30.役作りの為に出演者をジャングルで生活させた監督の意気込みが伝わってきます。 なにも言うことありません。戦争映画の最高峰です。 【にゅうたいぷ】さん 8点(2003-12-03 16:24:25) |
29.《ネタバレ》 映画として本当に良く出来ているのか?と言われればちょっと苦しいところなんだけど、やっぱりキャラクター作りの上手さには脱帽せざるを得ないので。たぶんオリバー・ストーンはこの映画を作りたくて映画界に入ったんだと思うし、後の人生はほとんど余生なわけですよ。ベトナム帰還兵たちが唯一認めるベトナム戦争映画と言われているけど、キレイ事でもお涙頂戴でもなくキチンと正面から、狂って行くというのが実際にどういうことなのかを描いている非常に正しい映画。エリアスは何故殺されなきゃならなかったのか?という問題こそがこの映画の提起する戦争の不条理。戦場で、戦争以外の理由でアメリカ人同士が殺し合ってる姿を見て、この戦争の何がそんなにイケナかったのかよくわからないままに反戦を唱えていたアメリカ人たちは驚いたでしょうね。さすがに最近の戦争映画に比べて戦闘シーンのウソっぽさは否定できないものの、当時としてはそれなりに頑張った作品ではあるでしょう。エリアスの最期は人々の心に永遠に残るでしょう。しかしまあ、いくらなんでも当時、あれだけの美青年だったチャーリー・シーンに自分の役をやらせようとしたオリバー・ストーンってかなりの神経の持ち主だとは思うけど。その図太さに打たれました。ご本人も終盤近くで登場。これはもう、ほとんど遺作のつもりで撮ってますね。バカも一線を越えると天才になるということで。 【anemone】さん 8点(2003-11-29 23:42:53) (良:1票) |
28.《ネタバレ》 DVD買って再見しました。戦争の悲惨さ、極限化における人間模様がひしひしと重く伝わってくる作品だと思います。 エリアス(正しくはエライアスと発音するんですか?)とバーンズの反目は善悪に分けられがちだけど…実は、バーンズはエリアスを撃って置き去りにして来たことに罪悪感を持ち、その後、復讐を画策するクリス達のもとに謝罪しようと訪れるが、彼にはその言葉が言えないのだとバーンズ役のトム・べレンジャーがメイキングで語っておられました。あの時のバーンズの泥酔ぶりや、前半のトーチカで部下を失った時の彼の落ち込む姿にどうしても「悪」を感じ切れなかった私は、彼もまた戦争の犠牲者の1人なのだと改めて感じさせられました。 あと、原作にあったエリアスと鹿のエピソードが好きだったので、映画できちんと描かれていなかったのがちょっと残念です(原作を読んでる人しかラストに出てくる鹿の意味が分からないのでは)。 それから、テレビ放映の吹替版に馴染みすぎているせいか、DVDの字幕版はバーンズや兵士達の口調が穏やか気味で少し物足りず…(笑) |
27.坊ちゃん坊ちゃんしたチャーリー・シーンが戦場を通じて成長していく人間ドラマとも受けとめられるし、ベトナムの村を襲って村人を殺戮したり麻薬でラリっている狂気を描いているとも言えるし、いろいろな意味で考えさせられる映画だと思います。善と悪の対立として、ウィレム・デフォーとトム・ベレンジャーが描かれているわけですが、どちらもそれぞれ好い演技だったと思います。ありきたりですが、前者がベトコンに追いかけられて逃げていくのを空撮するシーンはジーンときてしまいますね。ラストの爆撃シーンで、どうみても飛行機がちゃちな合成に見えてしまったのが残念です。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-16 16:47:00) |
26.オリバー・ストーンの代表作といえるこの作品、チャーリー・シーンを語り部としてウィレム・デフォーとトム・ベレンジャーの存在感が絶妙。内容的にも好きな部類に入る。 【おさむ】さん 8点(2003-11-05 20:35:23) |
25.戦場という極限状態の狂気がリアルに表現されていて怖い映画でした。 【クロ】さん 8点(2003-10-18 10:04:38) |
