【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-21 06:49:59) |
36.2006年製作「情婦」(ソフト・オン・デマンド)だったら、お店で作品を手に取る可能性大ですが(笑)、モノクロ作品でこのタイトルではまず手にとることは無かったと思います。内容がわかればこのタイトルも悪くないと思いますが、邦題って本当に重要だと思いました(最近邦題で腹が立ったので、つい書いてしまいました)。ストーリー自体はよく考えると悲惨なものなのですが、鑑賞後の後味はとても良いものでした。「小気味よい」という感じです。撮影技術も含め、この時代だから撮れた佳作だと思います。この作品に出会えたのはこのサイトおよびレビュワーの皆さんのおかげです。皆さんに感謝です。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-21 18:50:10) |
35.《ネタバレ》 なるほど、凄い。 おーと唸って、えーと唸って、はーと唸った。 そんなに何度も唸らさなくてもいいじゃんってほどの切り返しですな(笑) 凄いシナリオだ。。。 つーか、さすがアガサ=クリスティだな。。。 ただ、後味が悪いなぁ。。。 いやね、ウィルフリッド卿と看護婦の軽妙なやり取りは楽しいし、クリスチーネの毅然とした態度もむしろ清々しかったし。 それだけに、そのままプラス方向で落とし切って欲しかったのが正直なところ。。。 あんなクソみたいなヤツの為にあんなことになるのは許せないんだもん。 どうせならもう一回切り返して、ヤツをケチョンケチョンにやっつけて欲しい。 全体を通した雰囲気でいくと、ラストはスカッと痛快に決めて欲しいんだよね。 卿のラストのセリフは素敵だけど、それでは救いきれない憤りにマイナス2点。 確かに名作だけど。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-19 22:38:16) |
34.ここのレビューの高い評価を見て、DVDを買いました。いや~よかった。面白かった。名作とはこういうものですね。友人から『いいDVDない?』って聞かれたら、たまにこれを薦めてます。でも「情婦」というタイトルは如何なものかと...。聞く人によってはエロな人に思われそう。(笑) 【まに】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-26 05:26:33) |
33.出てくる俳優も個性的で良かったですし、脚本の良さもあるかも知れませんが、今と違って映画技術もそれほど発達していなくても、これだけの物ができるとはすごいですね 陪審員制とはどれだけ陪審員にインパクトを与えたもが勝ちという制度ですのでこの映画のようにただ選ばれた人間を騙すのはのは簡単にできるんだろうな~ 【月読】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-07 23:21:51) |
32.テンポがものすごく良かったですね。役者の卓越した演技、それからところどころに入る気の利いたジョーク。証人喚問での論戦もおもわずうなずいてしまう。陪審の判断が下されるところなんか手に汗握りました。ウィルフリッド・ロバーツ卿、お疲れ様でした。どうかお体に気をつけてください。 【もりたろう】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-26 00:33:52) |
31.なるほどねぇ~こういう映画だったんだね…面白かったです。最初は何かかったるくて、「こりゃ失敗したか…(汗)」って一瞬思ったけど法廷のシーンからはグイグイ引き込まれて最後まで目が離せませんでした。それにしても「情婦」ってタイトルはないだろう!このタイトルつけたヤツのせいで名画をひとつ知らずに人生を終えるとこだったじゃないか(怒)喝! 【イサオマン】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-25 22:19:01) |
30.これは素晴らしい。50年も前の映画なのに古さを全く感じさせない完成度。洗練された流れでテンポ良く展開していく構成、そしてラスト。こんなん50年も前に作られちゃったら後から作るほうは参りますね。真似できないしね。サスペンスっていうジャンルは本質的に時が経てば経つほどやれる展開の幅が狭くなっていくと思っているので、良作を観たければ本作のような古いものを観ましょう。 【えいざっく】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-18 09:19:00) |
