突然歌い出しても違和感なく観られました。ただ、手ぶれがひどくて、最初ビデオテープの故障かと何度か巻き戻して確認したという・・^^;それと、不器用な行き方のセルマもビョークは好演してたと思います。なのに、自分が子供を助けると決めたくせに死にたくないみたいな態度が往生際が悪く、今まで好感持てたのに、ここで、セルマのキャラが一変してしまい、観ていてイライラしました。ホントに最後の最後で悟りを開いてたけど・・。私情的には死刑台に歩いていくときから、この境地で歌い踊ってくれてたら、気持ちよく終われたのにと残念です。 【span】さん 5点(2002-07-05 16:38:01) |
27.ここまで評価の分かれる映画も珍しいと思う。恐らくこの映画は「ミュージカル映画=ストーリー軽視の娯楽映画」という既成概念みたいなものを壊しているのかもしれない。幼少期から刷り込まれている映画の見方みたいなものだから、観る人によっては激しい嫌悪感を感じてしまうのだろう。ちなみに自分はついていけませんでしたね、落ち込んでたと思ってたら急に笑顔で歌い出されてもね~・・・頭が混乱するっつ~の。 【眼力王】さん 5点(2002-05-28 23:41:12) |
26.(↓)あまりに膨大な量のコメントだし、皆さんの熱の入れようが凄いので気後れして投稿を差し控えていました。☆一つ不満だったのは、子供の目に影響するからって、たったそれだけの理由で秘密にするかなぁ~~~?それに再審の金をそんなところから出すなよぉ!って感じでしょうか。 【イマジン】さん 5点(2002-04-25 12:36:11) |
25.裁判所に俳優ノビが来たのは納得できないぞ。証人でも何でもないよね? 一番ファンタスティックなシーンだ。 【みお】さん 5点(2002-03-09 18:27:27) |
24.一言で言うと、「屈折してる」表現方法であると思います。監督の「大好きか大嫌いかにわかれる映画を作りたい」というネライを知ってから観た場合には、その部分が作為的過ぎてストーリーからぽっこり浮いてしまうのが否めません。「観る価値が無い」とは言わないけど、純粋に「感動した!」と思える部分は全くない。「子供への愛」?セルマの心は子供への愛よりミュージカルへの思いのほうが強いじゃない。『「自分の望むまま生きた結果自ら招いてしまった人生の失敗」を見せしめにしているような映画』・・・これが率直な感想です。 【くまたん】さん 5点(2002-02-26 22:22:31) |
23.*ネタバレ注意* 重かった。重いんだろうなあ、と思いながら見たんですけど。評価が割れそうな作品だなと思ったらやっぱりその様で。ビョークはセルマそのものと言った感じで、ビョークの不思議ちゃんキャラと被りまくり。幼気で健気なセルマを見ると周りは放って置けない気持ちになるんだけど、それにしてはセルマのキャラが痛すぎ。周りの人間の気持ちで見てしまうと歯がゆさ一杯で堪え難い事この上ない。そういう風に仕組んだカメラワークなんだろうけど。最後に首を吊られてぶら下がったセルマを見せられ、周囲の人間(観客も)に監督は何を伝えたかったのかしらん?歌は素晴らしく、カトリーヌ・ドヌーブも素晴らしかった。息子の事を思うと辛いけどカトリーヌ・ドヌーブがなんとかしてくれるでしょう。そう思いたい。でなきゃ辛すぎ。 【mimi】さん 5点(2002-01-16 12:29:30) |
22.「障害に負けずに強く生きる=感動」にはならない。と言うか、なってはいけない時代に来てると僕は思います。障害者にとっていちばん辛いのは他人から言われる「頑張って」の一言だと聞きました。「障害者だって普通の人」という視点から見れば、この作品にはあまり感動しない。逆に言えば、この作品で泣ける人は「障害者は普通の人ではない」という視点から見ているのではないでしょうか。どちらの見方が障害者にとって本当の優しさなのか。僕にはどちらが正しいかなんてわからないですけど、難しい問題だとは思います。(「失明寸前=障害」として書かせてもらいました。「失明寸前は障害ではない」という人がいたら、ごめんなさい) 【スペシャルラブ】さん 5点(2001-12-27 04:10:18) |
21.何人感想かいてんねんといいつつ僕も書いてしまいました。ビョークの音楽が好きなのでなら映画も見るかという気分で見ました。この映画をみて約1年ぐらいたつけれど今の感想としてはテクニックが際立っていたなーということ。デジタルとアナログの使い分け・ラストの夢と現実の融合に監督の才能にただただ頭を下げるだけ。だけど肝心なミュージカルシーンを好きになれなかった。それとセルマソングスを経てヴェスパタインを完成させたビョークに改めて敬意を払いたい。いいたいことが山ほどあるけど終わります。 【K造】さん 5点(2001-11-16 02:12:39) |
20.カメラワークが気持悪かった。どう感想を持てばいいのか分からなかった。 【鉄コン筋クリ】さん 5点(2001-10-21 19:12:17) |