26.何気なく観たのですが、以外におもしろかったですね。この映画は、アニメの良さを残しつつ、問題点を最大限に克服してると感じましたね。実写でいうエキストラをアニメで描く場合、ずっと同じ動きをしてたり止まってたりするじゃないですか。でもこの映画はそういう細かいところまで丁寧に作っていたので良かったですね。また、時空を飛び越えるシーンなんかは、実写だとサブーい感じになりかねないので、そこはアニメの良さが活かされてたのかな、と思います。 【垢抜け戦隊】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-08-05 00:59:35) |
25.清々しい夏の雰囲気を感じる映画でした。 ただあまりに清々しいので私のような薄汚れた人間には 少々見るのが辛いものがありました。 学生の頃に見ていたらおそらく10点どころか神映画として君臨したことでしょう。 【ぎぶそん】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-30 14:06:24) |
24.芳山和子は知世ちゃんが声をやっていてくれたならばねェ、オファーはしてたんだと思うんだけど残念だなァ。今まで何度も作られてきた芳山和子版”時をかける少女”を大胆にぶち壊しながら、紺野真琴の”時をかける少女”を作り上げたのは見事。3人の前に進むと壊れてしまう膠着した関係性が、ずっとこのままだったらという青春の永遠性をより強くし、タイムリープというリセットボタンが永遠に続くやり直す事のできる今よりも、一度きりのやり直しの利かない未来こそが面白いんだと気づかせてくれる。ツッコミを入れるならばいくらでも入れる事は可能だけど今回は止めておきます。 【亜流派 十五郎】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-07-25 10:01:52) (良:1票) |
23.《ネタバレ》 終盤までは結構テンポもよく楽しめましたが、タイムリープの種明かしとラストの締め方がどうも今ひとつ。原作がそうだから仕方がないのでしょうが、誰でも時間を超えられるのなら絵を見るという理由で過去に来るなどというのんびりしたことをしてる場合ではないような大変な未来になっていそうだと考えてしまいます。自分なら絶対悪さします、はい。 追加:ここのレビューを見て芳山和子ネタにようやく気づきました。そういうことも含めてのあの台詞なんですね。 【丸に梅鉢】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-07-25 02:07:55) |
22.《ネタバレ》 物語へ引き込まれるような劇中の雰囲気・映像美はアニメ作品としては群を抜いていました。千昭との別れは感動的。しかし高校生の青春映画でちょっとしょっぱすぎかな…。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-23 22:58:42) |
21.いろいろ突っ込みたいことはあるものの、退屈するところもなく面白かったです。 私は完全に大人になっちゃってますが、中高生の時に見たら、もっと素敵な映画として心に残ったかもしれません。 あと、ちょっぴり不満なのは、おばさんの声を原田知世さんにしてほしかったです。 【カルーア】さん [地上波(字幕)] 7点(2007-07-23 12:43:15) |
20.終盤手前の展開はショッキングなホラーだったなあ…。タイムリープにまつわる矛盾点が気になったり登場人物の考えがよく解らなかったり、疑問点などに関しては概ね皆さんと同じ印象。個人的に最も疑問に思ったのは、千昭が未来に戻れば(そしてタイムリープクルミを新たに用意すれば)また過去に来られる訳で、実際にはいろいろ問題があるのだとしても、真琴と千昭の間に微塵もその事が語られなかったことに不自然さを感じました。ブレーキの確認もせずに2人乗りをかました彼らが死んでも同情できねぇな、とか鬼のような事も浮かびましたが、全体的に面白かったです。ええ。本当。 【えむぁっ。】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-07-23 05:01:16) |
19.《ネタバレ》 評価が高いのを知っていたので、期待して見た。素直に面白かったな~。画も声も良かったと思うし、あの夏の雰囲気も大好きだった。いや~高校に戻りたい(笑)千昭の「未来で待ってる」というセリフは、あの絵の事を言ってたんじゃないかなと思った。あの絵を未来でも見れるようにするという主人公のセリフから、未来であの絵を見れることによって、主人公の存在を未来でも感じれる。って言う事かなと。また、最後千昭が主人公に告白出来なかったのも良かったな。気になったのは、最後のタイムリープが天ぷらを揚げた後だから、あの天ぷらの彼はまた大暴れするんだろうか?彼が一番の被害者なのか知れん。まぁ天ぷら揚げる前に戻ってもいずれ不良グループにやられる気はするが。 【黒スプレー】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-07-23 00:19:01) |
