24.《ネタバレ》 ラスト。息子の空想と共に展開が加速していく。そのスピードに自分の記憶が重なった。庭の茂み、路地の坂道、裏山の杉林の暗がり、夕暮れの校庭、校舎の廊下から階段へ駆け上がる、放課後の図書室、本を読むあの子・・・見えていたものは何でもないものばかりだったのに、ドキドキワクワクした。緊張、恐れ、とまどい、対決、歓声、叫んだ、手を振り上げる、吹き出す汗。それは紛れも無く冒険だった。「子供だったから・・・」本当にそれだけ?朝の静けさ、真夏の太陽の眩しさ、夕日の暖かさ。感じるものは鮮烈に感覚を貫いた。それは記憶を超えて空想となる。そんな感覚はどこへ行ってしまったのだろう。目に見えるものが全てではない。心に感じるものが真実なのだ。つまらない現実なんて幻だよ。だって世界は自分の胸の中にあるんだから。子供ができたら塾とか習い事もいいけど、たくさん冒険をさせてあげたい。 【まこと】さん 7点(2005-01-11 17:23:04) |
23.これも「ネバーランド」同様メルヘンなんでやや苦手やったかも。けど外れすぎることなく空想なのか現実なのかのぎりぎりのとこでなんとかいい感じやった。父と子の愛に7点。 【mamik】さん 7点(2005-01-04 22:53:06) |
22.《ネタバレ》 期待しすぎた。父親になってみたら面白いかな。。//やっぱり、子供に、本当のことを言わない親心ってのはあるんだろーな。 【おれおれ41】さん 7点(2005-01-04 05:10:47) |
21.んー、いいけど、7点どまりかな。お父さんがあまりに太っていて、若いとき(マクレガー)と違いすぎる。それと、ホラ話のシーンがちょっと長すぎるかな。息子とか、母親とかの人間性をもう少し掘り下げてくれると、全体の深みが増すのだけどなぁ。 【カシス103】さん 7点(2005-01-03 14:31:55) |
20.《ネタバレ》 あの大男ですが昔ドリフに出ていたマックスに似てますね。 【たま】さん 7点(2004-11-28 10:48:33) (良:1票) |
19.「ほら話」という免罪符があるので何でもやれてしまうわけですが、実際はエピソードの全てに伏線があって、かなり緻密に考えられた映画。以外と難解な部分もあったりするが、素直に観るのが正解。しかし、父親と観るにはかなり気恥ずかしい映画ですね。 【カフカ】さん 7点(2004-11-25 19:22:27) |
18.期待しすぎちゃったかな。ラストの息子の話の中で出逢った人たちに再会するところとかはもっと盛り上げて欲しかった。葬式にみんな来るのとかはよかったんだけど。世界観はさすがティム・バートン。もとディズニーのアニメーターだけあってファンタジーはおてのものでしたね。スリーピー・ホロウもかなり昔ディズニーのアニメであったやつおもしろかったなぁ。自分の若いころの話をお伽話のように伝える、父と子の関係、ストーリーとかすごくよかったんだけど。とにかくもっとやってほしかった!CGとか特殊メイクとかはこれぐらいでちょうどいいから。でも子供と向き合っ親がお伽話を聞かせるなんて昔は当たり前だったかもしれないけど、今じゃ、画面と向き合ってゲームやネットなんだろうなぁ。 |
17.おとぎ話のようなところはシザーハンズと似てる。なんだかゆったり観れるお話です。いい映画。 【ばかぽん】さん 7点(2004-11-07 02:17:36) |
16.「いい人生だったね」という素晴らしいコピーが映画の中で出てくることを期待していましたが、、、、。でも後半ホロリ、、、。夢のあるお話でした。 【カルーア】さん 7点(2004-10-06 21:34:11) |
15.かなりの割で妄想ファンタジーですから、見る人を選びそうなところですが、見せ場がひたすら全て主人公の妄想だという「耳をすませば」に拒否反応を示した割にはちゃんと見れたです。つまりこの息子一人がちょっとお父さんにひねくれていました、という事なんですが、これはアレですよ、釣った魚を、年月が経つほどに、「こんな、こーんなでっかかったんだよ」と広げる手が年々大きくなる例のどこにでもいるオヤジのお話。そしてこんなオヤジを愛した人たちのお話。そんなオヤジは息子をとってもとっても愛していたというお話。眠くなる方もいると思うので7点くらいにしますが、ラストでホロリ度は保障しますので是非最後まで見届けて下さい。 |