24.「プラトーン」も戦場映画なら、「ワイルドバンチ」も戦場映画だ。僕が思うに戦場映画とは、戦場という状況そのものを描くものではなく、戦場という<不条理な>状況の中で人がどう生き死んでいったかを描くべきものだ。そこに描かれるリアリティとは、状況のリアリティというよりも、人間のリアリティ、もっと言えば狂気のリアリティではないのか。なぜなら、戦場という状況下で人を生かしめるのは、狂気において他ないからだ。人はそれを正義というのだろうか?信念というのだろうか?残念ながら、そういう時代は遠い昔に終わった。さて、「プラトーン」において、そういったリアリティを最も体現した人物は、バーンズということになるだろう。しかし、僕の印象からすると、彼の発する狂気のリアリティというのはちょっと弱い。それは、僕が戦場映画の名作「地獄の黙示録」を念頭に置いているからかもしれないが、真に狂気を描こうとするならば、そこには、それなりのセルフストーリーがなくてはならないのだ。今やテレビゲームでも戦場が体験できる時代。映画という媒体で殺し合いを描くのはとても簡単なことだ。そこにほんとうの生死の意味を描こうとするならば、狂気の本質をもっと追求すべきなのだと思う。そうでなければ、人を殺すことをなんとも思わない一部の現代少年たちの格好の教材でしかならなくなる。それで良いわけはないだろう。 【onomichi】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-10-15 01:45:20) (良:1票) |
23.トムベレンジャーの顔が怖かった。ウィレムデフォーは普通だった。オリバーストーンが実体験を映画化したということなので、よりリアルに描かれてたと思う。 |
22.この映画は忘れた頃に見る。緊迫感があり、良く出来た映画だと思う。幾つかのシーンで心が痛むような場面があるが、それは同情や哀れみではない。戦争が良いとか悪いとか、アメリカが云々というのは置いといて、自分がこの状況下に置かれたとしたら、正気を保っていられる自信は無い。なのでバーンズの行動に肯定も否定もできない。何よりもウィリアム・オービットの音楽が素敵だ。また忘れた頃に見ようと思う。 【VNTS】さん 8点(2003-09-27 19:11:37) |
21.回りくどいこと無しでダイレクトに戦争というものを考えさせられる作品だった。ベトナム戦争と言わずに戦争映画の傑作でしょう。 |
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20.アカデミー狙って作ったかー?って思っていましたが、なるほど万人受けする造りで戦争映画苦手な方も受け入れやすい。 【フィャニ子】さん 8点(2003-06-29 23:25:29) |
19.戦争映画嫌いだけどこれは結構好きなほう☆別に戦争映画嫌いじゃないし☆はははん♪ 【cuckoo】さん 8点(2003-06-05 00:04:31) |
18.印象に残る映画です。エリアスが自分が死んだら鹿になりたいって言ってた(原作のほうだけだったかも?映画の中ではなかったかな?)。だから、あの激戦の後、チャーリーシーンが目覚めたとき、森の中に鹿が一頭いましたよね。それだけのことでカンドーしました。トムベレンジャーは悪いですなー。 【みんみん】さん 8点(2003-05-14 23:26:58) |
17.チャーリーシーンがだんだん戦争になれてく感じがリアルかなぁと思った。戦争映画はあんまり見ないが、この映画はよかったと思った。エリアスが死んだとき、ちょっと泣きました・・・。最終的に、バーンズも死んで、すっきりしたけど、でも戦争って・・・って思いました。ジョニーデップの脇役ぶりには、ウケタ。 【エディ】さん 8点(2003-04-01 16:42:30) |
16.雨の中で眠るシーンが印象的だった。屋根の下に入ることも出来ず、そのまま雨の中で眠らなければならないのが、戦場なんだと・・・ ケビン・ディロン(マットに似てるね)が、なんの気無しに村の豚をショットガンで撃つのもリアルだった。 【バイクボーイ】さん 8点(2003-03-07 15:09:09) |
15.ラストのシーン、もうちょい援護射撃したって~!!!!!!! 【player】さん 8点(2003-03-07 00:49:15) |
【5656】さん 8点(2003-02-17 21:08:16) |
13.最後の場面で相打ちなら10点、主人公が返り討ちにあっていたら9点だったのに。戦死=犬死 で何の意味もないということを直視することが、最大の反戦メッセージとなるので、主人公は生き残って甘い感慨にふけるべきではなかった。 【死亀隆信】さん 8点(2003-01-27 22:18:45) |
12.戦争と人間の怖さと愚かさを感じた。リアルに戦争を知らない世代なのでこれが戦争なんだと思ってしまっていいものか。エリアスとバーンズの対立ものとも見て取れるし。 【あずーり】さん 8点(2003-01-18 22:34:37) |
11.自分の中ではTOP10内に入る名作。「強いアメリカ」っぽくなくて好き。バーンズを殺す辺りがなんとなく不自然さを感じたのでこの点数。 【ゆるぐ】さん 8点(2002-10-22 23:33:45) |