18.未来から来たものの行動としては少し理解できないところもあるが、他の登場人物に関しては、自然で大変よかった。この時代に来た動機に関してもそこまで調べたんならもう少し時期をつめてくればいいのにと思わないではない。 【HK】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-07-22 21:16:09) |
17.昨年評価が高かったので期待しての鑑賞。アニメならではの表現がうまく使われているし、脚本もちゃんと組み立てられていて物語としては面白かった。難点があるとすれば、声優陣の悲しいくらいな棒読み演技。絵が全体的にのっぺりしている為か、声だけがやたら浮いている印象が大きかった。アニメという媒体でやる以上、声も1つの要素なのだからプロの声優をなんらかの事情で使えなかったとしても、演技指導はもっとちゃんとするべきではないかと。でもまあ、それを置いといてもココ近年の邦画では一歩抜きでてると思います。アニメが苦手な人でも鑑賞できるのでは。 【なな9】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-07-22 20:41:35) |
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16.《ネタバレ》 後半主人公の気持ちの変化がいまいち伝わらなかったのと、 未来人というオチが古臭く感じたことが多少気になった。 雰囲気が良かったので見終わったあと爽やかな余韻が残った。 【邦画好き】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-07-22 17:19:05) |
15.なんだよ”タイムリープって”!!!そんな言葉ねえよ!この造語にムカつく!!" オエッ!!バカなガキじゃあるめーしよーー!!!この作品のすべてが不気味でならない。未熟な、残酷な、器量の狭さ、アタマのわるさ、を痛烈に感じる。なにが言いたいかというと、”踏み切りで電車に轢かれたふたりの絵”を強烈に想像させる。得体の知れない終末観。 しかし、なかなか面白いハナシでは、ある。 追記。今日、有名ジャーナリストのエッセイを読んでて、”ある言葉にこだわる。好き嫌いを持つ”ということが非常に恥ずかしいことだなあ、と思い知った。というのは、言葉なんて世界にゴマンとあり、また非常に流動的なものなのだ。自嘲する。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-07-14 23:09:51) (良:1票)(笑:3票) |
14.《ネタバレ》 小粒な伏線は見事に消化する手腕を見せながら、物語根幹部分の扱いがかなりぞんざいなような…。タイムリープ能力に変に理屈を与えてしまっておきながら、それがほとんど語られないまま終わってしまうのでは…。原作は恥ずかしながら未読なので、今度読んでそのあたりどうアレンジされていたのかを検証したいと思います。 【K】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-14 21:19:35) |
13.《ネタバレ》 ここでの評価の高さから、鑑賞後の清涼感に期待して観ました。確かに、よくできた青春映画で、とっても良かったと思います。けなげで一生懸命な真琴のキャラは、誰も否定できないでしょう。あと、何よりも日常描写がうまくて感心しました。高校生の頃、確かにこうだったなあとノスタルジックな気分に浸れました。が、最後の千昭の台詞「未来で待ってる」の一言の意味がよく分からない。野球ができないほど荒廃した未来(おそらく相当先かと。逆に近未来ならそれも怖いが。。。)から来た彼とは真琴は結局会えないんですよね?真琴が「未来で待ってて」と言って千昭を送り出す展開なら、切なくて意味も分かるんですが、千昭が「待ってる」って言ってもなあとか思っちゃいました。「あんた、会われへんのに約束していいの?」みたいな。そこの解釈で悶々としてて清涼感3割減です。何か見落としてるんかなあ? 【枕流】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-06-09 18:26:22) |