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14.《ネタバレ》 やっぱりティムバートンだなぁと感じました(もちろんいい意味で)。ちょっと変わったオカルトチックなイメージの強い彼ですが、オカルト2:ファンタジー8といった感じ。ところどころ、ティムバートン節は炸裂しているものの、一風変わった感じに仕上がってると思いました。たしかに今までの総決算といった感じもします。ビッグフィッシュがこんな形でラストで出てくるとは思わなかったです。とても心温まる映画。もう一回見たらもっと面白いと思う。好きなシーンはスペンサー(一回目)で靴を上に放り投げるシーン☆このシーンもティムバートンって感じがとってもします♪あ、あとサンドラにサーカスで出会った時、時間が止まって動き出すシーンなんてスッゴイ面白かった!僕にも時間が止まる瞬間がこれから来るのでしょうか(笑!?でも、やっぱりシザーハンズが僕の中では最高傑作なのです。 【グングニル】さん 7点(2004-07-12 04:16:16) |
13.《ネタバレ》 父を理解し分かり合いたいのにそれがかなわない。息子の苦悩。いっぽう父は?おなじ悩みを悩んでいるか?…いないっぽいな。どうにも能天気に見えるのは、この父親のような性格をもつ人の定めですな。死が二人を分かつ時でないと理解し得なかったのは悲喜劇といえる。 【みか2号】さん 7点(2004-06-22 10:07:22) |
12.画はとっても綺麗で、現実か夢か分からないおとぎ話は十分色があったのですが、父と子の絆があまり伝わってきませんでした。 時間的に二人の場面が少なかったこともあると思いますが、もっと掘り下げてほしかったです。 それでもやっぱりこうゆう世界は大好きなのでサイトまでいってダウンロードして水仙の場面、壁紙にしちゃいました。 【山本りんだ】さん 7点(2004-06-21 23:05:29) |
11.ボロボロに泣くんだろうなぁ、と思って観に行ったら以外に涙ぐむ程度でした。ティム・バートンにしてはそんなに濃いぃ世界観ではなかった気もしますが、父と息子の関係を彼が描くとこーなるのね、とゆう感じで。所々に散りばめてあるテイストは、何時ものバートン節なところは流石でした。 【n@omi】さん 7点(2004-06-21 02:45:59) |
10.二役こなした配役も居ますが、若かりし頃と成人してから、そして年老いてからの配役に、よくまぁあれだけ似た人を持ってきたもんだなぁと感心しました。 父親の話というものは多かれ少なかれああいうもんだと思います。 幼い頃は、父親が偉大で、話すことにも威厳がある。 でも子供が成長するにつれ畏敬の念も薄れていくものです。 やがて父親が子供にかえって行く姿を知るのは、どこの家庭でも多少はあることでしょう。 お互い善意と愛情に始まり、更に深い愛で終わって行く。 親を失った人には取り分けそれを身近に感じる映画だと思います。 【白狼】さん 7点(2004-06-17 03:25:54) |
9.《ネタバレ》 ティムバートン&ユアンマクレガーにつられて見ました。見てわかったんですがこれファンタジーだったんですね(^^;)あんまり現実離れした話は好きじゃないんですが、これは悪い話じゃなかったなぁ~ CMでも流れていた水仙の花畑のシーンは凄く綺麗でした。所々なんかの某映画のワンシーンとダブってしょうがないんですが、最初の指輪をかざすシーンはロードオブザリング?車が木に引っかかるのはハリポタ?とか思ってしまったのは私だけ?? 【fala70】さん 7点(2004-06-09 02:02:47) |