29.結末は口止めされているので、余計な予備知識は書かないほうが良いでしょう。でも、1つだけ書かせてください。「エロスは決して期待しないでください」 【たまごくん】さん 8点(2005-02-07 11:30:53) |
28.普段映画に興味を持たない弟が、この映画を観ている時ずっと隣で観ていた。白黒映画なんてもっての他だろうと思っていたのに意外で、やはり軽妙なセリフ回しと演出が効いていたのだろうと思う。しかし、しかしだ。ボールに対する判決が為された後、それで納得した様に彼は席を立った。トイレに行ったらしい。その後の怒濤の様な展開は皆さんご存じの通りで、帰ってきた弟は口をポカンと開けて一言、「何、どうなったの?」。私は答えなかった。これから法廷モノを観まくろうと思う。 【ぶらっくばぁど】さん 8点(2005-02-06 18:50:04) |
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27.渡米して才能に磨きをかけた驚異のハイアベレージヒッター、ビリー・ワイルダーが「レーザービーム」で観客を唸らせた作品がこれ。ラストシーンについて語ってはいけないらしいので「勝負は下駄を履くまでわからない」とだけ申しておきましょう。いやはや、攻・走・守、三拍子揃ったいい脚本です。 |
26.モノクロの映画はあまり見たことなかったのですが、全く抵抗なく見れました。古い映画も見てみるもんだなあって、つくづく思いました。このレビューの高評価に納得です。でも、やっぱり映画を見るときの基本って予備知識がなく、過度の期待をしないことですよね。 【tonao】さん 8点(2004-10-28 20:10:44) (良:1票) |
25.かなり古い作品なのですが、このサイトで上位にランキングされていたので見てみることにしました。しかし、題名が「情婦」って・・・。借りる時ちょっと恥ずかしかったんですが、内容は法廷サスペンスだったんですね。感想はというと、無駄の無いストーリー構成に非常にビックリしました。映像表現はシンプルそのもので最近の映画のようなカメラワークなど皆無でした。しかしそれが逆にストーリーを追い易く、法廷での検察側と弁護側のやり取りに集中する事が出来ました。映画はやっぱり脚本だな~と唸らされました。 |
24.「すごい」の一言。最後なんてもう、えっ!?えっ!!? ぽかーん…。 【Syuhei】さん 8点(2004-08-29 14:33:53) |
【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-08-16 02:24:26) |
【T橋.COM】さん 8点(2004-08-10 22:35:43) |
21.ラストはやられました。衝撃の真実、どんでん返しってのはこういうことを言うんですね。最近のラストの衝撃の真実を売りにしてる映画ってのはイマイチ衝撃具合とセンスに欠けてる気がしますがこれは素晴らしいです、芸術です。観終わった後に気付いたんですが原作はアガサ・クリスティだったとは。よく考えればアガサ・クリスティの原作にビリー・ワイルダーの脚本・監督なら当然の出来ですよね。 【ジェダイの騎士】さん 8点(2004-07-06 14:38:26) |
20.アガサ・クリスティは、愛憎を絡めたミステリーに優れている。デビュー作「スタイルズ荘」や本作などはそういう意味で傑作の一つだろう。この作品の展開自体は、そんなアガサのミステリーをうまく再現しているように思える。しかし、この映画の本当の驚きはマレーネ・ディートリヒ、その人に尽きるのではないかな。彼女の演技には感銘以外の言葉が見つからない。 |
19.いやいや、驚きの一言ですよ。だれがこんな結末を予想できますか?「この結末は途中で読めてしまった」そんな事があったとすれば、予知能力者か、前に一度見ていて、始めて見たと嘘をついた人間にしかい言えない言葉だ。まったく予想もしていなかった結末はホントに驚きで、こんな原作を作ったビリー・ワイルダーに、感動さえ感じました。もうこうなったら、ビリー・ワイルダーに拍手をして終わりにします。ハイッ!パチ パチ パチ パチ・・・ふぅ~ 【ボビー】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-04-11 18:27:29) |
18.《ネタバレ》 原作の短編「検察側の証人」が切れ味抜群の幕切れなだけに、ラストのもう一ヤマは蛇足としか思えない。看護婦とのかけあいといい、ビリー・ワイルダーが何とか自分の世界に塗り替えようとした感じ。弁護士のイカすキャラクター脚色は素晴らしいけれど、やはりどんでん返しのあるミステリーっぽいミステリーには向いてない監督だ、と思った。 【ラーション】さん 8点(2004-03-14 23:59:12) |