12.話もシンプルでおもしろい作品だと思うけど、ちょっとシンプルすぎて深みがないというか、変に期待しすぎてみたせいか、おもしろいけど納得できないって感じです。 【アフロ】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-06-04 23:42:12) |
11.《ネタバレ》 最初は本当に空を翔ける事でタイムリープしていたはずなのに、いつの間にか念じるだけで希望の時間に戻れるようになっていたという…誰に教わったわけでもないのに。これは天性の才能か?真琴の成長ぶりに感心しつつ観てると、カラオケやプリンなどくだらない事に浪費しててやっぱり馬鹿だなぁと思った。タイムリープするのに回数が限定されてるのが良いと思った。青春物語としては爽やかでとても良かったけど、未来人の設定があまりにリアリティが無くハマれなかったかな。未来では皆タイムリープしてるというが、そんな簡単に過去に戻れたら確実にタイムパラドクスが生じて世界がめちゃくちゃになっちゃうんじゃないだろうか。その辺どうなってるんだろうか。『サマーウォーズ』でも感じたが設定に今一歩踏み込めていないというか、詰めの甘さを感じてしまって非常に惜しい作品であると思った。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-20 22:56:37) |
10.昨今の日本アニメは、とにかく見た目だけ、ビジュアルだけの作品が多くて、中身はというとスカスカか作った本人にしかわからないものかのどっちかしかないようなものばかりだったわけですけど、そういう中でこの作品は見た目じゃなく中身で勝負した稀な一本なんですよね。主人公に愛着が湧くし、物語の展開の仕方もうまいですよね。タイムリープなんてものが簡単に出来ちゃうと、本当はこの一瞬一瞬はもう戻ってこない、つまり時間てのは凄く大切なんだけど、そういうのを忘れちゃう。主人公は結局はその時その時の大切さを学ぶわけだけど、よくよく考えると、タイムリープなんて出来ない私も、実はタイムリープしまくる彼女みたいに、かなりいい加減に人生を送っているような気がします。こういう絵柄に内容だと、実写でもいいんじゃないのって意見もでてくると思いますけど、こういう類の爽やかさって、たぶんアニメでないと表現出来ないんじゃないかと思いますね。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-20 01:50:49) (良:1票) |
9.久々に観たアニメ映画。ここでの評判どおり上手にまとめてあり、なかなか笑えます。ただ、自分が歳をとりすぎてるためなのか、笑いについていけないところがあったのとタイムリープにより繰り返される時間がこんがらがってよくわからなくなってしまいました。でも、アニメ作品の見直しになったし、もっと大人向けのアニメを観てみたいなあと思いました。 【ぽじっこ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-08 17:01:43) |
8.バッハのゴールドベルグ変奏曲が効果的に使われていたと思います。物語後半からのスピード感のある展開にとても合っていました。 【よねぴー】さん [映画館(吹替)] 7点(2007-01-14 09:51:40) |
7.原田知世が主演したノスタルジックかつ破天荒な“アイドル映画”から二十年余り、新たに生まれたこのアニメ映画はその“リメイク”というよりも、「時代」を越え、それを踏まえた“続編”である。 「タイムリーブ」を会得した主人公の少女は、当惑や困惑をする間を持たず、ひたすらに走り続ける。その姿と言動が実に現代的で、瑞々しい。 まさにタイトル通りに、時間の波間を“駆け”続ける少女の姿は、「時間を退行する」という行為にも関わらず常に“前向き”である。 そのどこまでも“前を見続ける”少女のスタイルこそ、この映画が物語る「確実に過ぎ去っていく時間を大切に生きる」ということだと思う。 クライマックス、明確な「意志」を持って最後のタイムリーブに踏み切っていく少女の“一歩一歩”には、言葉にならない感情の揺れを覚えた。 ただしかし、少しストーリーに説得力というか完璧に引き付ける“力”が足りないようにも思う。 各所のタイムパラドックス的な描写にもう一つ工夫がなかったり、終盤の核心部分がどこか曖昧だったりということを感じてしまった。 ストーリーの根底的な部分に、あと少しオリジナリティーを持った“軽妙さ”があればもっと良かったと思う。 もちろん悪い映画ではなく、良い映画である。完成度も高いと言える。 が、映画としてのインパクトだけをとれば、23年前のアイドル映画の方が力強い。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-10-09 01:31:31) (良:2票) |