8.ここのコメントが、希に見る程の大絶賛、高得点なので、「まったく、大袈裟なんだから・・。何時からみんな『ホラ吹き』になったんだ・・。」と訝しく思っていました。でも、「騙されたと思って」見てみると、全コメントが「ホラ」ではないと気付きました。おかげで「息子」の気持ちがよく分かりました。皆さん、信じてあげなくてゴメンナサイ。映画を見たら、私もホラを吹きたくなったので、「ホラ・コメント」をしてみます・・・。 『映画史上最高傑作にして究極のファンタジー映画。父子愛の深さは、「ライフ・イズ・ビューティフル」を軽く凌ぐ。回想シーンの幻想的な世界観と映像は圧巻であり、フェリーニ作品が稚拙に見える程芸術的に素晴らしい。それでいてウエルズが水野晴郎に思える程緻密なのである。ユーモアを交えつつ巧みに伏線を張りめぐらしたプロットは、ルビッチやワイルダーも舌を巻く。しかもサスペンス・タッチな展開は、バートンを「痩せたヒッチコック」と呼んで讃えたい。サーカスの場面では、マクレガーがチャップリンも真っ青の命がけのアクロバティックな演技を見せてくれる。さらに驚くのが、ベトナムの緊迫感溢れる銃撃戦のシーン。「プラトーン」など比較の対象にすらなり得ない。また、父親役のアルバート・フィニーの演技も見逃せない。真顔で平然とホラ話をする姿は、「ユージュアル・サスペクツ」のケビン・スペイシーを越えており、私は完全に騙された。彼こそ、真の「カイザー・ソゼ」である。女優も負けていない。アリソン・ローマンの美貌たるや、あのグレース・ケリーでさえ久本マチャミに見える程美しく光輝いている。しかも本作では、その彼女がなんと大胆なラブ・シーンを見せてくれるのだ。私の隣の席にいた男子高校生は興奮して鼻血を滝のように流していた(あれ程の血を見たのは「キル・ビル」以来だった・・)。魅力的なのは人間だけではない。冒頭から登場するビッグ・フィッシュ。これが「ニモ」よりも可愛いのだ。子供が夢中になるのも無理はない。そして、最大の見せ場は、号泣のラストシーン・・。「ニュー・シネマ・パラダイス」の比ではないのだ。バスタオルが数枚あっても足りないくらい涙を流すことだろう。現に映画館は涙の洪水で池のようになり、終いにはビッグ・フィッシュが泳ぎ出す始末だった。これには本当に驚いた・・。』 「ホラ」かどうかは映画を見て確かめて下さい(笑)。 【STYX21】さん 7点(2004-06-02 21:54:49) (良:3票)(笑:6票) |
7.言葉作りがいいですね。よもや哲学的でありそして噴出しそうな行動の数々。 どこか星の王子さまに似ています。 【とま】さん 7点(2004-06-02 02:37:38) |
6.《ネタバレ》 ちぎれていた親子の心の繋がりが最後には戻る。それをファンタジックなサイドストーリーを交えて描いています。原作があるそうで、読んでみたくなりました。一面の水仙畑、木の枝に引っかかる車、不思議で楽しい画はいくつもありましたが、映画の中で一番良かったのは、やはり息子が父のために想像力を働かせてお話を創るところですね。川の中に立つお母さんを見た瞬間、泣くのを我慢するためにぎゅうぎゅう唇を噛みしめてしまいました。その後の本当のお葬式シーンも暖かさが溢れていてステキでした。音楽も優しい物語にぴったりで胸に浸みました。でも、ですね、私のバートン作品の好きなところって、ピンクとチャコールグレーのマーブル模様のような、メルヘンのなかにブラックな要素が含まれている、明暗両方が描かれている、そこなんです。本作は全編通してアイボリー一色、とでも言いましょうか…。今回ブシェミが私には普通の人に見えてしまい、正直ビックリしました。ニヤリとできるブラックな味付けがある方が、個人的にはバートンの本領発揮のような気がしています。別のレビュワーさんがリサ・マリーの不在を残念がられていましたが、私も彼女の持つ毒気がバートン作品のひとつのポイントになっていたと思うので、とても残念です。次回作はどんな味付けになるでしょう。 【のはら】さん 7点(2004-06-02 01:34:58) |
5.エンディングの方ではとても涙があふれました。心が洗われた気がします。 【アンリ】さん 7点(2004-06-01 14:44:53) |